タグ: ニセタカサゴ

賑やかなオツセ、寂しい永田灯台下。。。(笑)

【ポイント】 オツセ/永田灯台下
【水温】 27.0℃/27.3℃
【透明度】 30m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:12-10:13/11:34-12:07
【潮まわり】 08:36 94cm 干潮 / 15:53 183cm 満潮 / 長潮(月齢:23.6)
【日の出・日の入】 日出06:10 日没18:06

今日は永田で2本ガイド。
永田も透明度は最高に良かった!(^^)
相変わらず黒潮ドップリの海が続いているようで、水温も27℃台から場所によっては28℃台も!
せっかく衣替えしたロクハンでは暑く感じて、また5mmフルに着替えたいくらい。(笑)

1本目のオツセはかなり賑やかだった。
水底もそして中層もかなり魚影が濃く、一昨日から潜っているゲストさんたちも「このポイントが一番いいっ!」と即答するくらい。(笑)

2本目はめったにいかない永田灯台下へ。
ゲストさんは1200本越えでカメラを持たない2人だったので、このポイントに心が動いたのだが。。。
潮は上げ潮で条件は良かったのだが、潮がまったく走っていない。。。(^^;;

結局、今日の灯台下は目立ったものはニザダイの群れとクマザサハナムロやニセタカサゴの群れくらいで、ちょっと寂しかった。。。(・・;)

ただ正午ちょっと前、ナポレオン(メガネモチノウオ)のバリ婚姻色を見ちまった!(^^)
真っ白く染まったオスがメスに求愛していた。
そのまま産卵まで観察したい!!!と思ったけど、いつの間にか見失ってしまった。。。


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ようやくコペを見つけた。。。!(^^;;

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.3℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:48-16:44
【潮まわり】 09:16 79cm 干潮 / 15:19 169cm 満潮 / 若潮(月齢:10.1)
【日の出・日の入】 日出05:20 日没19:08

今日も午後から海へ。。。
前半は昨日同様にジョーフィッシュの卵持ちのオス探し。
しかし、やっぱり卵持ちのオスは見つからず。。。

途中で飽きて、ダラダラと徘徊しながら沖へ。。。(^^;;
鼻先まで出たら何やら潮が速くてビックリ!
心なしか湾内よりも温かい潮が当たっているような。。。んっ???また黒潮が動いている???

現在、一部のダイバーの間で海のパラサイト(寄生虫)が盛り上がっている。
Facebookなどでは様々なカイアシ類(海の寄生虫の多くはこのカイアシ類)の写真がアップされている。
そんな中に誰もが持っているであろう「寄生虫」のイメージ(きっとキモイとかゾッとするようなイメージ?)を根本から覆す可愛くて、綺麗なカイアシ類が沢山いて、これらは「コペ(コペポーダ=カイアシ類)」などと可愛い感じで呼ばれたりしている。。。(笑)

そんな可愛い「コペ」を僕も撮りたいのだけど、これがなかなか見つからない。。。(^^;;
元々小物を探すのが不得意な僕にとって、5mm以下の生物(可愛いコペの多くはそんなサイズ)を探すのは至難の業なのだ。

でも、ようやく見つけた!!!(^^)

ようやく「コペ」を見つけた!!(^^)
ようやく「コペ」を見つけた!!(^^)
コペを拡大!
コペを拡大!

ジュズベリヒトデに着く可愛いコペ!!(体長2-3mm)
体に赤い線が入って何かポップなデザイン。(^^)
同じカイアシ類であるメダマイカリムシ(→君。。。いたのね。。。(・・;)と同じように後ろに2つ卵嚢を持っているメスのようだ。
この卵嚢がウサギの耳のようで可愛い。。。(笑)

この手のカイアシ類は種類も沢山いるようだけど、こいつは前にジュズベリヒトデに付いた写真を見たことがあるので、きっと主にこのヒトデに乗る(寄生する)種類なんだろう。。。

もう1匹いたのに気づかなかった。。。(・・;
もう1匹いたのに気づかなかった。。。(・・;
夢中でシャッターを切っている時は気づかなかったけど、帰ってからPCで見るとこのヒトデの上にはもう1匹乗っていたようだ。(^^;;
卵嚢を持っていないようだけど、メス?それともオス?
よく分からないけど、一回り小さな子がもう1匹乗っていた。
いや~気づかなかった。。。

ストロボが焚かれるたびに、ピコピコ動くのだが、それがまた可愛い。。。
可愛すぎて寄生虫に見えないのだが、このジュズベリヒトデとどういう関係にあるのだろう。。。
ここが一番知りたいところ。

ようやく「コペ」を見つけることができたわけだが、カイアシ類(=コペ)自体は大きなものだったら、さすがの僕でも気づく。(笑)
代表的なのがニセタカサゴに付くウオノエの仲間だ。

ニセタカサゴの腹鰭の辺りに付くウオノエの仲間
ニセタカサゴの腹鰭の辺りに付くウオノエの仲間
屋久島で見られるニセタカサゴ(時にクマザサハナムロも)は全体の約80%が胸鰭の辺りにウオノエという寄生虫の仲間をつけている。
これは最近の話ではなくて、僕が屋久島に来てからの10年、ずっとそんな感じなのだ。
もはやニセタカサゴとこのウオノエの仲間はセットのような感じで捉えていて、むしろウオノエが付いていないニセタカサゴを見かけると「おっ!」と驚くくらいだ。(笑)

寄生虫と言うと他の生物に貼りついて何か悪さをするようなイメージがあるかもしれないけど(実際、ウオノエ類の寄生は、魚類に、貧血・栄養障害・発育阻害などを引き起こす)、ここまで多くのニセタカサゴに付いていたりするとさすがに、悪さをしているどころか、何やら共生しているようにも感じる。
ほとんどのニセタカサゴがこの寄生虫を付けているだけに、仮に悪さをしていたとしたら、ここまで多くのニセタカサゴが毎年のように見られ、栄華を誇る事もないのではないだろうか。。。?

これは多分、寄生というよりは助け合いの共生の関係にあるのではないかと疑っているのだが、どういう関係にあるのかは未だに分からない。

何やらウオノエにヒドロ虫がついている。。。
何やらウオノエにヒドロ虫がついている。。。

「ニセタカサゴに寄生するウオノエの仲間に寄生するヒドロ虫の仲間」(笑)
「ニセタカサゴに寄生するウオノエの仲間に寄生するヒドロ虫の仲間」(笑)

写真のニセタカサゴに付くウオノエの仲間にはさらにヒドロ虫が棲みついている。。。

「ニセタカサゴに寄生するウオノエの仲間」

。。。じゃなくて、

「ニセタカサゴに寄生するウオノエの仲間に寄生するヒドロ虫の仲間」(笑)

昨日、今日とあるホンソメワケベラのクリーニングステーションにはこいつがずっと居座っている。
他のニセタカサゴは寄ることもできないのに、こいつは近づいてもまったく逃げない。
それよりもホンソメのクリーニングを受けたくて、受けたくて仕方がないのだろう。

ヒドロ虫が着いてしまうという事はこのウオノエの仲間はかなり弱ってきているのではないかと想像できる。(ヒドロ虫の基部には藻のようなものも生えている)
実際、このウオノエの仲間は何やら病的でフラフラしながらたまに落ちそうなったりしていた。

これはあくまでも推測でしかないのだが、寄生しているウオノエの仲間が元気であればニセタカサゴも元気でいられるのに対し、ウオノエの仲間が弱ってくるとニセタカサゴも体に変調をきたすのではないだろうか?(例えば他の微小な寄生虫が着きやすくなるとか。。。)
つまり、ニセタカサゴとウオノエの仲間の関係は寄生でも片利共生でもなく、相利共生に近い関係だったりするのではないかと思ったりしている。。。

いずれにしても両者は運命共同体的な関係にある気がする。。。
具体的にどんな関係にあるのだろう。。。?
メチャ知りたい!!!!!

2つの寄生性カイアシ類を挙げたけど、それぞれ宿主とどういう関係があるのか具体的な事は正直よく分からない。
宿主と寄生虫の関係は面白く、興味深いものが多い。
多分、この具体的な関係を知ったらもっともっと寄生虫は面白くなると思うんだけど、調べる方法がよく分からない。。。(・・;)
フィールド観察では無理かな?(・。・;

僕は生物間の、また自然界の「つながり」とか「共生」が大好きで(笑)、写真撮影のテーマの1つでもあるのだが、カイアシ類はこの「つながり」や「共生」を分かりやすい形で示してくれるのがいい。
すべての生き物はつながりあって、支え合って生きている。
カイアシ類の存在はそれを僕らに教えてくれる。


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激しすぎるヤッコエイの交尾!

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.3℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:52-17:27
【潮まわり】 08:07 98cm 干潮 / 13:51 158cm 満潮 / 20:03 82cm 干潮 / 長潮(月齢:9.1)
【日の出・日の入】 日出05:21 日没19:07

今日は午前中の体験ダイビングを終え、午後からカメラを持って海へ。。。
今日の目的はそろそろ繁殖期に入っていると思われるジョーフィッシュのチェック。
卵持ちのオスを探すべく、ずっと浅場をウロウロと徘徊。
ジョー自体は20匹近く見かけたけど、卵持ちのオスは確認できないまま2時間以上が経過。。。(・・;)

この時点で写真は転石下のウミウシとその卵を撮影した10枚程度しかシャッターを切っていなかったので、こりゃブログ・ネタがないまま終わってしまう!!と焦り、最後にニセタカサゴの胸に着いたカイアシ類を何枚か撮ってエクジットしようとしたら、エントリー口の真下(-3m)にヤッコエイが6匹くらい集まっていて互いに追いかけっこや怪しい動きを繰り返していた。

うち1匹(あとで分かったのだがメス)が、フラフラと岸に沿って並んでいるテトラポットの中に入っていく。
そのまま追いかけると、結果的に追い詰めるような感じになってしまったのだが、そいつの動きは鈍く、いつもなら僕をかわしてさっと逃げてしまうのに、僕とテトラポットに囲まれて逃げずにオロオロしていた。(笑)

そこへもう1匹のヤッコエイ(これはオス)が入ってきて、このメスを追い回し始めた。
そのうちにオスはメスの左側のヒレをガブリと噛みつき、そのままの状態で2匹は僕の存在などは完全に無視して、僕の真横をすり抜け水面近くを沖の方に向かって泳ぎ始めた!!

すでにエアはカスカスだったけど、こりゃ交尾するに違いない!!と確信してそのまま着いていった。。。

メスの左側のヒレを噛みついたまま離さない
メスの左側のヒレを噛みついたまま離さない

噛みついたまま水面近くを移動
噛みついたまま水面近くを移動

ガッツリ噛みついている
ガッツリ噛みついている
噛みついている箇所をよく見ようとメチャクチャ寄っても、まったく逃げる気配はなく、最短まで寄れそうな勢いだったのだが、尾が当たるのが怖くて、それほど寄れなかった。。。(笑)
噛まれている間、メスはもだえるようにして逃げようとしているように見えた。
しかし、オスはガッツリ噛みついていて、逃げるのはまず無理だろう。。。という感じ。(・。・;
どこかにむかっているというのではなく、メスがもだえて逃げようとするので水面近くをどんどん沖の方に進んでいく。。。
エアもカスカスだったので、結構ドキドキだった。(^^;;

そのうち、オスがくるっと反転してメスの下部に潜り込み、お互いのお腹を合わせたような状態で噛みついたまま挿入を試み始めた。
これが結構、エロかった。。。(笑)

ヤッコエイに限らず、エイ類のオスの交接器は結構でかいため(羨ましい。。。)、特に何かいやらしく感じた。(^^;;
それをメスに挿入するのはそれほど時間はかからなかったため、交接部分をドアップで撮りたい!!と思ったけど、あまり寄れないまま無事に挿入が終わってしまった。。。
この写真(下右写真)が限界。。。(笑)

オスは噛みついたまま反転し、メスの下部へ
オスは噛みついたまま反転し、メスの下部へ

オスは交接器をメスに挿入
オスは交接器をメスに挿入

そのあとは雌雄がお腹を合わせたまま(オスは噛みついたまま)水面直下をずっと浮遊。。。
挿入後はメスもオスも小刻みに震えたりしていたのだが、それほどバタバタ暴れることなく、ピタッとくっついたまま漂流しているような感じ。。。
そのあともずっと追いたかったけど、もうエアが限界!!!
途中で見限って、速攻でエントリー口にむかった。(^^;;

交尾を始めた時点で最後まで見ようと考えていたので、帰りは水面移動で帰らなきゃだな。。。と覚悟を決めたのだが、ちょっと沖に出過ぎ。。。(・・;)

いや~マジで面白いものが見れた。。。(^^)
前にもヤッコエイの交尾は見たことがあったのだが、水底近くでやっていたので、さすがに交接部分や交接する瞬間は見られなかった。
でも、今日はバッチリ!!!
っていうか、メチャ、いやらしかった。。。エロ過ぎるっ!(笑)
2時間半も潜っていて、今日はネタなしだ。。。と思っていたのに最後にどんでん返しが待っていた。(*^▽^*)

ただ、もう少し追いたかったかなぁ。。。
あと、ワイドレンズだったら!!!と悔やみまくり。。。
今度は何とかワイドで狙いたいなぁ。。。求愛&交尾中はメチャ寄れるので、フィッシュアイでも行けそう。

交尾中のペア(下がオス)
交尾中のペア(下がオス)

交尾中のペア(下がオス)
交尾中のペア(下がオス)

【メモ】

17:10 メスがテトラの間に迷い込む
17:12-17:16 オスがやってきてメスに噛みつき水面近くを浮遊
17:17 オスは反転してメスの下部へ回り込み交接器を挿入
17:17-19 オスメスはお腹を合わせたまま浮遊


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いや~最高のコンディション!!!(^^)

【ポイント】 横瀬/一湊タンク下No.1
【水温】 25.4℃/25.5℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴!
【潜水時間帯】 9:29-10:27/12:04-13:18
【潮まわり】 05:52 55cm 干潮 / 12:55 191cm 満潮 / 18:44 128cm 干潮 / 小潮(月齢:6.6)
【日の出・日の入】 日出06:25 日没17:39

今日もリピーターKさん夫妻のガイド。
前回は横瀬が良かった!!!と言っていたので最終日の今日は最初から横瀬にいくつもりだった。
さらにリクエストが「スジクロユリハゼを見たい!」という事だったので、ちょっと深場に降りてみた。。。

フジイロサンゴアマダイのペアはまだまだ健在で、元気にホバーリングしていた。
お目当てのスジクロユリハゼは割と浅い-38m付近にペアで見られたのだが、あっという間に巣穴に引っ込んでしまい撃沈!( ̄□ ̄;)!!

それはともかく、今日の-35m付近の水底は群れモノが一気に降りてきて、かなりスゴかった!!
ニザダイやクロハギが大きな群れをつくり、ウメイロモドキ、クマザサハナムロ、ニセタカサゴなどがガンガン水底まで降りてきて、しばし目が釘付けに。。。w(゜o゜)w!!

キビレボウズハギもバリバリの婚姻色になって求愛していた。

2本目のリクエストは昨日、リクエストされたにも関わらず、見つからなかったニシキフウライウオのペアに再チャレンジ。
しかし、今日もニシキフウライウオたちは見つからなかった。。。
結局、まだ1回も孵化を撮影していないのにぃー!!!!! ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

結局、先週末から今日にかけて、海はベタ凪ぎ、そして空はほとんど雲のない快晴!!!
おまけに海の中は30mオーバーの透明度!!!
10月下旬としては、最高のコンディションだった。

明日はとうとう雨が降るみたい。。。(¨;)


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観音は大当たり!!(^^)

【ポイント】 オツセ/ヨスジ漁礁/観音
【水温】 26.5℃/29.0℃/29.0℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れのち曇り
【潜水時間帯】 10:53-11:47/13:11-13:59/15:32-16:26
【潮まわり】 09:50 231cm 満潮 / 15:56 79cm 干潮 / 中潮(月齢:4.5)
【日の出・日の入】 日出05:48 日没18:52

今日から3日間潜るOさん夫妻は昨年の今頃、僕が体験ダイビングでご案内したゲストだった。(^^)
その後、昨年12月にはライセンスを取得。
このたった7-8ヶ月でなんと50本近く潜るほどすっかりダイビングにハマッてしまった!!

いや~こういうのってホント嬉しい!!!(#^.^#)

しかも、ライセンス取得後の約50本を入れても、今まで最も綺麗で楽しかった海が体験ダイビングの時の屋久島の海だというから、メチャクチャ嬉しい!!!
こりゃ、体験ダイビングの時よりももっともっと凄い屋久島の海をお見せせねば!!!と思っていたら、今日の永田・観音の海は大当たり!!!\(^o^)/ワーイ

深場ではウメイロモドキとニザダイ、テングハギモドキがもの凄い数が群れ、壁を作っており、浅場に帰ってきてからもニセタカサゴやクマザサハナムロ、そしてキビナゴがギュー、ギューに詰まった高密度状態で長時間、目の前に突っ込んできてくれた!!(^^)
いや~スゴかった!!!

クマザサハナムロが押し寄せてきた!
クマザサハナムロが押し寄せてきた!

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あらら。。。空振り!( ̄□ ̄;)!!

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 25.2℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 4:24-6:42
【潮まわり】 03:03 100cm 干潮 / 08:35 219cm 満潮 / 15:17 26cm 干潮 / 中潮(月齢:3.5)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:23

朝に弱い僕が超早朝の3日目。。。(笑)
今日も3時半に起きて、4:20くらいのエントリー。

今日は今までで一番遠いので(といってもスグそこ-11m)、寄り道せずに真っ直ぐ現場へ。
念には念を入れて、一応、巣穴に光が当たらないような場所で、まずはテスト撮影。
45°ファインダーの覗き具合をチェックし、露出を確認。
腕の固定場所やカメラを向ける位置をチェックして、ターゲットライトを点ける。。。

しばらくファインダーを覗いたままじっと待つこと5-6分。。。4:36には卵をくわえず巣穴から顔を出してきた。
どのジョーもそうである事が多いのだけど、朝行った時点では巣穴の蓋は開いている事が多い。
多分、もう起きているのだと思う。

卵をくわえて出てきたところ。。。
卵をくわえて出てきたところ。。。
そしてしばらくいつものようにパクパクし、一旦引っ込んだ後、スグに卵をくわえて出てきた。
お~!!!!!やっぱスゲー!!!!
大量に卵をくわえて出てきたのだ。
昨日は巣穴の奥深くで卵があるのを確認しただけなので、ここまで大量の卵だとは思わなかった。(¨;)
いや~これは期待できる!!と思い、ワクワク、ハッチアウトの瞬間をファインダーを覗きながら待っていると、4:42には最初の稚魚が飛び出した!
その後も頭を振りながら孵化を促し、その度に少しづつ稚魚が旅立っていったのだが、1-2分もすると引っ込んでしまった!!!

えっ???

十数匹孵化させて今日は終わり。。。えっ?マジ???(¨;)
十数匹孵化させて今日は終わり。。。えっ?マジ???(¨;)
まだ十数匹くらいしか孵化してないのに。。。(¨;)
次に顔を出した時には卵をくわえずに出てきた。
そのまま、またくわえ直してくるかもしれないと、ひたすら待つこと20分。。。もう辺りは完全に明るくなり、ここからハッチアウトするとは思えないくらいの状態に。。。( ̄□ ̄;)!!
なんと空振り!!!

結局、今日はほとんど孵化しなかったのだ。
くそー明日も早朝か。。。はぁ。。。(¨;)

その後、その場で40-50分くらい、全然引っ込まず、餌を摂ることに一生懸命なこのオスを被写体にして、露出やストロボ光の強さ、構図なんかをチェック。
明日に備えた。。。(笑)

屋久島ではニセタカサゴ10匹中9匹には必ず付く寄生虫
屋久島ではニセタカサゴ10匹中9匹には必ず付く寄生虫
一湊タンク下で最も多く見られるグルクンの類はニセタカサゴだ。
このニセタカサゴの約9割は必ず喉元に寄生虫を付けてる。

ウオノエの仲間だと思うけど、口の中ではなく、必ず喉元。
毎年のようにほとんどの子が付けているだけに、あまり害もないのだろう。。。
その証拠に、相変わらず、ニセタカサゴは毎年のように多く見られる。

もしかしたら相利共生???
だとしたら、どんな契約を結んでいるのだろうか。。。?
ちょっと調べたら面白そうだ。(^^)


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西部のポイント調査

【ポイント】 観音/川原
【水温】 25.7℃
【透明度】 25m
【海況】 時化
【天候】 雨
【潮まわり】 10:52 84cm 干潮 / 17:04 204cm 満潮 / 中潮(月齢:11.3)
【日の出・日の入】 日出06:22 日没17:43

今日はゲストなし。
_DSC0033.jpg永田の船長にポイント調査に誘われ、朝から西部へ。
1本目は観音へ。
観音は通常、南側や先端から入って北側でエクジットするパターンが多いのだが、今日は北側から入って南側でエクジットしてみた。
南側で上がれると深場からも帰りやすくなるので、前々から検討していたコース取りだ。
そのためには南側の安全停止する浅場が面白いかどうか調べる必要があったのだが、完全に遊んでしまった。。。(-o-;
先端で遊びすぎて、浅場の状況を満足に調査できなかった。(笑)

_DSC0074111.jpgいつもはスグに深場に下りてしまう観音だが、レンズがワイドだったこともあり、今日は中層を流した。
ギンユゴイやツムブリ、ムレハタタテダイ、ウメイロモドキ、ニザダイなどの定番に加え、-20m付近ではおびただしい数のアカモンガラが急に一ヶ所に集結して舞い始め、凄いことになっていた。。。(・_・;

_DSC0184.jpg2本目は真面目に調査?(^^;;
久しぶりに川原に入った。
前に川原に入ったのは数年前なのだが、この時の印象は割と良く、もの凄い数のニザダイ科の魚たちが絶え間なく流れていたように記憶している。
今日はどうかというと、想像していたほどではなかったのだが、テングハギモドキやウメイロモドキ、ニセタカサゴなどがそれなりに群れていた。
ただ。。。何か前に入った川原と違うような気もする。
かなり広い範囲を「川原」と呼ぶらしく、前に入ったのはもしかしたら別の根かもしれない。。。


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