タグ: キンセンイシモチ

魚が多過ぎて邪魔。。。(^^;;

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 24.6℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:48-11:46
【潮まわり】 07:10 91cm 干潮 / 13:06 169cm 満潮 / 19:03 95cm 干潮 / 小潮(月齢:8.5)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:22

今日はゲストなし。。。
午前中にゼロ戦まで行ってきた。

現在、ゼロ戦ではアカシマシラヒゲエビなどによるアザハタやテンジクダイたちへの口内クリーニングが頻繁に見られる。
これを狙って行ったのだが、魚が多過ぎて邪魔!!!(笑)

目の前にケラマハナダイが割り込んでくる!(・・;)
目の前にケラマハナダイが割り込んでくる!(・・;)

おっ!これは構図もいい感じ!!!と思ってシャッターを切ると、必ずこんな感じで他の魚が割り込んでくる!!!!(^^;;
特にただ今、ケラマハナダイのチビが多くゼロ戦に付いており、こいつらがマジで邪魔!!!!

アザハタの口の中をクリーニングするアカシマシラヒゲエビ
アザハタの口の中をクリーニングするアカシマシラヒゲエビ

何度かいい感じの写真が撮れそうだったのだが、ことごとくこいつらに邪魔された。。。

テンジクダイ類は近づくとスグにクリーニングを止めてしまうのだが、アザハタは結構図太くクリーニングを続けてはくれるのだが、何しろ大きな魚なので、やっぱりある程度離れて撮らないとならない。。。
そうなると、やっぱり、目の前に他の魚が割り込んでくる!!!(笑)
最高の構図の時に限って、必ず割り込みが入ってくる。。。(・・;)

よく考えたら、ゼロ戦にクリーニングを撮りに行くと、いつもこれに悩まされるのだった。。。
学習しない僕。。。(笑)

もうすぐ孵化しそう。。。
もうすぐ孵化しそう。。。

産卵は見ていないけど、個体識別はしていて産卵した日は確認しているキンセンイシモチのオス。
久しぶりに見ると、口の中の卵にはすでに目玉が出ていて、もうスグ孵化しそうだ。。。
孵化した日も押さえておかねば。。。

ヨロンスズメダイ(新称)
ヨロンスズメダイ(新称)

最近、和名がついた「ヨロンスズメダイ」の若魚。
ヨロンスズメダイは屋久島では潮通しの良い永田エリアの浅場ではよく見かけるのだが、ホームの一湊タンク下ではあまり見かけない。。。
見かけてもこうした若魚や幼魚がほとんど。。。


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ガレを積み重ねた犯人が分かった!!(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.7℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:35-12:59
【潮まわり】 04:23 202cm 満潮 / 11:13 40cm 干潮 / 17:43 195cm 満潮 / 中潮(月齢:26.1)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:17

今日は午後の便で来島するゲストを迎える関係で午前中に1本海へ行ってきた。
昨日のエクジット間際にカスカスのエア状態で見た事(→終わりよければ全て良し!(^^))を再度、確認するのがメインの目的。。。(^^)

最近、一湊タンク下の-10m以浅でよく死サンゴや小さな石や岩などが山のように積み重なっているのを見かけるのだが、これが何なのかずっと分からないままでいた。
巣穴にしては「穴」がないし。。。(・・;)
一度、この死サンゴや小さな石や岩などをどかしてみた事があるのだが、下には何もなかった。
さらに不思議なことに、数分後に戻って見てみると、また元の山に戻っていたのだ。。。(・。・;

その後は一度だけ、何者かがそのガレ山の中に猛スピードで潜り込んだのを見かけた事があるのだが、結局それが誰だったのか分からず仕舞いだった。

それが昨日のエクジット間際にようやく分かった!!!(^^)

犯人はオビテンスモドキだった!!!(゚д゚)!
昨日、エクジット間際にオビテンスモドキの成魚がエッチラオッチラとその場所に死サンゴや小さな石や岩などを積み重ねていたのだ!!
しかし、エアもなかった事もあり、スグにエクジットを余儀なくされた。。。

オビテンスモドキは屋久島では常に成魚はいるけど、その絶対数(成魚の数)は決して多くなく普通種だとは言い難い生息状況だ。(幼~若魚は当然、沢山いるけど)
一湊タンク下の浅場には現在3匹くらい成魚がいるのだが、これもイレギュラーでまったく成魚を見ない年もあったりする。

今日はエントリーするなり、真っ直ぐその場所へ直行!!
今日も山のように死サンゴや小さな石や岩などが積み重なっていた。(^^)

今日も山のように積み重なっていたサンゴや岩のガレ
今日も山のように積み重なっていたサンゴや岩のガレ

一旦、サンゴや岩のガレを辺りに散らしたところ。。。
一旦、サンゴや岩のガレを辺りに散らしたところ。。。

犯人はオビテンスモドキだった!
犯人はオビテンスモドキだった!
やつには申し訳ないとは思ったけど、再度、確認するためにこの死サンゴや小さな石や岩などを辺りに散らし、下の砂が見える状態にしておいて、その場を離れ遠くからしばらく観察していたけど、今日はなかなかオビテンスモドキがやって来ない。。。
諦めて別の魚を観察をしたあと、ダイビングの最後に寄ってみると、いた!いた!
オビテンスモドキがせっせと死サンゴや小さな石や岩などを運び、また元の山を作っていた。。。
やっぱり、こいつだったのだ。

昨日、これを知ったときは「これは大発見だ!!何のために??」などと興奮したのだが、帰ってから調べてみると、これはかなりよく知られている行動だと知ってちょっと(´・ω・`)ガッカリ…(笑)
一応、砂に潜って寝る他のベラ類から睡眠場所を守るタメではないか?と言われているようだけど、この辺は推論のようだ。。。
いずれにしても寝床だったのだ。
あとは何のためにこうするのか、確信的な証拠を掴むことができれば、面白いかもなぁ。。。ちょっと調べてみようかな。。。

どんなに山を崩しても、必ず同じ場所に山を作るのは面白い。
なぜここじゃなければならないのか?(ちなみにこのガレ山の隣接した場所にも砂地はある)

この辺がキーポイントになりそうな気がする。

思わせぶりなキンセンイシモチのペア
思わせぶりなキンセンイシモチのペア
今日もテンジクダイ類の産卵をずっと追ってた。
今日は産卵間近のキンセンイシモチのペアをずっと観察していたのだけど、産卵自体は見る事ができなかった。。。
もう絶対に産卵する!!という感じなのだけど、やっぱり先にエアが無くなる。。。(笑)

ちなみに昨日ずっと張り付いていたアオスジテンジクダイのカップルのオスはやっぱり口の中に卵を咥えていた。。。(苦笑)

産卵後に産卵床を均すメス
産卵後に産卵床を均すメス
このキンセンイシモチの産卵を観察していた真横ではシマキンチャクフグが産卵していた。
こちらは今季初観察だ。
時間は12:15くらい。


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共食いの現場を探すという趣味の悪さ(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 22.2℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:06-16:05
【潮まわり】 07:54 219cm 満潮 / 14:19 -5cm 干潮 / 中潮(月齢:17.3)
【日の出・日の入】 日出06:10 日没18:34

今日も午後から海へ。。。
もうワレカラはちょっと飽きてきたなぁ。。。と思っていたのだが(笑)、共食いをしているのではないか?と思い始めたら、実際に共食いの現場を探してみたくなってしまった。。。(^^;;
共食い説は単なる仮定であり、肝心の共食いはまだ見ていないのだ。

しかし、もうここのシロガヤにはひしめくほど若いワレカラが乗っているような羽はまったくなく、ケンカさえもまったく見られない。
そもそもそういう状況がまだ続いていたら、例の僕の撮りたいイメージはすでに撮られて、シロガヤ通いも終わっているはずなんだよね。。。(笑)

ひとまず、今日はこのシロガヤ地帯では、産まれてから母親の胸元でしばらく育てられた子供たちが一斉にシロガヤの羽の上に出ていく様子が見られた。
ものの本によると、一度母親から離れてもしばらくは危険を察知すると、その都度、また母親の上に戻ろうとするらしいのだが、今回はライトをガンガンに当てながら撮っている最中もずっと母親の胸元から降り続けていて、あっという間にみんな羽の上に降り立った。(^^)

母親から独立開始!
母親から独立開始!

8分後。。。
8分後。。。

今日はこのシロガヤ地帯にいたのは30分程度で、あとは浅場を散策。。。
久しぶりにまともなコース取りでダイビングをした。(笑)

少量だけど卵をくわえたアオスジテンジクダイ
少量だけど卵をくわえたアオスジテンジクダイ
アオスジテンジクダイは毎年テンジクダイ類の先陣を切って繁殖期に入る。
水温に関係なく、毎年3月下旬から4月上旬には卵をくわえたオスが目立ち始めるのだが、今年ももうオスはたいてい卵を抱えているのが分かる。
ただ量は少な目かな。。。(^^;;
キンセンイシモチもメスのお腹はパンパンに張れている子が多く、繁殖期に入るのも時間の問題だ。

アオサにまとわりつくカザリキュウセンの若魚
アオサにまとわりつくカザリキュウセンの若魚
少しづつポイント内にアオサが増えつつある。
ウミコチョウのなんかが早くも出始めてたりしないかなぁ、、、と探してみたけど、全然見つからず。。。
で、気がつくといつの間に海藻にワレカラの仲間が着いていないか目が探している自分に気づいた。
リハビリにちょっと時間がかかりそう。。。(笑)


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6年ぶりのオキゴンベ!!

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.1
【水温】 28.5℃/28.7℃
【透明度】 25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】10:16-11:23/13:37-14:26
【潮まわり】 08:07 70cm 干潮 / 15:24 183cm 満潮 / 小潮(月齢:8.4)
【日の出・日の入】 日出05:40 日没19:07

長期滞在中のKさんが1日2本のペースで潜る事を所望されているため(笑)、ここ3日くらいのんびり潜れている。(^^)
水温も29℃近くまで上がって水中も快適だ。

あの~体の寄生虫より口の中のこれ取ってくれ~
あの~体の寄生虫より口の中のこれ取ってくれ~
1本目はブランクのあるゲストがいたので、Kさんは放牧状態。。。
あとで写真を見せてもらうと面白い1枚があった。

ホンソメワケベラのチビにクリーニングを受けているキンセンイシモチなのだが、口の中を覗いてみると何と寄生虫!
大きな寄生虫は口の中に寄生してその魚の体液を吸っているウオノエ類だった。

「体のゴミや寄生虫なんかいいから、このデカい寄生虫を取り除いてくれ~」というキンセンイシモチの声が聞こえてきそう。。。(^^;)

2本目のゼロ戦では6年ぶりの出会いが!
ゼロ戦のプロペラにオキゴンベの小さな小さな幼魚が着いていた。
6年くらい前に成魚ペアがしばらく見られていたことがあったのだが、それ以来だ。
しかも、今回は可愛い幼魚!!(^^)
温帯種だけど、屋久島では超レアな魚になる。。。

ゼロ戦には現在、これまた屋久島では稀なムスメベラも1匹着いているのだが、何かこのエリアは温帯域のような感じになっちゃってる。。。(笑)

ゼロ戦のイザヨイベンケイハゼは2匹見られた。
1匹のお腹は大きく、何か産卵しそうな雰囲気。。。

多分、抱卵中!イザヨイベンケイハゼ
多分、抱卵中!イザヨイベンケイハゼ
2回目の記録!オキゴンベ
2回目の記録!オキゴンベ


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またジョーのハッチアウトを観察。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.9℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 04:29-7:18
【潮まわり】 05:23 101cm 干潮 / 10:49 179cm 満潮 / 17:14 76cm 干潮 / 中潮(月齢:20.3)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:23

2回目のジョーのハッチアウト観察。
前回は思わずハッチアウトの瞬間に逆方向を向いてしまい、写真的には不満の残る結果に。。。
それもギリギリの時間にエントリーして余裕がなかった事が敗因だと感じ、今日は前回よりも約10分早くエントリー。
ただ、今日は久しぶりの快晴で、前回は4:30前後の時間は真っ暗だったのに、今日は結構明るい。。。
これはちょっと早くハッチアウトしちゃうかな。。。と焦ったのだが、その通りだった。(・_・;

4:41卵を咥えて顔を出すジョー
4:41卵を咥えて顔を出すジョー
今日は4:41には早くも卵を咥えて外に顔を出してきた。。。早っ!(・_・;
そこからが長かった。。。最初の稚魚が飛び出たのが4:46:46(46秒⇒これ大事)。
実に5分くらい卵を咥えたまま口の中でパフォパフォやっていた。

ピークの時間は10-12秒くらい
ピークの時間は10-12秒くらい
最初の稚魚が飛び出してから15秒くらいは少しづつ孵化していったのだが、孵化ピークは4:47くらいからたった10-12秒程度。
この間に一気に80%くらいの稚魚が孵化して旅立ってしまった。。。
その後は残りのなかなか孵化しない連中をオスは必死に吐き出そうとする行動がしばらく続いた。。。
4:53くらいにはすべてのハッチアウトを終え、やはり卵のカスだけがオスの口の中に残った。
今回もハッチアウト自体は6-7分くらい続くのだが、絵になる(見応えがある)のは最初に訪れるピークの10-12秒くらいの間だけだと感じた。

な、なのに。。。(ーー;)
帰ってから写真を一通り見てみると、ピークの10-12秒間の写真だけがほとんどピントがきてな~い!!!(-o-;
もしくは寄り過ぎて卵が画角からはみ出てるし。。。
う~ん。。。興奮するとダメみたい。。。勝負所に弱い僕の性格が出てしまう。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまたトライしなきゃならねーのか。。。もう早朝はかなりツライ。(・_・;

新たな卵を咥え始めたオス
新たな卵を咥え始めたオス
ジョーのハッチアウトが終わった時点であまり満足いく写真が撮れず落胆していたため、そのままエクジットしようかと一瞬思ったけど、またテンジクダイ類の抱卵だけはチェックしようと水深を下げた。
気が付いたら、ズルズルといつも通りエアが無くなるまで潜ってた。(笑)

一昨日にハッチアウトを終えたと思われるスダレヤライイシモチのオスがまた新しい卵を咥え始めた。
昨日の午後は咥えていなかったので、夕方から今朝にかけて産卵&抱卵したように思う。
お腹が大きかったのが印象的で、多分また一仕事(抱卵)行う前に食いだめしたのではないだろうか。。。?

今日中に産卵しそうなキンセンイシモチのペア
今日中に産卵しそうなキンセンイシモチのペア
近くではメチャクチャ怪しいキンセンイシモチのペアが今日中に産卵しそうな感じだったので、後半はこれをずっと監視してた。
メスの方が積極的で盛んにオスを誘っている。。。(^^;)
お腹は大きいのだけど、まだ産卵管も出ていないし、この1本では厳しいかな。。。とは思ったけど、動きが面白くてずっと見てた。
オスは口をパクパクさせてウォーミングアップ。。。
そういえば、キンセンイシモチの産卵写真ってまだ撮ってないなぁ。。。

ヤライイシモチの抱卵
ヤライイシモチの抱卵
近くには抱卵中のヤライイシモチのオスがいた。
口の中を覗いてみるとすでに卵にバッチリ稚魚の目玉が見え、今にもハッチアウトしそうな段階だった。

同じく昨日の写真のスダレヤライイシモチはまだ卵を咥えていた。
こいつも今晩、孵化しそうだぁ。。。どうしよう。。。

結局ナイトには行かなかった。(・_・;
いや、何か疲れてる俺。。。(笑)

ヒレナガスズメダイの産卵床
ヒレナガスズメダイの産卵床
ウスサザナミサンゴの裏側にヒレナガスズメダイが卵を産みつけて守っていた。
すでにヒレナガスズメダイは5月の中旬くらいから産卵期に入っていて、今や至る所で卵を守ったオスの姿を見かける。
まだ幼魚は未確認だが、そろそろ出てきてもいい頃。
幼魚が見られだすと屋久島の夏ももうスグだ。


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ナガサキスズメダイの産卵

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.6℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 13:04-14:38
【潮まわり】 09:10 210cm 満潮 / 15:59 24cm 干潮 / 中潮(月齢:4.3)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:17

1月に続いて、千葉県立博物館・海の博物館の川瀬さんが来島。
前回はプロジェクトの説明&研究への協力依頼(⇒ついに僕の野帳が役に立つ時が来た! | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –)がメインだったのだが、今回は自分の研究(カワハギ科・モンガラカワハギ科の社会行動)の下見を兼ねての来島だ。

1本目だけガイドで一緒に潜った。
スズメダイやテンジクダイなどすでに繁殖期に入っているものを片っ端からチェック。

またまた一斉にコガネスズメダイが卵を守り始めた。
こいつらの面白いところは、オスがすべて同時に卵を守り、孵化もほぼ同時な事だ。
だから、卵がまったく見られない時があったかと思えば、卵が見られると周囲のオスはどいつもこいつも卵を守っていたりする。。。
これはミツボシクロスズメダイも一緒で、先日はあちらこちらでミツボシクロスズメダイが卵を守っていたのに、今日はまったく確認できなかった。

アマミスズメダイもまだ繁殖期が続いているようだ。
オスはまっ白くなって興奮気味。

ナガサキスズメダイの産卵を観察。
時間は13:40くらい。
通常、ナガサキスズメダイは岩の下の砂を掘って産卵床にするのだが、今日の子は死んだリュウキュウキッカサンゴ(?)の裏側に卵を産みつけていた。
同時刻に他所でもオスの呼び込み行動などが見られた。

他にもヒレナガスズメダイとオジロスズメダイで卵を今季初観察。
ちょっと前から始まっている気配を感じていたが、卵を実際に確認したのは今年は今日が初めてだ。
カモハラギンポの極小チビを昨日、今季初確認しているので同時期に見られるヒレナガスズメダイのチビの出現も、もう間もなくだ。

キンセンイシモチの繁殖期も少し前から始まっていて、テンジクダイ類はほぼすべての種類が繁殖期に入っている。

川瀬さんの専門であるカワハギ科・モンガラカワハギ科の魚はほとんど繁殖期には入っていなかったが、ニシキカワハギだけはかなり怪しかった。
メスのお腹は卵でパンパンだったし、オスも軽く求愛していたような。。。

最優先種であるはずのノコギリハギがなぜかまったく見られなかった。
1月に川瀬さんが来た時には沢山いたのに。。。なぜだろ。。。知らないうちに超少なくなってるんだけど。。。(・・;)


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テンジクダイたちも繁殖期に。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.2℃
【透明度】 20m~
昨日の大時化からかなり静かになったと思われた一湊湾内だったが、いやいやまだまだかなり時化てる。。。(-_-;)
セットで入る大ウネリはかなり大きく、-20m付近まで横揺れが激しかった。
1日、とてもよい天気だったのは唯一の救い。。。

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また、いた。。。!(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.2℃
【透明度】 ~20m
空は曇り空だけど、まずまず暖かく、ベタ凪ぎの一湊湾内。
相変わらず、水中は濁って暗~い。。。
ゲストの来る週末が怖い。。。(笑)

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黒潮が離れていくぅ~!!!

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 18.0℃
【透明度】 ~20m
今日はいくらか海も静かになりつつあるが、まだ矢筈岬の西面には白波が当たっている。
水温は体感で昨日よりも下がっている気がし、浮遊物もまた増えてきた。。。
つまり、また黒潮の縁!
今度は離れつつある黒潮。。。水中だけでなく、心も暗くなってくる。。。(-_-;)

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第1回NEWパッチリーフ調査~♪

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 23.5℃
【透明度】 15m
最近、ついつい寝ちゃって翌朝の更新が普通になってきてる。。。(=_=;)
今日はゲストが皆、観光に出てしまったので、僕は早速例のnewパッチリーフの調査に出かけた。
どうせ雨空だし、まずはマクロレンズを着けて魚種を調査だ~!!と張り切っていたら、何やら太陽が出てきた。。。
マジっすか。。。
これから天気の悪い日はまだまだ続くというのに、実は今日ってワイドでこのパッチを撮るチャンスだったのでは???と心配になる。(笑)

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似たもの同士

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 22.7℃
【透明度】 ~10m
今日もタンク下。
朝からツキノワイトヒキベラのヒレ全開に燃えていたが(笑)、結局海へ行くのが遅れてしまい、イトヒキの里・奥の院には行くのを止めた。
大潮だった事もあり、エントリー時はかなりひいていてガケを下るエントリー。
沖では潮がかなり速く、キツネウオ属の一種(成魚)やアオチビキなんかが中層に広がっていた。

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パッチリーフがよみがえる♪

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 23.3℃
【透明度】 15m~
あらら。。。ちょっと水温&透明度が下がり気味。。。
今日もワイドレンズを着けてエントリーしたが、ちょっと後悔。
ワイドを着けて入ると「写真を撮る」行為に一生懸命になってしまい、生き物の観察がおぼつかず、このフィールドノートもつまらなくなりがちなのだが、そんな危険を犯してまで(?)、ワイド写真を撮ろうとするのには理由がある。
平日があまりにもヒマなので、体験ダイビングを積極的に受けようと、営業用ポスターを作って宿などに貼ってもらおうかな。。。なんて。
やっぱりノンダイバーに興味をもってもらう写真は青い海とカラフルなお魚さんたちじゃなきゃ!(笑)

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ぶっ飛ぶベラ対策

【ポイント】 元浦(沖堤)
【水温】 19.2℃
【透明度】 20m~
北西の風強く、一湊湾内はまたまた時化状態。
北部では矢筈岬の東側が風裏となり、「元浦」や「魚見」がエントリー可。
こんな時には「魚見」の深場を調査。。。
とも考えたけど、な~んか今日はベタ凪ぎの海で浅場でのんびりがいいなぁ~
(ちょっとお疲れ気味。。。(笑))
潮がかなり引いていたため、沖の堤防からエントリー。
-10m以浅で遊ぶ。

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稲妻!再び!!

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 20.0℃
【透明度】 30m~
今日は朝からずっと雨。。。光の入らない暗~い1日だった。
しかも、相変わらず夕方近くに海へ向かう。
きっと透明度も悪く、水中も暗いだろう。。。と想像し、近場でウミウシ・オンリーのダイビングでもやるか。。。と決めてエントリーする。
そしたら。。。
お~!!すげ~!!
久々のSUK(注:スーパーウルトラ気持ちいい)透明度!!
30m超は間違いない!

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南部は暖か~い♪

【ポイント】 平内/尾の間
【水温】 20.8℃
【透明度】 15m
今日の北部は昨日と同じような状況。
ややウネリはあるが、潜水は可能。
しかし、ゲストと相談の上、暖か~い♪と噂の南部に行ってみる事にした。。。
今日の北部は、いつもと同様、晴れとくもりの間ぐらいの天気で、風景は寒々しい。。。
数十分運転し、島の南側に周りこんだ頃から空は青々とした快晴!
白い雲も気持ちいい♪
車の窓を締め切っていると、太陽光で車内はポカポカ♪
多少暑く感じて、窓を開けると気持ちのいい暖かな風。
おいおい。。。北部とはここまで違うのか。。。!(汗)
やはり冬の屋久島は南部がいいっ!!

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いや~久々に興奮したぞっと♪

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.7℃
【透明度】 20m~
北部は風裏で全面的にベタ凪ぎ。
天気も快晴!暖かい1日だった。
透明度もまぁまぁ良くて、一湊の砂浜から見た海は夏の穏やかな日のように
浅いところの水底(白い砂と少々の岩)がくっきり見えて、気持ちよかった。
珍しく早い時間にエントリーしたので、水中も気持ち明るい気がした。
しかも、今日は久々に興奮させられて、明日も午前中のエントリーを決意!(笑)

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今日の格言?

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 22.1℃
【透明度】 15m~
今日はお昼に起きて昨日のField Note&屋久島FishWatchersを更新。
よって、海に行くのはまたまた夕方近くになってしまった。。。
海に着いて後悔。。。
ベタベタに凪ぎてる。。。(-_-;)
今日は天気も良かったから、太陽が高いうちに入ればきっとキラキラだったんだろうなぁ~

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翌昼更新。。。(=_=;)

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 22.1℃
【透明度】 15m
翌朝更新ならぬ、翌昼更新になってしまった。。。(=_=;)
ゲストがいないと完全に夜型の生活にシフト。
起きる時間はお昼近く。。。(笑)
昨日は14Lを背負って沖に出た。
天気が良かったので、ワイドをつけて!とも思ったが、透明度が怖くて結局マクロレンズを着けたまま海へ。
エントリー口こそ「おっ!!」と思わせる透明度だったが、進むにつれて白濁りが。。。
良かった!ワイドを着けなくて♪

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げっぽ。。。

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 25.0℃
【透明度】 10m~
とうとう平和な日々が終わった。。。
風は朝から北西が強く、昨日まで静かだった一湊湾内がバシャバシャと時化気味。
天気もどんよりと曇って、やや寒々しい。
う~冬っぽい。。。
そんなんだから水中もウネウネ&ニゴニゴ。
昨日までのキラキラが~!!(泣)
せっかく久々にホームグラウンドのタンク下に戻ってきたと言うのにさっ!

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マジマクロイシモチは「屋久島ならでは」か?

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 27.3℃
【透明度】 15m~
どれくらい屋久島が大きい島かと言うと例をひとつ。
今日の北部は雨が降ったり止んだりを繰り返し、暗~い1日だった。
時折、大雨が降ったりもした。
それに対し、南部は青空の見える気持ちいい晴天!だったらしい。。。
マジっすか。。。
今日はホームグラウンドの一湊タンク下にておとなしく(笑)2本。。。

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