【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 26.1℃/26.1℃/25.7℃
【透明度】 25m
【海況】 時化気味
【天候】 雨
【潜水時間帯】 4:28-5:57/10:27-11:24/12:29-13:40
【潮まわり】 08:24 239cm 満潮 / 15:08 4cm 干潮 / 中潮(月齢:17.5)
【日の出・日の入】 日出05:17 日没19:24
先週末から来島中のゲストさんお二人の最終日。
今日は朝から南西の強風が台風並みに吹き荒れ、予定していた永田どころか一湊でもとてもボートが出せないほどだった。(・・;)
通常、南西の風の場合は一湊湾内は風裏となりベタベタに凪るのだが、あまりにも強い強風で港の中でさえも大荒れ!!
それでも入れるのがホームグラウンドの一湊タンク下だ。(^^)
今日は一湊タンク下にビーチから3本。
1本目は昨日に引き続き、ジョーフィッシュのハッチアウト狙いで超早朝!!
何とか今日はハッチアウトしたけど、またまた巣穴から顔を出さないままのハッチアウトだった。。。(・。・;
こいつは前回もそうだった。。。う~ん。。。やっぱり性格かな。。。(^^;;
早朝はヒレナガスズメダイの産卵がお盛んだった。。。
日中はニシキフウライウオやオイランヨウジの抱卵個体などを観察。。。
まさに今の時期が彼らの繁殖期のピークだ。
さて、ここ2日間、ハマっているメギスの卵守り。
今朝の早朝で2日前の6/24の夕方に見つけたメギスの産卵床を覗いてみると、何と無くなってる!!!!(◎_◎;)
孵化してしまったのか、何者かに食われてしまったのか分からないけど、あんなにあった卵が一部を除いてほぼすべて無くなっていた。
なぜかほんのちょっとだけ残っていて、それには稚魚の目玉もしっかり出ていた。
明日、ゲストが帰った後、カメラを持ってこれを撮りに行こうと思っていたのに。。。(-_-;)
発生の過程も可能な限り、毎日写真に撮って記録しようと思っていたのに。。。
まぁ、それはそうと、これで頭の中は????だらけだ。
昨日はお宮前でまさに孵化間近なのでは?というギンギラ銀の卵を見ているのだが、一湊タンク下の卵はこの過程を見ることなく無くなってしまった事になるので、孵化してしまったのだとしたら、メギスの発生→孵化はかなり早いという事になる。
何者かによって食われてしまったにしても、残ったわずかな卵を見る限りでは、やっぱり発生の過程は相当早いような気がする。。。
というのも昨日の朝に撮った際の卵(発見から12時間後→②の写真)の状態を見る限りでは、やや色がくすんだような感じがするけど、おおむね発見時とあまり変わらなかったのに、そこから丸1日おいたわずかに残る卵(発見から36時間後→③の写真)を見るとすでに稚魚の目玉はクッキリ出ていたのだ。
昨日は別の場所(お宮前)で孵化間近なギンギラ銀の卵を見つけたのだが(④の写真)、一湊タンク下の卵も明日にはこの段階まで行きそだ。
そうするとまだ稚魚の目玉も出ていない状態の卵から孵化するまでは2-3日くらいという事になる。。。
メギスは屋久島にはウジャウジャいて、しかもこんなに見やすい卵なのに、なぜに今まで目にすることがなかったのだろう?と不思議に思っていたのだが、次のような事が原因なのかもしれない。
・ 産卵から孵化までのスパンが非常に短いため、あっという間に孵化してしまって気づけない。
・ 他の魚に比べて産卵の頻度が低いため、卵を見る機会が少ない。(例えば潮周りが関係しているとすれば月に1回とか2回というペースで産卵)
でも卵をどういうところに産むのかは分かったので、またちょっと探してみよっと!(^^)