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冬の風物詩・ヤクシマイワシの群れ

【ポイント】 元浦 / 一湊タンク下No.1
【水温】 23℃ / 23℃
【透明度】 20m~
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 13:04-13:35 / 15:38-16:09
【潮まわり】 06:33 220cm 満潮 / 12:25 74cm 干潮 / 18:04 227cm 満潮 / 大潮(月齢:13.6)
【日の出・日の入】 日出07:06 日没17:18

昨日はOW講習でベタベタに凪ぎた一湊タンク下に入った。
講習生に続き、海に飛び込んだ途端に水中を見てビックリ(゚д゚)!
眼下にはものすごい数のヤクシマイワシが群れていた。。。(◎_◎;)

ヤクシマイワシが浅いエントリー口に群れるのは、実はこの時期の風物詩だ。
毎年、必ず冬になると、エントリー口下にヤクシマイワシたちが集結する。

理由は分からないけど、この魚は普段、水温の高い時期は川(一湊だと一湊川)の河口付近から中流にかけての間くらいに大きな群がりをつくっている。
前に宮之浦川だと河口から1kmくらい上流に上がった場所で見かけたこともある。

それがこの時期になると思い切り海水域まで下りてくるのだ。
そしてこれをアオヤガラなどが捕食しようとしている。。。

こうした危険があるにも関わらず完全な海水域に降りてくるわけだから、きっと繁殖か何かが関係している行動なのかもしれない。


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ちょっと時化たあとのイカ柴の状況

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.1℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:54-15:50
【潮まわり】 04:53 83cm 干潮 / 10:59 172cm 満潮 / 17:55 54cm 干潮 / 小潮(月齢:21.5)
【日の出・日の入】 日出06:43 日没18:16

昨日は強い北西の風が吹き、寒~い1日だった。
当然、ホームグラウンドの一湊タンク下は時化、クローズ。。。

エントリー口にはヤクシマイワシの群れ
エントリー口にはヤクシマイワシの群れ
そこそこ凪ぎた今日は、午後からまた例のイカ柴用に投入された常緑樹(一昨日のブログ参照⇒イカ柴と海洋投棄の明らかな違い)をチェックしに行った。

春の風物詩でもあるエントリー口のヤクシマイワシは日に日に数が増えているような気がする。。。

多分、あの状況だとロープは解けて一昨日よりもさらに樹々が散乱しているだろうと思って行ってみたのだが、やっぱり思った通りだった。。。(笑)
もう1-2度、大きな時化が来れば、すべてが解けてぶっ飛ぶのではないか?と予想された。

前々日にはつながっていたロープは解けウェイトと樹は分離
前々日にはつながっていたロープは解けウェイトと樹は分離

こういうロープの結びが甘いものが多い気がする
こういうロープの結びが甘いものが多い気がする

これだとロープの結び方がちょっと甘いかもしれない。。。(^^;)
でも、海の中の状況やちょっと時化るとどの程度海の中に影響があるのか知らないと、さすがにこれは分からないだろうから仕方がないのかもしれない。。。やっぱり、ダイバーに相談してほしかったかなぁ~

結局、僕はどう行動しようか迷っていたのだが、このままではポイントが荒れると思ったので、すべての樹々をウェイトと共に1か所にまとめ、キッチリ補強しようと考えた。
で作業を始めたんだけど、いや~ドライだとキツイ!!!!!(笑)
特に重いウェイト運びはドライを着てやるものではないな。。。(-_-;)

そんな感じだったのであれよあれよという間にエアがなくなり、気づいたら短時間(30-40分)で残圧が50を切っていてビックリした!(-o-;
結局、全体の1/3くらいしか集めることはできず、残りの集積と補強は明日に持ち越し。。。
つーか、もう数日はかかりそうだ。

before
before

after
after

目立たないけど地面にはキクメイシなど被覆状のサンゴもある
目立たないけど地面にはキクメイシなど被覆状のサンゴもある
今日は作業しながらだったので、より丁寧に状況を観察できたのだが、前々日のブログでも報告したように大きくて目立つテーブル状のサンゴや立派なハマサンゴ類は無事だったけど、下の写真からも分かるように、そこら中で地面を覆っている被覆状のサンゴ(例えばキクメイシ類)の上には思い切りウェイトが乗っかってしまっているのが所々で確認された。

う~ん。。。やっぱり、この手のものは船上から無作為に投棄するのは反対だなぁ。。。(;´・ω・)
必ず、水中にダイバーを置いて、水中と船上とで互いに連絡を取りながらやるべき事だと思った。

イカ柴は生態系を変える
イカ柴は生態系を変える
そもそも僕個人としてはイカ柴はこれまであった生態系を大きく攪乱するものだという認識なので、やるからにはより丁寧に、より謙虚に行うべきものなのではないかと考えている。

実際、この樹々が投入されたことで、早速、隠れ場として最適だと思ったのか、アオウミガメやコブシメなどが隠れているのを複数箇所で目にした。
当然、この場所に動物たちが集まってくるようになれば、それまでこの界隈に生息していた動物は捕食されたり、駆逐されたりして、程度の違いこそあれ、この場所の生態系はこれまでのものとは違ったものになる可能性は大きいと思う。

隠れ場所ができてかえってその場所の多様性が高まるからいいのでは?と思っている人もいるかもしれないけど、それも「攪乱」だと認識していない人は本当に多い。


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こんなもんかな。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 18.4℃
【透明度】 ~20m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:47-16:06
【潮まわり】 04:28 162cm 満潮 / 10:04 101cm 干潮 / 15:35 169cm 満潮 / 長潮(月齢:9.5)
【日の出・日の入】 日出06:56 日没18:07

3日間、時化の日が続き、久々の海。
1人で午後からカメラを持ってエントリー。

とうとう水温が18℃台に入った。
でも今年はドライだからまったく寒くないっ!(^^)

もうワレカラの子育てを動画で撮るのは諦めていたのだが、これまでも大時化のスグあとの凪ぎの海ではワレカラの子育てが盛んに行われていた事を思い出し、やっぱり行ってみることにした。
予想通り、久々に子育てをしている個体(胸に子供を抱いたメス)がいたっ!
だいたい、自分の子供の半分をすでに胸に抱え、あとの半分は母親の周りに広く散らばっているような感じだった。

今日はベタベタに凪ぎていたので比較的マクロ動画が撮りやすい日ではあるのだけど、やっぱり難しい。
何とか9割がたピントの合った動画を撮る事が出来たけど、まぁ、これが限界かな。。。(^^;)
一応、凪ぎとはいえ水中なので、前後に宿主のガヤ揺れる。
そのたびに、カメラを微妙に動かしてピント合わせする動画撮影はもはや職人技だ。(笑)

近づいてライトをガンガンに当てて撮影し始めると、いつものようにすべての幼体が母親の体に登り始めた。。。
これまではこの行動が「危険を感じると母親の体の上に子供たちが自ら登っていく」のだと思っていたのだが、顕微鏡モードで撮影しながら観察していると、どうもそうではなく、母親が回収して回っているような感じだった。

母親は子供たちがいるところに腹ばいになったりして、自分の体を近づけることで子供たちに自分の体に這い上がるように促している。
それも言う事を聞かない子供は、顔部から出ている胸脚(これも鎌状)でかき集めて自分の体に載せている。。。

最終的にはすべての子供たちを自分の体の上に載せて鎮座する母親。
うーん。。。母強し!

ヤクシマイワシエントリー口下の浅場にはヤクシマイワシがちょっとだけ群れていた。
この時期はここに集まりやすい気がする。。。


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失敗!TG-3も持ってくれば良かった。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 18.5℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:36-16:06
【潮まわり】 08:18 99cm 干潮 / 14:15 170cm 満潮 / 長潮(月齢:8.5)
【日の出・日の入】 日出07:10 日没17:51

今日はTG-3を持たずに久しぶりに一眼レフのみ持って海に行った。
2つの撮影機材があると、なんかまともに撮れないからだ。。。

ヤクシマイワシの群れ
ヤクシマイワシの群れ
でも、いきなり失敗したー!!!
エントリーするなり、浅場にはヤクシマイワシが数万匹の群れをつくってたまっており、しかも透明度がメチャクチャ良かったので、きっとワイドで撮ればかなり良い画が撮れる!と思ったのだが、持っているのは一眼の105mmマクロのみ。。。
う~さすがにTG-3を持って入らなかった事に後悔。

1人たたずむワレカラ。。。
1人たたずむワレカラ。。。
今日も一眼を持って入ったのは、もちろんワレカラのイメージしている画を撮るため。
でも、やっぱり「ワレカラの里」はワレカラの数がどんどん減り続けている上に、ガヤも明らかに朽ちてきていて、イメージしている光景とは程遠い状態だった。(・・;
これ本当に今季、もう一度くらい復活してくれるのだろうか。。。?

先端が折れたガヤ類に立つワレカラたち
先端が折れたガヤ類に立つワレカラたち
ちなみに朽ちたガヤにはポリプはまったくなくて、先端の方から折れているものも多かった。
ワレカラとこのガヤの関係はよく分からないけど、ワレカラがガヤのポリプを食い尽くしてガヤは死んでいき、食べ物がなくなったワレカラたちもいなくなる。。。?それともヒドロ虫であるガヤのポリプが遊離してしまい、食べるものがなくなったワレカラはいなくなる。。。?どっちだろう?
そもそもガヤが遊離するかどうかも知らないけど。。。(笑)


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ヤクシマイワシ!

【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.3
【水温】 17.8℃/18.6℃
【透明度】 30m/10m
【海況】 ベタ凪ぎ/やや時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 09:49-11:37/13:13-14:15
【潮まわり】 09:34 210.0cm 満潮 / 15:36 86.6cm 干潮 / 中潮(月齢:18.1)
【日の出・日の入】 日出07:16 日没17:34

今日も依然として北西の風が強く寒い。。。(^_^;)
しかし、昨日よりはマシだろう。。。という事で、今日は一湊エリアで潜ることに。

1本目はベタ凪の元浦で潜ったのだが、透明度がメチャクチャ良くてビックリ!(・・;
30m以上は見渡せるクリアーな海で、水中も真夏のように明るかった♪
ただ水温は年間で一番低いレベルの水温。。。(^_^;)
さらに冬季の元浦エクジット後はかなり寒いっ!

2本目の一湊タンク下はクリアな元浦とは打って変わって、真っ白!
5m先もやっと見えるような状況だった。
う~ん。。。ナゼだー!

エントリー口にはものすごい数のヤクシマイワシが群れており、辺りが暗くなるほど大きな玉を作っていた。

そんな状況でビーチから漁礁まで泳いだのだが、沖はもう少し透明度は良くて助かった。
漁礁界隈には100-200匹のツバメウオが群れており、いつものように水面直下ではなく、水底近くに群れていてしばらく遊んでもらった。(^^)

今日のTG-3はマクロ・デーだった昨日とは違って、ワイド・メインでいろいろ楽しめた!(^^)


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ヤクシマイワシ

【ポイント】 川(No.1)
【水温】 24.6℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:30-12:15
【潮まわり】 05:37 208cm 満潮 / 12:13 19cm 干潮 / 18:32 206cm 満潮 / 大潮(月齢:27.7)
【日の出・日の入】 日出05:28 日没19:00

昨日、島内の同業者のFacebook記事に「宮之浦川にイワシの大群がっ!!」と出ていたので、「マジでイワシかいっ!(笑)」などと思いながら、今日はそれを撮りに行ってきた。
この同業者のお店は河口から1-2kmくらい上ったところにある川の畔にお店があるのだが、昨日の日中はそのスグ目の前で「イワシ」が群れていたそうなのだが、今日はもう少し上流側の淀み付近に溜まっていた。

カヌーを出してもらってそこまで行き、潜ってみると水底を覆いつくさんばかりのヤクシマイワシが群れていた。
通常、ヤクシマイワシは河口や真水が流れ込むダイビング・ポイントなどの水面直下の表層で群れているのだが、毎年初夏の頃は水底付近で見る事も多い。
水底に自らの体を叩き付けるような感じでぶっ飛んでいる時は多分、産卵行動と関係しているのではないか?と思っている。
今日もたまにそんな時があって、水底に着いた僕の手にバンバンぶつかってくる時もあった。

ヤクシマイワシの群れ(-2m)
ヤクシマイワシの群れ(-2m)

ヤクシマイワシの群れ(-4m)
ヤクシマイワシの群れ(-4m)

ヤクシマイワシの群れ(-6m)
ヤクシマイワシの群れ(-6m)

ヤクシマイワシの群れ(-6m)
ヤクシマイワシの群れ(-6m)

今まで何の迷いもなく「ヤクシマイワシ」と言い切っているけど、実はちゃんと調べたことはない。。。(笑)
ここは屋久島なので「ヤクシマイワシ」であった方が都合がいいので、そう呼んでいただけなのだ。(マジかいっ!(・・;))

ヤクシマイワシはトウゴロウイワシ目に属する魚で、「イワシ」とつくけど「イワシ」の仲間ではない。
マイワシやカタクチイワシなど俗に「イワシ」と呼ばれる魚はニシン目の魚で、トウゴロウイワシ目に属するヤクシマイワシとは分類上はクジラとネコくらい違う。(笑)
分類上はボラの仲間に近いみたい。

ヤクシマイワシ?
ヤクシマイワシ?
このトウゴロウイワシの仲間には似たような種類が5-6種類いて、いつも出会うたびに「ヤクシマイワシ!」と断言しつつも、心の中では「ヤクシマイワシであってくれ~」などと願っていたわけだが(それでいいんかいっ!(笑))、どうもヤクシマイワシで本当にいいみたい。(^^)

昨日、同業者が釣り上げたヤクシマイワシをもらって、家に帰ってから魚類検索を当たってみた。
すると近似のネッタイイソイワシやトウゴロウイワシ、オキナワトウゴロウなどではないことは容易に分かり、ヤクシマイワシかホソオビヤクシマイワシかで迷ったが(鱗の数を数えなければならない。。。(^^;;)、多分、ヤクシマイワシでいいと思う。(笑)

サツキハゼの群がり
サツキハゼの群がり
帰りはカヌーで帰らず、ブラブラ散策しながら帰った。
僕が屋久島に来た当初はかなりここを潜ったものなのだが、その時はもの凄い数のサツキハゼの群がりが見られたのだが(広範囲の岩肌を覆い尽くす勢いで群れていた)、今日久々に見てみると何か超少なくなっていた。。。(・・;)

オスはどの子も婚姻色が醒めたような色をしていて、メスはみんなお腹に卵を抱えていた。
思い切り繁殖期にはいっているみたい。
夕方近くに潜れば求愛や産卵が見れそうだ。。。


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幸せなダイビング。。。(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.0℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:26-12:44
【潮まわり】 05:42 188cm 満潮 / 11:37 66cm 干潮 / 17:22 196cm 満潮 / 中潮(月齢:26.8)
【日の出・日の入】 日出06:34 日没18:22

今日もいい天気!(^^)
気温もグングン上がって、Tシャツ1枚でも暑いくらい。。。

今日は最終便でゲストT嬢が帰るため、午前中に1本潜ってきた。
明るい水中はほんと気持ち良くて、超のんびり幸せなダイビング。。。

お~い。。。こっち向いて!
お~い。。。こっち向いて!
先日のガイド中にホヤにワレカラの仲間が乗っているのを見つけ、今日はそれを撮りに行った。
ワレカラはガヤやヒドロ虫によく着いているのだが、ホヤはそれ自体が綺麗なので、絵になるかな。。。と思って行ったのだが。。。

ワレカラは今日も着いていた。
見回すと、どうもその周囲には超極小ヒドロ虫や海藻などがあり、よ~く見るとワレカラが結構ウジャウジャいた。
ワレカラは屋久島では稀だと思っていたけど、どうも今まで気づかなかっただけなのかもしれない。(^^;;

で、ホヤに着くワレカラを撮ったのだけど、なかなか正面を向かなくて全然絵にならなかった。。。(・・;)

その後も周囲にあるホヤを見て回ったのだが、ワレカラよりも他のヨコエビの仲間がウジャウジャ着いているホヤがあり、どちらかというとそっちの方が面白かった!
最初はヤギ類などによく着いている通称「小人」が沢山着いていて、それが面白くてシャッターを切っていたのだが、よく見るとここにもその成体かと思われる大型個体も着いていた。
こいつの形がちょっと面白くて、全身を後ろから見ると普通のヨコエビの仲間っぽいのだが、ちょこんとホヤの上に乗っかっている佇まいが何かポケモンにでも出てきそうな感じ。(笑)

結局、ずっとこれにハマってしまった。(^^;;

後ろから全身を見ると。。。
後ろから全身を見ると。。。
ヨコエビの仲間2
ヨコエビの仲間2

ヨコエビの仲間1
ヨコエビの仲間1

ヤクシマイワシ??
ヤクシマイワシ??
エントリー口には毎年、冬から春にかけてこの一湊タンク下に集まる傾向があるヤクシマイワシが群れていた。
ヤクシマイワシは夏場でも見られるのだが、通常は河口や超浅い水域で群れているのだが、ここ数年はなぜかこの時期になると一湊タンク下に入り込んでくる。。。
昨日は100匹程度だったのだが、今日は1000匹近くに膨れ上がっていた。。。


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ありゃりゃ。。。今度は浮遊物ウォッチング?

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 19.6℃/19.9℃
【透明度】 20m/15m
【海況】 やや時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:12-10:59/12:04-12:56
【潮まわり】 06:51 199cm 満潮 / 12:35 81cm 干潮 / 18:05 206cm 満潮 / 大潮(月齢:28.4)
【日の出・日の入】 日出07:13 日没17:44

今日はガイドで2本。
ゲストは急遽屋久島に行こうと計画して3日前に予約を入れてきたKさん。
マンツーマンで一湊タンク下へ。。。

ここ数日、ずっとベタ凪ぎだったのに、風が西にまわって一湊湾内は徐々に時化はじめてきた。
気圧配置がまた西高東低になりつつあるようなので、今日はぎりぎりセーフだった。

水中も最近のクリアーな状態は鳴りを潜め、白濁りがひどくなってきて、浮遊物も増えつつある。
今度は浮遊物ウォッチングに切り替えないとかな。。。(^_^;)

ダイビングの方は相変わらず多いキビナゴやヤクシマイワシ、そしてアオウミガメやマダラトビエイなど十分に楽しめる海だった。
2本目では一瞬、マンタ!!!と思ってしまうほどの巨大なマダラトビエイにも会った。(^^)

2本目は漁礁に行ったのだが、今日も宙に浮く大きな球体にはなっていなかった。
ヒレナガカンパチも入り込んでいたので、いよいよキンメモドキも少なくなっていきそうな気配。。。

帰省するまでに宙に浮く大きな球体には出会えるのだろうか。。。(-_-;)


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中空で大玉になるキンメモドキの群れ (;゚∀゚)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 20.3℃/20.0℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:37-11:29/12:23-13:11
【潮まわり】 06:36 87cm 干潮 / 12:45 180cm 満潮 / 小潮(月齢:23.4)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:40

1週間ぶりのガイド。
ゲストは1人旅の看護師さん。(^_^)

ここ数日、雨続きだったのだが、今日はラッキーな事によく晴れた~!!!
やっぱり太陽があると暖かい。
水面休息中もかなり楽だった。

海は水温以外は最高良かった!!
透明度は依然として30m以上をキープしていて、青いっ!
内湾のヤクシマイワシ、鼻先のキビナゴ、どちらももの凄い量で、魚影はおのずと濃く見える。(笑)

この時期は基本的に海はあまり良くないので、ゲストにも避けたほうが良い時期だと言っているのだけど、いやいや、今日の海を見ちゃうとそんな事はない!
避ける理由が分からないくらい。。。(笑)

2本目は漁礁まで泳いだ!
今一番の見物はこの漁礁で大きな玉となっているキンメモドキだ。
1週間前には高い塔になり、ここ最近は漁礁内にギューギューに詰まっていたキンメモドキたちは、今日は中空で大きな玉になっていた!
さらにその前にはツバメウオたちが群れ、たまにアザハタがこの大玉に割って入り、何とも最高の光景が待っていたのだ。

明日も晴れるというし、こりゃ明日はフィッシュアイで漁礁だろ!
気持ちはもう明日のダイビングへ。。。(^_^)


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今日は満員電車状態。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.3
【水温】 21.9℃/21.8℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:33-11:06/12:05-14:03
【潮まわり】 07:28 202cm 満潮 / 13:14 85cm 干潮 / 18:42 208cm 満潮 / 大潮(月齢:15.4)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:33

今日は常連ゲストGさんとマンツーマン。
「昨日は漁礁のキンメモドキが凄かったよ~!!!」と無理やり漁礁に誘った。(笑)
Gさん的にはキンメモドキよりも一昨日同様にツバメウオの群れを撮りたかったようなのだが、今日はまたツバメウオはバラけていた。。。(・・;

今日のキンメモドキは昨日のように漁礁の外に飛び出て群がっていることはなく、みんな漁礁の中にギューギューに詰まっていて満員電車状態だった。
これはこれで逆に量感が凄くて、面白い写真になりそうだ。

でも、Gさんはイマイチ、キンメモドキに乗り気じゃない。。。(笑)
え~!!撮り方によってはいろいろと面白い絵になると思うんだけどなぁ~

帰ってからPCでGさんの写真を見て、いろいろと参考になった!
明日はこう撮ろう。。。みたいなアイデアが。。。!!
お客さんの写真を見るといろいろと勉強になっていい。

まずキンメモドキなだけに金色に撮ろう!!と思った。(笑)
Gさんの写真は光量が大きいからか、金色のキンメモドキがかなり絢爛豪華だった。
これいいかも!!(^_^)

それと昨日はキンメモドキ全体の変化が面白くて群れの質感や群れ全体の動きばかりを狙っていたのだが、Gさんの写真を見て量感を狙うのもいいかも。。。と感じた。
明日も漁礁の中にギューギューに詰まっているといいけど。。。

見よ!キンメモドキの量感!
見よ!キンメモドキの量感!
今日はみんな漁礁の中にギューギューに詰まっていた
今日はみんな漁礁の中にギューギューに詰まっていた

今日もそれなりに透明度は良かったのだけど、空が曇っていたせいでやや暗い。
2本ともワイドだった事もあり、泳ぎまくったのだが、やっぱり気持ちいい!!
ただ、水中には浮遊物が目立ち始めた。。。ちょっと嫌な予感。。。(・・;

昨日まではエントリー口付近で群れていたヤクシマイワシがやや沖に出て群れていた。
一緖にこれを狙うアオヤガラやオキザヨリも移動していて、その辺りにこうした捕食魚も沢山群れていた。

少し沖に出て群れていたヤクシマイワシ
少し沖に出て群れていたヤクシマイワシ
ヤクシマイワシを狙うアオヤガラ
ヤクシマイワシを狙うアオヤガラ


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すげー抜けてる海!!w(゜o゜)w!!

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 21.6℃/21.6℃
【透明度】 30m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:16-11:00/11:59-12:46
【潮まわり】 05:47 169cm 満潮 / 11:12 110cm 干潮 / 16:35 183cm 満潮 / 中潮(月齢:12.4)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:31

今年初めてのゲストは体験ダイビングのお客様だったのだが、今日は今年初めてのファンダイビングのお客様。(^_^)
昨日までは北西の風が強く吹きかなり時化ていた一湊湾内も、今日はベタ凪ぎ!!
空には厚く黒い雲がかかっていて今にも雨が降りそうな天気だったが、海の中はメチャクチャ、クリアー!!!
この時期としては珍しく余裕で30mオーバーだ。
水温も例年並みに上がりつつあって、水中に関してはあまり寒くはない。(陸上は寒いっ!)

いや~エントリー口のヤクシマイワシの大群が凄すぎる。。。(・・;)
いつもは沢山いるのだけど、なんかまとまりがなくて写真にはならない状態だったのだが、今日は違った。
今日は狭い範囲に密集していて、大きく真っ黒い玉になっていた。
これだったら絵になる~!!!!
でも、今日のゲストはカメラなし。。。残念。。。

午前中の1本目にコブシメの産卵を今季初確認した。
近づくとスグに逃げてしまったのだが、サンゴの中にはしっかり白い卵が産みつけられていた。


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2011年の潜り納め

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.6℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:37-16:57
【潮まわり】 11:24 188cm 満潮 / 17:54 76cm 干潮 / 小潮(月齢:6.4)
【日の出・日の入】 日出07:14 日没17:26

今年の年末は穏やかで、北部の一湊湾内はよく凪ぎた。
2011年の潜り納めは無事にホームグラウンドの一湊タンク下に潜れた!(^^)

昨日のようには晴れていなかったけど、ここ連日エントリー口付近に溜まっているヤクシマイワシを撮りたくてワイドでエントリー。
前半はずっと浅場でこれと格闘していたけど、イマイチいい絵が撮れない。。。(^^;)
群れものはなかなか難しい。

途中で諦めて沖へ出て後半は鼻先にたまるキビナゴと格闘。
これも絵になるのはまとまった時くらいで、あとはひたすら中層に浮いて待つ。。。さ、寒い。。。
たまにアオヤガラやオキザヨリ、ツムブリ、アオチビキなんかが割って入ると、面白い形になるのだけど、空が白く飛ぶか、全体が真っ暗になってばかりで、これまたイマイチ。。。

何か曇っている上に、夕方だった事もあり、暗い写真になってしまった。。。(・_・;

刻々と群れの形を変化させるキビナゴ
刻々と群れの形を変化させるキビナゴ
キビナゴの群れに割って入るツムブリたち
キビナゴの群れに割って入るツムブリたち

鎮座するオニダルマオコゼ
鎮座するオニダルマオコゼ
というわけで、今年も事故もなく無事に1年が終わりました。。。
来年は新店舗OPENで一から仕切りなおそうかと思っています。
来年もよろしくお願いします。。。m(_ _)m


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釣られていく魚を観察。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 20.5℃/20.5℃
【透明度】 20m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:07-10:49/11:50-12:40
【潮まわり】 10:47 195cm 満潮 / 17:02 75cm 干潮 / 中潮(月齢:5.4)
【日の出・日の入】 日出07:14 日没17:26

今日は今年最後のゲスト。。。(^^;)

一昨日、昨日に比べるとベタ凪ぎとは言えないけど、海況はそれほど悪くはなかった。
フルレンタルにはちょっとキツイ水温だったのだけど、陸上が久々の快晴だった事がせめてもの救いだ。(笑)

今日もエントリー口はヤクシマイワシのものスゴイ群れ!
そこに太陽の光が差し込み、昨日以上に気持ちのいい光景が広がっていた!!(^^)

今日は釣り人が1人いてちょっと潜り難いなぁ。。。と思っていたのだけど、行きも帰りも魚が釣れていく様子を目撃できて面白かった。
行きはニザダイ(でも上げる直前にバレた!)、帰りはイチモンジブダイのメス!

2本目の帰りにここ2日観察しているコガシラベラのハレムよりも、もっと近い場所にあるハレムを覗いてみたら、ハレムのボスが色の薄いオスを虐めているのを見つけた!
そのオスはみるみる体色が雌相に変わっていった!!!
こっちに観察フィールドを移そうかな。。。(・_・;


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えっ?コガシラベラの雄相が雌相に!?

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.8℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:34-17:01
【潮まわり】 09:34 209cm 満潮 / 15:31 76cm 干潮 / 中潮(月齢:3.4)
【日の出・日の入】 日出07:13 日没17:25

今日は午後からエントリー。
昨日、スタッフが長期休暇に入ったので、今日から僕は毎日1人でダイビング。。。
今まではスタッフがいたので、実はかなり潜水時間をセーブしていて、だいたい100-120分くらいの潜水時間だったのだが、1人潜りになった途端、予想通り潜水時間に歯止めが効かなくなってる~!!(笑)

ヤクシマイワシの群がり
ヤクシマイワシの群がり
1ヶ月前くらいからエントリー口付近にヤクシマイワシ+α(メアジか何かの幼魚なども含む)が群れていたのだが、ここ3-4日でその数がもの凄く膨れ上がり、エントリー口付近を毎回埋め尽くしている。
昨日から透明度も良いので、こりゃワイドだな。。。とは思ったけど、今日は目的もあったため、ひとまず外へ出た。

コッカレルラスの喧嘩!
コッカレルラスの喧嘩!
今日の目的はコガシラベラの観察だったので、潮通しの良い鼻先に一気に移動する予定が途中で面白いものを見つけてしまって、立ち往生。。。(笑)
コッカレルラスのオス2匹が何やら一発触発のムード。。。
1匹のオスの周りを、もう1匹のオスがすべてのヒレを拡げてグルグル回ってる。
真ん中のオスはそれに合わせて真ん中でやっぱりグルグル回ってる。
真ん中のオスはヒレは閉じているのだけど、何かあったらスグにでも飛びかかりそうな感じ。。。

こりゃスグに喧嘩だ!!と感じ、もしかしたら噛み付き合いが見られるかも!!!と色めいた。
というのも、このコッカレルラスはよく噛み付き合いが見られる(らしい)オハグロベラの仲間なのだが、これまでそのような行動は見たことがなかった。
この種類は噛み付き合いはしないのかな。。。とは諦めていたけど、今日はかなり緊迫状態だったので、ちょっと期待しちまった。。。(笑)

30分くらい観察していたけど、結局、噛み付くどころか、接触もないまま、真ん中のオスが勝ってしまった。。。(・_・;
勝敗のキーとなるのは大きさよりも体色の派手さのような気がする。
仕切りにヒレを拡げていた負けた方のオスは、自分を大きくは見せていたけど、色合いがちょっと地味過ぎ。。。対する勝った方のオスは最初から最後まで顔のあたりは黄色く染まり、何本も縞が出ていて、いつもは地味なベラなのに、今日はギンギンだった。(笑)

負けた方のオスはそそくさと逃げていった。。。

その後、急いで鼻先へ。。。

2008年発行の「日本の海水魚 (山溪ハンディ図鑑)」くらいから、ベラの仲間とブダイの仲間に関しては雄と雌ははっきり表記せず、「雄相」、「雌相」と言うようになってきた。
それはこれらの仲間がメスで産まれてオスに性転換する二次オスと産まれながらのオスである一次オスがいる魚が多く、一次オスに関しては最初は見た目がまったくメスと同じだったりするし、二次オスも非繁殖期はメスの体色でいたりするので、外見では雌雄の区別がつかないのだ。
派手な体色を表す「オス」は分かるにしても、「メス」はまず外見では分からない。
なので、”オスのような外見”という意味で「雄相」、”メスのような外見”という意味で「雌相」と言っているわけだ。
つまり、生殖上のオス・メスを言っているわけではないのだ。

これは僕ら現地ガイドがそのホームグラウンドの図鑑を出すのであれば、行動から雌雄はだいたい個体レベルで分かっているので、はっきり図鑑に「雄」、「雌」と書けるのだが、各地で写真を撮り歩き、あとで現物ではなく”写真”を見ながら整理する場合は、「雄相」、「雌相」とするしかないのだ。

そんな感じで雌雄を体色からは判断できない種類もベラには多い。
特にニシキベラ属の魚はその傾向が強いのだが、そんな中でもコガシラベラはオスの体色が非繁殖期でも褪めないので、少なくとも二次オスは体色で判断できると思っていたのだが、一昨晩、大先輩のガイドさんと電話で話をしていて、「コガシラベラもオスの体色からメスの体色にコロコロ変わるよ」と聞き、そんなハズはないと思いつつ、早速、確認してみる事にしたのだ。

僕のホームグラウンド・一湊タンク下ではコガシラベラのペア産卵は見られるのだが、群れ産卵は見たことがない。
コガシラベラの群れ産卵はもう少し沖の方のポイントでは盛んにやっているのだが、なぜかここでは見たことがないのだ。

この辺のボス14cm
この辺のボス14cm
この辺の2番手オス12cm
この辺の2番手オス12cm
ここには大きなオスが二匹いて、一匹は体格も大きく、体色も濃い。
もう一匹はやや体色が薄いけど、体はそれなりに大きい。
最初はこの二匹をずっと一時間くらい追っていたのだが、体色はまったく変わらない。。。
この時間は産卵時間帯ではないので、興奮色(もっと体色が濃くなる)も出していないし、通常時の体色になると思うのだが、体色は変わる気配もない。
いや~やっぱりコガシラベラのオス(二次オス)は体色は変わらないよ~と思いつつ、ふと視界に入った一見メスっぽい子の体色が何か変だ。。。(・_・;

しばらくそいつを追ってみると、たまに体色が濃くなる時があるのだが、その時の体色がオスに近い色なのだ。
すぐに褪めてしまうのでなかなかその体色を写真に撮れないのだが、多分、この事を言っているのかもしれない。。。
そこからはずっと、この変な体色のオス?(メス?)を追い続けた。
下2枚は同一個体です。

コガシラベラのおかま11cm
コガシラベラのおかま11cm
メスに成り切ってるおかまちゃん11cm
メスに成り切ってるおかまちゃん11cm

しかし、追いかけ始めてからはなかなかオスの体色にはならなくなってしまい、確実に証拠を押さえることはできなかった。。。(ーー;)
これは推測なのだが、体色が雄相から雌相へ、雌相から雄相へとコロコロ変わるのは一次オスだけ(しかも単なる興奮色)なのではないのだろうか?
もしくは二次オスから性転換を抑制されているメスか。。。

いずれにしても完全な二次オスは体色は(雌相には)変わらないと思うのだけど、これはちょっと産卵時間帯(つまり興奮状態の時)に見てみないと何とも言えないな。。。と思った。
明日はちょっとコガシラベラの産卵狙いかな。。。!!

成魚雌相だけどサイズは幼魚!3cm
成魚雌相だけどサイズは幼魚!3cm
コガシラベラのメス11cm
コガシラベラのメス11cm
途中でこんな子にも出会った。
サイズは幼魚サイズ(しかも周囲の幼魚よりも一段と小さい)なのに、完全なメス体色の子!!
追い立てたりしても、全然体色は褪めない。(右側の写真の一番下の子)
一番上の典型的な幼魚(こちらは4cmくらい)と比較して欲しい。。。

成魚メスでさえも追い立てたり、通常時の体色は幼魚体色に近い色になったりするのに。。。(左側の写真)


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ヤクシマイワシの気になる行動

【ポイント】 元浦
【水温】 27.8℃
【透明度】 5m
【海況】 やや小波
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:00-12:30
【潮まわり】 08:11 81cm 干潮 / 15:34 186cm 満潮 / 長潮(月齢:24.0)
【日の出・日の入】 日出06:05 日没18:15

いつもの事だけど、台風通過後の方が海はひどくて昨日は潜れる海がなかったため、久しぶりの窒素抜きになった。
今日も朝は体験ダイビングをやるかどうか、微妙な海ではあったが、一応、決行!

やっぱり、透明度は最悪で沖に出ても5m先がようやく見えるくらい。。。(^^;;
思いの外、揺れは激しくなく、ひとまず中止にしなくて良かった~(^^)

今日の元浦はヤクシマイワシが凄かった!!!
突如、どこからともなく現れたヤクシマイワシの群れはあっという間に僕らを取り囲み、ただでさえ視界の悪い海で目の前は真っ暗!!
先日のクレーン下ではせいぜい1000匹くらいの群れだったが、今日は数万匹にもなりそうな大きな群れでポイント全体を覆い隠しているかのような状態だった。

ヤクシマイワシの群れ
ヤクシマイワシの群れ
ヤクシマイワシの群れ
ヤクシマイワシの群れ

多分、産卵中のヤクシマイワシ
多分、産卵中のヤクシマイワシ
そんな中、彼らの変な行動が気になった。
体験ダイビングなので、膝くらいの水深の砂浜で四つん這いになって呼吸の練習をしてもらっていると、そこへ急にヤクシマイワシが大量に入り込んできて、ガンガンぶつかってくる!!!
よく見ると、砂に体をこすりつけたり、砂の上で転げまわったりして、一瞬でいなくなる。。。という感じで、これが何回も繰り返されていた。
これ、多分、産卵だと思うのだけど。。。(・_・;

もともと今日は水底付近によく溜まっていた。
もともと今日は水底付近によく溜まっていた。
メスが砂に滑りこみ産卵、そこへ大量のオスがなだれ込んで放精。。。
キビナゴとかなり産卵方法は似通っている。
普段はダイバーが近づいてもどんどん逃げていくような連中が、この時ばかりはガンガンぶつかってくる事からも、その可能性は大きいと思う。
時間は正午ジャストくらいの時間。

またちょっと様子をみて、観察しに行ってみようかな。。。


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ヤクシマイワシ

【ポイント】 クレーン下/一湊タンク下No.1
【水温】 28.0℃/28.2℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:44-11:44/14:50-16:38
【潮まわり】 07:19 235cm 満潮 / 13:36 60cm 干潮 / 19:33 236cm 満潮 / 大潮(月齢:15.0)
【日の出・日の入】 日出06:00 日没18:27

今日は午前中に2本、体験ダイビングを行ったあと、午後からカメラを持ってタンク下へ。。。
ようやく、久しぶりにカメラを持って海に行けた!(^^)

体験ダイビングの合間にワイドレンズを付けて1人でクレーン下を散策。。。
先日、2日間連続で大きな老成ハナミノカサゴがツマジロオコゼを捕食するところを体験ダイビング中に見かけたので、これ狙いだったのだが、ハナミノカサゴ自体がいなかった。(^_^;)

仕方なくクレーン下の白い砂と差し込む太陽光が織りなす美しい景観を撮っていると、何やら15-20cmくらいの魚の群れが200匹くらい浅場にたまっていた。
ヤクシマイワシだった!
普段、ヤクシマイワシは見かけてもまったく寄れないのだが、浅場の袋小路のような場所に溜まっていたので、撮影しやすかった。
バックの景観も美しいし、ナイス・シチュエーションだ。(^^)
ラッキー♪

浅場にたまるヤクシマイワシ
浅場にたまるヤクシマイワシ
空飛ぶヤクシマイワシ!
空飛ぶヤクシマイワシ!

クリーニングを受けるアザハタ
クリーニングを受けるアザハタ
午後からはマルヒラアジ(?)の捕食狙いでゼロ戦に行ったのだが、こちらは完全に外した!(-o-;
捕食者のいないゼロ戦は中層いっぱいにテンジクダイやハナダイの仲間が広がり、ゼロ戦はスカスカ状態。。。


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こりゃ凄い!!

【ポイント】 元浦
【水温】 18.8℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潮まわり】 06:55 81cm 干潮 / 13:10 184cm 満潮 / 小潮(月齢:23.4)
【日の出・日の入】 日出07:13 日没17:25

またまた一湊湾内は大時化!!
でも今日は先日、元浦沖堤で潜ったときに水中に置き忘れてきた指示棒を回収しようと思っていたので問題なし!
ところが、今日は天気も良かったのでさすがに釣り人がいて入れず。。。(ーー;)
結局、普通に元浦の浅場で遊んだ。

珍しく2組、体験ダイビングをやっているお店が。。。
いつもは誰もいないのを良い事に、ポイントの目の前に車を止めたりするのだが、今日はしっかり駐車場に。。。(笑)

ツツボヤの仲間
ツツボヤの仲間
 元浦ではまた小物を探しながらウダウダ・モードで進む。

元浦側はほんと、このツツボヤの仲間が多く見られる。
小物を探して岩壁を見ているとこのツツボヤばかりが目に入る。。。
ホームの一湊タンク下ではクロスジツツボヤは多く見られるが、このパンダ顔のツツボヤはここまで多くは見られない。

場所が変わるとツツボヤの優占度も変わるのが面白い。

ニセアカホシカクレエビ
ニセアカホシカクレエビ
いや~今日も何も見つからないなぁ。。。と帰り道に入ると、同業者に会った。
見ると綺麗なイソギンチャクをバックにニセアカホシカクレエビを撮っていたので、それを奪った。(笑)

寄ったり、離れたり、いろいろな構図で粘っていたら、エアーがカスカスに。。。
急いで帰える途中、辺りがいきなり暗くなってきた。。。あれっ?と思って見上げると、もの凄い数のヤクシマイワシに囲まれた!!!
しかも、どいつも立派な成魚ででかい!!

ヤクシマイワシの群れ
ヤクシマイワシの群れ
 同業者によると一昨日もいたらしいのだが、僕はその群れには当たらなかった。
いや~!これの群れだったのね。。。(ーー;)
確かに凄い!!
もう前も後ろも上もまったく見えなくなって視界がなくなるほど!!

うぉ~!!!これワイドで撮りたい!!
結構まとまってるし、むこうから寄ってくる。。。
明日はワイドだな。。。

つーか、これって本当にヤクシマイワシでいいのだろうか。。。?
ホソオビヤクシマイワシってヤツもいたような。。。


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浮遊物がすごい。。。(ーー;)

【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.3/お宮前
【水温】 28.0℃
【透明度】 20m~
浅場は相変わらず温かいのだけど、水底は急に冷たい潮が入り込み、かなり冷たい。
また今日は浮遊物が凄く、最悪の透明度。。。
黒潮の縁か??

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