【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 21.4℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:01-12:07
【潮まわり】 10:03 185cm 満潮 / 17:04 37cm 干潮 / 小潮(月齢:5.9)
【日の出・日の入】 日出05:28 日没19:00
今日は午前中にカメラを持って海へ。。。
今日も漁礁に一気に飛んだ。
昨日はゴマサバのチビ群れがいたせいで沖に出るのが遅くなってしまったが、今日はすんなり漁礁に着いた。(笑)
漁礁はどこもバック(背景)が綺麗なのであとはそこに棲む生き物さがしとなるのだが、水深が深いので(-25m)長居ができないのがつらい。
ある赤い八放サンゴの仲間にはシマキンチャクフグやハナキンチャクフグの幼魚が着いていたのだがこれはこの時期ならでは、なので良いのだが、これに混じってちょっと時期外れのノコギリハギ(yg)が着いていた。
ポリプ全開の箇所を背景にしたいのだが、なかなか思うような場所に行ってくれない。。。(^^;;
タテジマヘビギンポが繁殖期に入ったようだ。
漁礁の壁ではいたるところで産卵が見られた。
タテジマヘビギンポの産卵は近づいてもあまり逃げないので撮りやすいのだが、動きが早くてなかなかピントが合わない。。。(^^;;
写真のようにメスは産卵管を出して卵を産み付け、そこにオスが精子をかけるのだが、その瞬間を狙ってシャッターを切る。
どんなタイミングでオスは精子をかけるのかというと、メスはある決まった量の卵を産むと必ずちょっとエビ反りになって口を大きく開ける。
この時にオスが飛び込んでくる。
これは他のヘビギンポも似ているのだが、タテジマヘビギンポは特にそんな傾向が強く分かりやすい。
でも。。。分かっちゃいるけど、なかなかピント合わず。。。(笑)
一湊タンク下の浅場(-5m以浅)にはクロホシハゼがそこらじゅうで見られるのだが、そこからちょっと砂地に降りるとこのクロホシハゼとよく似たヒノマルハゼがたまに見られる。
クロホシハゼはかなり警戒心の強いハゼなのだが、このヒノマルハゼは割と寄らせてくれるハゼでフレンドリーだ。
ちなみにクロホシハゼとはこのようなハゼなのだが(⇒クロホシハゼ / Umizuki Digital Photo Gallery)、もし僕が和名をつけるのなら、こちらにヒノマルハゼとつけるけどなぁ。。。と毎回思う。
1個バシッっと黒斑がある方が日ノ丸っぽくない?(笑)
ヒノマルハゼには黒斑が複数個あるけど、こちらの方が「黒星」って感じだ。
まぁ、体全体に散在している黒い小斑点から「クロホシ」という和名がついたのかもしれないけど。。。
エクジット直前にクマノミの産卵を観察した。
すでにあらゆる場所のクマノミが1回目の産卵を終えていて、そこらじゅうで赤い卵が見られる。
しかし今年産卵自体はまだ観察していなかったのだが、ようやく見ることができた。
すでにエアがなかったのでスタッフのオクトを咥えてしばらく観察。。。
いつの間にか初心者の新スタッフの方がエアのもちが良くなっていた。(笑)