カテゴリー: 永田エリア

GW最終日は快晴!気持ちのよい1日。。。(^^)

【ポイント】 オツセ/観音
【水温】 23.9℃/23.5℃
【透明度】 20m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:20-11:04/13:52-14:44
【潮まわり】 05:50 222cm 満潮 / 12:23 -5cm 干潮 / 18:47 229cm 満潮 / 大潮(月齢:13.8)
【日の出・日の入】 日出05:30 日没18:58

船尾にコイノボリ。こどもの日仕様の葵丸
船尾にコイノボリ。こどもの日仕様の葵丸
GW最終日の今日は東京からお越しのダイビングショップ「マーダイビング」さん一行様を連れて永田でのんびり2本。
天気は雲ひとつない晴天! (^^)
陸上はもちろん暖かい。。。というか、暑いくらいの1日だったのだけど、水中も一湊に比べて全然温かく24℃を超えていた。
これぐらいあればまったく寒さは感じなくて気持ちいい。

オツセも観音も回遊魚は回って来なかったけど、クマザサハナムロやニセタカサゴ、テングハギモドキ、ウメイロモドキなどが大挙押し寄せ、一応、水族館状態に。。。(^o^)
マーダイビングさんの屋久島ツアーも2回目。
のんびり水底を這う一湊エリアとは対局を成す永田エリアでまた違った屋久島の海を感じてもらえたのではないだろうか?

屋久島の先端!屋久島灯台
屋久島の先端!屋久島灯台
花崗岩の断崖絶壁の上にそびえ立つ屋久島灯台。
「屋久島のヘソ」、「屋久島の先端」とも言える場所。
屋久島に来たばかりの頃、この灯台の下にタンクを背負って降りようと何回試みたことか。。。(笑)
もう怖くてできない。。。(¨;)

シテンヤッコ
シテンヤッコ
Mさ~ん。。。水族館状態の光景をワイドで撮った写真を期待していたんですけど。。。(^^;)
これはもうリベンジしてもらうしかないですねぇ。。。(笑)


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思い切り、勘違いしてた!!(¨;)

【ポイント】 オツセ
【水温】 18.9℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 10:05-10:59
【潮まわり】 05:51 108cm 干潮 / 11:12 169cm 満潮 / 18:30 42cm 干潮 / 小潮(月齢:21.5)
【日の出・日の入】 日出05:52 日没18:44

15日から鹿児島大学の与論島魚類調査に同行して採取が難しい魚の撮影を頼まれているのだが、それが明日からだと思い切り勘違いしてた。。。(・・;)
昨日は器材を綺麗に洗って干していたのだが、明後日からだと気づき、今日はスタッフのガイドについていき永田・オツセへ。

ワイドでクダゴンベ(笑)
ワイドでクダゴンベ(笑)
オツセにはめったにワイドを持って入る機会はないので今日はフィッシュアイを付けていったのだが、相変わらず浮遊物がスゴイ上に小雨の中でハウジングをセットしたのでモニターが水滴で見難い。。。(¨;)
オツセの特徴でもある巨大な花崗岩の一枚岩の入った景観を撮ろうと思っていたのだが、浮遊物の多さと海中の暗さで思うような写真が撮れない。
気づくとワイドマクロな写真ばかり撮ってた。(笑)

明日は1日窒素抜きして、明後日から与論島に行ってきまーす!!(^^)
完成間近の新居&新店舗が心配で仕方がないけど。。。


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可哀想なタイマイ・・・

【ポイント】 オツセ/オツセ
【水温】 19.6℃/19.9℃
【透明度】 10m/10m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:40-11:34/14:02-14:59
【潮まわり】 08:45 214cm 満潮 / 15:29 -7cm 干潮 / 中潮(月齢:18.5)
【日の出・日の入】 日出05:56 日没18:42

今日は永田へ。。。
永田もベタベタに凪ぎていて、まるで海が湖のようにみえるくらい静かだ。
天気もOさん&Mさんが来てからずっとよく晴れていて、今日も陸上は気持ちのよい1日だった。

永田エリアのホームグラウンド「オツセ」
永田エリアのホームグラウンド「オツセ」

しかし。。。永田も一湊同様にもの凄い濁りで、10m先も見えないくらい。。。
浮遊物も一湊と同じように浮いていて、一言「汚い海」!!

帰りに吉田付近で赤潮も発生していて、潮目にそって赤潮が大きく広がり、海岸付近は真っ赤に染まっていた。
夜に家族で海に行ってみると案の定、夜光虫も凄くて、ま~つまりは潮がかなり悪いって事。。。

Oさん&Mさん、運が良いのか悪いのか、よく分からなくなってきた。。。(笑)

死んだタイマイが港内に浮かんでいた
死んだタイマイが港内に浮かんでいた
今日は永田港にタイマイの若い個体が死んで浮いていた。
よく漁師さんの網にウミガメが引っ掛かり、そのまま死んでしまう事が多いのだが、多分この子もそのまま港で捨てられた子なのだろう。。。
可哀想に、なかなか港内から出れず、広い港内を1日中、グルグルまわってた。

-30m以深で普通に見られるベニハナダイのメス
-30m以深で普通に見られるベニハナダイのメス
水温が低い時のハナヒゲウツボはちょっと警戒心が強い。。。
水温が低い時のハナヒゲウツボはちょっと警戒心が強い。。。
サクラコシオリエビ
サクラコシオリエビ

久しぶりのボブサンウミウシ
久しぶりのボブサンウミウシ
黒潮接岸前の春は多く見られるコンシボリ
黒潮接岸前の春は多く見られるコンシボリ


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今季初の永田・オツセ!

【ポイント】 オツセ/オツセ
【水温】 22.2℃/22.2℃
【透明度】 15m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:28-11:09/12:49-13:39
【潮まわり】 04:06 96cm 干潮 / 09:55 178cm 満潮 / 16:56 42cm 干潮 / 小潮(月齢:6.5)
【日の出・日の入】 日出06:10 日没18:35

ゲストKさん&Tさんの2日目。。。
今日は今季初の永田に足を延ばした。
永田エリアのホームグラウンドは「オツセ」というポイントなのだが、ここは季節風吹き荒れるシーズンオフ中は時化でなかなか入れないのだ。
今日はベタ凪ぎ~!!!(#^.^#)

永田エリアは黒潮から近いので一湊とは海の状況が全然違うのでは?と期待して入ったら、やっぱり違ってた!!
一湊は水温が18-19℃しかなかったが、永田はこの時期の平均的な水温である21-22℃はあり、浮遊物もなかった。
もちろん、黒潮はかかっていないので、白く濁り抜群の透明度!とはいかなかったけど。

エントリーしてスグに巨大ツムブリの大群(数万匹)に巻かれた!! (・ω・ ;)(; ・ω・)
一湊でもよく巻かれるけど、そのサイズと数が桁違いだ。
どれも丸々と太り、メーターオーバーの巨大なツムブリたちが、上層を埋め尽くし、現れては消え、現れては消えを繰り返す。。。
中にはこれまた巨大なカスミアジの老成魚やロウニンアジの成魚なんかも混じり、迫力があった。
ちょっと怖いくらい。。。(・・;)

終始、ツムブリの大群に巻かれた!
終始、ツムブリの大群に巻かれた!
そのサイズと数は凄かった。。。(・・;)上層を埋め尽くす勢い
そのサイズと数は凄かった。。。(・・;)上層を埋め尽くす勢い

クダゴンベ
クダゴンベ
小物はこれといって出モノはなかったが、魚の動きは活発で、オトメベラ、キホシスズメダイ、ハナゴイなどはすでに繁殖期に入っているみたい。。。
ヒドロ虫とかイトカケガイとか言っている間に、海はどんどん活気に溢れ始めているようだ。。。(^^)
そろそろオトメベラやコガシラベラの動きに注目せねばです!!(^^)


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ダイビングだけを目的に来島するゲスト

【ポイント】 オツセ/オツセ
【水温】 23.5℃/23.4℃
【透明度】 20m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 13:45-14:47/15:58-17:00
【潮まわり】 09:14 221cm 満潮 / 15:01 95cm 干潮 / 中潮(月齢:2.9)
【日の出・日の入】 日出06:54 日没17:17

今日のゲストはダイビングだけを目的に3日間の日程で来島されたKさん夫妻。
一応、解説しておくと、屋久島という島はダイビングだけが目的で来島される方は非常に少なく、たいていは観光メインなのです。。。(^_^;)
ダイバー目線で見ると、ちょっと変わった島なのかもしれない。
そんなゲストも常連さん以外では超久しぶりだ。(笑)

この時期は水温も透明度もピーク時と比べるとかなり落ち込んでいるが、ダイバーがまったくいない海でのんびり潜れるのはいいかもしれない。
3日間あれば主だったポイントは一通り回れる。

明日からは北東が強く吹く予報だったので、凪ぎているうちに今日は永田・オツセへ。。。
ちょっとは時化気味を覚悟していたけど、ベタ凪ぎで快適な2本だった。
水中はちょっと暗かったけど。(^_^;)


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う~深場に弱くなったか?(・_・;

【ポイント】 観音/オツセ
【水温】 25.3℃/25.3℃
【透明度】 25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:56-11:02/12:36-13:47
【潮まわり】 07:50 81cm 干潮 / 14:49 188cm 満潮 / 小潮(月齢:8.3)
【日の出・日の入】 日出06:34 日没17:28

今日は常連、入さんとマンツーマン。
入さんが来ると、普段はできない深場調査ができるから嬉しい。。。(^^;)
今日は永田へ。。。

この水深まで降りればキビレマツカサも!
この水深まで降りればキビレマツカサも!
1本目は観音。
いつもの水底にはコウリンハナダイやアカボシハナゴイ、ベニハナダイなどが沢山群れているのだが、そう頻繁に行けている場所ではないので、すべてが目新しく未だに僕はここで立ち止まってしまう。。。
深場慣れしている入さんはさっさと水底を這って、別の魚を探したりしているのに、僕は「ここだけの1本でいいっ!」状態。(笑)
でも、立ち止まって良かった~!
よくよく見てみると、もう1種なにか別のハナダイが混じってるっ!
数匹いたのだが、多分ホカケハナダイではないかと思うのだけど。。。
でも、こんなに深い場所にいるハナダイではないよなぁ。。。とは思ったけど、温帯種がこちらではかなり深場で見られる傾向はあるので可能性は高い気がする。

で、写真は。。。全然撮れていなかった。。。(ーー;)
深場慣れしていない事もあって、全然フォーカスが合わない&寄れないで、真っ黒いカットが何枚も残っていた。。。(笑)
あ~何か、今日はちょっと調子悪い。。。
もう一度、確認しに行かないと。。。

全然、ヒレを拡げてくれないスジクロユリハゼのペア
全然、ヒレを拡げてくれないスジクロユリハゼのペア
2本目はオツセの深場へ。。。
目的は昨年いる事に気づいた謎のキツネウオの仲間を押さえること。

屋久島にはイトヨリダイ科の魚は一通り見られ、特にキツネウオ属の魚はいろいろなポイントで群がりを作っていて、屋久島の海中景観には欠かせない魚だ。
最も多いのはヤクシマキツネウオで、次いでイトタマガシラ、そしてキツネウオと続く。。。

このオツセというポイントの深場にはもう一種、見慣れないキツネウオ属の魚がいて、ある決まった範囲に群がりを作っている。
多分、成魚ではなくて若魚だと思うのだが、これがなかなか寄れないため、なかなか写真が撮れず、同定できずにいた。
しかも、これだけ群れているのだから、探せば幼魚もいるのかもしれないが、これも見つからない。。。

今日はゲストが入さんしかいなかったので、これを調べるチャンスだと思ったのだが、今日も全然寄れなかった。。。(ーー;)
あまりにも寄れないので、数m離れたところから連射して撮ったのが下の写真。。。(笑)

謎のキツネウオの仲間
謎のキツネウオの仲間
謎のキツネウオの仲間たち
謎のキツネウオの仲間たち

このキツネウオは遠目ではヤクシマキツネウオの若魚のように見えるのだが、体側の黄色いラインは1本でやや細め(ヤクシマキツネウオは2本で太い)、そしてその黄色いラインは前方に向かって滲むような感じで太くなっているように見える。

約数十匹がヤクシマキツネウオの若魚と同じように水底近くに群がりをつくっていた。

キツネウオ属の魚の幼魚はどれも美しいものが多い。
この魚の幼魚もきっと美しいに違いない。。。
若魚に寄れないのなら、幼魚をちょっと探してみようか。。。

ナメラベラの婚姻色
ナメラベラの婚姻色

浅場ではいつものナメラベラのオスがバリバリの婚姻色になって、疾走していた。
特に求愛している様子はないのだが、夏場はいつもこの体色でウロウロしている。。。

ナメラベラのオスは同属のシロタスキベラのオスとクリソツなのだが、婚姻色はまるで違う。

シロタスキベラの婚姻色

後者は体側にビッシリと白い横ラインが1本入るのに対し(右の写真参照)、前者は体の真ん中辺りが黒く染まる。


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イエローヘッドピグミーゴビーが2匹いた!!

【ポイント】 一湊タンク下No.1/オツセ/オツセ
【水温】 25.4℃/25.6℃/25.8℃
【透明度】 30m/30m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 8:43-10:03/11:34-12:35/14:08-15:36
【潮まわり】 08:36 242cm 満潮 / 14:28 88cm 干潮 / 中潮(月齢:2.3)
【日の出・日の入】 日出06:29 日没17:33

今日もnozatakeさんとマンツーマン。
マンツーマンだとなかなか船が出せなくて、乗り合いを探すのだが、それが11:30くらいからだったので、最初の1本目はビーチから一湊タンク下でウダウダと小物探し。。。

屋久島の浅場でよく見られるオオメタナバタメギス
屋久島の浅場でよく見られるオオメタナバタメギス
警戒心の強いヒメアオギハゼ
警戒心の強いヒメアオギハゼ

来島中のnozatakeさんのもうひとつのリクエストはオツセのベニハゼたちだった。
うちの超常連2人がオツセで見つけたホテイベニハゼとイエローヘッドピグミーゴビーだ。

ホテイベニハゼはきっちり場所は押さえてあるので問題ないのだが、イエローヘッドの方は場所は常連Shimontyさんから何となく聞いておいただけなので、ちょっと自信がない。。。

ちなみにイエローヘッドピグミーゴビーは検索してみると、アクアリストを中心にイエローヘッドドワーフゴビーと呼んでいる方が多く、どちらで呼ぶべきか悩む。(笑)
そもそも僕は「イエローヘッドピグミーゴビー」という英名はどこから拾ってきたんだろ。。。?(・.・;)
英名は和名以上に混乱(乱立)してるなぁ。。。(笑)

昨日はかなり時化ていたオツセ界隈も今日は割と凪ぎて、快適な2本だった。
雨は降ったり止んだりを繰り返していたけど、透明度も30mオーバーで明るい水中だった。

まずはホテイベニハゼから。。。
こちらは超警戒心が強く、なかなか撮らせてくれない。
以前、常連げじさんが横位置&最短でバッチリ撮っていたのを見ているので、楽勝~とか思っていたけど、全然撮らせてくれない!!
あまりにも粘りすぎて、1本で2種のベニハゼを回ることはできなくなってしまった。(ーー;)

2匹いた!!イエローヘッドピグミーゴビー
2匹いた!!イエローヘッドピグミーゴビー
2本目はイエローヘッドピグミーゴビー狙い。
こちらはまだ僕自身がこのポイントでは見ていないので、見つけた常連Shimontyさんから聞いて探してみた。
場所を見つけるまではちょっと時間がかかったが、何とか見つけた~!!!
しかも2匹いる~!!!
手前に小さな子、奥にひとまわり大きな子がいた。
これは屋久島で繁殖しているかも知れない。。。(ーー;)

お~!!!久々のツキチョウ!!!
お~!!!久々のツキチョウ!!!
イエローヘッドはホテイベニハゼと比べてあまり警戒心は強くなく、引っ込んでもスグに出てくるのだが、何せ狭い穴の天井にいるので撮りにくい!!

2本とも最後はオツせの浅場で安全停止するのだが、ここにツムブリとカッポレ、カスミアジの巨大な成魚大群が乱入!!
辺りが一気に暗くなって、ものスゴイ迫力だった。

久しぶりにツキチョウに出会った。
成魚のペアだ。


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久しぶりの深場

【ポイント】 観音/オツセ
【水温】 24.3℃/25.6℃
【透明度】 15m/15m
【海況】 時化気味
【天候】 雨
【潜水時間帯】 11:20-12:22/14:01-15:03
【潮まわり】 08:37 220cm 満潮 / 14:23 100cm 干潮 / 中潮(月齢:17.7)
【日の出・日の入】 日出06:19 日没17:47

常連さんたちと久しぶりに永田の深場へ行ってきた。
普段はあまり深場へは降りる事はなく何を見ても新鮮なので、いつも行っても普通に群れているこの水深での普通種ばかりに目が行く。
今日はもっとマクロな視点で何か探すぞーと意気込んではみたけど、今日も同じ。(笑)

コウリンハナダイのオス
コウリンハナダイのオス
ホクロキュウセン
ホクロキュウセン

浅場に帰ってきてからの時間が長いわけだが、今日は水温がとうとう25℃台に入り、寒いっ!
そろそろ上下6.5mmにしないとヤバいかも。。。(・_・;

ニジハギ(yg)
ニジハギ(yg)
セダカギンポの若魚
セダカギンポの若魚

ベニハナダイ婚姻色
ベニハナダイ婚姻色
2本目はオツセの深場へ。。。
ベニハナダイのオスがギンギンの婚姻色になって求愛していて綺麗だった。


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ベニハナダイの婚姻色

【ポイント】 オツセ/オツセ/一湊タンク下No.1
【水温】 26.5℃/26.5℃/26.3℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:20-10:25/11:47-12:49/15:29-17:11
【潮まわり】 07:34 225cm 満潮 / 13:32 86cm 干潮 / 大潮(月齢:15.7)
【日の出・日の入】 日出06:18 日没17:50

今日は昨日のメンバーで永田へ。。。

久々にピグミーシーホースのいるウミウチワまで下りてみた。
変わらずピグミーシーホースは沢山着いていて、クダゴンベと仲良く共存していた。
よくクダゴンベの着くウミウチワにはピグミーは着かないと言われるけど、そんな事はない。

今年はスジクロユリハゼが例年よりも浅い水深で割と多く出ている。
-40m以浅でも何匹か見られ、ちょっとビックリ。
通常、屋久島ではスジクロユリハゼは-40m台後半くらいから出だすハゼだからだ。

ベニハナダイの婚姻色が綺麗だ。
数匹のオスが一斉に青白く光り、メスに求愛を繰り返していた。
基本的に地味なハナダイなのだけど、さすがに婚姻色バリバリの時は非常に美しい。

夕方、シマスズメダイが産卵していた。
早朝だとばかり思っていたけど、この時間だったか。。。(ーー;)


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なぜか急に白濁り。。。(ーー;)

【ポイント】 オツセ/オツセ/お宮前
【水温】 27.0℃/26.7℃/26.6℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:10-11:09/12:34-13:36/15:23-16:25
【潮まわり】 05:19 206cm 満潮 / 11:35 72cm 干潮 / 17:42 216cm 満潮 / 中潮(月齢:11.7)
【日の出・日の入】 日出06:15 日没17:54

連休2日目。。。

今日は永田に行ったのだが、なぜか昨日までの透明度が一転!白くかなりの濁り。。。(ーー;)
あとで聞くと一湊エリアも今日は透明度が悪かったようで、どうも変な潮が入り込んでいるようだ。
しかし、逆にもっと西側(観音など永田灯台よりも西のエリア)で潜ったショップに聞いてみると、40mオーバーの青々とした海だったようだ。
う~!!!観音で潜れば良かった!

3本目は一湊エリアに戻ってきたのだが、やっぱりこちらも透明度悪し。

秋の風物詩、ヨコシマクロダイのチビが急に目立つようになってきた。
この3日くらいで一気に増えた気がする。
そこらじゅうで目にする。

数年ぶりにハタタテシノビハゼを見つけた。
ハタタテシノビハゼは屋久島ではそれほど多くは見られないが、たまに急に成魚が出没するのが面白い。

今年はヒゲニジギンポが多く入ってきているような気がする。
こちらも元々はとても普通種だとは言えないくらいに稀な魚だったのだが、今年はよく見る。

久々の登場!ハタタテシノビハゼ
久々の登場!ハタタテシノビハゼ
今年は多い?ヒゲニジギンポ
今年は多い?ヒゲニジギンポ


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なんじゃ。。。この濁りは。。。(・_・;

【ポイント】 オツセ/オツセ
【水温】 27.0℃/26.5℃
【透明度】 20m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:38-10:37/11:49-12:57
【潮まわり】 07:59 261cm 満潮 / 14:07 60cm 干潮 / 中潮(月齢:1.7)
【日の出・日の入】 日出06:09 日没18:07

今日も福岡からのゲスト3人組のガイド。
永田で2本。
永田は休憩所に適した場所がないので雨が降るとかなりキツイのだが、今日は思い切り晴れてくれた!!(*^^)

しかし、どういうわけか海の中はかなりの白濁り。。。(・_・;
一湊の方が透明度がいいくらい。
いつもは逆に永田のほうがクリアーなのにぃ~!!!

アケボノハゼ
アケボノハゼ
永田はそれほど潮は速く感じなかったのだが、水底付近はそれなりに流れているようで、魚たちはザワザワしていて、ベラ類はかっ飛び、アケボノハゼやハタタテハゼなどは思い切り高い位置でホバーリングしていた。
つまり全然、警戒心は薄くて写真は撮りやすかった。

例のニシキベラの深場バージョンも探してみたのだが、やっぱりもう-30m以浅にはいないようだ。
-40mくらいまで深度を下げているかも。。。

サクラコシオリエビ
サクラコシオリエビ
サクラコシオリエビが着く巨大ミズガメカイメンが少しづつ痛んできているという事を前にこのブログでも話したことがあった。
その後もどんどん痛み、小さくなってきていて、それまでは沢山着いていた「青いカニダマシ(⇒青いカニダマシ | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –)」は完全に姿を消し、サクラコシオリエビも大小5-6匹も着いていたのに、今や1匹見つけるのがやっとなくらい。
屋久島はダイバーが少ないので、ダイバーが原因かどうかは微妙なところ。。。

原因がイマイチ分からないのだけど、寿命という事もあるのかな。。。
大きなミズガメカイメンなだけになくなってしまうのは、ちょっと寂しい。


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3年ぶりの登場!イエローヘッドピグミーゴビー!!

【ポイント】 オツセ/オツセ/一湊タンク下No.3
【水温】 27.7℃/27.7℃/27.2℃
【透明度】 30m/30m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:56-11:02/12:15-13:14/15:51-16:36
【潮まわり】 10:39 61cm 干潮 / 17:07 216cm 満潮 / 中潮(月齢:26.0)
【日の出・日の入】 日出06:07 日没18:13

台風一過後、水温がやや落ちてきた感アリ。
27℃台が普通に出るようになってきた。
水温のピークを過ぎて、秋も深まってきた感じがする。。。

ヤマブキスズメダイの若魚
ヤマブキスズメダイの若魚

今日は永田へ。。。
やや白く濁ってはいるけど、透明度はかなり良かった。
視界を塞ぐのはキビナゴたちだ。
半端ない数が視界を遮り、一瞬で見通しが悪くなる。。。(・_・;

今年-25m付近で1匹だけ見られていたヤマブキスズメダイのチビが2-3ヶ月を経て、ここまで大きくなった。
もう若魚と呼んでもいいくらい。

今日は人数が多かったので常連ゲスト2人はほとんど放置状態。。。(^^;;
あとで画像をPCで見せてもらったら、とんでもないベニハゼが写っていた!
いたんなら、言ってよ~!!!(-o-;

屋久島では2個体目となるYellow-head Pygmygobyが写っていた。
Yellow-head Pygmygobyは過去に一湊タンク下で1個体見て以来、3年ぶりの登場だ。(⇒Yellow-head Pygmygoby | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –

いったい、こいつはどこにいたんだろ?(・_・;

ホテイベニハゼ
ホテイベニハゼ
Yellow-head Pygmygoby
Yellow-head Pygmygoby

浅場で例のアシビロサンゴヤドリガニを観察。
一湊タンク下にあるスリバチサンゴとはちょっと種類が違うサンゴに、沢山、巣穴が開いていて、それぞれにこのカニが収まっている。
ここの巣穴は一湊タンク下で見ているものよりも深く、入り口には何やら盛り上がりが見られる。

これを見ていると、このカニはサンゴを食べたり、穴を開けて巣穴を作っているのではなく、どうも溶かして作っているような感じがする。
一湊タンク下にあるスリバチサンゴを見ていても、この巣穴入口付近の盛り上がりがないので、気づかなかったのだが。。。

そして柏島では巣穴の周りが紫色に変色していると聞いていたのだが、ここの巣穴はどこもそんな感じ。
ただちょっとその紫色は薄いのだが。。。

いずれにしても、この巣穴周辺の盛り上がりを見ちゃうと、このアシビロサンゴヤドリガニの巣穴づくりをぜひ見たくなってしまった。
徐々に少しづつ巣穴を深くしているのだろうけど。。。

アシビロサンゴヤドリガニ
アシビロサンゴヤドリガニ
アシビロサンゴヤドリガニ
アシビロサンゴヤドリガニ

イザヨイベンケイハゼ
イザヨイベンケイハゼ
3本目は一湊に戻ってきてゼロ戦へ。。。
今日は捕食魚であるカイワリの仲間がいなかったので、ゼロ戦の上層にテンジクダイ類が大きく広がっていてゼロ戦のフレーム内はスカスカ状態だった。
時間が遅かったこともあり、ケラマハナダイたちは求愛に余念がない。

イザヨイベンケイハゼも昨日よりは撮りやすかったようだ。


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うぉ~黒潮完全接岸???

【ポイント】 お宮前/オツセ
【水温】 29.4℃/29.3℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 11:17-12:23/14:07-15:14
【潮まわり】 09:17 72cm 干潮 / 16:37 195cm 満潮 / 長潮(月齢:9.0)
【日の出・日の入】 日出05:57 日没18:34

警戒心の薄いニチリンダテハゼ
警戒心の薄いニチリンダテハゼ
もう完全に黒潮どっぷりの海だ。

今年はなかなか水温が上がらなかったり、透明度が最も良い時期であるはずの7-8月も例年ほどクリアーではなくガッカリしていたのだが、ここに来て急に良くなった!!
透明度はゆうに40mを超え50m先も見えそうなくらい。(^^)
また海の色がいいっ!
真っ青な海は浮いているだけで気持ちがいい。

そして水温もここに来て今季最高を記録。
水深を下げても一様に29.5℃近い。

今日はマンツーマンで2本。
1本目は一湊、2本目は永田という数年前だったら考えられないポイント設定だ。。。(ーー;)
これも永田の船長のおかげ!(^^)

1本目はお宮前のニチリンダテハゼを見に行った。
ヌルヌルの水温のせいか、ダレダレのニチリンダテハゼは全然、引っ込まない。
上に覆いかぶさっても引っ込まない。(笑)
そんなんだから、大きな自慢の背びれも開いてくれない。。。(ーー;)

カメンタマガシラ(yg)
カメンタマガシラ(yg)
2本目はオツセへ。
昨日以上に透明度もあがり、気持ちがいい海なのだが、今日もアケボノハゼなど本来は元気に外に出ている魚が出ていない。。。まだ時化の影響???(・・;)

カメンタマガシラの成魚は屋久島では-20m前後の水深に割と普通に見られるのだが、幼魚はナゼかやや深い水深(-30m以深)で見ることが多い。
だいたい、今の時期によく見られるのだが、ここオツセは特に多い。
ここはヤクシマキツネウオの幼魚も多く見られ、タマガシラ系の幼魚が好む環境みたい。

サクラコシオリエビ
サクラコシオリエビ
クダヤギクモエビ
クダヤギクモエビ


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最終日は永田へ。。。

【ポイント】 オツセ/オツセ/一湊タンク下No.1
【水温】 28.9℃/29.1℃/28.8℃
【透明度】 30m/30m/25m
【海況】 永田は時化気味 一湊は凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:37-10:39/12:02-13:04/15:19-16:35
【潮まわり】 07:40 74cm 干潮 / 15:16 184cm 満潮 / 小潮(月齢:8.0)
【日の出・日の入】 日出05:57 日没18:36

ようやく永田が凪ぎた。
といっても、もともと瀬端に波が当たりやすいオツセは完全な凪ぎではないけど。。。(^^;)

永田は一湊以上にキビナゴが凄かった。
黒い塊となって流れるさまはまるで大物に出会ったような気分。(笑)

クダゴンベ
クダゴンベ
水底はあまり揺れていなかったのだが、何か魚たちがちょっと警戒心が強いような気がする。
時化の直後だからだろうか。。。
いつもの最浅のアケボノハゼはすぐに引っ込んでしまったし、ハナヒゲウツボもいつも以上に警戒心が強い。

透明度はそこそこ良くて明るいんだけどなぁ~(ーー;)

浅場では現在、卵守りのイシガキカエルウオが面白い。
指示棒を近づけると大きく口を開けて威嚇してくる。。。(笑)

3本目の一湊タンク下ではギチベラの産卵を初めて見た。
ギチベラはもともと屋久島では見なかったベラなのだが、3-4年くらい前からよく見るようになって、今では立派な成魚がそこらじゅうで見られる。
ついにその産卵を確認することができた。
時間は15:30くらいで、水深は-15m付近だった。
結構、遅い時間帯の産卵だった。


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マルソデカラッパの抱卵

【ポイント】 オツセ/観音/一湊タンク下No.3
【水温】 28.1℃/24.7℃/28.1℃
【透明度】 30m/25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:25-10:26/11:48-12:49/15:09-16:02
【潮まわり】 08:40 228cm 満潮 / 14:56 62cm 干潮 / 中潮(月齢:17.4)
【日の出・日の入】 日出05:45 日没18:58

今日も午前中は永田へ。。。
なかなか透明度もよく気持ちのいい海だったけど、今日はナポレオンに会えなかった~!!!

ここ最近、ずっとオツセの安全停止している場所のさらに浅場にギンユゴイが大量にたまっていて、その光景がとても気持ちいいっ!
あまりに時化気味の時は近くに寄れないのだが、今日は割と凪ぎていたので近くでじっくり見られた。
明るい海にものすごく良く映える魚だ。

3本目はゼロ戦へ。。。
依然としてゼロ戦のクロホシイシモチの幼魚の群がりは凄まじく、見応えアリ!

ゼロ戦のマルソデカラッパがオレンジ色の卵を抱えていた。
マルソデカラッパは7月下旬くらいから10月いっぱいくらいまでが繁殖期で、オスによるメスのガーディングや抱卵中のメスなどがよく見られる。
今年はこの子の抱卵が初観察だった。

ホンソメのクリーニングを受けるツバメウオ
ホンソメのクリーニングを受けるツバメウオ
卵もちマルソデカラッパ
卵もちマルソデカラッパ


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ナポレオン!

【ポイント】 オツセ/お宮前/一湊タンク下No.2
【水温】 26.7℃/28.1℃/28.2℃
【透明度】 25m/25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:21-10:28/11:42-12:49/14:40-15:51
【潮まわり】 08:07 235cm 満潮 / 14:30 50cm 干潮 / 大潮(月齢:16.4)
【日の出・日の入】 日出05:44 日没18:59

今日は1本目のみ永田へ。。。

屋久島では永田の各ポイントにナポレオン(メガネモチノウオ)の成魚ペアが見られる。
会えたり、会えなかったりなのだが、夏になってからは頻繁に出会い、餌付けしているワケではないのだが割と近くまで寄らせてくれる。
今日もどこからともなく近づいてきて、ゆっくり寄って行くと目の前で静止してくれたりした。

一応、この巨大魚(1m以上)もベラの仲間。。。
ベラリストNさんもマクロでシャッターを切ってくれた。(笑)
でも、写真をもらい忘れた~!!!!(・・;)


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ウスバノドグロベラのハレム健在!

【ポイント】 オツセ/オツセ/吉田
【水温】 27.9℃/27.7℃/28.2℃
【透明度】 25m/25m/25m
【海況】 やや時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:25-10:23/12:41-13:52/15:31-16:42
【潮まわり】 06:57 237cm 満潮 / 13:33 33cm 干潮 / 19:49 236cm 満潮 / 大潮(月齢:14.4)
【日の出・日の入】 日出05:43 日没19:01

今年のお盆は常連のベラリスト・Nさんも来島し、前半はベラベラなダイビングになりそうな予感。。。(笑)
というか、今年のお盆はフォト派がNさん1人しかいないから、このブログの写真がすべてベラになってしまう~!!!!(^^;)

トカラベラ、オスの婚姻色
トカラベラ、オスの婚姻色
今日は永田へ。
Nさんのずいぶん前からのリクエストだったシラタキベラダマシの成魚(特にオス!)を求めて永田へ行ったのだが、昨年までは見られたシラタキベラダマシのハーレムは綺麗さっぱり無くなり、まったく見られなかった。
多分、やや深いエリアに群れごとスライドしてしまったのではないかと思うのだけど、なかなか調査に行けないので定かではない。

しかし、永田はベラ類の成魚オスの宝庫で、一湊エリアではあまり見かけない立派な成魚オスの姿もチラホラ。。。
しかも今は繁殖期バリバリの時期なのでトカラベラ、ホクトベラなどがバリ婚で根の上で求愛するのがよく見られたりした。

3本目はNさんのリクエスト&今年6年目の常連Hさんもあまり入ったことがないポイントへ。。。という基準から、久しぶりに吉田で潜った。
3本目から参加のこれまたお盆常連のKさんがややブランクありという事からも浅めの吉田は最適だ。
僕もしばらく見ていなかった吉田のウスバノドグロベラの状況が気になっていたので、ちょうどいい。(^^;)

さすがにもうハーレムは無くなっているかな。。。とも思ったけど、まだまだハーレムは同規模のまま健在だった!
しかも、若魚なんかも見られ、これからもハレムは拡大しそうな勢い!

ウスバノドグロベラのハレム&産卵が確実に見られるのは今のところ、国内では屋久島ぐらいではないだろうか。。。?
吉田はほんと、貴重なポイントだ。

ウスバノドグロベラのオス
ウスバノドグロベラのオス
ウスバノドグロベラのメス
ウスバノドグロベラのメス

ウスバノドグロベラの若魚
ウスバノドグロベラの若魚


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「普通種」の定義

【ポイント】 オツセ/オツセ
【水温】 28.7℃/28.6℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:18-11:29/13:21-14:19
【潮まわり】 10:46 50cm 干潮 / 17:46 208cm 満潮 / 若潮(月齢:10.4)
【日の出・日の入】 日出05:41 日没19:05

ようやく凪ぎてきた(と思われた)永田へ。。。
しかし、まだまだ瀬端には白波が当たり、オツセの浅場はかなり揺れていた。
潮は速く、水底を這っていても体の固定が難しいほどだった。

一湊の湾内で藻そうなのだけど、ホシニセスズメのチビ(2cmくらい)が目立つ。
まだ繁殖行動らしきものは見ていないのだが、すでに幼魚爆発期に入っているみたい。

「普通種」の定義って難しいけど、僕的には幼魚しか見られない場合や”年間10個体”というように数えられる時点で「普通種」とは見ていない。
そういう意味ではよく見られるような気がするのだが普通種だとは思っていない、未だに立派なオスを見た事がないミヤケベラや年間数個体しか成魚は見かけない(幼魚は最近結構見るようになった)ヒゲニジギンポが今年も見られ始めた。
定点観察しているとメスのステージくらいまでは成長するのだけど、いつの間にか消えて見られなくなってしまう連中だ。

久しぶりにナポレオン(メガネモチノウオ/オス)を見かけた。
今日はメチャクチャ近くまで寄ってきたので、ちょっと怖かった。。。(笑)

メガネモチノウオのように成魚の雌雄が見られるけども、もともと個体数自体が少ないと思われる魚もやっぱり「普通種」とは言えないのかな。。。
「普通種」の定義って難しい。(笑)

最浅のアケボノハゼ
最浅のアケボノハゼ
ホシニセスズメのチビ多し
ホシニセスズメのチビ多し

ミヤケベラの若魚
ミヤケベラの若魚
ヒゲニジギンポの若魚
ヒゲニジギンポの若魚


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わーい!ヤマブキスズメダイ!(^^)

【ポイント】 オツセ/オツセ/ヨスジ漁礁
【水温】 28.2℃/28.5℃/28.0℃
【透明度】 30m/30m/25m
【海況】 水面白波
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:08-11:15/13:16-14:24/15:41-16:44
【潮まわり】 08:19 252cm 満潮 / 14:49 25cm 干潮 / 中潮(月齢:2.4)
【日の出・日の入】 日出05:36 日没19:12

長期滞在中のゲストTさんが一湊ばかりでは申し訳ないので(笑)、今日は永田エリアへ。
永田の北面は折からの東の強風でちょっと時化気味だ。
最初は良かったのだが、時間と共にかなりの時化っぷりに。。。(・・;)

わーい!ヤマブキスズメダイ!(^^)
わーい!ヤマブキスズメダイ!(^^)
最初の2本は永田のホームグラウンド・オツセで2本。
今日は嬉しい出会いが!
ヤマブキスズメダイのチビが着いていた!!(^^)

ヤマブキスズメダイは昔、2つのポイント(オツセ、お宮前)で成魚のペアが見られていたが、今はまったく見られず、今回は久しぶりの登場だ。
しかも、可愛い幼魚!!
そういえば、幼魚は屋久島初観察かも。。。

アケボノハゼ
アケボノハゼ
サクラコシオリエビ
サクラコシオリエビ
オツセはほんと人気種が多く見られてとりあえずのネタには困らないのだが、永田自体がそう頻繁に行ける場所ではないので調査がまったく進まない。
探せばもっともっといろいろ見つかる環境だと思うのだけど、これがなかなか。。。(・・;)
どうしてもいつも1パターンのコース取りで終わってしまう。

次の日も、その次の日もという感じで連続でこのポイントに通えば、発見も増えるかもしれない。
ホームグラウンドを一湊タンク下からオツセにシフトして行こうかとマジで考えてしまう。

屋久島初記録!ミゾレフグ
屋久島初記録!ミゾレフグ
でも、そんな状況でもそれなりに毎回、発見はあるのだ。
今日はミゾレフグの成魚に出会った!
もちろん屋久島初記録だ。

この魚、国内では小笠原などでよく見られるようだが、沖縄方面ではどうなのだろう?
割と普通に見られる魚だばかり思っていたけど、意外にWEB上には琉球列島で撮られた写真が少ない気がする。。。
普通種過ぎて撮らないのか、他のフグ科の魚に比べて数が少ないからなのか。。。

こういうの(出現頻度)ってネットじゃほんと良く分からない。。。(・・;)

ヨスジじゃないよ!ベンガルフエダイの群れ
ヨスジじゃないよ!ベンガルフエダイの群れ
午後からはさらに風が強くなり、水面もバシャバシャしてきたので、3本目は一湊で潜ろうか?永田で潜ろうか?非常に迷ったが、結局永田のヨスジ漁礁で潜る事にした。
何か一時期よりも魚影が薄くなったような気がするが、これはここのメイン魚であるスジミゾイサキの数が減ったからのようだ。
ベンガルフエダイの群れはむしろ大きくなった。

このポイント名の「ヨスジ」はこのポイント名を着けた同業者がベンガルフエダイをヨスジフエダイと間違えてしまった事からついた名前。(笑)
ベンガルフエダイはここでかなり大きな群がりを作り目立っている。
ヨスジフエダイも数匹混じっているけど、圧倒的にベンガルフエダイの方が多いポイントはここくらい。

産卵期はここを昼間の休憩場所にしているアカウミガメは今日は2匹寝ていた。
もうそろそろ産卵期は終わろうとしている。。。


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黒潮近い永田へ!

【ポイント】 オツセ/オツセ/お宮前
【水温】 27.5℃/27.8℃/27.1℃
【透明度】 30m/30m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:25-10:37/12:22-13:33/15:19-16:29
【潮まわり】 07:11 91cm 干潮 / 13:40 161cm 満潮 / 18:27 136cm 干潮 / 小潮(月齢:22.8)
【日の出・日の入】 日出05:30 日没19:18

今日はより黒潮の近い永田へ!!
思った通り、一湊エリアよりは透明度も良く、青い海ではあった。

クロオビスズメダイのチビ
クロオビスズメダイのチビ
アカボシハナゴイのチビ
アカボシハナゴイのチビ
永田は2本ともオツセでフィッシュウォッチング。
オツセはたま~に入っても、アイドルたちが狭い範囲にかたまって見られるので楽しい。
もっと頻繁にこのポイントに入れれば、きっといろいろ見つかるんだろうな。。。とは思うのだけど、これがなかなかそういうわけにもいかないのが残念。
台風で時化てもアカボシハナゴイのチビたちは元気だった。

シシマイギンポのオス
シシマイギンポのオス
オツセは最後は必ず浅場でギンポ・ウォッチングだ。
常連Nさんのリクエストで、シシマイギンポを久しぶりに探したのだが、目が慣れた今やかなりの普通種。
そこらじゅうで見られる。。。
今日は割と凪ぎていたので、こいつの生息環境である-2m以浅でも撮りやすいかと思ったけど、甘かった。。。(・・;)
相変わらず水面直下は吹き飛ばされそうなくらい揺れていた。(笑)

ヒナギンポの婚姻色褪めかけ
ヒナギンポの婚姻色褪めかけ
ゴイシギンポの婚姻色
ゴイシギンポの婚姻色
今の時期はギンポたちはみんなバリバリの婚姻色だ。
最優占種のヒナギンポはあちらこちらで婚姻色が見られたのだが、見慣れない婚姻色のギンポを発見!
頬にドギツイ模様が浮き出ていて、顔しか出していないから何者なのか分からなかったのだが、どうもゴイシギンポの婚姻色らしい。。。
卵を守っているようで、指を近づけると噛みついてくる!!
確かにこの辺にはゴイシギンポもかなりの頻度で見られるのだが、婚姻色は初見だった。
なるほど。。。

オグロブダイの婚姻色
オグロブダイの婚姻色
スリバチサンゴなどに着く謎のカニ
スリバチサンゴなどに着く謎のカニ
最後の3本目は一湊に戻ってきてお宮前へ。。。
いつでも多少なりとも潮のかかっている永田と違って、のんびり潜れるのがいい。

そこらじゅうでオグロブダイの婚姻色オスがよく見られる。
今が繁殖期のピーク。

最後にずっと探していた謎のカニをようやく見つけた。。。
ガイド会ブログで柏島の西村くんが紹介して以来、ずっと探していたのだが、ようやく。。。(・・;)
スリバチサンゴの仲間に着くには知っていたのだが、まさかサンゴに小さな穴をあけてその中に埋まっているとは!!
しかも超小さいっ!!!
これじゃ分からないはずだ。。。そんな目で探してなかったもん!!!(笑)

つーか、こいつら肉眼ではその綺麗な模様は全然分からない。
最初にこの美しさに気づいた西村くんのところのゲストさんは凄い!!(笑)

1回分かったら、何かそこらじゅうにいる事が分かった。
超普通種やん!!!(・_・;


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念願のアンボンスズメダイ!(^^)

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 26.8℃/28.2℃/28.2℃
【透明度】 20m/20℃/20℃
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:41-10:45/13:27-14:33/15:53-16:41
【潮まわり】 07:03 235cm 満潮 / 13:51 13cm 干潮 / 20:19 233cm 満潮 / 大潮(月齢:14.8)
【日の出・日の入】 日出05:26 日没19:21

今日は毎年恒例の屋久島ツアーを組んでくれる名古屋のダイビングスクール&ショップ evisさん一行様が来島。
台風の様子を見ながら早めに帰る事も念頭に入れてのツアーだ。

午後からの2本の前に昨日から滞在中の2人のゲストとお宮前に潜ったところ、念願のスズメダイに出会えた!!(^^)
アンボンスズメダイ!!
もちろん初記録!!

アンボンスズメダイ 前から(^^)
アンボンスズメダイ 前から(^^)
アンボンスズメダイ 後から(^^)
アンボンスズメダイ 後から(^^)

屋久島に来て間もない頃、アンボンスズメダイらしき魚を見かけたのだが撮り損ね、その後まったく出会うことなく今日に至るのだが、恥ずかしいのがGoogleで「アンボンスズメダイ」で検索するとその

アンボンスズメダイらしき個体を見つけた。
よく調べて後日報告しま~す!

という証拠写真もない僕のブログ記事が1ページ目に出てしまっている事だった。。。(^^;;
でも、今度こそバッチリ、ゲストに押さえてもらったから、これなら検索に出てしまっても恥ずかしくない!!(笑)

ただ。。。海外や西表で撮ったアンボンスズメダイと比べると臀ビレの先があまり黒くないなぁ。。。
幼魚はみんなこんな感じなのだろうか?

まぁ、いずれにしても早く僕も撮りにいかねば!!!(・・;)
台風で時化る前に。。。!!!

ハナゴンベ
ハナゴンベ
昨年はハナゴンベの当たり年で、そこらじゅうで可愛いチビが見られ、それぞれ無事に大きくなり、今年は浅場でもそこらじゅうでよく見かける。
昔からずっと数匹が群れていた場所でも、例年以上に数が増え華やかになった。

2本目は一湊タンク下へ。
この15日以降はミドリイシの産卵を狙っているので、日中のサンゴの様子やこれを食べるチョウチョウウオの様子なども観察したのだが、う~ん。。。何かまだ、怪しい感じがしない。。。
明日もチェックせねば。

ケラマハナダイの噛みつきあい!
ケラマハナダイの噛みつきあい!
3本目はゼロ戦へ。。。
ゼロ戦ではオス同士の噛みつきあいが見られた。
たまに見かける光景なのだが、その場合は繰り返し噛みつきあい続けることが多いのだが、今回はすぐに止めてしまった。。。(・_・;


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アカボシハナゴイのチビ

【ポイント】 オツセ/オツセ
【水温】 28.2℃/28.3℃
【透明度】 25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:35-12:43/14:23-15:36
【潮まわり】 05:34 225cm 満潮 / 12:32 14cm 干潮 / 19:13 225cm 満潮 / 大潮(月齢:12.8)
【日の出・日の入】 日出05:25 日没19:22

今日は久しぶりに永田へ行った。
今日も南寄りの風が続き、永田・オツセ周辺の海もベタ凪ぎだ。

朝、宮之浦は雨が降っていたけど、永田はピーカン!
同じ屋久島でも天気は大きく変わってくる。

アケボノハゼ
アケボノハゼ
サクラコシオリエビ
サクラコシオリエビ
クダゴンベ
クダゴンベ
1本目も2本目もコースを変えてオツセでのんびりダイビング。。。
太陽光が降り注ぎ明るい浅場にはキビナゴが大量に群れ、気持ちいい。

今年も-25mの最浅アケボノハゼのペアは健在で、周りを大量のハタタテハゼたちに囲まれていた。
サクラコシオリエビたちもさらに巨大化して健在なのだけど、こいつらが着くミズガメカイメンがボロボロになってきているのが気になる。。。(・_・;

アカボシハナゴイ
アカボシハナゴイ
ハナゴイの根にはアカボシハナゴイのチビが3匹ついていた。
アカボシハナゴイは永田でもやや深場に降りれば群れているのだが、こうした通常のダイビング水深(-20mくらい)で見るのは初めてかもしれない。
今、とても多いキンギョハナダイのチビ群れに混じって目立っていた。(^^)

オツセでもニラミギンポの黄化個体(?)が見られた。
やっぱり、潮通しの良いエリアでキンギョハナダイに混じってる。

目が慣れてくると割とバンバン目に入ってくるようになった。
薩南諸島ではごくごく普通に見られるタイプなのかもしれない。

浮いて泳いでいる時は綺麗なグラデーションがかかった体色なのだが、着底したり、驚いたりすると写真のように顔を中心に白い斑紋が入る。
こうなるとやっぱりニラミギンポ。(笑)

ニラミギンポの黄化個体
ニラミギンポの黄化個体
体全体に斑紋が。。。
体全体に斑紋が。。。


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カイメンヤドリエビ

【ポイント】 ヨスジ漁礁/一湊タンク下No.1
【水温】 23.7℃/24.0℃
【透明度】 20m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:48-11:53/13:29-15:04
【潮まわり】 04:33 101cm 干潮 / 09:59 194cm 満潮 / 16:36 56cm 干潮 / 中潮(月齢:19.3)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:23

屋久島は北半球一のアカウミガメの産卵地だ。
まさに今がそのピークで一晩に50-60匹のアカウミガメが上陸し、産卵する。
普段、海の中で見られるウミガメはアオウミガメばかりなのだが、この時期ばかりは海の中で頻繁にアカウミガメに出会う。
永田のヨスジ漁礁というポイントは屋久島最大のウミガメ産卵地であるいなか浜から近く、日中ここは産卵に疲れたアカウミガメたちが沢山寝ている。
これを狙って、今日は永田へ。
本来はボートポイントなのだが、ゲストもいないのにボートを使うわけにもいかず、えっちらおっちらビーチから泳いだ。(笑)

なのに!!!!
カメラのオートフォーカスを切り替えてなかった!!!(僕のD300は外部から切り替えができず、トキナーの10-17mmだとマニュアルも利かない。。。)
でも、いいんだ。。。漁礁には2匹くらいしかアカウミガメはいなかった。(不幸中の幸い?)
途中でさらに2匹くらい見たけど、置きピン状態のカメラでは何もできず。。。早々にエクジットした。(ーー;)

ヨスジ漁礁も全然ぱっとしない日もあったりするから、行くのも考えちゃうなぁ。。。遠いだけに。。。(-o-;

そのまま午後から残タンクで一湊タンク下へ。
ゲストがいないのに2本も潜るのは気が引けたけど、残タンクを残しておいても仕方がない。。。
ジョーの卵の状態とスダレヤライイシモチの卵の状態だけチェックしに行った。

昨日、間違えたオス
昨日、間違えたオス
やっぱり、ハッチアウトを狙っていたオスはもう孵化してしまったようで、口も小さくなっていた。。。(ーー;)
代わりに昨日のナイトで間違えてしばらく撮り続けていたオスの卵がかなり成熟してきていた。
この手のテンジクダイの卵は成長が早い気がする。

カイメンヤドリエビ
カイメンヤドリエビ

カイメンヤドリエビを初記録。
最初はクシノハカクレエビやザラカイメンカクレエビだと思っていたら出てきた子はモヒカン頭!(笑)
額角がかなり大きくしっかりしている。。。
散在する黄色い点々も綺麗だ。

そろそろハッチアウトしそうだなぁ。。。と思っていたジョーの巣穴を覗いてみると、もうギンギンに銀色の目玉がクッキリしていて、透明感も強かった。
このオスは全然、口に卵を咥えてくれず、ずっと巣穴の奥に卵を置きっ放しだったのだが、とうとう咥えてくれた。
もう卵はかなり成長していて、口から溢れんばかり!

う~ん。。。これは明日の早朝は一応、行っておいたほうがいいかな。。。(・_・;


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一湊でもシシマイギンポ!

【ポイント】 お宮前/オツセ
【水温】 24.6℃/24.5℃
【透明度】 15m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 11:15-12:27/14:41-15:54
【潮まわり】 06:42 92cm 干潮 / 12:32 178cm 満潮 / 18:51 79cm 干潮 / 小潮(月齢:7.3)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:19

今日はアメリカのミネソタから来日した研究者のガイド。
イソギンポ科の魚をガイドして欲しいとの事なのだけど、一部の属を抜かしてイソギンポ科なら通常はタイドプールに種類は多い。
しかし、すでにタイドプールは見て回っており、あとはもう少し深い水深のイソギンポをガイドして欲しいとの要請。。。

これはスグに永田だろ!と思ったけど、永田の船長が午後からしか船を出せないというので、1本目は一湊のお宮前へ。
あまり期待していなかったのだが、どうして、どうして!-3mから-5mくらいの水深で壁を流したのだが、なかなか面白かった!

極めつけはなんと一湊湾内にもシシマイギンポがいたって事!!(^^)
1匹だけだが、同じような水深(-1m)の岩場を丹念に見れば、まだまだ見つかりそうだ。。。
しかも、永田と違って、海が穏やかなので写真も撮りやすいのがいいっ!

このシシマイギンポはこれまで永田エリアでは何度も見ているのだが、一湊ではまだ見たことがなかった。
どうも屋久島では全域に渡って結構、普通に見られるギンポなのかもしれない。

2本目は永田・オツセで同じように-5m以浅でウダウダと壁ばかり見てイソギンポ探し。
ヒナギンポが圧倒的に多く、今の時期は真っ黒いオスの婚姻色個体もよく見かける。(14:30-16:00くらい)
他にも通称・鼻毛ギンポやゴテンカエルウオなど僕もまだまともに写真を撮っていないイソギンポの仲間が続々と見つかった。
ヤバイ。。。
そろそろイソギンポを本格的にやらないとマズイ。。。(・_・;


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もじゃこ漁の生け簀の中は。。。

【ポイント】 ヨスジ漁礁/香附子
【水温】 23.6℃/23.4℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:22-13:24/15:04-16:44
【潮まわり】 08:02 222cm 満潮 / 14:55 -5cm 干潮 / 中潮(月齢:16.9)
【日の出・日の入】 日出05:20 日没19:08

今日から天気が崩れる予報だったのだが、ほぼ1日中良い天気に恵まれた。
ゲストは常連のSさん。
マンツーマンでワイド・オンリーの2本。

昨晩の産卵で疲れ切って寝ていたアカウミガメ
昨晩の産卵で疲れ切って寝ていたアカウミガメ
1本目はヨスジ漁礁へ。。。
アカウミガメが産卵期に入り、毎晩毎晩、屋久島の浜に上陸して産卵を繰り返している。
このアカウミガメは日中、少し沖に出て寝ている事が多いのだが、屋久島最大の産卵地・いなか浜から近いこともあって、ヨスジ漁礁は寝床としてよく利用されている。
これまで最高で12匹のアカウミガメが寝ていた事もあるのだが、今日は5-6匹が寝ていた。
グッスリ寝入っている子もいれば、コガネキュウセンにクリーニングされている子もいる。。。

どのアカウミガメもいなか浜でウミガメ上陸調査の際に打ちこまれたタグと番号が付いており、個体識別も容易だ。
いつも頻繁に入るポイントだったら個体識別するのも面白いのかもしれないが、さすがにそう何度も入る事はないポイントなだけにイマイチ興味が。。。(^^;)

もじゃこ漁の生け簀の中
もじゃこ漁の生け簀の中
永田に来たのはアカウミガメが目的だったのだが、もっと面白いものが見れた!(笑)
4月中旬から始まったもじゃこ(ブリの子供)漁はGWまでには終わり、今は生け簀のみが残り、中にブリの子供がウジャウジャいて飼われている。
1か月くらいが経過したもじゃこ達も今ではかなりのサイズに成長し、生け簀の中を縦横無尽に(いや、所狭しと。。。)泳ぎ回っている。

永田港にも生け簀が2-3個あって、その横を通ってヨスジ漁礁に出るのだが、まさかここまで迫力にある光景が待っていようとは想像できなかった。。。
いや~すげ~(・_・;
生け簀の外でもアジ系の小魚が乱舞しており、生け簀周辺はかなり賑やかだ。
その魚の量にも圧倒された。。。(ーー;)

ヨスジ漁礁も魚影は濃いのだが、それ以上かも。。。(笑)
この生け簀はあと数日で解体され、もじゃこもすべて鹿児島の業者が内地に持っていき、今年のもじゃこ漁のすべてが終わる。。。
これが片づけられると本格的な梅雨の到来だ。

サバの幼魚たちを捕食するコブシメ
サバの幼魚たちを捕食するコブシメ
2本目はリクエストの香附子へ。
もちろん、リクエストの内容はコブシメの産卵だ。
こちらが今日のメインだったのだが、何と今日は一切やってなかった。。。(ーー;)
サンゴの周りにはまったくコブシメの姿は見られず、寂しい感じ。

少し待てば前回のように一気にやってくると信じていたのだが、30分待てど姿を見せない。。。
諦めて根の下の砂地に降りると、かなりの数のサバの幼魚・若魚が乱舞していた。
一定の間隔で水底に一挙に下りてきて、舞い狂う。
多分、キビナゴや湧き上がるアミ類や魚の稚魚類を食べているのだろうと思うのだが、何と水底でコブシメがこのサバの子供たちを狙っていた。
周りを見回すと、他にも数匹コブシメがいて、みんな腕を上げ戦闘態勢!
そう。。。コブシメたちはサンゴの根から下に降り、小魚たちの捕食に忙しかったのだ。

最終的には水底付近に7-8匹のコブシメがまとまって見られ、産卵の気配さえもない。(笑)
たまにサバの子をゲットして、食っているコブシメもいたりしたのだが、全然寄らせてもらえなかった。。。

こいつら。。。単なる中休みで、明日には産卵を再開していてくれると良いのだけど。
明日も行ってみる予定。


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ヘビギンポ類に目を向けてもらうチャンス?

【ポイント】 オツセ/一湊タンク下No.1
【水温】 19.4℃/18.7℃
【透明度】 10m/10m
【海況】 時化気味/ベタ凪ぎ
【天候】 くもり時々晴れ
【潜水時間帯】 11:05-12:13/14:04-15:44
【潮まわり】 07:12 220cm 満潮 / 13:27 0cm 干潮 / 19:36 234cm 満潮 / 大潮(月齢:15.3)
【日の出・日の入】 日出06:22 日没18:28

今日は久しぶりの永田へ。。。
一見、ベタ凪ぎ風の永田エリアは、強すぎる南寄りの風が回り込んでいて、結構、時化気味。。。(・・;)

こちらも一湊同様に白く濁り、透明度は悪い。
さらに潮あたりの良い永田はプランクトン類も沢山浮いていた。(まぁ、これは良いんだけど。。。)

暗く水温も低いのは永田も同様で、こちらも魚の活性は低く、アケボノハゼなどの常連さんは軒並み引っ込んでいた。
魚影も何となく薄めでイマイチだったってのが正直なところ。。。

サクラコシオリエビ
サクラコシオリエビ
ハナヒゲウツボのチビ
ハナヒゲウツボのチビ
サクラコシオリエビが何匹か着く大きなミズガメカイメンはどうも死期が近づいているようだ。
大きな穴が真ん中に空き、その周りは白っぽくなっていた。
ヤバい。。。死にそうだ。。。(ーー;)

2本目は永田エリアで潜るのを止め、一湊に戻った。
ベタ凪ぎの一湊タンク下でのんびり潜ることにしたのだ。
メチャクチャ潮が引いていたけど。。。

こちらは永田よりはやや明るさはあるが、相変わらずの白濁り。
ちょっとプランクトンの漂流を期待していたけど、こちらの浮遊物はみんな汚いゴミみたいなやつばかり。

コクテンニセヘビギンポ
コクテンニセヘビギンポ
2時間くらい潜っていたけど、あまりにもさみしい海では、寒さが応える。。。(・_・;
耐えられなくなって、エントリー口近くでゲストを放置して離脱。
カメラが無いと寒すぎるっ!(笑)

あまりにも素材がなさ過ぎて、終いにはヘビギンポの仲間ばかりを紹介していた。。。(^^;)
この時間だと婚姻色ヘビギンポはまったくいなかったけど、やつらだけは活発に動いている。

そっか!今こそヘビギンポを積極的に紹介するチャンスなのか!!(笑)


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久しぶりのウミテング!

【ポイント】 オツセ/一湊タンク下No.2
【水温】 22.9℃
【透明度】 20m
【海況】 時化
【天候】 晴れのちくもり
【潮まわり】 10:48 192cm 満潮 / 16:49 100cm 干潮 / 中潮(月齢:5.4)
【日の出・日の入】 日出07:04 日没17:17

ナンヨウブダイとヤマブキベラ
ナンヨウブダイとヤマブキベラ
今日はいつもの常連ゲストGさんとSさんの2人が来店。
冬季はまったくゲストがいないので、こういう常連さんの来島は非常にありがたい。。。(笑)
午前中はよく晴れ暖かい1日だったが、寒冷前線通過と共に大荒れに!
風向きも変わり、今日は1本目が永田、2本目が一湊という変則のポイント選択を余儀なくされた。

永田は「シラタキベラダマシを撮りたい」というSさんのリクエストに応じてオツセへ。

シラタキベラダマシは-40m前後の水深で幼魚や若魚がよく見られるのだが、最近-20m付近でそれまで未記録だった成魚メスをようやく見つけた。
シラタキベラダマシはベラ好きの常連ゲストN氏に前から「成魚が出たらスグに行くので見つけておいて!」と言われていたのだが、1匹見つけたくらいではちょっと自信がない。。。
もう少し調査して、ハーレムの構成とその場所をキッチリ押さえてからNさんを呼んだ方がいいかな。。。と思っていた矢先だったので、シラタキベラダマシのリクエストは願ってもないこと!
1人(プライベート)ではなかなか行けないオツセなので、調査できるのはラッキーだ。(^^;)

ヨツバネジレカニダマシ
ハサミの縁の紫が綺麗なヨツバネジレカニダマシ
しかし、全然見つからな~い!!!
最近、成魚を見つけた-20m付近はもちろん、これまで夏場、必ず幼魚や若魚が見られた-40m付近でも1匹も見つからなかった。。。(・_・;
あれ???

幼魚や若魚が捕食されたりしていなくなっちゃうのはよくある事なので仕方がないが、成魚が見つからないのは納得できない!
もっと広い範囲を見て周ればいるのかもしれないが、さすがにエアーやコンピュータが許さない。。。
見ていない場所は2本目にトライしようという事でエクジットしたのだが、結局2本目は大時化になってエクジット不可。。。マジっすか。。。(-o-;

季節によって群れごと別の場所に移っちゃうのかな。。。う~ん。。。
こりゃ、まだまだNさんを呼ぶわけにはいかない。。。(笑)

ホタテツノハゼ属の一種
ホタテツノハゼ属の一種
2本目は一湊に帰って、ビーチエントリーでタンク下へ。
今度はGさんのリクエストに応じて、シリウスベニハゼのいる-30m付近までおりた。
先々週に比べてシリウスベニハゼは撮りやすかったようで、今日は短時間でOKだったようだ。(^_^)

この水深ではよく見られるのがホタテツノハゼ属の一種だ。
矢野さんの「日本のハゼ」では”一種4”として載っているやつだ。
割と警戒心は弱くて撮りやすい。。。

ウミテング
ウミテング
最近、浅場に帰ってくると必ずやっているのが砂溜まりでのヒゲモジャハゼ、もしくはイトヒゲモジャハゼ探しだ。
もう、癖のようになっていて必ず砂の表面を摩ってからエクジットしているようにしている。
(全然、お目当てのハゼは見つからないけど。。。(-o-;)

今日もいつものように砂を摩っていると、ウミテングの若魚がいた!
超久しぶりだ。
屋久島に来て2個体目。。。

もう日没後の水中は暗く、ライトを当てると逆方向を向いてしまうのだが、僕とゲスト2人の計3人で取り囲んでターゲットライトを当てていると、どこに逃げていいのやらその場で(T.T )( T.T)おろおろ。。。


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美しい!ギンユゴイの大きな群がり

【ポイント】 オツセ/観音
【水温】 24.3℃
【透明度】 30m
【海況】 やや風波
【天候】 くもり
【潮まわり】 06:15 202cm 満潮 / 11:59 98cm 干潮 / 17:35 213cm 満潮 / 大潮(月齢:13.9)
【日の出・日の入】 日出06:47 日没17:19

今週末は晴れると聞いていたのに、思い切り雨空。。。
外はやや寒かったけど、水中は晴天!温かい!
まだまだ海の状況は悪くない。

クマザサハナムロの群れ
クマザサハナムロの群れ
今日は2回目の来島となるHさんとマンツーマン。
リクエストの永田へ。
Hさんは永田をリクエストする理由として大きな群れが一塊となって動く様や群れが川のように流れていく様を挙げていたのだが、そういう意味では2本目の観音は十分満足してもらえる1本だった。
ウメイロモドキやクマザサハナムロの群れの流れは止め処なく続き、ニザダイやテングハギモドキの大群れも凄かった。

ギンユゴイの群れ
ギンユゴイの群れ
特に圧巻だったのは水面直下5mくらいのところで群れるギンユゴイの大きな大きな群がりだ。
それは高密度の玉となり、向こう側の景色がまったく見えないくらい。(^^;)
ギンユゴイ特有のキラキラさせながら泳ぐ様はとっても綺麗だった。
ワイドで押さえたい屋久島らしい光景のひとつだ。

【業務連絡】
Nさ~ん!!!シラタキベラダマシの成魚(メス)が複数匹見られましたよ~!!
もしかしたら、ハーレムになっていて立派なオスも探せばいるかもです。。。
地味な魚だけに見過ごしていただけで、探せば結構成魚も多いのかも!!(^_^)


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病み上がりに激流の観音はキツイ。。。(・_・;

【ポイント】 観音/観音
【水温】 24.6℃
【透明度】 20m
【海況】 ややバシャバシャ
【天候】 くもり
【潮まわり】 05:30 63cm 干潮 / 12:33 181cm 満潮 / 18:35 124cm 干潮 / 小潮(月齢:6.9)
【日の出・日の入】 日出06:41 日没17:22

いよいよ、いつもの常連さんぐらいしかいない週末が増えてきた。(笑)
今日は常連さん2人と観音へ。。。
シーズン中はまともなガイドができないので、この時期くらいはしっかりガイドしなきゃ!とか思っているんだけど、結局常連さんだと自分に甘えが出てしまい、今日もしっかりカメラを携えてエントリー!(^。^;)

ランドールズ・タイルフィッシュ
写真提供:Shimontyさん
アカボシハナゴイ
写真提供:Shimontyさん
今日は観音の深場狙いで永田に来たのだが、1本目は激流でまったく下には降りれず、-25m付近でお茶を濁すような1本になってしまった。
という事で2本目も観音にトライ!
今度は多少、潮は緩んできたように思え一応、深場には降りたのだが、帰りがアゲインストの潮でメチャ疲れた~
水底はかなり暗くてピント合わせが大変!!
降りたところでまったく動かず、コウリンハナダイやアカボシハナゴイと格闘。。。
アカボシハナゴイやベニハナダイは婚姻色を出していた。

ランドールズ・タイルフィッシュも相変わらず元気で穴に引っ込むときは「スッと引っ込む」というよりは「ズボンと潜り込む」って感じ。。。(笑)

タイマイ
写真提供:Shimontyさん
いつもの亀裂にはキビレマツカサが2-3匹入っていた。
いつもはもう少し先端に出たところの亀裂にいるのだが、ここで見たのは初めてだ。

帰りにタイマイのチビに遭遇~

いやいや。。。病み上がりの深場はキツイかも。。。(・_・;


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青い永田っ!

【ポイント】 オツセ/オツセ
【水温】 25.3℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潮まわり】 06:55 237cm 満潮 / 12:50 80cm 干潮 / 18:28 236cm 満潮 / 大潮(月齢:29.3)
【日の出・日の入】 日出06:36 日没17:27

鹿児島から常連Yさん一行が来島。
今日1日だけ潜って、明日には帰るという強行軍!
久しぶりに永田に行った。

水面はややウネリがあったが、水中はいたって静か。
ただ潮だけは速かった。
浅場もそれなりに流れていて、プカプカ中層に浮いていると流されるくらい。

ツムブリの群れ
ツムブリの群れ
流れ込むクマザサハナムロたち
流れ込むクマザサハナムロたち
水はかなり良かった!
黒潮の青い海と30m以上はありそうな透明度。
最近はダイバーも少なくなってきたけど、まだまだシーズンオフだというには早いっ!
海は良いっ!(^_^)

浅場のツムブリやナンヨウカイワリの群れも良かったけど、やや深場でとめどなく流れてくるクマザサハナムロやウメイロモドキなどの群れも凄かった~
水温はどんどん下がりつつあるけど、まだまだ水中は夏の海だった。。。


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西部のポイント調査

【ポイント】 観音/川原
【水温】 25.7℃
【透明度】 25m
【海況】 時化
【天候】 雨
【潮まわり】 10:52 84cm 干潮 / 17:04 204cm 満潮 / 中潮(月齢:11.3)
【日の出・日の入】 日出06:22 日没17:43

今日はゲストなし。
_DSC0033.jpg永田の船長にポイント調査に誘われ、朝から西部へ。
1本目は観音へ。
観音は通常、南側や先端から入って北側でエクジットするパターンが多いのだが、今日は北側から入って南側でエクジットしてみた。
南側で上がれると深場からも帰りやすくなるので、前々から検討していたコース取りだ。
そのためには南側の安全停止する浅場が面白いかどうか調べる必要があったのだが、完全に遊んでしまった。。。(-o-;
先端で遊びすぎて、浅場の状況を満足に調査できなかった。(笑)

_DSC0074111.jpgいつもはスグに深場に下りてしまう観音だが、レンズがワイドだったこともあり、今日は中層を流した。
ギンユゴイやツムブリ、ムレハタタテダイ、ウメイロモドキ、ニザダイなどの定番に加え、-20m付近ではおびただしい数のアカモンガラが急に一ヶ所に集結して舞い始め、凄いことになっていた。。。(・_・;

_DSC0184.jpg2本目は真面目に調査?(^^;;
久しぶりに川原に入った。
前に川原に入ったのは数年前なのだが、この時の印象は割と良く、もの凄い数のニザダイ科の魚たちが絶え間なく流れていたように記憶している。
今日はどうかというと、想像していたほどではなかったのだが、テングハギモドキやウメイロモドキ、ニセタカサゴなどがそれなりに群れていた。
ただ。。。何か前に入った川原と違うような気もする。
かなり広い範囲を「川原」と呼ぶらしく、前に入ったのはもしかしたら別の根かもしれない。。。


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