【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.8℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 4:20-6:35
【潮まわり】 03:29 105cm 干潮 / 08:56 202cm 満潮 / 15:38 38cm 干潮 / 中潮(月齢:4.5)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:20
昨日、ハズしたジョーフィッシュのハッチアウトを狙って、今日も3:30起きで4:20にエントリー。
今日は無事に卵が孵化した!(^^)
4:32に巣穴の蓋を開けて出てきたオスは、しばらく巣穴の上にウジャウジャいるアミ類をバクバク食っていたのだが、4:38に一度引っ込んでスグに大きな卵塊を咥えて出てきた!(*^▽^*)
しばらく卵に孵化を促すがために、卵を咥えてハフハフしていたのだが、なかなか孵化が始まらない。。。
4:43くらいに1番目の子が旅立つと、30秒もすると一斉孵化が始まった。
そこから約30秒間くらいがピークだった。
そして4:46くらいにはすべての卵をハッチアウトさせた。
後半の1分30秒は数匹の出遅れた稚魚をハフハフしながら追い出していただけなので、1分半から2分くらいでほとんどの稚魚を旅立たせてしまった。
う~ん。。。今日はちょっと不満が残る。。。
今回は真正面からの構図で撮ろうと思っていたのだが、直前で絞り値やISO感度、ストロボ光量を変えたのがマズかった。。。
もういつ孵化してもおかしくない時だったので、焦ってしまった。
せっかく孵化前にポジションを決めて構えていたのに、直前にそんな事を焦ってやるから、もうあとはオロオロ状態だった。
ピントもほとんど合ってねーし。(・・;)
あと反省点としては、絞りはやっぱりF22で撮るべきだった。。。(実際はF16に直前に変えた)
親の目と稚魚の両方にピントを合わせるのはただでさえ難しいのに。。。アホだ。。。なぜに直前にF16にしたんだろ。。。
それとキッチリ水底にはりついて正面から撮ると親の目玉が見えなくなっちゃうのはいただけない。。。次回はもう少し上から見下ろすように撮ってみようかな。。。
後半は今日も怪しい行動をしているニシキカワハギを探したけど、何か見当たらずウロウロしていると、一緒に海に入った同業者Iくんが怪しい行動をしているハクセイハギを教えてくれた。
あとはエクジットまでずっとこいつに張り付いた。。。なぜか同業者Iくんは途中で飽きたのかどこかに行っちゃった。。。(^^;;
体色の濃いメスだと思われる子は半分死んで海藻が生えてしまったようなハナガタサンゴの仲間をしきりに口で突いていた。
これを体色が薄くて一回り小さなオスだと思われる子がピッタリくっついて、しつこく追いかける。
メスは逃げるわけでもなく、もくもくと海藻を啄んでいた。
オスは海藻をついばむメスの左横にきて、メスの顔の辺りで何やら歯をガチガチさせていた。
多分、これが求愛(産卵直前の誘い行動)だと思うのだが、これが何か耳元で愛をささやいているようで、面白かった。
しばらくするとメスはまた違うハナガタサンゴの仲間に移動し、海藻をついばむ。。。それをオスが後追いし、また愛をささやく。。。(^^;;
そんな事をずっと繰り返していたけど、結局、またエア切れで産卵は見られなかった。
途中で間男がやってきて、メスにちょっかいを出そうとしたら、もちろんオスが追い回して、追い払っていたのだが、これに何とメスも協力していたのには驚いた。
間男を追い払う様子を毎回観察したわけではないのだけど、ハクセイハギは一夫一妻の可能性もあると思う。
海藻が生えたハナガタサンゴの群体のうち、彼らがまわっているのは3-4ヶ所だけで、これを順番にまわってはメスは海藻を啄んでいた。
多分、このうちのどこかが産卵床になるのだろうけど、このサンゴ群体のどこに産むんだろう。。。海藻だろうか?死んだハナガタサンゴの奥の方だろうか。。。?
またハクセイハギは普段、近づけばどんどん逃げていく魚なのだが、今日はまったく逃げずひたすら海藻を啄んでいた。
やはり産卵間近だったのだと思う。。。