台風ウネリじゃなくて黒潮?!

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 25.6℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり時々晴れ
【潜水時間帯】 14:14-17:04
【潮まわり】 08:29 81cm 干潮 / 14:57 173cm 満潮 / 若潮(月齢:9.8)
【日の出・日の入】 日出05:21 日没19:23

今日はゲストなし。
台風8号が近づいており、今日は早くもフェリーが欠航して、スーパーなんかは商品棚がスカスカ状態。(^^;;

一湊の漁船も早くも台風つなぎをしてしまった。

しかし、お店から見る北側の海はとても静かで宮之浦にいる限りは台風の接近を感じさせない。
屋久島は広いので、南に住んでいる人間と北に住んでいる人間とでは、多分、台風に対する温度差がかなりあるのではないだろうか。。。?(笑)

ホームの一湊は当然、凪ぎなので午後から1人で海へ。
エントリー前に同業者と話したら、午前中は変な厚いウネリが時折入り込んでいるという。。。
台風ウネリにしては北部に回り込むのがちょっと早過ぎるなぁ。。。と思っていたら、沖の方が青々としていてクリアーだったらしい。
どうも黒潮の急激な寄りによるウネリ臭い。

やったー!!黒潮接岸!!
と期待してエントリーすると、昨日までと同様に白く濁った、とても黒潮の海とは思えない状態だった。
マジか。。。(・・;)
代わりにウネリも最初だけで、後半はほとんど揺れもないベタ凪ぎの海だった。(^^;;

アカメハゼの幼魚
アカメハゼの幼魚
昨日ガイド中に今季初観察したアカメハゼ。
屋久島では基本的には死滅回遊魚で、毎年この時期になると数匹がいつも同じサンゴに着く。
ある程度までは成長するのだけど、水温が下がってくると一気に姿を消してしまう。

今回も毎年彼らが着くサンゴに超小さな幼魚が2匹着いていて、前半はずっとこれに刺さってた。
まだ幼魚のうちはサンゴへの依存度も低く、ちょっと近づくとどんどんサンゴから離れていくので撮りにくい!!(・・;)

今日の抱卵中のジョーの様子
今日の抱卵中のジョーの様子
今週末のゲストさんから可能ならジョーのハッチアウトが見たいというので、ちょっと真面目に卵をくわえたジョーをチェックしてみた。
今年はまったくジョーはチェック&観察していなかった事もあって、昨日ようやく卵をくわえたジョーを今季初観察した。
そいつの卵をじっくり見てみると、まだ黄色味が残るけど、すでに稚魚の目玉が出始めていて、上手くすれば今週末にハッチしそうな感じ。。。(^^)

多分、孵化が近いと思われるコブシメの卵
多分、孵化が近いと思われるコブシメの卵
最後は孵化しそうなコブシメの卵を探しまくった。
すでに幼体の体がしっかり出ている卵は沢山あったけど、どれもまだハッチまで数日はかかりそうな未成熟な子(足がまだ不完全で弁(=卵黄?)のようなものが体から出ている)ばかり。。。
いくつか、完全に成熟し、一両日中にハッチしそうな卵もあったけど、ライトを当てていても卵の中で蠢くだけで出てくる様子はまったくなかった。。。(^^;;


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