タグ: トモシビイトヒキベラ

津波注意報に振り回された1日

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 28.1℃/28.2℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 13:46-14:53/16:09-17:17
【潮まわり】 09:32 217cm 満潮 / 15:27 93cm 干潮 / 中潮(月齢:4.8)
【日の出・日の入】 日出06:03 日没18:20

今日は17日の朝に起きた南米チリ沖の地震の影響による津波注意報に振り回された1日だった。。。

一応、午前中は大事をみて、ダイビングを控え、午後から海へ。。。
1グループが注意報が出ているのでダイビングは見合わせたい。。。という事で、一気にゲストは減り、3名のゲストさんとのんびり午後から2本一湊で潜った。

結局、屋久島での潮位変動は20cmくらいで、ほとんど分からないくらいだったのだが(笑)、風の影響でややウネリ気味。。。

お宮前では久々にスミレナガハナダイがバリバリの婚姻色となってメスに求愛していたり、遅い時間にゼロ戦に入ったおかげで、ケラマハナダイの産卵などが見られた。

でもリピーターゲストOさんのリクエストはフタイロハナゴイの婚姻色&求愛。。。
こちらはイマイチの状況だった。(ーー;)


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さすがになんか短く感じる。。。^^;

【ポイント】 オツセ/オツセ/お宮前
【水温】 23.7℃/23.8℃/22.7℃
【透明度】 25m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:14-10:07/11:18-12:20/14:10-15:22
【潮まわり】 10:32 209cm 満潮 / 16:27 97cm 干潮 / 中潮(月齢:4.6)
【日の出・日の入】 日出06:53 日没17:17

久々に来島されたNさん御一行様の2日目。。。

昨日は午後から北西の風が強くなり、海はかなり時化ていたのだが、今日は朝からよく凪ぎた!(^^)
天気も良かったので比較的暖かく、ダイビング日和な1日だった。

今日は永田で2本潜ったあと、3本目は一湊。。。

3本目のお宮前ではトモシビイトヒキベラの求愛が激しかった。
一時は数が少なくなりつつあったトモシビイトヒキベラも、そこそこ大きなハレムができつつあってまた復活の兆し!

中1日の日程で来島のNさん御一行様は早くも今日が最終日。。。さすがになんか短く感じる。。。^^;

またもう少しゆっくり遊びに来てくださいね~!
お待ちしております!(^^)


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イザヨイベンケイハゼのチビ!!

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 27.0℃/26.6℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:13-10:25/11:54-12:52/
【潮まわり】 06:51 229cm 満潮 / 13:06 61cm 干潮 / 19:04 234cm 満潮 / 大潮(月齢:29.5)
【日の出・日の入】 日出06:07 日没18:12

今日も雨。。。
しかし、この大雨も昨日朝に最高潮に達したあと、ようやく回復傾向にあるようで、今日は夕方にはちょっと青空が見られ、夜には満天の星空に!!(^^)

日中は相変わらずの雨の中、一湊でのんびり2本。
今日だけ潜る予定のリピーターTさんご夫妻(自称リゾートダイバー)も朝はややテンション低め。。。(笑)
しかし、水中は思いのほか濁ってはおらず、潜っている間は楽しんでいるようで一安心。。。(^^)

今日はゼロ戦で3匹目のイザヨイベンケイハゼを見つけた!(^^)
しかも、初めての幼魚!!!

これまで見られていた2匹のイザヨイベンケイハゼは成魚で、想像以上に大きいためこれを見たゲストさんはみんな驚いていた。(・・;)

しかし2cmくらいの小さな小さな幼魚は本当にかわいい。。。(*´∇`*)
多分、多くのダイバーはこれくらいの大きさを想像しているんだろうな。。。(笑)

長期滞在Tさんご夫婦のリクエストで昨日の吉田で写真自体はゲットしたトモシビイトヒキベラもお宮前では激しい求愛が見られ、またカメラを構えてバシバシ、シャッターを切っていた。(^^;;

なんか、またまたゴマモンガラが繁殖期に入ったくさい。。。
-15m付近で産卵床をつくっているっぽい個体や激しく泳ぎ回る個体がいたりして、ダイビング中はずっとビクビクして周囲をキョロキョロ。。。

なんか安心して潜れない。。。(-_-;)


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ウスバノドグロベラが消えた。。。?!

【ポイント】 オツセ/オツセ/吉田
【水温】 25.5℃/26.0℃/27.4℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:33-10:38/11:45-12:52/14:29-15:49
【潮まわり】 06:18 222cm 満潮 / 12:38 62cm 干潮 / 18:41 229cm 満潮 / 大潮(月齢:28.5)
【日の出・日の入】 日出06:06 日没18:14

今日も雨。。。(・・;)
秋雨前線がバッチリ決まって、屋久島は連日の大雨。
今朝の屋久島北部は1時間に147ミリの猛烈な局地的な大雨となり、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表。

長期滞在中のTさんご夫婦は未だに青い空を見ていない。。。(^^;;
そんなTさんご夫婦のリクエストはあと1/3が未消化。。。(笑)

今日から潜り始める同じく長期滞在のKさんも普通種が好きな方で、趣向もTさんと近いので、今日もリクエストには応えやすい!!。。。と思ったけど、最初の永田での2本はほとんどリクエストには応えられず。。。

追加リクエストのスミツキオグロベラを探しまくってオツセの斜面を行ったり来たり。。。
この斜面では定番中の定番であるはずのスミツキオグロベラはまったく見つからなかった。。。

オツセでは今が旬のモンガラカワハギのチビがよく目につく。

最後の1本は屋久島ならではのウスバノドグロベラを狙って、超久々の吉田にビーチエントリー。
調べてみるとほぼ3年ぶりくらいだった。(・・;)

こうなるとさすがに吉田も変わっていて、どこにもウスバノドグロベラの姿は見られなかった。。。
唯一と言っていいほどの屋久島でしか見られない希少種中の希少種だったのに。。。このシーズンオフはまたちょっと徹底的に探してみようかな。。。

代わりにリクエスト種の1つだったニューギニアベラのオスをゲット!(^^)
メスへの求愛も見られた。
もう1つのリクエスト種・トモシビイトヒキベラのハレムは今もなお健在だった。


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早くも今季一番の収穫?!(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.1
【水温】 23.5℃/24.2℃/24.5℃
【透明度】 25m
【海況】 時化気味
【天候】 雨
【潜水時間帯】 10:01-10:57/12:18-13:22/15:09-16:26
【潮まわり】 06:52 243cm 満潮 / 13:40 -11cm 干潮 / 大潮(月齢:15.5)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:23

今日も朝から雨でテンションが下がりっぱなし。。。(^^;;
今朝は相当降ったようで、一湊湾内は海の色がやや黒ずんでる!(・・;)
濁っているのは水面直下だきえで水底付近はまずまずの透明度なのだけど、何か水温が低っ!暗いし。。。
早く梅雨が明けねーかな~

それよりも今日は梅雨前線が上がってそこに吹き込む西南西の風が強く、一湊湾内は時化気味だった事の方が痛い。
お宮前はクローズ、ゼロ戦もかなり揺れていてエクジットが大変なくらいだった。。。最悪だ~!!

何から何まで最悪だった1日ような感じがするかもしれないけど(笑)、今日は僕的には早くも今季一番の収穫なのでは?と思える発見があった!!!
ようやくメギスの卵と産卵場所が分かったのだ!!!(^^)

持ち上げられるくらいの小さな岩があってその下の砂が掘られてあったので、何かハゼ類の卵でもあるのかと静かに持ち上げてみると。。。もっさりとした大きな卵塊が天井面から垂れ下がっていた!!!(◎_◎;)
そしてサッとそこからメギスが出てきた!!

時間は15時49分。
(産卵したばかりである可能性もあるので一応、メモ。。。)

スグに岩を元に戻し、ちょっと離れしばらく観察していたけど、このメギスは戻ってきてその岩の下に入ったり、また出たりを繰り返している。。。
メギスの卵っぽい。。。!!!
激しい感じでは守らないのだが、しきりに巣穴に出入りして卵をチェックしている様子。。。

そっか。。。メギスは天井に卵を産みつけるタイプだったのか!!!
一時は放卵放精かと思った時もあったけど(笑)、こんなところに産むのか。。。

これ何の卵だと思う???(^^)  なんとメギスの卵なのだ!!!
これ何の卵だと思う???(^^)
なんとメギスの卵なのだ!!!

天井に卵塊がぶら下がっているメギスの巣穴。 親は出たり入ったりしながら一応、卵を守ってる様子。。。
天井に卵塊がぶら下がっているメギスの巣穴。
親は出たり入ったりしながら一応、卵を守ってる様子。。。

メギスは屋久島にはそこら中で見られる普通種で、ある沖縄のガイドさんや琉球列島でよく潜るゲストさんなんかも、「屋久島はメギスが多い!」とビックリしているくらいなので、きっと琉球列島などと比べても多いのだろう。
そんな沢山いる魚なので無視する事も出来ず、自然とこの魚の繁殖生態や生活史には興味が湧いてくる。
しかし、基本的に暗がりから出たり入ったりしている魚なので、なかなか繁殖行動を調べるのは難しく、未だに卵や繁殖行動の仕組みなどは分からずにいた。

今まで卵を見たことがなかった事からも、多分、普段はもっと岩穴の奥の方に産むのだろう。
軽く持ち上がるような岩の裏側に産むなんて、多分今回はかなりイレギュラーな事だったのかもしれない。。。ラッキーだった。(^^)
僕的にかなりのヒットだ!(^^)

これで卵と産む場所が分かったので、産卵方法や孵化などもかなり調べやすくなった。(*´∇`*)

卵があるはずなのになかなか咥えてくれないジョーフィッシュ。
卵があるはずなのになかなか咥えてくれないジョーフィッシュ。
今回のゲストさんは皆、ジョーフィッシュのハッチアウトが主な目的で来島されている。
今のところ押さえている、孵化間近のジョーは2か所あるのだが、そのうちの1ヵ所はなかなか卵を咥えてくれないので、卵の状況がよく分からない。。。
でも日数的にそろそろハッチアウトのはずなので、明日の朝は思い切って行ってみるつもり。

もう1ヵ所はあと2-3日で孵化しそうなのだが、この巣穴、、、先日顔も出さずに巣穴から孵化してしまったオスなのだ!!!(◎_◎;)
多分、今回もそうなりそうな予感がするんだよね。。。(・。・;


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台風17号接近中。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 26.9℃
【透明度】 40m~
【海況】 やや浅場にウネリあり
【天候】 雨
【潜水時間帯】 10:15-12:27
【潮まわり】 06:19 233cm 満潮 / 12:36 57cm 干潮 / 18:34 233cm 満潮 / 大潮(月齢:13.0)
【日の出・日の入】 日出06:10 日没18:06

台風17号が接近中だ。
しかし、相変わらずホームグラウンドの一湊湾内は凪ぎ。
浅場はややウネリがあって透明度もイマイチだけど、ちょっと沖に出ると今日も最高の透明度と青々した海が待っていた。(^^)
水温も再び27℃台乗り、温かい。(^^)

台風通過後は大きく時化る。
時化る前に入っておこうと今日は午前中にエントリー。
今日も目的はシマキンチャクフグやハナキンチャクフグの産卵観察なのだが、今日も怪しい動きをするカップルには出会えず。。。(¨;)
いや~産卵期のピークは終わっちゃったかなぁ。。。

エソの仲間をクリーニングするニセアカホシカクレエビ
エソの仲間をクリーニングするニセアカホシカクレエビ
何の変哲もない斜面水底にニセカンランハギやクロハギ、ヒラニザなんかが数匹集まってホバーリングしているので、おかしいな。。。と思って近づいてみると、砕け落ちたナガレハナサンゴの小さな残骸が落ちていて、そこに所狭しと沢山のニセアカホシカクレエビが群がっていて、魚が通るたびに飛びついてクリーニングしていた。
近くに大きなナガレハナサンゴがあり、それが割れて小さなサンゴ片となり転がっていたのだ。
しかも、エビを沢山着けて。。。

近づくとニセカンランハギやクロハギは逃げてしまうのだが、その周辺にはエソの仲間も集まっていて、クリーニングされるのを待っていたりするのだが、こいつらがなかなかクリーニングされない。。。(笑)

全然クリーニングしてくれず寂しそうな表情(笑)
全然クリーニングしてくれず寂しそうな表情(笑)
ニセカンランハギやクロハギなどはスグにエビが着いてクリーニングしてくれるのだが、エソ類はスグ隣でじっとしているにも関わらず、ニセアカホシカクレエビはなかなかクリーニングを始めてくれない。(¨;)
それでも待っているとようやく写真のようにクリーニングを始めてくれた。(僕も待ちました。。。(笑))

ナガレハナサンゴにはわんさかニセアカホシカクレエビが着いていたのだが、こいつらが一斉にこのエソに着いてくれると絵になるんだけどなぁ。。。(^_^;)

このエソ類以上にエビがなかなかクリーニングしてくれなかったのが、ハナキンチャクフグだ。(笑)
何回も何回もナガレハナサンゴに近づいて脇腹を見せたりしながらクリーニングを催促しているにも関わらず、完全に無視されていた。(¨;)
多分、ニセアカホシカクレエビたちが好む餌を体に付けていないからなのだろうけど、何か可哀想だった。
哀れ。。。(笑)

今年は例年以上によく目につくトモシビイトヒキベラ(yg)
今年は例年以上によく目につくトモシビイトヒキベラ(yg)
先日、島内の同業者に「これ何ですか?」と質問を受けたトモシビイトヒキベラの幼魚。
確かに今年は例年以上に-15m以浅の水底でよく幼魚の姿を目にする。

トモシビイトヒキベラは屋久島では幼魚から成魚まで一通り見られる普通種なのだが、群がりはいつも決まったポイントでしか見られず、ここ一湊タンク下だとちょっと沖の方にでた-15m付近で数匹の群れが見られる程度。
しかし、ここ一湊タンク下の湾内浅場でも実は成魚群れが見られていた時期もあった。
僕が屋久島に来た当初はエントリー口から近い-8m付近にそれなりに群れていて、求愛や産卵も見られたものなのだが、ここ7-8年はまったくトモシビイトヒキベラの成魚群れを見ることはなくなってしまった。

今年の幼魚の状況を見ていると近い将来(来年度以降)、また浅場にトモシビイトヒキベの成魚群れが発生するのではないだろうか。。。?(^^)

今日もまた最後はガンガゼに着くマジマクロイシモチに張り付いた。
昨日のような孵化間近の卵を口いっぱいにくわえたオスは見られなかったが、口内保育中のオス自体はちらほら見られた。
「こんな風に撮りたい」という理想の画があるのだが、これがなかなか難しい。。。

アオスジガンガゼは針の根本付近にピントを合わせて先端付近を前ボケさせると怪しく青白く光り、それがレーザービームのように写る。(下左写真)
この環境下で(これを背景に)口いっぱいに孵化間近の目玉の見える卵をくわえたオスを撮りたいのだが(笑)、卵をくわえている事が分かるように撮ろうとすると真横や真正面から撮らないとならない。(下右写真)
しかし、それだとガンガゼの針を前ボケさせてレーザービームのようにさせるのは至難のワザで、「レーザービームを背景に口いっぱいに孵化間近の目玉の見える卵をくわえたオス」を撮るのはかなり厳しい。。。(-_-;)

それでも試行錯誤しながら撮っていると、あっという間に時間が経ってしまった。

レーザービームは真上から撮る必要がある。。。(¨;)
レーザービームは真上から撮る必要がある。。。(¨;)
卵が分かるように撮るとレーザビームが難しい。。。(笑)
卵が分かるように撮るとレーザビームが難しい。。。(笑)


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まだまだ繁殖期のベラ多し。。。

【ポイント】 吉田/一湊タンク下No.1
【水温】 21.8℃/21.8℃
【透明度】 30m
【海況】 やや時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:05-10:21/11:27-13:09
【潮まわり】 08:20 209cm 満潮 / 14:02 98cm 干潮 / 中潮(月齢:16.9)
【日の出・日の入】 日出07:04 日没17:17

ベラKさんの最終日。
ようやく北西の風がおさまり、今日はそれなりに海は凪ぎた。
一番ベラKさんをお連れしたかった吉田も今日は何とか入ることができた。(そうはいっても、ここはまだやや時化気味)
透明度もグーンと上がって30m近い視界だ。

吉田は何の変哲もない広い台地で、時期になると海藻が覆い茂り、徐々に勾配が下がる緩い傾斜地だ。
いろいろなベラがここにはいるのだが、「屋久島ならでは」とも言えるようなベラ類も多い。

ニューギニアベラは屋久島だとたいていどこのポイントでも見られ、そのほとんどはしっかりとしたハレムを形成しているため、産卵も見られる。
すでに繁殖期ではないので、興奮色などはなかなか見られないが、ヒレをバシッと開いたオスが撮れてKさんも満足したようだった。

このポイント一番の「屋久島ならでは」ベラはウスバノドグロベラだ。
今現在、国内では確実に見られる場所は皆無と聞いている。
屋久島でも見られるのは今現在はこの吉田だけで、大きなオスを中心とする十数匹のハレムがあって、やはりここで産卵も見られる。

ここには前もKさんを連れてきたことがあったので、ウスバノドグロベラにカメラを向ける事ないのだが、割と小さな若魚がいたので一応数枚シャッターを切ってくれた。(笑)
不思議なことに、これよりも小さな幼魚が全然見つからない!
何か他の魚と勘違いしているのかな。。。(・_・;

ニューギニアベラのオス
ニューギニアベラのオス
ウスバノドグロベラの若魚
ウスバノドグロベラの若魚

最後の1本はKさんと相談して一湊タンク下に戻り、砕波帯でのキヌベラ狙い。
それとトモシビイトヒキベラのヒレ全開だ。

トモシビイトヒキベラも屋久島には多いベラで、ハレムも各ポイントにあって、繁殖期(初夏)だったらヒレ全開は結構、普通に撮れる。
しかし、なぜかKさんのベラ・ファイルのトモシビイトヒキベラのオス写真は元気のない子。。。
多分、たまたま時期が悪かったのだろうが、もうすぐ出版だったら、もう間に合わないだろうと僕もKさんも思っていたのだが、運良く求愛(威嚇??(^_^;))してた!

水深1-2mの砕波帯を縦横無尽に動き回るキヌベラは、その生息環境と動きの速さ、大きさ(1m近い)で撮影難易度は超上級。
しかし産卵間近なのか、同じような場所をずっとウロウロしていた上に、僕とスタッフが両端をブロックしていたので、何とか近くで撮影することができた。

この2種に関してはKさんもかなり満足していたので、僕もちょっと嬉しかった。(^^)

トモシビイトヒキベラのオス
トモシビイトヒキベラのオス
キヌベラのオス
キヌベラのオス

帰りに様々なベラの求愛や産卵を見かけた。
ムシベラ、ホンソメワケベラ、セジロノドグロベラ、コガシラベラ(ペア産卵)、まだまだ様々なベラ類が繁殖しているようだ。

Kさんのリクエストの中にはホホスジモチノウオの老成魚も入っていたのだが、このベラっていったいどれくらいの大きさまで成長するのか知らないため、どれが老成なのかよく分からない。。。(^_^;)
このベラ自体は屋久島でも沢山見られ繁殖もしているのだが、下記写真の子くらいが最大サイズ(30-40cm)だ。
最大どれくらいのサイズになるのだろうか。。。教えて!南の島のエライ人!(笑)

下右は和名のないモチノウオ属のベラ。
英名では「スレンダーマオリーラス」と呼ばれているのだが、この子も屋久島ではよく見かけるベラだ。
そうは言っても、サイズはせいぜい10cmくらいまで。
多分、若魚のステージで、流れモノなのだと思う。
有効分布ではないのだと思う。
これも最大どれくらいのサイズになるのだろうか。。。教えて!南の島のエライ人!(笑)

ホホスジモチノウオの成魚
ホホスジモチノウオの成魚
スレンダーマオリーラス
スレンダーマオリーラス

ミツバモチノウオの若魚
ミツバモチノウオの若魚
さて、リクエスト・リストに載っている屋久島での撮影が可能な普通種の中で、最後まで残っってしまったのがミツバモチノウオの老成魚だ。(笑)
結局、今日は会えず、仕方なく若魚やメスのステージなどを何枚か撮ってもらいお茶を濁す。。。(^_^;)

さてKさんのベラ図鑑がメチャクチャ楽しみだ!(^^)


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トモシビイトヒキベラに久々にカメラを向けちまった。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/クレーン下
【水温】 26.6℃/27.0℃
【透明度】 25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:03-11:00/14:00-15:00
【潮まわり】 05:47 241cm 満潮 / 12:11 44cm 干潮 / 18:15 240cm 満潮 / 大潮(月齢:28.0)
【日の出・日の入】 日出06:08 日没18:10

今日は朝から雨。。。
午後からの体験ダイビングの前にカメラを持って海へ。

トモシビイトヒキベラの求愛
トモシビイトヒキベラの求愛
八丈島の僕の師匠がニシキイトヒキベラとトモシビイトヒキベラのハイブリッドを見つけたというので興奮したオスの写真を見せてもらったところ、これが屋久島の潮通しの良いポイントの-30m前後の水深でよく見られるニシキイトヒキベラにクリソツだった。

屋久島では通常、ニシキイトヒキベラは-15m以浅で見られ、他のイトヒキベラの仲間に比べて割と浅い水深で見られる傾向がある。
これに対して、潮通しの良いポイントで深場に降りると、何やらドギツイ体色の浅場のニシキに比べてちょっと肉厚な感じの(この辺は主観。。。(^^;;)ニシキが見られる。
あるゲストとは「何かニシキイトヒキベラとはまったく違うイトヒキベラに見えるよね。。。」などと話していたのだが、今回の八丈島で撮られたニシキがこれに似ている気がするのだ。

ハナゴンベ
ハナゴンベ
もう一度、よくこのニシキの深場バージョンを観察&撮影したいのだが、こいつらがいるようなポイントはボートじゃないと行けない。。。(*_*;
つまり、1人でカメラを持って潜るときには調べることがなかなか難しいテーマなのだった。

仕方がないので、ホームグラウンドの一湊タンク下で典型的なニシキイトヒキベラとトモシビイトヒキベラを久しぶりに真面目に観察してみた。(笑)
両種共にバリバリに興奮した子はまったく見られなかったが、トモシビの若いオスが1匹、たまにメスに求愛していた。。。

水中から眺める雨
水中から眺める雨
午後からは体験ダイビングでクレーン下へ。。。
雨は降ったり、止んだりを繰り返す。
常に厚く黒い雲が全天を覆い尽くし、水中はかなり暗いのだけど、透明度はまずまずで悪くはなかった。


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一湊にもタマカイ?!

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.2
【水温】 28.5℃/28.5℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 11:04-12:37/14:18-15:47
【潮まわり】 05:33 66cm 干潮 / 11:50 197cm 満潮 / 17:37 112cm 干潮 / 小潮(月齢:6.4)
【日の出・日の入】 日出05:38 日没19:08

今日も朝から強風&雨。。。
あまりの強雨風に今日まで潜って帰る予定だったKさんは急遽、早い便で帰る事になり、代わりに今日から滞在のゲストを待っての2本。
マンツーマンだったので、ビーチから2本だ。

1本目も2本目もリクエストのピンテールフェアリーラスの興奮色を狙って、超久しぶりの沖のイトヒキの里へ。
ピンテールのメスはウジャウジャいるのだが、オスが見当たらない。
広い斜面のどこかにいるのだろうけど、今年はしっかり調査していなかったのでどこで求愛しているかイマイチ掴めなかった。

代わりにツキノワイトヒキベラの求愛は激しかった。
バリバリの婚姻色になって高速で動き回り、午後からの2本目では産卵も見られた。
沖の斜面にはヤクシマキツネウオの幼魚も多く見られたが、イトタマガシラの幼魚はそれを圧倒する数で見られ大きな群がりをつくっていた。

アヤタスキベラは今年もよく診られる。
成魚オスらしき子が見られないのが不思議なくらい。。。

その斜面の18m付近ではトモシビイトヒキベラのコミュニティが見られた。
成魚オスも沢山いて、激しくはないが求愛も見られた。
通常はもっと浅い水深でよく見られるイトヒキベラなのだが、一湊タンク下ではやや深め。。。

最後に浅場でウダウダしていたところ。。。
何やら遠くから巨大な物体が近づいてくる。
よく見るとタマカイだった!!!
1.5mくらいの巨大な成魚だ。

屋久島ではタマカイは永田でも見られるのだが、ホームグラウンドの一湊タンク下では初記録だ。
永田のタマカイは小魚を沢山着けていたが、こちらでは単体でソメワケベラが必死にクリーニングしていた。
いや~永田ならともかく、静かな湾内環境の一湊タンク下でも見られるとは。。。(・・;)
どうもここのテトラ周辺に定住している子っぽい。
今度ワイドで狙いに行こっと!

シマイソハゼの幼魚
シマイソハゼの幼魚
一湊にもタマカイ登場!
一湊にもタマカイ登場!

トモシビイトヒキベラの成魚オスの求愛
トモシビイトヒキベラの成魚オスの求愛
アヤタスキベラの若魚
アヤタスキベラの若魚

トモシビイトヒキベラの若魚
トモシビイトヒキベラの若魚


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久しぶりに沖へ。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.1
【水温】 23.5℃/23.9℃
【透明度】 20m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:24-10:59/11:55-13:52
【潮まわり】 04:06 104cm 干潮 / 09:27 197cm 満潮 / 16:23 28cm 干潮 / 中潮(月齢:18.9)
【日の出・日の入】 日出05:19 日没19:09

常連No.1のSさんと常連No.2のGさんの最終日。
昨日はコブシメ三昧の1日だったので、今日はマクロで。。。という事で、いつもの一湊タンク下へ。
Gさんのリクエストはマジマクロイシモチの口内保育とジョーの口内保育。

1本目、まずはGさんのリクエストに応じて口内保育中のマジマクロイシモチ探し。
しかし、マジマクロイシモチどころかガンガゼが見当たらない。。。(・・;)
やっとの思いで口内保育中のオスを見つけたが、ガンガゼ少な過ぎ~っ!

薄ら婚姻色のクジャクベラのオス
薄ら婚姻色のクジャクベラのオス
Gさんを放置してSさんと久しぶりに沖に出た。
-25m前後の斜面ではクジャクベラのオスたちがヒレを広げて滑空していたが、求愛というほどではない、薄い婚姻色。
この状態だと多分、繁殖期は始まっていて、午前~正午前後に産卵しているかも。。。
クレナイイトヒキベラはいつの間にかいなくなっていて、いつもの場所では見つからなかった。

トモシビイトヒキベラの若魚
トモシビイトヒキベラの若魚
今年は一湊タンク下でトモシビイトヒキベラの若魚を多く見かける。
屋久島では普通種なのだが、なぜか一湊タンク下ではあまり数は見られなかった。
7-8年前は1つハーレムもあったのだが、今では成魚は数匹見られる程度。
今年は数年ぶりにトモシビイトヒキベラのハーレムが形成されるかな?
ちょっと楽しみ♪(^^)

巣穴から飛び出るジョーフィッシュ
巣穴から飛び出るジョーフィッシュ
2本目はやはりGさんのリクエストで浅場で卵を咥えたジョーフィッシュがいないかチェックしてまわった。
何匹かまとまって見られるエリアを中心に見て回ったけど、まだまだ若い個体が多く、当然卵を咥えたオスは全然見つからない。
例年ならすでに何匹か見られてもいいのだが、今年は確実に遅れている。。。(・・;)
低水温の影響なのだろうか?

ジョーは通常、卵を咥えておらず、危険を感じると穴の底に置いてある卵塊を咥えて顔を出す(つまり卵を守ろうとする)傾向があるので、今日も巣穴に指の先をちょっと入れてみたりして調査したのだが、そのうちの1匹がガブリと噛みついてきた!(-o-;
もう一度入れてみると、今度は巣穴から飛び出てしまった。。。
巣穴を構えたばかりのジョーはちょと穴に指を近づけると噛みついてきたり、穴から簡単に出てしまう事が多い。

ヒレギレイカ?
ヒレギレイカ?
まだまだ水底付近には小さなアミ類やヒメオオメアミなどが舞っていて、マクロ撮影の支障になっている。(笑)
海藻も少しづつ溶けだし、ちょっと手を着くとボぁ~と海藻の溶けカスが舞い散るこの時期特有の光景。。。
そんな中をよく見てみるとヒレギレイカ(?)が数十匹の群がりをつくり浮いていた。
体長は2-3mm。
小さな小さなイカだ。
この時期特有のアオサをバックに撮ったら、幻想的でいい感じ。。。(^^)

お~!!稚ヒトデ!
お~!!稚ヒトデ!
いつも2人の常連ゲストの最終日は高速船の最終便で帰るため、2本目のエクジット後は慌ただしくなる。
なので、撮影した画像はとりあえずメディアを丸々コピーさせてもらって、ゲストが帰った後にチェックするのだが、何とその中に昨年から必死に探していたオニヒトデの稚ヒトデが写っているではないか!!

前後の画像からどうもクサビライシの仲間の裏側に着いていたらしい。
屋久島ではオニヒトデ自体が珍しいのだが、その幼体などは全然認識していなかった。
ぜひこの目で見てみたい!!と思っていたのだが、こんなところにいたとは。。。(-o-;

そのクサビライシの仲間も特定できそうなので、早速、見に行ってみよっと。


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ベラ類のリクエスト

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 28.8℃
【透明度】 30m~
昨日とあまり変わらない海況。
ここ最近、矢筈岬寄りのお宮前に比べ、一湊タンク下側の透明度が落ち気味。
特にゼロ戦付近はかなりの白濁りだ。。。

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ベラフェチのお客様

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.2/吉田
【水温】 20.6℃
【透明度】 ~20m
とうとうまた20℃台にまで水温が低下。
同時に透明度も悪くなって白濁り。。。(-_-;)
今日から連休のゲストが来るというのにぃ~!!
雨も降り出し、暗~い水中でのダイビングになった。

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