中休み。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2/お宮前/春田浜タイドプール
【水温】 22.0℃/22.2℃
【透明度】 15m/15m
【海況】 やや小波
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:18-10:18/12:24-13:37
【潮まわり】 10:10 62cm 干潮 / 16:16 186cm 満潮 / 中潮(月齢:10.8)
【日の出・日の入】 日出05:33 日没18:56

今日はGWの間の中休み。。。
割とゲストの少ないのんびりした1日だった。
こりゃ永田の深場に行くチャンス!!と思ったけど、西の風が強すぎて永田の各ポイントはクローズ。。。
仕方なくまた一湊で2本潜ったあと、3本目は長期滞在中のYさんとタイドプールへ行った。

昨日の低水温&高透明度は1日で終わり、今日はまた白濁りの海で水温も一昨日並みに戻った。
でも、何か寒く感じたなぁ。。。

タンク下の沖はかなり流れていて、帰りは水底を這って帰ってきた。
タンク下でもベニヒレイトヒキベラは婚姻色となって求愛していた。

ヤクシマキツネウオの若魚
ヤクシマキツネウオの若魚
ヤクシマカクレエビ
ヤクシマカクレエビ

2本目のお宮前では昨年からいるハタタテシノビハゼがペアになっていた。

ハタタテシノビハゼ
ハタタテシノビハゼ
イチモンスズメダイ(yg)
イチモンスズメダイ(yg)


Filed under: 一湊タンク下No.1, お宮前, 春田浜タイドプールTagged with: , , , ,

透明度40m!!!でも冷た~い潮だった。。。( ̄□ ̄;)!!

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 19.5℃/20.8℃/19.8℃
【透明度】 40m/30m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 10:21-11:10/12:23-13:16/15:05-15:53
【潮まわり】 09:12 86cm 干潮 / 15:05 168cm 満潮 / 若潮(月齢:9.8)
【日の出・日の入】 日出05:34 日没18:56

今日はエントリーするなり超ビックリ!!!
昨日まで白く濁って透明度の悪かった海が一転!遙か先の方まで見渡せるようなメチャクリアーな海!!!
透明度40mといってもいいくらいだったのだ。

今季初・ベニハナダイ(yg)
今季初・ベニハナダイ(yg)
一瞬黒潮到来???と喜んだのもつかの間。。。スグにウェットスーツに染みこんできた海水の冷たさで、それが違う事を悟った。。。
そうメチャクチャ冷たく、そして綺麗な潮が入り込んでいたのだ。( ̄□ ̄;)!!

こうなるとむしろ濁っててもいいから、温かいほうがいいかも。。。
実際、今日は陸上も寒かったこともあって、1本で寒さのためリタイアしたゲストも出たくらい。
まさかの19℃台!!!

春の風物詩その1・キツネベラ(yg)
春の風物詩その1・キツネベラ(yg)
春の風物詩その2・アマミスズメダイ(yg)
春の風物詩その2・アマミスズメダイ(yg)

ベニヒレイトヒキベラも求愛を始めた
ベニヒレイトヒキベラも求愛を始めた
2本目のお宮前も透明度は良くて水温は超低い状態。
今回のこの潮は表層にニチリンクラゲがものすごかった。
寒くて帰りは上層を泳いで帰ると、こいつらがウジャウジャ。。。
これはこれで綺麗なのだけど、やっぱり冷たい水は辛い。。。(^^;)

お宮前ではベニヒレイトヒキベラが求愛を始めていた。
スミレナガハナダイもバリバリの婚姻色だった。

フタイロハナゴイ(yg)は着き始め
フタイロハナゴイ(yg)は着き始め
3本目はゼロ戦へ。。。
こちらはガクーンと透明度が落ちていたけど、昨日よりは全然クリアーだったので、メアジの群れの全貌が明らかに!!!
昨日までは濁っていて全体が見渡せなかった漁礁のメアジの群れはものすごい数だった。
2つの漁礁にまたがる形で全体をメアジの子供の群れが覆っていた。
それを狙うヒレナガカンパチの群れ!!!
うぉ~!!!GW後の個人的なターゲットはこれで決まりだな。。。
ワイドで撮ったら最高の絵になりそうだ。
GW後もカンパチに食われずにこの数、このボリュームが維持されて欲しいなぁ。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1, 一湊タンク下No.3(ゼロ戦), お宮前Tagged with: , , , , , , , ,

あらら。。。水中も陸上もちょっと寒いかな。。。(¨;)

【ポイント】 一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 22.0℃/21.8℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 11:22-12:10/13:53-15:00
【潮まわり】 07:54 104cm 干潮 / 13:28 156cm 満潮 / 長潮(月齢:8.8)
【日の出・日の入】 日出05:35 日没18:55

GW2日目。。。
昨日まで続いていた晴天はとうとう終わり、ついに雨が降ってしまった!

今日もほぼ昨日と同じメンバーだったので1本目からゼロ戦へ。
透明度が悪いから目標物のない白い砂地はちょっとドキドキだ。(笑)

メアジの子がゼロ戦を覆い尽くす
メアジの子がゼロ戦を覆い尽くす
この時期はカンパチ祭り!
この時期はカンパチ祭り!
ゼロ戦と漁礁に着き始めたメアジの子たちは日に日に膨れ上がりつつあり、今やここの多数派であるはずのクロホシイシモチやキンメモドキを圧倒的に超えている。
それを狙ってヒレナガカンパチの群れも現れ、かなりの魚影の濃さだ。
。。。と言っても透明度がイマイチなので、「何かそんな気がする。。。」という感覚なのだけど。(笑)

カサゴの仲間がケラマハナダイの子を捕食!
カサゴの仲間がケラマハナダイの子を捕食!
ケラマハナダイのチビも日に日に増えている。
このチビ達も捕食魚の格好の餌食なのだが、メアジの子たちのようにゼロ戦から離れて大きく広がって群れているわけではなく、ゼロ戦のフレームやプロペラにピッタリくっついて群れているため、今年とても多く目立つヒュウガカサゴのチビの標的になってる。(¨;)
今日もバクっ!と食われる瞬間を観察。
みるみる飲み込まれていく様は一瞬だった。。。 (°-°;)

ゼロ戦には3匹のアザハタがいるのだが、今日は何やら1匹もう一回り大きなハタが突然フレーム内から登場!
えっ???
ヤイトハタの成魚だった。
屋久島ではあまり見ない種類だ。
ちょっとビックリした。

どうも最近、急にこの辺に居ついたようだ。


Filed under: 一湊タンク下No.1, 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with: , , , ,

GWに突入!!

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前
【水温】 22.7℃/22.2℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:20-12:21/13:54-14:42
【潮まわり】 06:17 112cm 干潮 / 11:39 160cm 満潮 / 18:42 60cm 干潮 / 小潮(月齢:7.8)
【日の出・日の入】 日出05:35 日没18:54

うちのGW初日はまさに今日だった。
天気はなかなか良かったのだが、24℃あった水温が落ちつつあるようだ。。。
あまり寒さを感じなかったので気づかなかったのだが、あとで水温計を見ると22℃台だった。(¨;)
相変わらず水中は白濁りしていたけど、ゲストの皆さんはそれなりに楽しんでくださっているようで一安心。

新店舗はまだ未完成だったにも関わらず、急遽ゲストを迎え入れる準備を整え何とか昨日から運用しているのだが、やっぱり人数が増えるといろいろと不具合に気づいた。。。( ̄□ ̄;)!!
ゲストの皆さんには何かとご不便をおかけしてしまっているけど、足りないことや必要な物や事がどんどん分かってきた。
実際にゲストを迎えてみないと分からない事がいろいろあって、僕的には勉強になることばかり。。。

いつものアオウミガメ
いつものアオウミガメ
お宮前のカゴカキダイ
お宮前のカゴカキダイ
ムラサキウミコチョウが目立つ季節
ムラサキウミコチョウが目立つ季節


Filed under: 一湊タンク下No.1, お宮前Tagged with: , ,

透明度の悪い横瀬はちょっと怖い。。。(^^;;;

【ポイント】 横瀬
【水温】 22.3℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 13:48-14:53
【潮まわり】 04:55 111cm 干潮 / 10:22 172cm 満潮 / 17:27 49cm 干潮 / 小潮(月齢:6.8)
【日の出・日の入】 日出05:36 日没18:54

今日からGWという事で、どの地域も忙しいようだけど、屋久島のダイビングシーンはそれほど盛り上がっていない。。。(笑)
うちも今日はゲストが1人だったので、スタッフに任せて、僕はGWの準備やらで午前中を過ごし、午後からボートに便乗させてもらい横瀬へ。。。

ホウライヒメジとアジアコショウダイの群れ
ホウライヒメジとアジアコショウダイの群れ
ワイド向きのポイント・横瀬は普段1人では行けないので、ここぞとばかりにワイドレンズ着用で潜ったのだが、こちらも白濁りが凄くて中層移動していると迷いそうなくらい。
群れモノもニザダイくらいでいても良く見えない。。。(^^;)

沖の魚だまりは相変わらず賑やかだったけど、便乗させてもらった他店のガイドの邪魔にならないように中層で待機していたら、それほど自分が撮影する時間がなくなってしまった。。。

アカウミガメ怖い。。。(^^;)
アカウミガメ怖い。。。(^^;)
帰りは3-5mキープで一気に浅根に帰えろうとしたら、思い切り方向を見失ってしまった。(笑)
そんな時に現れたアカウミガメは怖かったー!!!
こっちに向かってくるのでカメラを構えシャッターを切ると一瞬、ひるがえるのだが、またこっちに向かってくる。。。
繁殖期のアカウミガメは覆いかぶさってくるので、マジで怖かった。( ̄□ ̄;)!!


Filed under: 横瀬Tagged with: , ,

久々にカンパチが回るGWになりそう(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 22.7℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 16:01-17:38
【潮まわり】 09:32 184cm 満潮 / 16:29 36cm 干潮 / 小潮(月齢:5.8)
【日の出・日の入】 日出05:37 日没18:53

与論から帰ってきたあと、特に浮遊物も多くなかったのでワイドで行きたいなぁ。。。とずっと思っていたのだが、引越しの慌ただしさの中、惰性でずっとマクロで海へ行っていた。
ようやく落ち着いたので今日はワイドを着用して海へ行った。
そしたら、何かまたガクーンと透明度が落ちて、白濁りがスゴイ。。。( ̄□ ̄;)!!
せっかくワイドで入ったのに、またまた透明度は10m前後にまで落ちていた。

クマノミの卵守りをワイドで何枚も撮ったのだけど、何やらハレーションが凄くて現像する気になれず。。。
その後、漁礁に行ったのだが、ここで撮った写真も何やら暗くて、ハレーションだけがスゴイ写真になってしまった。
やっぱり、濁りのある日のワイドはちょっと苦手かも。。。(^^;)

ヒレナガカンパチの大きな群れに巻かれた
ヒレナガカンパチの大きな群れに巻かれた
途中でヒレナガカンパチの数百匹の若魚群れに巻かれた。
何度も去ろうとするのだけど、ストロボを焚くたびに戻ってくるカンパチ。。。これが面白くてバンバン、シャッターを切ってやった。(笑)
ヒレナガカンパチの群れが一湊の湾内に入り込むのはこの時期の風物詩なのだが、ここまで大きな群れが入り込むのは久々かも。。。
今年のGWは久しぶりのカンパチ祭りかな。。。(^^)


Filed under: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with: ,

クマノミの卵を今季初観察(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.0℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:48-12:51
【潮まわり】 08:22 202cm 満潮 / 15:08 16cm 干潮 / 中潮(月齢:3.8)
【日の出・日の入】 日出05:39 日没18:52

何かちょっとだけ透明度が上がった気がする。。。
水温はとうとう24℃を超えて暖かい♪(^^)

ニセアカホシカクレエビ
ニセアカホシカクレエビ
我が子への暖かい眼差し
我が子への暖かい眼差し
昨日、スタッフがクマノミが卵を守っていたというので、今日は早速僕も確認しに行った。
毎年、クマノミの卵守りは屋久島では4月中旬から下旬にかけて初観察されるのだが、今年は先日まで与論に行っていて、しかも帰ってきてからもすっかり忘れていて、全然チェックしていなかった。。。(¨;)
行ってみると、そこらじゅうのクマノミがすでに卵を守っており、しかもその卵のほとんどはかなり成熟していて、すでに黒ずんでいる卵も。。。(^^;)

屋久島の過去のクマノミの卵初確認日は以下の通り。
2005年 4/30
2006年 5/11
2007年 3/26
2008年 4/15
2009年 4/19
2010年 4/21
2011年 4/28
2012年 4/25

こうしてみると、今年も例年並みのようだ。
ここ数日間は水温が高かったけど、僕が与論に行っている間はかなりの低水温だったらしいので、水温はあまり関係ないみたい。
基本的な繁殖時期は変わらなくて、水温によって左右されるのは繁殖頻度や孵化までの日数なのだろう。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: ,

Into The Fire!

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.9℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:35-17:26
【潮まわり】 07:53 206cm 満潮 / 14:36 11cm 干潮 / 中潮(月齢:2.8)
【日の出・日の入】 日出05:40 日没18:51

相変わらず透明度はイマイチだけど、日に日にクリアーになっていっているような気はする。。。
今日は久しぶりにタンク下の沖の方まで泳いでみた。

イトヒキベラの仲間の状況を確認するのが目的だったのだが、イトヒキベラ類はどいつも全然興奮状態の子は見られず。
例年ならクレナイイトヒキベラやクジャクベラなんかが繁殖期に入り、激しい求愛が見られたりする時期なのだが、それもなし。。。

炎の中の家
炎の中の家
結局、-30mまで降りても収穫はなく、ずっとミカドウミウシについたウミウシカクレエビを撮っていた。(^^;)
ミカドウミウシの鰓の間にメチャ良い感じで、ウミウシカクレエビが隠れていた。
ウミウシの鰓がまるで燃える炎のようでそこにピッタリ収まるウミウシカクレエビが何ともカッコイイ感じ。。。これにすっかりハマッてしまった。(笑)

一枚撮る度にモニターを確認しては「カッコイイ!!!」と自画自賛。
ここで100枚くらいシャッターを切っていた。(^^;;;

巣作り中のゴンズイ
巣作り中のゴンズイ
帰りにゴンズイの巣作りに出会った。
最近、よく巣を作ったゴンズイによく出会う。
この時期の風物詩だ。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , ,

可愛いヒドロ虫の仲間とワレカラ

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.4℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:08-17:15
【潮まわり】 07:27 209cm 満潮 / 14:07 8cm 干潮 / 中潮(月齢:1.8)
【日の出・日の入】 日出05:41 日没18:50

昨日見つけた何やら可愛いヒドロ虫の仲間
昨日見つけた何やら可愛いヒドロ虫の仲間
GW前に完全に引っ越しを終えようと、毎日荷物を新居に運び続けているのだが、海をサボるわけにもいかず、午後からは海へ。。。
しかし、気持ち的に落ち着かなくて、正直、海にもイマイチ集中ができない。。。(¨;)

昨日、可愛いヒドロ虫の群生を見つけ、よく見るとそこに沢山のワレカラ類がいることに気づいた。
海(魚の行動)がかなり面白くなってきているにも関わらず、どうしてもそれが気になってしまって、今日はシーズンオフ中と変わらないヒドロ虫&ワレカラの観察に費やしてしまった。(笑)

ヒドロ虫は鬼の棍棒みたいなタイプのやつで(笑)、それが無数にニョキニョキ立ち上がっているのだが、下地がピンク色でとても綺麗。
しかし,いろいろ撮ってみたけど、写真的にはイマイチかな。。。
長いもので7mmくらいはあるのだが、ほとんどは3-4mmくらいだ。

ワレカラ類の喧嘩
ワレカラ類の喧嘩
それはそうと、その場所には他にも極小のヒドロ虫の仲間がいろいろあって、目をマクロにすると結構ワレカラ類が多いことに気づく。。。
屋久島はワレカラ類は少ないと思っていたけど、極小レベルにまで見ていくと、かなりいるのかも。。。(¨;)
で、だいたいどいつもヒドロ虫の類に着いているのが特徴だ。
大きさは最大でも5mm程度で、そのサイズで卵を抱えている子も多いので、これで成体サイズなのだろう。
種類は三種類くらいが混じっているような気がするけど。。。(¨;)

可愛いヒドロ虫をバックに記念撮影(笑)
可愛いヒドロ虫をバックに記念撮影(笑)
このワレカラを一緒に見つけた先の可愛いヒドロ虫の群体をバックにいろいろ撮ってみたけど、何かイマイチだなぁ。。。(^^;)
ヒドロ虫自体は可愛いし、下地もピンク色で綺麗なんだけど、あまり絵にならない。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: ,

10日ぶりの屋久島の海

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.8℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:50-16:33
【潮まわり】 07:03 209cm 満潮 / 13:40 9cm 干潮 / 19:58 202cm 満潮 / 大潮(月齢:0.8)
【日の出・日の入】 日出05:42 日没18:50

黄色いクモガニの仲間
黄色いクモガニの仲間
昨日、与論から帰ってきて、約10日ぶりの屋久島の海。
まず入ってビックリしたのが水温がグッと上がっていたこと!!!
24℃近くまで上がっていて、100分くらい入っていても、まったく寒くなかった。
でも、透明度は10日前とあまり変わらず、水中の明るさも与論と比べると天地の差で暗い。。。(^^;;;

他の海(与論)に入って思ったんだけど、やっぱり屋久島の海は魚種数が多いと思う。
与論は慣れない海なので、視界がいつもより狭い上に、ある一定の環境のポイントにしか入れなかったので断言はできないけど、多分、屋久島の海は魚に関しては多様性の高さ誇れるような気がする。

冷水の使者ウスバハギ
冷水の使者ウスバハギ
水温が上がっていたにも関わらず、黒潮接岸前の低水温時の使者・ウスバハギが1匹浅場でウロウロしてた。。。(・・;)
例年は数匹が固まって見られるのだが、ひとまず1匹しか見当たらなかった。
もしかして、僕が与論に行っている間に入り込んだ子なのだろうか。。。?

帰りに一湊タンク下では珍しい、アオリイカの60-80cmサイズの子たちが10匹くらいかたまって見られた。
最初、産卵しているのかとビックリしたけど、近づいたら一気にいなくなってしまった。
すでにエアーがない浅場での事だったので、追うことができなかったのだが、もしかしたら近くで産卵しているのかもしれない。。。

赤いフトヤギの仲間に着くホシゾラワラエビのチビ
赤いフトヤギの仲間に着くホシゾラワラエビのチビ
ニクイロクダヤギに着くホシゾラワラエビのチビ
ニクイロクダヤギに着くホシゾラワラエビのチビ
初春に多く見られるホシゾラワラエビの極小チビがまだ至る所で見られた。
いつも付けている105mmマクロレンズだとこれくらいのサイズがちょうどいい。
背景も綺麗に入るし。。。
さすがに大人になっちゃうと、60mmマクロでもでかいくらい。(笑)


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , , ,

思い切り、勘違いしてた!!(¨;)

【ポイント】 オツセ
【水温】 18.9℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 10:05-10:59
【潮まわり】 05:51 108cm 干潮 / 11:12 169cm 満潮 / 18:30 42cm 干潮 / 小潮(月齢:21.5)
【日の出・日の入】 日出05:52 日没18:44

15日から鹿児島大学の与論島魚類調査に同行して採取が難しい魚の撮影を頼まれているのだが、それが明日からだと思い切り勘違いしてた。。。(・・;)
昨日は器材を綺麗に洗って干していたのだが、明後日からだと気づき、今日はスタッフのガイドについていき永田・オツセへ。

ワイドでクダゴンベ(笑)
ワイドでクダゴンベ(笑)
オツセにはめったにワイドを持って入る機会はないので今日はフィッシュアイを付けていったのだが、相変わらず浮遊物がスゴイ上に小雨の中でハウジングをセットしたのでモニターが水滴で見難い。。。(¨;)
オツセの特徴でもある巨大な花崗岩の一枚岩の入った景観を撮ろうと思っていたのだが、浮遊物の多さと海中の暗さで思うような写真が撮れない。
気づくとワイドマクロな写真ばかり撮ってた。(笑)

明日は1日窒素抜きして、明後日から与論島に行ってきまーす!!(^^)
完成間近の新居&新店舗が心配で仕方がないけど。。。


Filed under: オツセTagged with:

潜りに集中できない。。。(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 19.7℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:28-16:06
【潮まわり】 10:11 186cm 満潮 / 17:16 25cm 干潮 / 小潮(月齢:20.5)
【日の出・日の入】 日出05:53 日没18:43

パターン - 模様
パターン - 模様
長期滞在中のゲスト、Oさん&Mさんが今日は島内観光にでかけたので、今日は1人で午後から海へ。。。
思い描いているイトカケガイの捕食シーンがまだ撮れずにいるので、またまた漁礁へ。^^;

昨日よりも透明度はやや上がっているものの、浮遊物はスゴイ。
でも、もう迷いそうなほどの濁りは脱したみたい。

今日も捕食自体を行なっている子が見当たらず、カメラを向けることなくしばらく観察&チェックしてゼロ戦に行ってみた。
あ、そうそう!!漁礁にはまた何かキンメモドキが綺麗にかたまりだしている。
透明度が上がったらまたちょっと撮ってみようかな。。。

まだまだかなり警戒心が強い。。。^^;
まだまだかなり警戒心が強い。。。^^;
ジュリ扇振ってお食事中。。。
ジュリ扇振ってお食事中。。。
ゼロ戦ではイザヨイベンケイハゼが出ていた。
一昨日、ゲストOさんと潜った時にも出ていたのだが、スグに隠れてしまって見せることができなかった。(¨;)
今日も2枚シャッターを切ったら、スグに消えてしまった。。。
水温が低い時期はかなり警戒心が強い。

何かこれといって、発見もないままエアー切れ。。。
う~ん。。。何か消化不良な1本だった。

実は現在、新店舗が完成間近で、毎日頻繁に現場に通い、間違いや手直しして欲しい部分を指摘したりしているため、気苦労がスゴすぎて精神的にボロボロ状態。
心配の種が新店舗&新居にありすぎて、他のことが手に付かない。。。
そんな状態の中、前々から頼まれていた鹿児島大学の与論島魚類調査に15日から1週間同行しなければならず、帰ってくるのはGW1週間前。。。(¨;)
余計にその心配が膨らみ、潜りに集中できない。。。(・・;)


Filed under: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with: ,

最終日は台風並みの突風!!

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.1
【水温】 19.9℃/19.6℃
【透明度】 10m/10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨と南の突風!
【潜水時間帯】 10:20-11:21/13:26-14:26
【潮まわり】 09:25 202cm 満潮 / 16:18 7cm 干潮 / 中潮(月齢:19.5)
【日の出・日の入】 日出05:54 日没18:43

Oさん&Mさんの最終日。
海の中の状況には恵まれなかったけど、連日、天気は快晴、海はベタ凪が続いていたけど、今日はとうとう雨が降ってしまった。。。
風は南なので一湊湾内は凪ぎなのだけど、その南の風が半端なくて10:00-14:00くらいまでの間は、かなりの強風で時折それが突風となり、船を港から出すのにかなり苦労した。
南の強風はあまりにも強かったので、一湊湾内は風裏とは言え、かなり水面はバシャバシャしていた。
南の風でここまで一湊湾内が時化気味になるのは珍しい。

嵐の一湊漁港
嵐の一湊漁港

相変わらず、海の中は1年のうちで最も水温が低く、透明度も最低のどん底状態。。。
今日は少しクラゲも浮いていたけど、基本的に鼻水のような浮遊物が中心に浮いていて、これが距離をとった撮影を妨げたりする。。。

春の風物詩の代表格・キツネベラ(yg)同様にスミツキベラやケサガケベラなどの極小幼魚が目立ってきた。
まさに今が爆発期だ。
水温はなかなか上がらないけど、この辺は確実に季節は進む。。。

昨年からずっと同じ穴にいる黄色いジョー
昨年からずっと同じ穴にいる黄色いジョー
丸々太ったヤクシマカクレエビ
丸々太ったヤクシマカクレエビ

タテジマキンチャクダイをクリーニングするホンソメワケベラ
タテジマキンチャクダイをクリーニングするホンソメワケベラ
春の風物詩、キツネベラ(yg)もちらほら。。。
春の風物詩、キツネベラ(yg)もちらほら。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , , ,

可哀想なタイマイ・・・

【ポイント】 オツセ/オツセ
【水温】 19.6℃/19.9℃
【透明度】 10m/10m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:40-11:34/14:02-14:59
【潮まわり】 08:45 214cm 満潮 / 15:29 -7cm 干潮 / 中潮(月齢:18.5)
【日の出・日の入】 日出05:56 日没18:42

今日は永田へ。。。
永田もベタベタに凪ぎていて、まるで海が湖のようにみえるくらい静かだ。
天気もOさん&Mさんが来てからずっとよく晴れていて、今日も陸上は気持ちのよい1日だった。

永田エリアのホームグラウンド「オツセ」
永田エリアのホームグラウンド「オツセ」

しかし。。。永田も一湊同様にもの凄い濁りで、10m先も見えないくらい。。。
浮遊物も一湊と同じように浮いていて、一言「汚い海」!!

帰りに吉田付近で赤潮も発生していて、潮目にそって赤潮が大きく広がり、海岸付近は真っ赤に染まっていた。
夜に家族で海に行ってみると案の定、夜光虫も凄くて、ま~つまりは潮がかなり悪いって事。。。

Oさん&Mさん、運が良いのか悪いのか、よく分からなくなってきた。。。(笑)

死んだタイマイが港内に浮かんでいた
死んだタイマイが港内に浮かんでいた
今日は永田港にタイマイの若い個体が死んで浮いていた。
よく漁師さんの網にウミガメが引っ掛かり、そのまま死んでしまう事が多いのだが、多分この子もそのまま港で捨てられた子なのだろう。。。
可哀想に、なかなか港内から出れず、広い港内を1日中、グルグルまわってた。

-30m以深で普通に見られるベニハナダイのメス
-30m以深で普通に見られるベニハナダイのメス
水温が低い時のハナヒゲウツボはちょっと警戒心が強い。。。
水温が低い時のハナヒゲウツボはちょっと警戒心が強い。。。
サクラコシオリエビ
サクラコシオリエビ

久しぶりのボブサンウミウシ
久しぶりのボブサンウミウシ
黒潮接岸前の春は多く見られるコンシボリ
黒潮接岸前の春は多く見られるコンシボリ


Filed under: オツセTagged with: , , , , ,

いや~もう迷いそうな透明度。。。(¨;)

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 19.7℃/19.6℃
【透明度】 5m/5m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:12-11:11/12:55-13:47
【潮まわり】 08:08 222cm 満潮 / 14:44 -16cm 干潮 / 中潮(月齢:17.5)
【日の出・日の入】 日出05:57 日没18:41

Oさんと一緒に来島し、前半2日間はトレッキングに行っていたMさんが今日からダイビング。
2人を連れて、今日も昨日とまったく同じポイントを2本。(笑)

透明度は昨日以上に悪くなり、2本目の変化のない砂地を往くゼロ戦は迷いそうでドキドキしてしまった。。。(¨;)
普段、透明度の良い海でテキトーなナチュラル・ナビゲーションをしているので、こういう時はかなりビビる。。。(笑)

しかし、潮が悪い!!
ベタ凪で空は今日も快晴なのに、海の中はどんより曇ってる。。。

泳ぎまくる魚をメインに撮るOさんはかなり苦労しているようだった。
浮遊物が激しくて、確かにかなり厳しい環境だ。

明日は永田。
ちょっとは黒潮が近くなるので、水が良い事を期待!

ハナゴンベ
ハナゴンベ
この時期はルージュミノウミウシが多い
この時期はルージュミノウミウシが多い
ケラマハナダイはもう求愛が始まってる
ケラマハナダイはもう求愛が始まってる


Filed under: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦), お宮前Tagged with: , ,

まわってます!!!ヒレナガカンパチの群れ

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 19.2℃/19.4℃
【透明度】 10m/10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:18-10:59/12:53-13:47
【潮まわり】 07:33 225cm 満潮 / 14:03 -17cm 干潮 / 中潮(月齢:16.5)
【日の出・日の入】 日出05:58 日没18:41

Oさんの2日目。。。
ようやくホームの一湊湾内は凪ぎて、ボートが出せた。
天気も快晴で、明るい海を楽しめる!!!と思ったら。。。

一湊川河口
一湊川河口

海の中はまたまた最低の状況になってた!! (;゚∀゚)
時化前は22-23℃あった水温は19℃台にまで下がり、何やらまた汚い浮遊物(プランクトンではなく鼻水みたいなやつ。。。)が凄くて透明度もガタ落ち。
2本目のゼロ戦なんて、漁礁から無事にゼロ戦に着けるのかドキドキだったもん。。。

お宮前ではスミレナガハナダイがバリバリの婚姻色を出して求愛していた。
スミレナガハナダイは真夏の高水温時よりも、春や秋などのやや水温が下がった時期が繁殖期だ。
夕方行けば、もう産卵が見れるかも。。。!!

ようやくアマミスズメダイのチビが爆発し始めている。
例年なら屋久島で山桜の咲く3月下旬くらいに爆発することが多いのだけど、昨年に続き今年もちょっと遅れ気味。。。

ようやくアマミスズメダイのチビが爆発中
ようやくアマミスズメダイのチビが爆発中
スミレナガハナダイはバリ婚で求愛してた
スミレナガハナダイはバリ婚で求愛してた

季節外れのフタイロハナゴイのチビがチラホラ
季節外れのフタイロハナゴイのチビがチラホラ
2本目はゼロ戦へ。。。
Oさんの一番のリクエストはフタイロハナゴイの婚姻色だったのだが、それはちょっと時期が早い。。。^^;
行ってみるとやはりケラマハナダイは割と求愛も見られたが、フタイロハナゴイはまだまだ。。。といった感じ。

季節外れのフタイロハナゴイの極小チビが3匹着いていた。
通常は6月くらいから見られ始めるので、こいつらは季節外れの幼魚と言っても良いくらい。

今日は透明度がメチャ悪かったので、漁礁からゼロ戦への中層移動がちょっと怖かった。。。迷いそう。。。(笑)

この時期の風物詩でもあるヒレナガカンパチの群れが湾内に入り込んでる。
お宮前でもゼロ戦でもヒレナガカンパチの群れがずっと回っていて、撮影対象である小魚が隠れちゃってOさんもかなり苦労してた。。。
お宮前の群れはヒレナガカンパチ&ブリ。
ゼロ戦の群れはヒレナガカンパチ(やや小ぶり)とツムブリ、ブリ。


Filed under: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦), お宮前Tagged with: , , , , ,

一湊湾内は相変わらずの大時化!

【ポイント】 春田浜タイドプール/川(No.3)
【水温】 22.0℃
【透明度】 -m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:30-12:00/13:30-14:50
【潮まわり】 06:59 223cm 満潮 / 13:23 -10cm 干潮 / 大潮(月齢:15.5)
【日の出・日の入】 日出05:59 日没18:40

長期滞在で潜るOさんが昨日来島。
今日からダイビング。。。なのに、またまた?まだまだ?一湊湾内は大時化で、今日も潜水不可能。。。
という事でOさんの1日目はイレギュラーなタイドプールからスタート。

タイドプールは春のドン引き状態で、最干潮が13:30頃なのにも関わらず、10:30頃に行ってみるとすでにバリバリに潮は引いていて、ずっとまったく波の入らない静かなタイドプール観察を楽しめた。
生き物的にはスジクモハゼやヘビギンポ、ナンヨウミドリハゼなどが婚姻色を出していたけど、カエルウオ系は依然としてあまり活発ではなかった。

春田浜タイドプール
春田浜タイドプール

スジクモハゼ婚姻色褪めかけ
スジクモハゼ婚姻色褪めかけ
まだ活発ではないロウソクギンポ
まだ活発ではないロウソクギンポ

2本目は川(No.3)の河口の泥地で遊んだのだが、こちらはタイドプールとは打って変わってニゴニゴで何も見えず。。。(・・;)
ロープにはヤエヤマノコギリハゼやクロホシマンジュウダイのチビなんかが着いていた。
ヤエヤマノコギリハゼはメチャクチャ増えてた!!
1つのロープに大小合わせて十数匹が着いていて驚いた。


Filed under: 春田浜タイドプール, 川(No.3)Tagged with: , , , , ,

つかの間の凪ぎなんだけど。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 21.1℃/20.9℃
【透明度】 10m/10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:21-11:11/12:43-13:17
【潮まわり】 05:51 206cm 満潮 / 12:06 23cm 干潮 / 18:13 219cm 満潮 / 大潮(月齢:13.5)
【日の出・日の入】 日出06:01 日没18:39

今回の北西時化は台風並みに凄かった!
2日間海なしで、一昨日は船も飛行機も全便が欠航し、来るはずのゲストは昨日になってようやく来れた。。。
今日はそのゲストさんのガイドで2本。

ようやく海は凪ぎてくれたのだけど、透明度は最悪。。。
10m先を見るのも厳しいくらいだった。

凪ぎてくれただけでも御の字なのだけど、やっぱり遥々北海道から来たゲストさんには良い海を見てもらいたかったなぁ。。。
でも、リクエストのウミガメは1本目のエントリー早々にクリアーできて良かった~!(^^)


Filed under: 一湊タンク下No.1

ようやく狙っていた捕食シーンなんだけど、、、(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 22.2℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:31-17:28
【潮まわり】 09:55 93cm 干潮 / 15:31 164cm 満潮 / 中潮(月齢:10.5)
【日の出・日の入】 日出06:05 日没18:37

ホームの一湊タンク下はようやく凪ぎてきた。
しかし、もう時化前のクリアーな海ではなく、ありえないくらいの白濁り。。。
漁礁まで行ったんだけど、中層移動がちょっと怖いくらい。
水温は相変わらず高めなのだけど、こりゃ水温が下がるのも時間の問題かも。。。(・・;)

今日は時化前の続きで、漁礁にイボヤギヤドリイトカケに着くヒドロ虫の観察に。。。
前回はもうコンピュータがピーピーうるさい時に見つけたので、じっくり撮影&観察できなかった。
今日は最初からヒドロ虫にはりついた。。。ところが!
何とヒドロ虫は時化の影響か、茎部にはゴミが沢山付着し、ポリプ部分が遊離したかのように無くなっている部分も多かった。(・・;)
このヒドロ虫が遊離してクラゲになる種類なのか知らないけど、まさに遊離したあとの状態のようだった。

白化したサンゴに着いていたヒドロ虫
白化したサンゴに着いていたヒドロ虫
ところで、このヒドロ虫。。。
ヒドロ虫の先生に写真を見せたところ、種類は分からないけど、カイウミヒドラではない事は確かだと言われた。
それでも貝殻に着くヒドロ虫は種類もいろいろいるのだろう。。。これは別の貝に専門に着くヒドロ虫なんだろうな。。。と理解していたのだが、今日よく観察すると、このイボヤギヤドリイトカケの食痕跡のサンゴの白化部分にもまったく同じヒドロ虫が沢山着いていた。。。(・・;)
つまり、カイウミヒドラのように貝殻専門で着くヒドロ虫ではなかったのだ。
マジっすか。。。( ̄□ ̄;)!!

3月27日(6日前)の卵の様子
3月27日(6日前)の卵の様子
4月2日(今日)の卵の様子
4月2日(今日)の卵の様子
それから6日前(ありえない濁り&浮遊物。。。(¨;))に見たピンク色の卵が茶色くなり、茶色かった卵はすでに孵化後のような抜け殻になっていた!!
写真は左側がその6日前の卵、右側が今日の卵だ。

①番の卵は前回茶色くて、死んでしまった卵?とか思っていたのだが、これは孵化寸前の卵だったのかもしれない。。。
②番の卵は前回ピンク色だったのだが、今回は茶色く変色していた。
もし、茶色い卵が孵化間近の卵だったら、また5-6日後くらいに見に行けば、これも孵化しているはず!!

つまり、こういう事だと思う。。。
卵はもともとピンク色なのだが、通常は産卵時に黄色い膜に覆われて産み出される。(下のリンク先の写真の②)
たまに下のリンク先の写真の①のようにしっかり黄色い膜に覆われず産み出される卵もあるのだろう。。。
(参考:https://field-note.harazaki.net/wp-content/uploads/2012/03/DSC3180.jpg
そしてこの黄色い膜はどんどん薄くなっていくのではないだろうか?
だから、外見の見た目は
黄色→ピンク色→茶色→孵化
こんな感じで進んでいくのでは?

イボヤギに吻部を差し入れ食事
イボヤギに吻部を差し入れ食事
 
食事中の2匹のイボヤギヤドリイトカケ
食事中の2匹のイボヤギヤドリイトカケ
今日はようやくずっと狙っていたシーンに出会えた!!(^^)
かれこれここ2週間、ずっとイボヤギヤドリイトカケの元に通っていたのは、このダブル、もしくはトリプルでの食事シーンを探していたのだ。
その数が多ければ多いほど絵になるなぁ~と思っていて、思い描いていた絵が、2-3匹のイボヤギヤドリイトカケが一斉に長い吻部を伸ばしイボヤギに差し入れていて、しかもイボヤギはすべてポリプ全開!
そんな絵を思い描いていたのだが。。。

最初1匹が長い吻部を伸ばし食事中だった
その時はイボヤギもポリプが全開に開いていてとても綺麗だった。

ところがしばらく撮っているともう1匹も吻部を伸ばし始めた!!!
その瞬間から、ちょっと興奮し過ぎてしまった。。。
多分、吐く泡が当たったのか、接近が速すぎたのか、ポリプが閉じてしまったのだ。。。!( ̄□ ̄;)!!

仕方がない。。。もっと通おっと!(笑)


Filed under: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with: ,

ハマサンゴの群落

【ポイント】 元浦東
【水温】 21.8℃
【透明度】 5m-10m
【海況】 やや小波
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 14:47-16:19
【潮まわり】 08:34 112cm 干潮 / 13:57 151cm 満潮 / 若潮(月齢:9.5)
【日の出・日の入】 日出06:06 日没18:36

ハマサンゴの仲間
ハマサンゴの仲間
昨日、大荒れだった一湊湾内は、だいぶ凪ぎたけど、まだまだ潜水は厳しい状況。。。
元浦側は割と凪ぎていて、午前中に入った同業者によるとメチャ透明度が良かった!というので、天気もいいし今日はワイドで元浦へ。

元浦といっても、エントリーしたのは元浦の東側のポイント。
ここにはちょっとしたハマサンゴ群落があって、前からワイドで押さえたいと思っていたのだ。
しかし、入ってみると。。。メチャ透明度が悪いじゃん!!(¨;)
何やら白濁りしていて、砂なんかも舞ってる。。。

しかも、濁りも関係しているのか、何かあまりハマサンゴ群落が綺麗じゃないっ!!(笑)
よく見ると泥を被っていて、昨年よりも死んでいる部分が多い。
さらに、右の写真の縁を見ると分かるように、ブダイ類にガジガジ噛じられたようなあとがそこら中にあった。

ハマサンゴは割と泥には強いサンゴだと思っていたのだが、今日の状況を見ると何かそうでもないかもしれない。。。(¨;)
いずれにしても、群落全体を撮った写真はどれも何かイマイチで現像する気にもなれなかった。

ヘコアユの群れ
ヘコアユの群れ
後半は浅場でいつも群れているヘコアユとずっと戯れていた。。。
ホームの一湊タンク下の子たちは撮っているとガンガン逃げまくるけど、ここの子たちはほんと良い子だ。
静かに撮影していれば全然、逃げない。。。

撮っている最中に思ったんだけど、こいつらの産卵って放卵放精かな?
ペア産卵?群れ産卵?
多分、産卵はメチャ面白いんじゃないかなー
ちょっと調べてみようかな。。。(^^)


Filed under: その他Tagged with: ,

大量の流れ藻

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.8℃
【透明度】 20m~
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 14:51-15:30
【潮まわり】 10:39 165cm 満潮 / 18:00 52cm 干潮 / 小潮(月齢:12.3)
【日の出・日の入】 日出06:09 日没18:35

今日はガイドをスタッフに任せて、僕は午後から体験ダイビング。
マンツーマンだった事もあり、いつもの元浦ではなくて、僕のホームグラウンド一湊タンク下にお連れした。(^^)
90%の確率で出会うと豪語したウミガメ・リクエストには応えられなかったが(笑)、海は一気に良くなった!!
あれほど多かった浮遊物はなくなり、透明度も20m以上に回復。
何よりも海が青い!!
黒潮が寄ってきたかな。。。(^^)
水温も例年並みどころか、それ以上の23℃まで上がった!!!

この時期としては最高のコンディションの中で初ダイビングをしたゲストはかなり満足された様子♪

一瞬で流れ藻に覆われたエントリー口
一瞬で流れ藻に覆われたエントリー口
今日はいきなり流れ藻がポイント内に入り込んでいた。
最初はポイントのど真ん中に大きく広がっていた流れ藻は水中から見るとまるで空に浮かぶ黒い雲のようで、明るい水中でその部分だけが暗く影になっており、何やら幻想的な光景。。。
瞬時にワイドで撮ったらメチャイケてるやん!!!と思ったけど。。。

一通りコース内をまわったあと、エントリー口に帰ってくると、その流れ藻が一気に岸付近にまで流され、エントリー口付近にたまっていた。
お陰でエントリー口付近は影になって暗い。。。(^^;

しかもエクジットは海藻にまみれながらのエクジットになってしまった。(笑)
ここまで海藻がたまるのは久しぶりだった。

体験ダイビング中だったので丁寧には見れなかったけど、全体的に生き物の影はほとんど見られなかった。
海藻は体にまとわりついたままエクジットしたので車まで持ってきてしまったのだが、観察してみるとアカモクっぽい。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with:

今季初の永田・オツセ!

【ポイント】 オツセ/オツセ
【水温】 22.2℃/22.2℃
【透明度】 15m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:28-11:09/12:49-13:39
【潮まわり】 04:06 96cm 干潮 / 09:55 178cm 満潮 / 16:56 42cm 干潮 / 小潮(月齢:6.5)
【日の出・日の入】 日出06:10 日没18:35

ゲストKさん&Tさんの2日目。。。
今日は今季初の永田に足を延ばした。
永田エリアのホームグラウンドは「オツセ」というポイントなのだが、ここは季節風吹き荒れるシーズンオフ中は時化でなかなか入れないのだ。
今日はベタ凪ぎ~!!!(#^.^#)

永田エリアは黒潮から近いので一湊とは海の状況が全然違うのでは?と期待して入ったら、やっぱり違ってた!!
一湊は水温が18-19℃しかなかったが、永田はこの時期の平均的な水温である21-22℃はあり、浮遊物もなかった。
もちろん、黒潮はかかっていないので、白く濁り抜群の透明度!とはいかなかったけど。

エントリーしてスグに巨大ツムブリの大群(数万匹)に巻かれた!! (・ω・ ;)(; ・ω・)
一湊でもよく巻かれるけど、そのサイズと数が桁違いだ。
どれも丸々と太り、メーターオーバーの巨大なツムブリたちが、上層を埋め尽くし、現れては消え、現れては消えを繰り返す。。。
中にはこれまた巨大なカスミアジの老成魚やロウニンアジの成魚なんかも混じり、迫力があった。
ちょっと怖いくらい。。。(・・;)

終始、ツムブリの大群に巻かれた!
終始、ツムブリの大群に巻かれた!
そのサイズと数は凄かった。。。(・・;)上層を埋め尽くす勢い
そのサイズと数は凄かった。。。(・・;)上層を埋め尽くす勢い

クダゴンベ
クダゴンベ
小物はこれといって出モノはなかったが、魚の動きは活発で、オトメベラ、キホシスズメダイ、ハナゴイなどはすでに繁殖期に入っているみたい。。。
ヒドロ虫とかイトカケガイとか言っている間に、海はどんどん活気に溢れ始めているようだ。。。(^^)
そろそろオトメベラやコガシラベラの動きに注目せねばです!!(^^)


Filed under: オツセTagged with: , , ,

相変わらずの濁りと魚影の濃さとの関係。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 19.9℃/19.7℃
【透明度】 5m/5m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:03-14:51/16:12-16:54
【潮まわり】 09:22 188cm 満潮 / 16:11 31cm 干潮 / 小潮(月齢:5.5)
【日の出・日の入】 日出06:11 日没18:34

昨年12月に遊びにきてくれたKさんが早速リピートしてくれた。
今度は同僚の方を連れてきてくれたのだけど、海はあいにくの最低な透明度と濁り!!!(・・;)
天気だけはよくて、今日は朝からTシャツ1枚でもいいくらいのポカポカ陽気だった。

前回は12月後半という、あまり海の良くない時に来られたにもかかわらず、リピートしてくれたのは嬉しい!!!
今回こそは良い海を見せたい!!!と思っていたのに、何と今シーズン一番悪い海の状況。。。 (;゚∀゚)

でも、今日のダイビングの反応を見てリピートしてくれた理由が分かった!!
Kさんは、どんな海でも楽しめる人だったのだ!!!(笑)

濁りの海で逆に魚影が濃く見えた漁礁
濁りの海で逆に魚影が濃く見えた漁礁
一湊タンク下No.3というポイントはホームの一湊タンク下の中でも最も沖にあるポイントで、ゼロ戦と漁礁を組み合わせたポイントだ。
大抵は目的が「ゼロ戦」なので、漁礁でエントリーしても、一気にゼロ戦に移動してしまい、漁礁をゆっくり見ることはない。
しかし、今の時期はゼロ戦よりも圧倒的に漁礁のほうが魚影は濃くて面白い。
一時期のキンメモドキの大群れは影を潜めてしまったが、少しづつ増えつつあるクロホシイシモチやキンメモドキに代わり、春になって爆発的に増えたメアジの子供が漁礁を大きく囲んでいて、またまた漁礁は凄いことになってる。。。(・・;)

透明度が悪いと広い範囲を見渡せないので、魚影が薄く見えがちなのだけど、漁礁は何か違った。
これにツバメウオやムレハタタテダイが濁りの中から急にドバっと現れたりするので、何やら見えないけれど感覚的に魚影が濃いような気がしてしまう。。。(笑)


Filed under: 一湊タンク下No.1, 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with: , , ,

ありえない濁り&浮遊物。。。(¨;)

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 18.9℃
【透明度】 5m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:28-17:09
【潮まわり】 08:54 196cm 満潮 / 15:35 23cm 干潮 / 中潮(月齢:4.5)
【日の出・日の入】 日出06:12 日没18:33

今日も午後から海へ。。。

イソバナカクレエビ
イソバナカクレエビ
一湊の海はようやく凪ぎたのだけど、水中が凄いことになってた!! (;゚∀゚)
何と透明度は5m!!ありえん!!!
浮遊物がもの凄くて、濁りがハンパない!!
昨日までの時化の影響ではなくて、何か変な潮が入ったみたい。。。
水温も異常に低い。

浮遊物はクラゲなどの興味をひくようなプランクトン類ではなくて、何か変なやつ。(笑)
たまに刺されるので、刺胞動物だとは思うのだけど、見た目は生き物には見えない。(¨;)

そんな濁りの中、また漁礁のイボヤギヤドリイトカケをチェックしに行った。
今日はまったく食事中の子には出会えなかった上に、先日までは多かった産卵中の子もまったくおらず、それぞれが軟体部を多少出してじっとしている子が多かった。

イボヤギヤドリイトカケの「黄色くない」卵
イボヤギヤドリイトカケの「黄色くない」卵
諦めて帰ろうとした時にこんな卵を見つけた。
前に紹介したような(多分黄色い膜が貼られる前の)ピンクの卵なのだけど、やや薄く膜がかかっており、隣にはとてもピンク色とは言えない暗色の卵があった。
薄く膜がかかったピンクの卵はこのあとさらに濃く黄色い膜がかかって、イボヤギヤドリイトカケの卵らしくなるのだろうけど、この暗色の卵(?)は何だ???(¨;)
どういう状態なんだろ???
ウンコに見えちゃうんだけど。。。(笑)
イボヤギヤドリイトカケというと黄色い状態の卵しか知らなかったけど、どうも卵にも成熟過程があるみたい。
次回見た時にはこの卵はどうなってるんだろ???
明日からガイドでしばらく見れないのが残念。(・・;)

イボヤギヤドリイトカケのカイウミヒドラ???
イボヤギヤドリイトカケのカイウミヒドラ???
。。。ふと、隣に佇んでいたイボヤギヤドリイトカケを見てみると。。。
うぉ~!!!貝殻から何か大量に毛が生えてるーーー!!!
よく見ると何とヒドロ虫だった。

もしかして、これが「カイウミヒドラ」???
カイウミヒドラは主に巻貝の仲間と共生するヒドロ虫の仲間なのだが、一度見てみたいと思っていたヒドロ虫だ。
イボヤギヤドリイトカケのサイズが1cmくらいで、ヒドロ虫の茎の長さは3mm程度。
レンズを通して覗いてみると、ポリプ部分は花のようになっていて、すべてが一斉に開いていた。
いや、、、まさかイボヤギヤドリイトカケにも着くとは!!

ところで「カイウミヒドラ」には様々な種類がいて、もしかしてそれぞれ着生する貝の種類は違ったりしないのだろうか。。。?(ーΩー )ウゥーン


Filed under: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with: , ,

晴天なれど今日も大時化!!

【ポイント】 尾之間/湯泊
【水温】 19.7℃/19.4℃
【透明度】 15m/15m
【海況】 ウネリあり
【天候】 晴天
【潜水時間帯】 10:01-11:37/13:06-14:33
【潮まわり】 08:29 202cm 満潮 / 15:03 17cm 干潮 / 中潮(月齢:3.5)
【日の出・日の入】 日出06:14 日没18:33

ゲストNさんの2日目。
今日もホームグラウンドの一湊湾内は相変わらず大きく荒れていて、潜水不可能。。。
仕方なく、朝から南部へまわった。

冬と同じ北西の風にも関わらず、今日は北部もよく晴れていたのだけど、やっぱり南部のほうが暖かかった。
しかし、海は折からの北西風はメチャ強くて、風裏のはずの南側もそれなりに揺れていた。

尾之間と湯泊にエントリーしたのだが、どちらも最大でも8mくらいの揺れる浅場をウダウダしながら小物探し。。。
冷たい北西風のせいか水温はかなり低かった。
90分くらいで耐えられないくらい寒くなってくる。。。(*_*;

尾之間はヤクシマカクレエビを最初に発見した場所だ。
なぜこのポイントなのかというと、それには理由がある。
このポイントにはヤクシマカクレエビが着くホストであるアワサンゴの仲間がメチャクチャ多いのだ。
そのサンゴは数m間隔で目につき、それもかなり大きめの個体が多い。
つまりヤクシマカクレエビが多いというよりはこのサンゴが異常に多いのだ。

ちなみにこのサンゴにヤクシマカクレエビは3個に1匹(or1ペア)の割合で着いている。

う~ん。。。初屋久島のNさん。。。今回はまったく通常のダイビングポイントには入れず終わってしまった。。。ほんと残念。。。
いつかまたリベンジしてくださいね~!(^^)

尾之間には多いマガタマエビ
尾之間には多いマガタマエビ
ヤクシマカクレエビを一番最初に記録したのがここ尾之間
ヤクシマカクレエビを一番最初に記録したのがここ尾之間

卵持ちのキンチャクガニは多い。。。
卵持ちのキンチャクガニは多い。。。
マツヨイミノウミウシ
マツヨイミノウミウシ



Filed under: 湯泊, 尾之間Tagged with: , , ,

2日連続の大時化です。。。(・・;)

【ポイント】 元浦/春田浜タイドプール
【水温】 19.1℃
【透明度】 5m/50m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:13-12:53/15:00-17:00
【潮まわり】 08:29 202cm 満潮 / 15:03 17cm 干潮 / 中潮(月齢:3.5)
【日の出・日の入】 日出06:14 日没18:33

昨日は大きく時化て海なしの1日になってしまった。
来るはずだったゲストも欠航で来られず、今朝の便で何とか屋久島に到着~!お疲れ様でした。。。(・・;)

シンデレラウミウシ
シンデレラウミウシ
しかし、今日も相変わらずの北西の強風で、昨日以上に一湊湾内は大荒れ!!!
台風並の時化っぷりで、北部で入れたのは元浦のみだった。
1本目はその元浦に入ったのだが、ひどい濁りっぷり!
透明度は5mくらいだった。
おまけに水温が超低く、陸上に吹きつける北西風も冬並みの冷たさだった。
それでも100分くらいは入っていたけど、中は見た目よりもウネウネで、撮影どころじゃなかった。(¨;)

これに懲りて、午後からは春田浜のタイドプールへ行った。
こちらは風裏となって、メチャ静か。。。(^^)

いっぱいいっぱいに引いた潮だまりは静かで優しい感じ。(#^.^#)
ここでのんびりマクロ撮影に勤しんだ。

ゲストには当然のようにマイブームの海藻から出る酸素玉を撮ってもらった。
まだまだロウソクギンポなんかは活気がないタイドプールで、最高の被写体は青々と茂る海藻と酸素玉だ!(笑)

明日はせめてホームの一湊タンク下だけでも凪ぎるといいなぁ。。。

後ろのボケがいいよね。。。(^^)
後ろのボケがいいよね。。。(^^)
 
酸素玉の向こうには海藻と青い空が見える
酸素玉の向こうには海藻と青い空が見える


Filed under: 春田浜タイドプール, 元浦Tagged with: ,

白いヨコエビの仲間が紫色に!!(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.2℃
【透明度】 10m
【海況】 時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:00-16:41
【潮まわり】 08:04 204cm 満潮 / 14:34 14cm 干潮 / 中潮(月齢:2.5)
【日の出・日の入】 日出06:15 日没18:32

今日も午後からカメラを持ってエントリー。
今日もイボヤギヤドリイトカケをチェックしようと思ったのだけど、何か気が乗らずもっと沖へ。。。

ホソテンロクケボリガイ
ホソテンロクケボリガイ
特に目的もなかったのだけど、クダヤギの仲間に着く通称「ネギ坊主」をチェックしたり、季節がら宿主別にガラスハゼ類のチビが着いていないかチェックしたり。。。
なんとネギ坊主は完璧に消えていた!!!
まったくいなくなってしまったのだ。。。(・・;)
やっぱり、屋久島では冬季限定のヒドロ虫かもしれない。。。

帰りに、先日、白いヨコエビの仲間を見つけたフトヤギの仲間(念願のヨコエビの仲間。。。でも地味?^^;)をちょっと覗いてみると。。。な、なんと!!!!
白かったはずのヨコエビの仲間は紫色になってる~!!!!!(・・;)
最初は別の種類が着いているのかと思ったけど、状況からこれって多分、前回は白かった子が紫色になっているとしか思えないっ!
ここには大小合わせて十数匹のヨコエビの仲間が棲んでいるのだが、比較的大きな子がたった2個体しかいなくて、今回も前回もその大きめの子を撮っているのだ。
種がそっくり入れ替わったのかとも思ったけど、他の小さな子たちは前回同様に白かった。。。
う~ん。。。多分、白い子が紫に体色を変えているとしか思えない。
だとしたら、何のために??? (;゚∀゚)

紫色になってた。。。(・・;)
紫色になってた。。。(・・;)
何かカワ(・∀・)イイ!!
何かカワ(・∀・)イイ!!


カイメンの上にいたワレカラ類!
カイメンの上にいたワレカラ類!
浅場に戻ってきてから念願の「綺麗なカイメンなど揺れないものに着くワレカラ類」を見つけた!!!
スグ横に小さなヒドロ虫の仲間が何本か生えていて、そこに何匹か着いていたので、多分、ここから落ちた、あぶれた子だとは思うのだけど。。。(^_^;)

揺れないから撮りやすい!!と思ったけど、今日はちょっと時化気味で、浅場の揺れは半端無かった!!
つまり、今日は僕が揺れてて撮れな~い!!!!!(笑)

う~ん。。。ここに3-4匹が付いていれば面白いのに!!
ここは度々、チェックしてみよっと!


Filed under: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with: , ,

お食事はしてたけど・・・(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 19.7℃
【透明度】 10m
【海況】 べた凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】14:44-16:32
【潮まわり】 06:54 202cm 満潮 / 13:09 25cm 干潮 / 大潮(月齢:29.2)
【日の出・日の入】 日出06:18 日没18:30

今日も漁礁のキサンゴの森へ。
相も変らず、いつもなら普通に見られるはずのイボヤギヤドリイトカケのお食事中の子を探す。。。
何とかようやく1匹食事中の子を見つけた。(^^)
でも、何かイメージしている画には程遠いものしか撮れねー!!(-_-;)

お食事中のイボヤギヤドリイトカケ
お食事中のイボヤギヤドリイトカケ
軟体部を引っ込めると。。。
軟体部を引っ込めると。。。
イボヤギの中心部、本来ならポリプが開いている場所に、イトカケガイは吻部を差し入れ食事する。
多分、ポリプを食べているのだろうけど、中の様子をうかがい知ることはできない。
噛んで食べているのか、それとも吸って食べているのか。。。
ちょっと細い指示棒の先で貝殻を触ってみると、軟体部がズルズルと引っ込んだ!
その時の写真が右側。
何やら黄色い物体が一緒に引き釣りだされてきた。。。これ何だ???これが溶かされたポリプ???(・・;)

基本的に今は産卵期だからなのか、活発に行動している子はすくなく、ほとんどはじっと数匹で固まって産卵している子たちが多かった。
そんな中で昨日、ぶら下がっていて上まで登っていくのを観察した子が今日はノソノソと歩いていた。
何枚か写真を撮っているうちに気づいたのだけど、この子は体の後方に何やらピンク色の卵塊のようなものを抱えていた。
しかし、基本的にこのイボヤギヤドリイトカケの卵は黄色い。。。これはいったい何だろ???と思い、他の個体が産卵している場所をじっくり見てみると。。。
あった!!!同じピンク色の卵塊のようなもの!!(下右写真①)

彼らの黄色い卵もよく見れば黄色い膜の内側はピンク色なのが透けて見える。(下右写真②)
黄色い卵は完食されたイボヤギの真横によく産みつけられるのだが、ピンクの卵塊のようなものはイボヤギの中にもあった!!
これがどういう過程で表面が黄色くなっていくのかよく分からない。。。(・・;)

下右写真③は多分、イボヤギヤドリイトカケの食事痕だと思うのだが、すっかりポリプがなくなって骨格体だけになってる。
これを見ると、オニヒトデ同様にサンゴの天敵だと思ってしまうかもしれないが、僕が見ている限りではこの漁礁のイボヤギの総量は毎年特に変わっていない。
この時期、イボヤギヤドリイトカケがウジャウジャいるにも関わらず。

ちなみにこのイボヤギは骨格だけになっても土台はいつも残されており、同じ群体内の他のポリプは残っている事が多い。
だから、しばらくするとすぐに群体全体が再生することも多いのだ。

イボヤギとイボヤギヤドリイトカケ、2者の関係は食う食われるを超えた、何か「共生」のようなものも逆に感じたりもする。

イボヤギヤドリイトカケ
イボヤギヤドリイトカケ
何か軟体部後方にピンク色の卵??
何か軟体部後方にピンク色の卵??
①ピンクの卵、②黄色い膜で覆われた卵、③イトカケガイの食事痕?
①ピンクの卵、②黄色い膜で覆われた卵、③イトカケガイの食事痕?

久しぶりのクマドリカエルアンコウ
久しぶりのクマドリカエルアンコウ
昨日、同業者にクマドリカエルアンコウがいたと聞き、帰りにその場所に行ってみると、言われた場所からやや離れたとこにいてバリバリ動いていた。
カメラを近づけると逃げるくらいだから、きっと移動中だったのだろう。。。
定位置からずっと動かなければいいなぁ。。。

しかし、想像していたよりもでかかった。(笑)
105mmマクロレンズではちと辛い。
とりあえず証拠写真をパチリ。


Filed under: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with: , ,

”イトカケ”の名前の由来

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 18.9℃
【透明度】 15m
【海況】 ややウネリ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:17-15:54
【潮まわり】 06:28 198cm 満潮 / 12:38 37cm 干潮 / 18:35 202cm 満潮 / 大潮(月齢:28.2)
【日の出・日の入】 日出06:20 日没18:30

何かまた水温が落ちてきた。。。(^_^;)
水底は18℃台だった。
今年は伊豆など内地の太平洋岸は高水温が続いているようだけど、屋久島は例年に比べてもむしろ低いくらい。

今日も漁礁にイトカケガイの観察に行った。
ここはイボヤギやキサンゴの仲間が多いのだが、そこにこの時期、イボヤギヤドリイトカケがよく産卵をする。
今日の狙いは彼らのお食事シーンなのだが、どの個体も卵を産んでる最中か、産んでなくても丸まって固まっているような子が多く、なかなか食事中の子には出会えなかった。

ブラブラ吊り下げられたイボヤギヤドリイトカケ
ブラブラ吊り下げられたイボヤギヤドリイトカケ
えっちらおっちら登っていくイボヤギヤドリイトカケ
えっちらおっちら登っていくイボヤギヤドリイトカケ
こいつらはよく時化の時やダイバーの吐く泡に翻弄されたりして、ブラブラと宙に浮いているところをよく見かける。
通常ならそうした衝撃で真下に落ちてしまうのが普通なのだが、こいつらは違う。
粘質の糸のようなものを出しているので、そのまま下に落ちることなくその糸でぶら下がる。

このイトカケガイの仲間の和名の由来は、この糸だとばかり思っていたのだが、どうもそうではないらしい。。。
殻の表面にある貝の成長よって縦にできた成長の跡(縦肋)がまるで糸を掛けたように見えることからその和名がついたようなのだ。
つまり、見た目の模様が和名の由来だったのだ。( ̄□ ̄;)!!

ずっとこの粘質の糸のようものが和名の由来だと思っていたので、ちょっとビックリ!

クモのようにこの糸を手繰って結構早いスピードで登っていく。
ちなみに写真中のオレンジ色のツブツブは卵だ。


Filed under: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with:

同じ北西でも冬と春とでは大違い。。。

【ポイント】 元浦
【水温】 21.0℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:00-11:00
【潮まわり】 06:01 191cm 満潮 / 12:05 52cm 干潮 / 17:56 195cm 満潮 / 中潮(月齢:27.2)
【日の出・日の入】 日出06:21 日没18:29

今日はファンダイビングのガイドをスタッフに任せて、僕は体験ダイビングで元浦へ。。。
ゲストは関東からの女性2人組。
最初はスノーケリングでお申し込みされたのだが、体験ダイビングに誘ってみたところ、1人はノリノリだったので聞いてみるとライセンスを持っている事が判明。。。(^-^;
けど、1人はまったくの初めて。
ライセンス持ちのゲストがもう1人を説得するような感じで体験ダイビングに変更~!(^^)

海はまだ冷たかったけど、透明度はまずまず。。。
引き潮中だったこともあり、魚はみ~んな外に出てしまっていて手前の浅場はちょっと魚影が薄かった。
浅場には1匹コブシメが佇んでいた。。。(^^)

今日は昨日同様に北西の風が吹いていた。
冬季はずっと北西が吹いているのだが、もうこの時期は北西の風向きになることはすくなく、仮に北西が吹いてもあまり寒くはない。
良い時期になってきたなぁ。。。


Filed under: 元浦

キサンゴの森で。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.3℃
【透明度】 10m
【海況】 やや時化
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 15:23-17:12
【潮まわり】 05:29 183cm 満潮 / 11:28 70cm 干潮 / 17:11 184cm 満潮 / 中潮(月齢:26.2)
【日の出・日の入】 日出06:22 日没18:28

最近、スタートがメチャ遅れる。
今日もエントリーしたのが15時過ぎ。。。
すでに傾いてしまった日が薄く入るやや暗い感じの水中だった。

キサンゴに棲むベニサンゴガニ
キサンゴに棲むベニサンゴガニ
イトカケガイの卵があちらこちらに。。。
イトカケガイの卵があちらこちらに。。。
漁礁に行った。
特に目的があった訳ではないのだけど、いろいろと野暮用があり、早めに帰る必要があったので。。。
どうしても長潜りになりがちな僕は、早めに切り上げたい時は沖の方まで泳ぐのがベストなのだ。(笑)

漁礁には一時期のキンメモドキは一気に少なくなって、今はまたクロホシイシモチが中心の状況だ。

ここにはキサンゴの仲間がいろいろあって面白い。
黄色やピンク、緑色。。。

イトカケガイの卵がそこらじゅうで見られた。
ピンクのキサンゴの根元でもやっぱり黄色い卵に黄色いイトカケガイ。。。
食事中か交接中ののイトカケガイを狙って探しまくったけど、全然見当たらないどころか、どいつもこいつも貝殻の中に深く入っていてイマイチ活気がなかった。(笑)

タキベラ(yg)も春の風物詩
タキベラ(yg)も春の風物詩
タキベラ(yg)のチビも屋久島では春の風物詩だ。
屋久島ではめったに成魚は見られないが、この時期に出現した幼魚は10-15cmくらいまではよく成長する。
その先のサイズになかなかお目にかかれないのだ。
もしかしたら、もう少し潮通しの良いエリアに移動しているのかもしれないが、僕が普段潜る一湊界隈では稀な魚だ。

ガラスハゼ類の極小チビが目立ってきた
ガラスハゼ類の極小チビが目立ってきた
ヤギ類を覗くと、ガラスハゼの仲間のチビが至る所で見られる。
1年の半分以上が繁殖期であるこの手の仲間は、現在、卵を守っているようなペアには出会わない。
代わりに昨年末くらいに産まれた連中が目立つようになってくるのがこの時期だ。

レンズは105mmなのでこれくらいのサイズ(1cmちょっとくらい)が丁度いい。
他の赤いヤギとかも見てみようかな。。。チビがいるかな?(^^)


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , , ,