タグ: キンチャクガニ

繁殖期はいったいいつ??

【ポイント(Dive Point)】 一湊タンク下No.2 / 一湊タンク下No.1
【水温(Water Temperature)】 19℃ / 19℃
【透明度(Underwater Visibility)】 25m~
【海況(Oceanic Condition)】 凪ぎ
【天候(Weather)】 快晴
【潜水時間帯(Dive Time)】 09:14-10:06 / 11:29-12:29
【潮まわり(Sea Tide)】 07:58 198cm 満潮 / 13:55 59cm 干潮 / 大潮(月齢:0.5)
【日の出・日の入(Sunrise・Sunset)】 日出06:50 日没18:12

【平均水深(Avg Depth)】 18.4m / 13.5m
【最大水深(Max Depth)】 33.1m / 18.3m

連休最終日のゲストさん撮影の写真です。
まだ高速船トッピーは冬ダイヤなので15:40が最終便。
これに間に合うように今日は2本潜って、あとはのんびり。。。といきたかったのだが、意外に時間がない。。。^^;

水温は只今、どん底の18-19℃
繁殖関係の観察はあまり期待できないかと思いきや、今日は抱卵中のキンチャクガニとモンハナシャコを見つけた。
もはやこいつらの繁殖期が分からなくなってきた。。。^^;


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タイドプールは最高の季節!

【ポイント】 一湊タンク下No.1 / 一湊タンク下No.3 / 春田浜タイドプール
【水温】 24.2℃ / 24.6℃ / -℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:02-9:42 / 10:46-11:25 / 13:00-14:30
【潮まわり】 05:23 197cm 満潮 / 11:29 82cm 干潮 / 17:28 212cm 満潮 / 中潮(月齢:12.3)
【日の出・日の入】 日出06:23 日没17:42

相変わらず海も天気も最高だ!
黒潮接岸のおかげで透明度は30mオーバー!
5mmウェットスーツでもあまり寒くないくらい。(^^)

ゲストは今日から2-3日間潜る方々。
久々にタイドプールに行った。
大潮の最干潮時はだいたいお昼前後なので、よく2本目でタイドプールに行くのだが、今日の最干潮は13:30過ぎだったので、まずは2本潜ったあと、3本目にタイドプールに行った。

今はとにかく背景のアオサ(?)の緑が美しい。。。この時期ならではの絵が撮れる。

いよいよロウソクギンポが繁殖期に入ったようで、婚姻色の個体も多く、求愛もたまに目にした。

前回のタイドプール(4月)よりも活性も高まり、数も増えてる。

ロウソクギンポがバリバリの婚姻色となって繁殖期のピークに達するのは7-8月なのだが、背景の美しさとロウソクギンポの繁殖期が重なるこの時期(5月下旬~6月)が絵的には一番いいのかもしれない。。。


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若いダイバーは大切にせねば。。。!(^^;)

【ポイント】 横瀬 / 一湊タンク下No.2 / お宮前
【水温】 24.2℃ / 24.2℃ / 24.2℃
【透明度】 30m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 8:54-9:41 / 10:57-12:02/ 13:34-14:36
【潮まわり】 09:17 204cm 満潮 / 15:01 105cm 干潮 / 中潮(月齢:3.6)
【日の出・日の入】 日出06:49 日没17:18

水温は例年並みの24-25℃に戻り、透明度もそこそこいい感じのコンディション。
ベタベタに凪ぎた一湊湾内で快適に潜れている。。。(^^)

昨日、今日と潜ったゲストさんたちは22-23歳とお若いのにすでに200本前後潜っている2人組。
聞いてみるとやっぱりダイビング系の学生サークルの出身だった。

最近は二十代前半のダイバーはめったに見かけないので、メチャ貴重なお客様!(^^;)
いや~これはメチャクチャ大事にせねば!!

今後も末永く潜り続けてもらわないと、僕たちの業界はマジでヤバいもん。。。!!(笑)


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シマキンチャクフグの産卵

【ポイント】 一湊タンク下No.2 / 一湊タンク下No.3 / 一湊タンク下No.1
【水温】 27.4℃ / 27.4℃ / 27.2℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 8:40-9:48 / 10:49-11:30 / 13:00-14:16
【潮まわり】 04:59 75cm 干潮 / 11:27 183cm 満潮 / 16:58 132cm 干潮 / 小潮(月齢:6.9)
【日の出・日の入】 日出06:09 日没18:08

一度、26℃台まで下がった水温は昨日からやや持ち直してはいるけど、依然として黒潮は外れたままのようで透明度は今一つだ。。。

ゲストさんたちには南の島っぽい海を見せられなくて残念!(;´・ω・)

午前中、シマキンチャクフグの産卵を観察した。
同属のキタマクラ何かと比べてもメチャ地味な産卵なんだけど、それほど待たずに産卵を観察できた。

白化した小さな枝サンゴの仲間に普段はあまり一湊タンク下では見かけないフタイロサンゴハゼが沢山着いていた。

透明な幼魚から立派な成魚まで様々なステージが小さなサンゴの中にひしめき合っていた。


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お食事中のボラたち

【ポイント】 元浦 / 元浦 / 一湊タンク下No.1 / 元浦東 / 志戸子
【水温】 28℃ / 28℃ / 28℃ / 29℃ / 28℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:45-10:13 / 11:24-11:53 / 12:49-13:20 / 14:06-14:46 / 15:09-16:12
【潮まわり】 08:13 79cm 干潮 / 14:42 184cm 満潮 / 長潮(月齢:24.0)
【日の出・日の入】 日出05:27 日没19:20

海の日絡みの連休に来店されたゲストさんたちもお帰りになり、今日は体験ダイビング・デー!
元浦で2本潜ったあと、一湊タンク下をボートで1本。

浅いこともあり、元浦は太陽光がよく差し込み、メチャ綺麗な海だった。(^^)
もうボケ~と漂っているだけでも気持ちがいいくらい!(^^;)

明るい太陽光が差し込む元浦はのんびり魚たちがお食事していて、とても平和な光景が見られた。。。(^^)
下の動画はお食事中のボラたち。

盛んに水底に広がるミルという緑の海藻をカジっているのだけど、この海藻が切られてボロボロ落ちていく様子がまったく見られないので、よくよく観察してみると彼らはアオウミガメのようにこの海藻(ミル)自体を食べているのではなく、どうもこのミルに付く付着藻類やこれに着く甲殻類などを食べているようだ。

午後からは来島中の峯水さんとマンツーマンで普段はほとんど入らない「元浦東」や「志戸子」へ。
僕個人的にはちょっと初めて知ったことが。。。(^^)


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2016年の初潜り

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.9℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 15:07-16:33
【潮まわり】 04:52 160cm 満潮 / 10:20 101cm 干潮 / 16:05 183cm 満潮 / 中潮(月齢:25.7)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:31

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

昨日まで帰省していたので、今日は2016年の初潜りだった。
屋久島の海は正月中、割と穏やかで連日凪ぎていたようなのだが、今日はやや時化始めの海といった感じだった。

卵持ちキンチャクガニ
卵持ちキンチャクガニ
驚いたのは依然として水温が1週間前と変わらず24℃もあることだった。
透明度も30mはありそうだ。
年が明けても黒潮が接岸したままというのも何年ぶりだろ。。。(-_-;)

毎度のことだけど、帰省ブランクのあと、最初の1本目は何かあたふたして終わる。
オマケに今年は慣れないドライのせいでより一層あたふたした初潜りだった。(笑)

写真は真っ赤な卵を抱卵中のキンチャクガニ。
今年は暖かいからかなぁ。。。いまだに生物たちの繁殖行動が活発な気がする。。。


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明るい海!(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.3℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:26-12:22
【潮まわり】 04:46 31cm 干潮 / 11:27 200cm 満潮 / 17:29 99cm 干潮 / 小潮(月齢:5.6)
【日の出・日の入】 日出06:54 日没17:17

今日の「TG-3お散歩日記」です。

イソギンチャク
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN
昨日まで潜っていたNさん御一行様が午後の便で帰るので、その前に午前中1人で海へ。。。
今日は朝からよく晴れていて、一昨日にNさんたちと入った真っ暗な一湊タンク下とはえらい違い!!(笑)
太陽光がよく差し込んで明るく綺麗な海だった。

水温はとうとう23℃台を連発するようになり、いよいよ水温の低下を感じるようになってきた。

今日はワイドで漁礁、マクロでハナヒゲウツボ、超マクロでワレカラなどとある程度の被写体は決めてあり、順番にそこを回る。。。つもりだったけど、予定はあくまでも「予定」!
いつものように撮るつもりがなかったアオウミガメにずいぶんと時間をかけてしまった。。。(^_^;)

アオウミガメ息継ぎ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Scene Modes-Under Water Wide1; 1/320 sec at f2.8; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

アオウミガメ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Scene Modes-Under Water Wide1; 1/640 sec at f2.8; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

高水温の間、クロホシイシモチのチビたちが幅を効かせていた漁礁は、この水温になって例年通りキンメモドキの数が増えてきた。
このあとも増えるかどうか分からないけど、あと数週間でもう少し増えるんじゃないかなぁ~とは思うんだけど、とりあえず冬らしい光景になってきた。(^_^;)

キンメモドキ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Scene Modes-Under Water Wide1; 1/60 sec at f2.8; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

アザハタ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Scene Modes-Under Water Wide1; 1/60 sec at f2.8; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

ワレカラ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

まだ相変わらず、ワレカラどころか、このワレカラが着くガヤ類も全然成長していないけど、もう少し時間をかけてワレカラを撮ってみようと、漁礁からの帰り道、ガヤ地帯に寄ってみた。
なかなかワレカラは見つからなかったけど、子持ちのワレカラを1匹見つけた!!
今季初観察だ。(^^)

最初はメスの周りに大きく広がっていたのだが、僕が撮影を始めると例によって、み~んな母親の体に乗っかってきた!!!
しかし、この写真、なんだか分からないよね。。。?(-_-;)

メスがあまりにも地味すぎて、何だかよくわからん!!!(笑)
最近、TG-3のAFがイマイチ信用できなくて、ワレカラ撮影時はずっとターゲットライトをあてがっての撮影。。。
モニターでもピントの山はほとんど見えないので、枚数を撮るしかないのだが、それでも数十枚中、何とかピントが合っているかな。。。と思えるのは数枚。。。
もう少し水温が下がってから大きめのオスを狙わないと厳しいかも。。。(-_-;)

キンチャクガニ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

安全停止中に抱卵中のキンチャクガニを見つけた。
今にも零れ落ちそうなほど大量に卵を抱えていた。

TG-3の顕微鏡モードは意外に被写界深度が浅くて、なかなか目玉と卵に同時にピントを合わせるのが難しかった。
現場確認ではすべて合っていると思って撮影していたのだが、これまたほとんどがピントは甘々だった。^^;

TG-3に限らずコンデジはとにかくできるだけ多くの枚数を撮るのは必須なのかもしれない。。。


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アルファスズメダイの成魚

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.1
【水温】 24.9℃/25.0℃
【透明度】 20m
【海況】 やや時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:14-10:18/11:44-13:35
【潮まわり】 09:49 218cm 満潮 / 15:37 104cm 干潮 / 中潮(月齢:4.2)
【日の出・日の入】 日出06:29 日没17:34

ずっと快晴&凪ぎの日々が続いていたけど、今日は北東の風が強く、空には黒い雲が。。。そしてちょっと肌寒い1日だった。

屋久島は縄文杉トレッキングと組み合わせて潜りに来る方が多く、縄文杉の次の日に潜るような日程だと、たまに筋肉痛で足を引きずりながら潜る方がいる。。。(^^;;
今日もそんなゲストさんを1人含み、ダイビング。。。(笑)

なのに長期滞在、最終日のゲストMさんの最後のリクエストは一湊タンク下ビーチエントリーで。。。マジっすか。。。(・・;)
筋肉痛で足を引きずるお友達に対して、悪魔のような仕打ち!(笑)

今日は1本目のお宮前(もちろんこちらはボートエントリー)では、一湊初記録のアルファスズメダイを見つけた。
しかも成魚!!!(・・;)
過去に何度か見られているアルファスズメダイはみんな永田エリアで、しかも幼魚ばかり。。。
成魚なんて初めて見た!


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ウミガメだらけ。。。

【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 20.5℃/20.4℃/20.3℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:21-10:56/14:14-15:06/16:03-16:58
【潮まわり】 09:40 94cm 干潮 / 15:18 169cm 満潮 / 若潮(月齢:24.8)
【日の出・日の入】 日出06:14 日没18:32

今日は午前中は体験ダイビングで1本、午後からはファンダイビングで2本ガイドした。
1日3本潜るのは久しぶり。。。(^^;;

相変わらず、透明度が極端に悪いっ!
おまけに水中にはゴミのような浮遊物が沢山浮いていて、汚らしい。。。(・・;)

ファンダイビングのゲストさんは、前に最も海の良い8月に来島されている方で、きっと今回のこのシーズンの海の悪さにビックリしているに違いない!!!(笑)
でもベタ凪ぎ&快晴にも関わらず、ここまで濁っているのは久しぶり。
きっと変な潮が入り込んでいるに違いない。。。

それでもそこら中でウミガメが見られ、一応それなりに楽しんで頂けたようで良かった。。。(^^)
フリソデエビのペアや抱卵中のキンチャクガニ、ハナヒゲウツボの幼魚&成魚など、彼女にとっての初物も多かったようだ。

次はまたベストシーズンの屋久島で待ってま~す!!!


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学習が足りない。。。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.1℃
【透明度】 10m
【海況】 時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:38-16:04
【潮まわり】 09:56 197cm 満潮 / 16:26 35cm 干潮 / 中潮(月齢:4.8)
【日の出・日の入】 日出06:58 日没18:05

島は風向きで気温の変化を敏感に感じ取ることができる。。。
昨日は南よりの風が吹き暖かかったのに、低気圧の通過とともに今朝には風が北西に変わり、寒っ!!!(-_-;)

当然、海も時化はじめ、午前中は静かだったらしい海も、僕がエントリーする午後にはかなり時化気味に。。。
エントリー前に入ろうか?入るまいか?メチャ悩んだ末、結局エントリー。
いや~失敗だった。。。

ニゴニゴ&ユレユレの海では何も見つからないし、そもそもまともに写真なんか撮れなかった。(・・;)
今日は海なしで良かったような気が。。。
こういう日は海に入らない方がいいと経験から分かっているのに、なぜかいつもエントリーしてしまう。。。アホだな、我ながら。
学習がまだまだ足りないようだ。(^^;;

ユレユレの海でヒドロ虫&極小のヨコエビを撮るのは至難の業でスグに諦めたくらい。。。
終盤はここのままではブログネタがないっ!と焦り、気が付くと最近は卵でも産んでいない限りはカメラを向けることもなくなってしまったウミウシを撮ってた。。。(笑)

今年は年を明けても、依然として抱卵中のキンチャクガニをよく見かける。
もう繁殖シーズンがいつなのか、よく分からなくなってきた。。。(・・;)

久々のヒュプセロドーリス・イアクラ
久々のヒュプセロドーリス・イアクラ
ウミシダヤドリエビ
ウミシダヤドリエビ
抱卵中のキンチャクガニ
抱卵中のキンチャクガニ


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変化がない卵の色

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.6℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:28-15:50
【潮まわり】 05:29 200cm 満潮 / 11:13 91cm 干潮 / 16:53 214cm 満潮 / 中潮(月齢:27.2)
【日の出・日の入】 日出07:04 日没17:17

3日間、屋久島の北部は大時化となり、今日はようやく凪ぎとはいえないけど、一湊湾内は潜れるくらいには回復した。
早速、午後から例のモンスズメダイが気になって志戸子に行くが、こちらはまだ凪ぎ切っておらず、仕方なくホームの一湊タンク下にエントリー。

時化後の海は白く濁っていたけど、沖に出ると20mくらいの透明度はあった。
かなり暗かったけど。。。(・・;)

マンジュウヒトデにつくヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデにつくヒトデヤドリエビ
何か面白い行動はないかと探していたけど何も見つからず、気がついたらマンジュウヒトデに張りついていた。。。(笑)
最初はそれほど真面目に撮る気はなく2-3枚シャッターを切って終わりにするつもりが、撮りながら面白い画を思いついてしまい、悪戦苦闘!
現場ではそれなりにイメージ通り撮れたかな?とか思ったけど、帰ってきてからPCで見てみると何か全然ダメだった。。。(・・;)
また撮ろっと!

抱卵中のキンチャクガニ
抱卵中のキンチャクガニ
帰りに先日から定点観察している抱卵中のキンチャクガニの元に寄ってみると、今日はいつもの石の下にはいなかった。
さんざん探したけど、見つかるのは他のキンチャクガニばかり。。。(-_-;)
どこ行っちゃんたんだろ??
まさか、もうハッチアウトは終わっちゃったん???(*_*;

代わりに別の抱卵中のキンチャクガニを見つけた。
前の子よりも何か若そうだ。。。仕方がない。。。今度はこいつを定点観察するか。。。

卵を抱えるモンハナシャコ
卵を抱えるモンハナシャコ
何か甲殻類ばかりだけど、もうひとつ定点観察している甲殻類が浅場で11/21(⇒ヤクシマキツネウオの群れ)から観察している抱卵中のモンハナシャコだ。

もうかれこれ最初に見つけた時から3週間が経過しているのだが、依然としてこいつの抱える卵にはあまり変化がない。。。
やや卵の色がくすんだ感じはしたけど、卵が成熟してくると見られる目玉のようなものが未だに見られず、孵化を感じさせるような卵ではなかった。

んっ???、まさか前の卵はすでに孵化してしまって、また新しい卵を抱え始めたのか???(・_・;)
それとも、水温が下がって卵の孵化までの日数は伸び気味なのだろうか。。。いずれにしても、依然として抱えていた。(・_・;)

これからの時期は時化の日が多くて、こういう定点観察対象を毎日チェックできなくなる可能性があるのが痛い。


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クリーニング下手はどっちだ!^_^;

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 23.1℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 15:02-17:34
【潮まわり】 11:18 192cm 満潮 / 17:25 98cm 干潮 / 小潮(月齢:21.2)
【日の出・日の入】 日出07:00 日没17:16

今日も夕方近くになってから海へ。。。
現在、日中はいろいろとやることが多く、どうしても海に行くのがこの時間になってしまう。。。(・・;)

時間が時間だったこともあり、今日も水中はかなり暗かったけど、透明度だけはそれほど悪くはなかった。
浮遊物も消え、海の色もなかなか良い。
もしや黒潮???
水温計を見ると、水温はまた23℃台に戻っていて、非常に温かかった。(^^)

今日は時間が遅かったので、ゼロ戦のケラマハナダイやフタイロハナゴイの産卵観察にゼロ戦まで行った。
さすがにまだ早かったようで、激しい求愛はイマイチだった。
たまに求愛はするのだけど、それよりもフタイロハナゴイなんかはオス同士の喧嘩の方が激しく、そっちのほうが面白かった。

ホワイトソックスのクリーニング
ホワイトソックスのクリーニング
アカシマシラヒゲエビのクリーニング
アカシマシラヒゲエビのクリーニング
いずれにしても産卵にはまだ時間がかかりそうだったので、アザハタやドクウツボをクリーニングするアカシマシラヒゲエビやホワイトソックスの方に興味が移ってしまった。。。(^_^;)
アザハタの方は大人しくクリーニングを受けていたけど、ドクウツボの方はクリーニングをねだるのだけど、エビたちがいざクリーニングを始めると痛いのかスグにエビたちを振り落としてしまう。(笑)
でも、またクリーニングのおねだり。。。この繰り返し。┐(‘~`;)┌

今日はホワイトソックスとアカシマシラヒゲエビが2匹同時に1匹のドクウツボをクリーニングしている瞬間が度々見られたので、このシャッターチャンスをずっと狙っていたのだが、意外にこれがなかなか難しかった。。。(・・;)
2匹が一緒にドクウツボの口の中に入ったりもしていたのだけど、これがどっちのクリーニングの手際が悪いのか、スグにドクウツボが嫌がって2匹を振り落としてしまう。。。

帰りに3日くらい前に卵を抱えているのを確認しているキンチャクガニの元に寄ってみると、まだ卵を抱えていた。
キンチャクガニの卵は何日くらいで孵化するのか追ったことがないので、よく分からないけど、卵の色を見る限りではまだまだ孵化するまで時間がかかりそうだ。。。
しばらく、こいつを追ってみようかな。。。

お腹には卵を沢山抱えていた
お腹には卵を沢山抱えていた
大事そうに卵を守る
大事そうに卵を守る


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ヤクシマキツネウオの群れ

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.1
【水温】 22.6℃/22.6℃
【透明度】 20m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:37-11:38/12:47-13:56
【潮まわり】 06:35 65cm 干潮 / 13:24 189cm 満潮 / 小潮(月齢:7.2)
【日の出・日の入】 日出06:49 日没17:18

今日は学生さんとビーチからマンツーマンで2本。
聞けば大学のサークルでダイビングをやっていて、よく行く合宿地が八丈島だというので使っているお店を聞いてみると、レグルスダイビングだという。。。って俺の古巣やん!(^^;)
さらに大学とサークル名を聞いてみると。。。おーい!よ~く知ってるよ!そこ!!(笑)

ここ数年、僕が昔働いていたお店(レグルスダイビング)によく通っているお客さんで、僕がそこで働いていた過去があることを知らないで来店される方が増えてきた。
八丈島を出て、もう10年になるんだもんなぁ。。。しみじみ。。。
何かまだ独立してまだ3-4年くらいの感覚なんだけど、時は確実に進み続けているんだな。。。と強く実感。(・Θ・;)

1本目は一湊タンク下の沖に出た。

ヤクシマキツネウオの群れ
ヤクシマキツネウオの群れ
通年-20m付近で中層に広がって群れているヤクシマキツネウオが、今日はもの凄く狭い範囲にすべて個体が固まって群れていた。
前からヤクシマキツネウオの成魚群れをワイドで撮りたいと常々思っていたのだが、普段はあまりにも広い範囲に広がって群れているためなかなか絵にならない。
ところが最近、ヤクシマキツネウオがまとまる傾向があるので、久々にワイドで狙ってみようか。。。と思っていたところで、今日のまとまり具合はハンパない!!
これなら十分にフィッシュアイでも絵になりそうな感じだった。
明日のゲストなしダイブはこれ狙いで行こっと!!!(^^)

ヤクシマキツネウオの群れ
ヤクシマキツネウオの群れ
ヤクシマキツネウオの群れ
ヤクシマキツネウオの群れ

季節外れのモンハナシャコの抱卵中の個体を見つけた。
屋久島ではモンハナシャコのメインの繁殖期は5-6月で、その時期はよく抱卵中の個体を見かけるのだが、この時期の抱卵は初めて見たような気がする。。。(過去のフィールド・ノートをしっかり確認したわけじゃないけど。。。(笑))

抱卵中のモンハナシャコ
抱卵中のモンハナシャコ
抱卵中のキンチャクガニ
抱卵中のキンチャクガニ


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口永良部遠征!

【ポイント】 オツセ/湯向/寝待
【水温】 27.8℃/28.9℃/28.8℃
【透明度】 15m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 くもりのち晴れ
【潜水時間帯】 9:13-10:11/13:22-14:21/15:34-16:48
【潮まわり】 07:49 238cm 満潮 / 14:26 23cm 干潮 / 中潮(月齢:2.0)
【日の出・日の入】 日出05:29 日没19:19

今日はリピーターのゲストが3組のガイド。
永田で潜りたかったのだが、永田の船が他の仕事で口永良部島に行くというので、思い切って口永良部で潜るコトに。。。
1本目だけ永田で潜り、2本目以降は口永良部へ。

ハナキンチャクフグの産卵
ハナキンチャクフグの産卵
1本目のオツセではようやくハナキンチャクフグの産卵を観察できた!(^O^)
昨年はこの辺のフグの仲間の産卵を狙ってシマキンチャクフグの産卵を確認することができたのだが、最優占種のハナキンチャクフグの産卵がなかなか見られなかった。
それがようやく見れたわけだ。

最後の浅場での安全停止中に盛んに水底の基質を掘るメスとそのメスの腹部を盛んに刺激するオスを見つけ、こりゃ産卵するかも。。。と感じ、急いでゲストを呼んで一緒に観察。。。
5分も見ていると、急にメスは水底に腹部をつけ、オスはメスにピッタリ体を押し付けブルブル体を震わし始めた。
時間は10:00前後。

壁面の基質に産卵するシマキンチャクフグと違って水底の基質に卵を産み付けていた。
シマキンチャクフグと同じなのはその産卵がものすごく地味であること。。。(¨;)
ここまで地味だと単に今まで見過ごしていただけかも。(笑)

午後からはお隣・口永良部島で2本。
ドロップオフが面白い「湯向」と海底に温泉が沸く「寝待」。
久しぶりの口永良部島は屋久島と同様に管クラゲの仲間やカブトクラゲの仲間がウジャウジャいて、透明度もメチャ悪かった。
ここまで来てもダメか!!(¨;)

水温だけは高いのでロクハンでは暑くて暑くてたまらない。。。
明日から5mmにしようかな。


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晴天なれど今日も大時化!!

【ポイント】 尾之間/湯泊
【水温】 19.7℃/19.4℃
【透明度】 15m/15m
【海況】 ウネリあり
【天候】 晴天
【潜水時間帯】 10:01-11:37/13:06-14:33
【潮まわり】 08:29 202cm 満潮 / 15:03 17cm 干潮 / 中潮(月齢:3.5)
【日の出・日の入】 日出06:14 日没18:33

ゲストNさんの2日目。
今日もホームグラウンドの一湊湾内は相変わらず大きく荒れていて、潜水不可能。。。
仕方なく、朝から南部へまわった。

冬と同じ北西の風にも関わらず、今日は北部もよく晴れていたのだけど、やっぱり南部のほうが暖かかった。
しかし、海は折からの北西風はメチャ強くて、風裏のはずの南側もそれなりに揺れていた。

尾之間と湯泊にエントリーしたのだが、どちらも最大でも8mくらいの揺れる浅場をウダウダしながら小物探し。。。
冷たい北西風のせいか水温はかなり低かった。
90分くらいで耐えられないくらい寒くなってくる。。。(*_*;

尾之間はヤクシマカクレエビを最初に発見した場所だ。
なぜこのポイントなのかというと、それには理由がある。
このポイントにはヤクシマカクレエビが着くホストであるアワサンゴの仲間がメチャクチャ多いのだ。
そのサンゴは数m間隔で目につき、それもかなり大きめの個体が多い。
つまりヤクシマカクレエビが多いというよりはこのサンゴが異常に多いのだ。

ちなみにこのサンゴにヤクシマカクレエビは3個に1匹(or1ペア)の割合で着いている。

う~ん。。。初屋久島のNさん。。。今回はまったく通常のダイビングポイントには入れず終わってしまった。。。ほんと残念。。。
いつかまたリベンジしてくださいね~!(^^)

尾之間には多いマガタマエビ
尾之間には多いマガタマエビ
ヤクシマカクレエビを一番最初に記録したのがここ尾之間
ヤクシマカクレエビを一番最初に記録したのがここ尾之間

卵持ちのキンチャクガニは多い。。。
卵持ちのキンチャクガニは多い。。。
マツヨイミノウミウシ
マツヨイミノウミウシ



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おわー真っ暗な水中。。。(゜o゜;

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 20.7℃
【透明度】 15m
【海況】 やや揺れあり
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:52-16:49
【潮まわり】 05:07 73cm 干潮 / 11:06 185cm 満潮 / 18:02 34cm 干潮 / 小潮(月齢:21.8)
【日の出・日の入】 日出06:59 日没18:04

今日は午前中はメチャクチャ晴れていたのだが、午後からは信じられないほど急に厚い雲に覆われて暗くなってしまった。。。
午後から海へ行ったのだが、何とエントリー直前にカメラにメディアが入っていない事に気づき、自宅へ取りに戻っている間にさらに空は真っ暗に。。。(゜o゜;
結局、水中はナイト???と言いたいくらいに暗~い状態に。。。
ゼロ戦まで泳いだのだけど、かなり怖かった。(笑)

僕が帰省中にたまに覗いたFacebookの記事によく似たケラマハナダイとアカオビハナダイのメスの見分け方として、側線下方の鱗の数が16-17ならアカオビハナダイ、18-19ならケラマハナダイという事で、この数を数えて識別する記事があった。
やや懐疑的に思いながらも早く僕も屋久島に帰って、屋久島のケラマハナダイを片っ端から撮って鱗を数えた~い!!!などと思っていたのだが、水温ロガーの回収なんかがあってなかなかケラマの群れるゼロ戦にはなかなか行けなかった。

ケラマハナダイのオス
ケラマハナダイのオス
ケラマハナダイの若魚
ケラマハナダイの若魚
ケラマハナダイの若魚
ケラマハナダイの若魚
ようやく今日、ゼロ戦に行ったのだが、とりあえずケラマハナダイを片っ端からオスメス問わず撮った。
体側の鱗が数えやすいように真横からバッチリ!
メチャクチャ撮った。
で帰ってきてから、PCで開いた。
一通り画像を見たあと、思った。。。

「これ。。。数える必要あるかぁ~?」(^_^;)

というか、何か面倒臭くなってきた。。。(笑)
どう考えても、どう見ても、み~んなケラマなのに、鱗を数える意味がない気が。。。
鱗を数えて仮に枚数が16-17だったとしても、こいつらはケラマであり、アカオビだとは到底思えないのだけど。。。

という事で、やめた!!
多分、ゼロ戦にケラマではない別のケラマ似のハナダイが仮に混じったとしたら、きっと違和感を感じて気づくと思うんだよな~甘いかな?(^^;

クロホシイシモチがペアになり始めた
クロホシイシモチがペアになり始めた
ゼロ戦では早くもクロホシイシモチの一部がペアになり始めていた。
例年に比べてちょっと、いや、かなり早い気がする。
例年なら4-5月くらいからだと思ったけど。。。

まだ卵をくわえたオスは見られなかったが、求愛は結構見られた。
もしかして、今年は抱卵の初観察も早いかもしれない。。。

ホシテンスになってしまった。。。(゜o゜;
ホシテンスになってしまった。。。(゜o゜;
ヤバイ。。。!
ゼロ戦周りでよく見られる昔「クロテンス」と呼ばれ1つの種類だったテンスの仲間がいるのだが、今は「ホシテンス」とされているのだが、僕は別種じゃないかな。。。と思っていた。
動きも違うし、そもそもこんなデカイ(20cmくらい)のに黒くてしかも、そこら中にいるのだ。

でも、やっぱりホシテンスだったみたい。。。( ;^^)ヘ..
ゼロ戦から最も近い場所にずっと棲んでいた通称「クロテンス」が、何やら白っぽくなり始めていて、背中にはホシテンス同様の黒い斑点が。。。(゜o゜;
あ。。。こりゃホシテンスだわ。。。(笑)


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-25mの水温ロガーも回収

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.7℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:32-16:49
【潮まわり】 10:23 196cm 満潮 / 17:00 28cm 干潮 / 小潮(月齢:20.8)
【日の出・日の入】 日出07:00 日没18:03

いや~暖かい!!
風が昨日から南寄りに変わり、すこぶる気温が上がった。
海へ行く車中でも窓は全開で快適♪(^^)

一湊タンク下-25m地点の水温ロガー
一湊タンク下-25m地点の水温ロガー
2011年の一湊タンク下-25m地点の水温推移
2011年の一湊タンク下-25m地点の水温推移
今日は-25m地点に設置してあるもうひとつの水温ロガーのデータ回収に行った。
数年前から設置している先の-6mの水温ロガーは環境省委託のモノなのだが、こちらは一昨年から個人的に設置しているものだ。
スグに終わるだろう。。。と思っていて、そのあとは何をしようかな。。。などと考えていたのだが、これがかなり手間を食った!
狭い場所に厳重に石で囲んで設置している上に、カバーがなかなか外れなくてかなり難儀した。(笑)
移動とデータ回収で50分もかかってしまった。(・_・;)

その後は結局一気に浅場まで帰ってきたのだが、ふと見るとハナキンチャクフグがボロボロになって死んでる!!!
魚の死体はスグに分解されてしまうのか、なかなか見ないので興奮!(笑)
「俺は死体フェチか!」と自分にツッコミを入れながら何枚もいろいろな角度から写真を撮っていると、何やら死んでいるはずのハナキンキンチャクフグが動き始めた!!(゜o゜;
よく見ると前方からアナエビの仲間がエッチラオッチラ、ハナキンチャクフグの死体を巣穴に曳き釣り込もうとしていた。。。 (°-°;)
いや~これは入らないだろう。。。と思ってみていると、ずるずる簡単に狭い穴の中に吸い込まれるようにして入っていった。
すげ~!!
あ~これではなかなか魚の死体なんか見ないはずだわ。。。(下左写真)

その後、近くでそのアナエビの仲間が思い切り外に出ているところに遭遇した。
初めて全身を見た。。。
この種類のアナエビは屋久島の浅場ではかなり優占していて、そこら中で見られるのだが、さすがに全身を見たことはなかった。
綺麗だと思っていた赤いラインはハサミと頭部付近にしか入っていなかったのか。。。(下右写真)

ハナキンチャクフグの死体を巣穴に引っ張り込む
ハナキンチャクフグの死体を巣穴に引っ張り込む
アナエビの仲間
アナエビの仲間

キンチャクガニは抱卵中の子を多く見かける
キンチャクガニは抱卵中の子を多く見かける
最近、キンチャクガニの抱卵個体をよく見かける。
あれれ???繁殖期ってこんな時期だっけ???
通常は夏から秋にかけて抱卵個体を頻繁に見かけるのだが、冬季にこんなによく見るのは初めてかもしれない。。。

基本的に屋久島ではキンチャクガニは普通種なのだが、昨年はどういうわけか、どのポイントでもなかなか見つからず、見つかっても小さな個体が多かったりした。
この辺が何か関係しているのだろうか。。。

なのに今は割と大きめの個体がよく見つかり、ナゼか抱卵中の子も多数見つかる。
う~ん。。。謎。。。(ーΩー )


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4本も潜っちゃった。。。(・_・;

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2/お宮前/一湊タンク下No.1
【水温】 20.3℃/20.4℃/20.5℃/20.5℃
【透明度】 20m/20m/20m/20m
【海況】 ほぼ凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:22-10:30/11:43-12:46/14:49-15:33/16:42-17:37
【潮まわり】 05:36 199cm 満潮 / 12:10 31cm 干潮 / 18:24 195cm 満潮 / 大潮(月齢:27.5)
【日の出・日の入】 日出05:34 日没18:55

相変わらず水温は20℃前後で上がらない。
正直、寒すぎでしょ。。。(・_・;

キンチャクガニはようやくチビの季節。
キンチャクガニはようやくチビの季節。
今日はGW中、最も混んでいる日で、僕は4本設定で動いた。
おかげで今、頭が窒素でボ~としている。。。

もう寝たい。。。

水温低いけどハナヒゲだけは活発に出てる
水温低いけどハナヒゲだけは活発に出てる
ジョーが一気に目につくようになってきた。
ジョーが一気に目につくようになってきた。
ひとつだけメモ。。。
ジョーフィッシュが急に目立ち始めた。
しかも、昨年産まれたばかりであろう小指くらいの幼魚~若魚がよく目につく。
さらにごくごく狭い範囲に数個体がかたまっている傾向が強く、今年の観察は相互関係(コミュニティの仕組み)も調べやすそうだ。
産卵期までにどのコミュニティを定点観察するか決めないと。。。楽しみ♪(^^)ニコ


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志戸子のガラスハゼ

【ポイント】 志戸子
【水温】 24.6℃
【透明度】 25m
【海況】 ややウネリあり
【天候】 くもり
【潮まわり】 08:52 97cm 干潮 / 15:22 187cm 満潮 / 若潮(月齢:9.9)
【日の出・日の入】 日出06:44 日没17:20

志戸子で多く見られるヤギ
志戸子で多く見られるヤギ
午後から1人で志戸子にエントリー。
ガラスハゼ各種の繁殖生態を調べ始めてから、ずっと気になっていたのが志戸子のガラスハゼたちだ。
このポイントには数千本、いや数万本もの謎の短いヤギが立ち並んでいて、ちょっと異様な光景を見る事ができる。
このヤギは最大でも90cm、だいたいどれも50cm前後しかない短く細く白いヤギ。
ポリプを拡大してみると一湊タンク下で見られるヤギ類とはまったく違うばかりか、屋久島の他のポイントでこのヤギを見ることはない。

このヤギに着くガラスハゼたちは、一湊タンク下で見られるガラスハゼとは何かちょっと違う気がして調べてみたかったのだ。
早速何千本、何万本もあるヤギを片っ端から見ていったのだが、夏には沢山見られたガラスハゼがなかなか見つからない。。。
ようやく1匹見つけると、なんと周辺のヤギに着いているガラスハゼが次から次へと見つかった。
つまり、奴らはある程度まとまって生活しているようなのだ。

謎のヤギに着く卵
謎のヤギに着く卵
そのうちの1本に卵も見つけた。
卵の大きさを他のヤギに着く卵と比べてみると、相変わらず大きさにはあまり違いは感じられないが、産み方にはちょっとした特徴がある。
このヤギは細いにも関わらず、同じ細さのエダムチヤギに産まれた卵とは正反対である程度、卵は密集して産んでいて、ある一定の場所にまとめて産んでいる傾向があるように思う。
それは1周まんべんなく産むのではなく、ある面に縦長に産んでいく感じ。。。

参考までに今までの各ヤギに産み着けられた卵の写真を掲載しておく。

ムチカラマツに着く卵
ムチカラマツに着く卵
リュウキュウミゾヤギに着く卵
リュウキュウミゾヤギに着く卵
リュウキュウミゾヤギに着く卵2
リュウキュウミゾヤギに着く卵2
エダムチヤギに着く卵
エダムチヤギに着く卵
ロープに着く卵
ロープに着く卵

産卵中のガラスハゼ
産卵中のガラスハゼ
1本のヤギにつき1匹のガラスハゼが着いているのだが、どうもオスは卵が産みつけられているヤギにいた子だけで、あとの周囲のヤギはの子たちはみんなメスっぽい。
つまり一夫多妻。
というのも、メスを撮っていると、かなりそれがプレッシャーに感じたらしく、横のオスの着くヤギに移ってしまった。。。(-o-;
しばらく観察しているとオスは体をブルブル震わせそのメスに求愛をはじめ、何と産卵が始まってしまったのだ!!!
しばらくすると終わってしまい自分のヤギに戻ってしまったので、申し訳ないとは思ったけど今度は別のヤギに着くメスにプレッシャーを与えると、同じようにオスのいるヤギに移った。
そして同じように産卵を始める。。。

ただ、本当に産んでいるのかどうかは不明。
多分、メスは頑張ってはいるけど、卵自体は産んでいないと思う。
メスの産卵管から卵が出てくるのを確認したわけではないし、見た感じメスのお腹は膨らんではいるものの卵の形は見られなかったので。。。(通常、産卵中のメスのお腹には卵が見える)
オスの生殖器から何かが出ているのは写真で確認できたけど。

赤い卵を抱えるキンチャクガニ
赤い卵を抱えるキンチャクガニ
今年は多くのポイントで例年に比べ、キンチャクガニが少なく感じたのだが、志戸子は違った。
ちょっと石をひっくり返すと2-3匹が普通に出てくる。
真っ赤な卵を抱えたメスも何個体か見られた。


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ワイコン装着のコンデジ携行

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 26.5℃
【透明度】 25m
【海況】 時化気味、水面がパシャパシャ
【天候】 雨
【潮まわり】 06:31 217cm 満潮 / 12:30 83cm 干潮 / 18:16 224cm 満潮 / 大潮(月齢:14.3)
【日の出・日の入】 日出06:24 日没17:40

相変わらずの雨と黒い雲、おまけに強い北東の風で水面はパシャパシャし、天気予報は波の高さ4mを予想。
こうなると一湊湾内を見ていない人は、この天気でも潜れるの??と不思議がってもおかしくない状況。。。(笑)

水面こそ荒れているけど、北東の風には強い一湊湾内はとても静か。
水中は黒潮がまたまた寄ってきているのか、水温は上昇中で透明度も上がってきた。
水中の方が明るく感じるほどだ。

今日のゲストの1人Nさんは3年前に僕のアドバイスでFujiのF30というコンデジを買って、今でもそれを使い続けているゲストだ。
僕も今日からガイドにコンデジを持って入ろうと、F30に最近買ったワイコンを着けてエントリーしてみた。
夏場の繁忙期、ゲストからの写真提供が望めない日のブログが文章だけでつまらない。。。という批判を各所から頂いていたのが理由だ。(笑)
こりゃ自分で撮るしかない。。。(^。^;)

しかし。。。邪魔だぁ~!
胸元に吊り下げているコンデジが超(`×´)丿ウザイ!!
しかも、ガイド中なんてゲストのお相手でなかなか撮る時間なんてない。。。

いずれにしても慣れないと即座にそれなりの写真なんて撮れっこない。
ちょっと、しばらくコンデジでワイドの連中だな。。。こりゃ。

今日はゼロ戦でマルソデカラッパ、お宮前でキンチャクガニがそれぞれ抱卵中~
両種の放幼、見てみたいなぁ~やっぱ夜かな。。。


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