【ポイント】 春田浜タイドプール/原
【水温】 20.0℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 13:00-15:00/15:30-17:00
【潮まわり】 09:13 209cm 満潮 / 15:47 3cm 干潮 / 中潮(月齢:19.2)
【日の出・日の入】 日出06:31 日没18:24
今日の北部も大きく時化ているような気がしたので、今日は最初から南部へ行く計画に。。。
というか、昨日ゲストが見つけた念願のヨコエビの仲間を撮りたくて、昨日から南部に行こうと決めてたんだけどね。(^_^;)
潮の時間を見て午後から海へ行ったのだが、目的のヨコエビの仲間がウジャウジャいるはずの原で潜る前に、まずは春田浜のタイドプールへ寄った。
前からずっとこんな写真を海の中で撮ってみたい!と思っていたこんな陸写真があるのだけど、
dewdrops by Valter Binotto
一昨日にゲストとタイドプールに行った時に撮った写真を見ていたら、もしかしたらタイドプールならそれが撮れるかも!!と思ったのだ。
タイドプール内にはアオサだかヒトエグサだか知らないけど春に増える緑の海藻が目立ってきた。
この海藻が光合成して酸素を排出する時に、水滴のようになって海藻に付着するのだ。
いっぱいに潮が引いてタイドプール内の水が揺れずに静かになると、海藻からこの酸素の泡がなかなか離れずどんどん玉が大きくなっていく。。。この時が狙い目なのだ。
ちょっと寄っただけのつもりが、かなりハマってしまった。。。(¨;)
今日は一昨日に比べて酸素玉の大きさがどれも小さかった。
大きな玉が並列に海藻の縁に並んでいるようなモノを探していたのだが、なかなか見つからない。
どれもこんな感じで泡の1個1個が小さいのだ。
小さいと狙っている絵が撮れないので、別の視点でいろいろ撮ってみた。
できるだけ絞って転がるビー玉のように撮ったり、逆に開けて一面に広がる酸素の泡をぼかしてきらめかせたり、海藻をできるだけ綺麗なものを探しデザイン・チックに撮ったり。。。(笑)
何か普通に撮っても十分に綺麗なんだけど。(^^)
で、一番面白いな。。。と思ったのがこれ。
海藻から放出された酸素は玉状になって上昇するのだけど、運悪く蜘蛛の巣みたいなやつに引っかかってそれ以上上昇できなくなっている酸素玉があっちこっちに見られたのだけど、それを撮ったら、超面白い写真になった!(笑)
タイトル「浮上する酸素たち」!!!(^_^;)
何かまるで浮上していく酸素たちみたいでしょ??(笑)
しかも、各酸素玉にはみんな同じ向こう側の景色が写ってるのが面白い。(^^)
実際は浮上していく酸素なんて速すぎて撮れないのだけど。。。(一応トライしてみた。(笑))
結局、狙っていた写真の出来はというと。。。
う~ん。。。酸素玉の向こう側の対象物をすべての水滴に写す事はできるのだけど、その対象物を花のようなハッキリと何者なのかわかるようなものを対象物にしないと厳しいな。。。って思った。
でも、タイドプールにはそのようなものがなかなか見当たらない。
でも対象物が青い空(外の景色)ってのもアリじゃね???(^_^;)
輝く太陽も各酸素玉に写っていて、これも何かいい感じな気がするんだけど。。。(自画自賛)
次回はここにタイドプールを覗きこむ人の顔を入れてみようかな。。。(笑)
今日、一番気に入っているのはこの写真。(^^)
バックで輝く酸素玉たちもキラキラしていて綺麗でしょ?(^_^;)
しかし、よく考えてみれば酸素が見えてしまう水中って凄いなと思う。
陸上では植物が光合成して吐き出す酸素なんて絶対に見ることはできないのに、水中なら見れる。。。
これって凄い発見だと思うんだけど!!(#^.^#)
ちょっとタイドプールには予定外に長くいすぎて、寒く感じた頃には夕方になっていた。
結局、「ヤバイ!!」と思って春田浜を出て、原に向かった頃には15時をゆうに超えていた。
もう夕方じゃん。。。(・_・;)
帰ろうかとも思ったけど、もともとの今日のメインの目的はヨコエビだったので、一応、原に向かった。(笑)
ゲストGさんがいう辺りを見てみると、確かにいた!!
っていうか、そこらじゅうでこのヨコエビの仲間がピョンピョン飛んでいた。
すげ~!!!
ずっと探していたのに、こんなところにいたのか。。。!
ただ、背景が地味すぎ。。。(笑)
よく見る綺麗なヨコエビの写真の背景にあるような、美しいホヤ類やカイメン、海藻などはひとつもない。。。
いや~ちょっと絵にならない!!