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TG-3、水中ワイドの絞り値が何か変。。。(^_^;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.4℃
【透明度】 20m~
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:28-12:17
【潮まわり】 08:47 222cm 満潮 / 14:40 73cm 干潮 / 中潮(月齢:2.0)
【日の出・日の入】 日出07:12 日没17:22

今日も午前中に海へ。。。

リュウキュウミゾヤギのポリプ OLYMPUS TG-3; PT-056;  Microscope Modes x4;  1/100 sec at f14; ISO 200;
リュウキュウミゾヤギのポリプ
OLYMPUS TG-3; PT-056;
Microscope Modes x4;
1/100 sec at f14; ISO 200;
またまた水温が下がってる!!(・_・;)
とうとう20℃を切ってしまい、屋久島の年間で一番低い水温に近いくらいになってしまった。。。早い。。。
北西の季節風に晒され、一時的な水温の低下だとばかり思っていたけど、どうも黒潮がかなり離れているようだ。
しかし、透明度はまずまず良くて、20mは余裕で越えて、30m近い先が見える。。。

いや~今日はしくじった!

イバラカンザシの頂部 OLYMPUS TG-3; PT-056;  Microscope Modes x4;  1/100 sec at f14; ISO 100;
イバラカンザシの頂部
OLYMPUS TG-3; PT-056;
Microscope Modes x4;
1/100 sec at f14; ISO 100;
ヒドロ虫の上に綺麗なヨコエビの仲間がいて、ピンク色の部分が目玉だと思って撮りまくった!
かなり小さいのでどうしてもピントに自信が持てず、とにかく枚数を撮った。
帰ってからビックリ!
このピンクの部分は目玉などではなく、体の後ろ側にある模様だった!!(・_・;)
つまり、すべて後ろ側から撮っていたのだった。。。
マジか。。。かなり時間をかけて撮ったのに!!(・・;

いや~綺麗なヨコエビの仲間だったのになぁ。。。また撮りに行ってこよっと!

エクジット直前にヘコアユの小さな群れを撮った。
水中ワイドモードで煽って水面を入れて撮っていたのだが、ほぼ真上に向けてカメラを構えると、水面付近は真っ白く飛んでしまう。。。
この場所は-3m程度とかなり浅く、明るいのに、必ず水中ワイドモードだと絞りがF2.8の開放になってしまうのが原因だと思うんだけど、これ何とかならないかな。。。(・・;
そこまで開けなくてもいいんじゃね?(笑)

真上に向けて撮ると水面は白飛び。。。 OLYMPUS TG-3; PT-056; Scene Modes-Under Water Wide1;  1/125 sec at f2.8; ISO 160;
真上に向けて撮ると水面は白飛び。。。
OLYMPUS TG-3; PT-056;
Scene Modes-Under Water Wide1;
1/125 sec at f2.8; ISO 160;

OLYMPUS TG-3; PT-056; Scene Modes-Under Water Wide1;  1/125 sec at f2.8; ISO 200;
OLYMPUS TG-3; PT-056;
Scene Modes-Under Water Wide1;
1/125 sec at f2.8; ISO 200;

一眼でマニュアルで撮っている時は自分で露出を調整できるからいいのだが、オートだとどうしようもできない。。。
こうなってくると一眼のほうが撮るのは楽だなぁ。。。なんて思ってしまう。

まぁ、確かにコンデジだと一眼では撮るのが難しいような位置から大胆な構図で撮れるので、それはいいんだけど。(^_^;)

今日の夕方の便で八丈時代の師匠が屋久島初来島!
約11年ぶりに見た師匠はまったく変わらず、元気いっぱい!(^_^;)
明日から久々に一緒に潜るのだが、ついていけるかな。。。?(・_・;)


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今年もメギスの卵が!!

【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 -℃/25.2℃/25.2℃/25.1℃
【透明度】 40m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:15-9:45/10:33-10:55/14:37-15:49/16:28-17:55
【潮まわり】 04:52 210cm 満潮 / 11:32 26cm 干潮 / 17:56 208cm 満潮 / 中潮(月齢:26.9)
【日の出・日の入】 日出05:18 日没19:11

3日くらい前から海がどんどん良くなっている。
日に日に水温は上がり、とうとう25℃を超えてしまった!!(・・;)
それに合わせて透明度や青さも増してきて、今日なんて40m先がハッキリ見えていた。(^^)
朝から雨の1日だったけどテンションはまったく下がらない。(笑)

そんな状況に呼応しているのか生物の繁殖行動が活発になってきた。
昨年初めて見たメギスの卵を今年も確認!(^^)
天井から吊り下がった暖簾のような卵は本当に綺麗!(^^)

ヘコアユもヘコアユも繁殖期に入っているようで、お腹の大きくなった個体も多い。

1週間くらい前からヤッコエイの動きが怪しい。。。
浅場でいつも以上に目立つようになり、2匹の追いかけっこも頻繁に見かける。

アカカマス(タイワンカマス?)も多分、繁殖期に入った。
普段は群れているアカカマスが、夕方、2匹で付かず離れず状態でウロウロしているのをそこら中で見かけた。

シマスズメダイも広範囲に卵を産みつけ、大きな産卵床をつくっている。。。

今がとうとう今年も一番面白い時期に突入だ!!(^^)


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豪雨!!!

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 24.5℃/24.1℃
【透明度】 5m/10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 豪雨
【潜水時間帯】 10:15-12:44/17:10-19:09
【潮まわり】 06:41 216cm 満潮 / 13:32 15cm 干潮 / 大潮(月齢:0.5)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:19

今日は朝からもの凄い豪雨で、家の裏は滝になってるし、道路は川となり完全に冠水していた。。。(・・;)
潜りに行く頃には雨は小雨になったけど、一湊湾内は川からの土砂や泥で真っ茶色!!
実際、1本目なんて水中は一時、透明度1m以下になり、真っ暗。。。!!(・。・;

今日から3日間はそんな悪条件の中でも楽しめる常連ゲストのIさんご夫婦のみ。
当然のように「一湊タンク下」ビーチエントリー三昧が始まる。。。(笑)

Iさんご夫婦のリクエストは一般的なダイバーとはかなり違っている。
何せ「日本一マニアックなダイバー」なので。。。(笑)

リクエストは

1. できる限りまったく同じポイントを繰り返し入ること。(6日間合計12-18本すべて「一湊タンク下」希望、しかも手前の浅場のみ)
2. 時間を気にしないでいいビーチエントリー。(つまり結果的に「一湊タンク下」のみという事になる。。。)

つまり、他にゲストさんがいた場合、まず応える事ができないリクエストなのだ。(笑)
という事で、ゲストがIさんご夫婦だけとなる後半の今日からこのリクエストに応える事ができるようになる。。。(^^;;

そして生物的なリクエストがまた一般的なダイバーとは相当、違う。。。!(笑)

3. 「まだ見た事も聞いた事もないビックリするもの」

ちなみに、この”まだ見た事も聞いた事もない”の主語はIさんだけではない。。。
何とガイドである僕もなのだ!!!(爆)

つまり、Iさんはもちろん、僕も”まだ見た事も聞いた事もないビックリするもの”がリクエストであり、「見た事もなく聞いた事もないもの」はリクエストしようがないので、種名や具体的な動物行動は挙げることができないと言うのだ。(笑)

リクエストされた生物を水族館のごとくテンポよく見せ、撮影アシストしていくガイドが良しとされる今のガイドダイビング・シーンにおいて、このリクエストは。。。
まさか、僕も一緒になって遊んでいいって事???(^▽^;)
うん!そういう事だな!やったー!(^^)

ヘコアユの怪しい行動を観察。。。
ヘコアユの怪しい行動を観察。。。
今日の1本目は透明度1mの中、怪しいヘコアユの行動を2時間近く観察。。。(^^;;
先日も怪しいヘコアユの行動を1人で観察したのだが、同じようにこの時期よく見られる求愛だと思われる行動がずっと見られ続けたため、それを最悪の透明度の中3人でずっと追ってた。。。

5匹のヘコアユのうち1匹はメスだと思われるのだが、このメスを4匹のオスが代わる代わるに求愛しながら浅場をずっと徘徊していたのだ。
求愛は頭の先をメスに寄せて、プルプル震えるもので、これは良~く見ないと分からないくらい。(笑)
通常は水底スレスレの辺りを群れで動き回るのだが、この時ばかりはしばしば水底から150cmくらい上がる。
なので、僕はこいつらの産卵は前から放卵放精だと考えているのだが、ゲストI氏夫妻は海藻などへの産みつけ型を主張。
結局、求愛以上のことは観察できなかったけど、何とか解明したいなぁ。。。

ヒゲニジギンポとカモハラギンポが交雑???(・・;)
ヒゲニジギンポとカモハラギンポが交雑???(・・;)
前半にはカモハラギンポの面白い行動を観察した。
カモハラギンポのオス(多分)が、お腹の大きなヒゲニジギンポ(屋久島では数は多くない)に求愛しながら、自分の巣穴に招き入れた!!(・・;)
そのままヒゲニジギンポは巣穴の中に入ったまま出てこない。
そこへ時折、カモハラギンポが入り込み、またスグに出てくるという行動を繰り返していた。
巣穴を覗くと真っ赤な卵が産みつけられていたけど、これがヒゲニジギンポの卵であるかどうかは謎。
少なくともカモハラギンポの卵は赤くないので、カモハラギンポの卵ではないと思う。
一見、ヒゲニジギンポが産んだ卵にカモハラギンポが放精しているように見えるけど、巣穴の中は見えないので定かではない。。。
ただ、両種は属も一緒の近似種なので、交雑があってもおかしくはない。
現在、カモハラギンポの幼魚が増える時期なのだが、確かにヒゲニジギンポのような、カモハラギンポのような中間的な幼魚は実はよく見かけるのだ。(これは結構、頻繁に見かける)

2本目はサンセット狙いで遅いエントリー。
一番の目的はタイワンカマスの産卵とヘコアユの産卵だったのだが、相変わらず透明度が悪いこともあって、両方とも全然見つからなかった。。。
何も面白い行動には出会えないまま、エクジットしようとしたら、エントリー口近くにキリンミノカサゴのお腹がパンパンに膨れたメスとオスがいた。
よく見てみるとメスの産卵口からは卵のようなものがすでに見えてる。。。
さすがにエアがすでに50を切っている段階で、しかも昔見たハナミノカサゴの産卵では沖の方に泳ぎだし、沖の中層で産卵するのを経験していたので、これをずっと観察していても産卵を見るのは無理だろう。。。と思っていた。
しかし、こいつらしばらくするとその場で一緒に水底から50cmくらい上昇し、あっという間に産卵してしまった!(19:00→日没20分前)
あっけない幕切れ。。。(笑)
じっくり産卵に至る過程を観察することもできなかった。。。(・・;)

キリンミノカサゴの産卵!
キリンミノカサゴの産卵!

美しいキリンミノカサゴの卵塊
美しいキリンミノカサゴの卵塊

メスは2つの卵塊を産み出し、それは浮遊して流れていった。。。
卵塊は無数の美しい粒が織りなす神秘的なもの。

う~ん。。。何かダラダラと何も面白い行動には出会えないまま終わりそうな1本だったのに。。。(^^;;
「終わりよければ全て良し」とはこの事だな。。。(笑)
Iさんご夫婦も喜んでいた。(^^)

現在、台風3号が近づいており、Iさんご夫婦は早めに帰ろうかどうしようか頭を悩ましている。。。うーん。。。


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期待外れの漁礁。。。(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 22.5℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:28-12:16
【潮まわり】 04:27 194cm 満潮 / 10:54 50cm 干潮 / 17:05 190cm 満潮 / 中潮(月齢:25.7)
【日の出・日の入】 日出05:30 日没18:59

漁礁のムレハタタテダイ
漁礁のムレハタタテダイ
昨日でうちのGWは終わり、今日はすべてのゲストさんが帰路へ。。。
Oさん夫妻、Hさんを空港や港に送り、白谷雲水峡をトレッキングしているYさん夫妻が帰ってくるまで、1人でカメラを持って潜りに行った。

昨日の最後の1本は何やら透明度がグッと上がって、海の色も青々としてきたので期待しながらエントリーしたけど、思ったほど抜けてはいなかった。。。(^^;;
でも折からの快晴で海の中は非常に明るかった。(^^)

捕食魚の姿が見えずアザハタは安心。。。(^^;;
捕食魚の姿が見えずアザハタは安心。。。(^^;;
GWの前半に漁礁を沢山のメアジ(?)の幼魚群れが覆い、それを狙ってヒレナガカンパチの群れが集まってきていたり、GW後半はゼロ戦にツムブリの群れが集まっていたのでこれらを狙ってワイドでエントリーしたのだが、今日の漁礁はイマイチだった。。。
メアジ(?)の幼魚群れも何か少なくなったような感じもするし、捕食魚も小型のヒレナガカンパチやブリが数匹集まったくらいで、それもあっという間に消えてしまった。

ハナミノカサゴたちが集う漁礁
ハナミノカサゴたちが集う漁礁
捕食魚としてはハナミノカサゴだけが相変わらず複数匹集まっており、機会をうかがっては捕食しているようだった。
こうしたハナミノカサゴの群がりが漁礁エリアに3か所ほど見られ、現在、合計で15匹くらいのハナミノカサゴが漁礁界隈に集結している。

各所でクマノミが卵を守っているのだが、1ヵ所面白い場所がある。
4/16にゲストと産卵を観察した夫婦は1回目の卵はすでにハッチアウトさせ、現在は今年2回目の卵を守っている。
しかし、この夫婦、2つの離れたイソギンチャク両方をテリトリーにしているようで、2回目の卵は前の産卵床から3mほど離れた別のイソギンチャクの陰に産卵床を構え、ここで産卵し守り始めた。(^^;;
ちなみにメス・オスは同一個体だ。
う~ん。。。どういう時に産卵床を変えるのかな?

現在、いろいろな場所で卵を守っている姿を見かける
現在、いろいろな場所で卵を守っている姿を見かける

前回とは産卵するイソギンチャクを変えた夫婦
前回とは産卵するイソギンチャクを変えた夫婦

ヘコアユの激しい求愛が見られた
ヘコアユの激しい求愛が見られた
エクジット間際にヘコアユの激しい求愛が見られた。
どいつがオスでどいつがメスなのかじっくり見ていたけど、まったく分からなかったけど、6匹ほどが群れ、いつも以上にピッタリくっついて動きも激しい!
いつもはカメラを構える僕からどんどん、どんどん遠ざかって逃げていくのだが、今日はほとんど逃げることがなく、求愛に必死な感じ。。。(^^;;
一応、求愛しながら高速で動いているのだけど、僕から逃げているという感じではなかった。
時間はエクジット間際の正午前後。
産卵まで追ってやる!!と思ったけど、エアー切れ。。。(・・;)


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ハマサンゴの群落

【ポイント】 元浦東
【水温】 21.8℃
【透明度】 5m-10m
【海況】 やや小波
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 14:47-16:19
【潮まわり】 08:34 112cm 干潮 / 13:57 151cm 満潮 / 若潮(月齢:9.5)
【日の出・日の入】 日出06:06 日没18:36

ハマサンゴの仲間
ハマサンゴの仲間
昨日、大荒れだった一湊湾内は、だいぶ凪ぎたけど、まだまだ潜水は厳しい状況。。。
元浦側は割と凪ぎていて、午前中に入った同業者によるとメチャ透明度が良かった!というので、天気もいいし今日はワイドで元浦へ。

元浦といっても、エントリーしたのは元浦の東側のポイント。
ここにはちょっとしたハマサンゴ群落があって、前からワイドで押さえたいと思っていたのだ。
しかし、入ってみると。。。メチャ透明度が悪いじゃん!!(¨;)
何やら白濁りしていて、砂なんかも舞ってる。。。

しかも、濁りも関係しているのか、何かあまりハマサンゴ群落が綺麗じゃないっ!!(笑)
よく見ると泥を被っていて、昨年よりも死んでいる部分が多い。
さらに、右の写真の縁を見ると分かるように、ブダイ類にガジガジ噛じられたようなあとがそこら中にあった。

ハマサンゴは割と泥には強いサンゴだと思っていたのだが、今日の状況を見ると何かそうでもないかもしれない。。。(¨;)
いずれにしても、群落全体を撮った写真はどれも何かイマイチで現像する気にもなれなかった。

ヘコアユの群れ
ヘコアユの群れ
後半は浅場でいつも群れているヘコアユとずっと戯れていた。。。
ホームの一湊タンク下の子たちは撮っているとガンガン逃げまくるけど、ここの子たちはほんと良い子だ。
静かに撮影していれば全然、逃げない。。。

撮っている最中に思ったんだけど、こいつらの産卵って放卵放精かな?
ペア産卵?群れ産卵?
多分、産卵はメチャ面白いんじゃないかなー
ちょっと調べてみようかな。。。(^^)


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