カテゴリー: 一湊タンク下No.1

明らかに増えているワモンダコの卵

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 17.1℃
【透明度】 10m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:50-15:56
【潮まわり】 09:24 195cm 満潮 / 15:45 41cm 干潮 / 中潮(月齢:18.5)
【日の出・日の入】 日出06:47 日没18:14

今日の一湊湾内はさざ波一つない湖のような静かな海。
ゲストさんたちが帰った翌日、ベタベタに凪るというよくあるパターン。。。(^^;)

午後から1人でカメラを持って海へ。。。
透明度の悪さや低水温は相変わらずだった。(-_-;)

今日の目的はワモンダコの産卵床チェック。
いつもは最後に寄るのでじっくり観察することはできないまま終わるのだが、今日は初っ端から行って1時間そこに居座った!(笑)

今日も巣穴の入り口にはたくさんの石が積まれてあった。
申し訳ないなと思いながら、それを1つづつどかして卵をチェック。
明らかに前よりも卵の数が増えている!

ワモンダコの卵守り
ワモンダコの卵守り

しかも、最初にこの卵守りを見つけてから早くも2週間が経とうとしているのだが、写真からも分かるように卵の1粒1粒はまだまだ未成熟の綺麗な白色をしている。
つまり、産んだばかりの卵が多く見られた。

やっぱり、メスは一気に卵を産んでそれをひたすら守っているわけではなく、一度産卵期に入ると、何回かに渡って産卵を続けているようだ。
その都度、交接しているのか、それとも1回の交接で小出しに産卵するのか、その辺は確認していないのでよく分からないのだが、卵(卵の房)自体は産卵時期がそれぞれ違っていることは間違いないようだ。

多分、孵化も一度に行うとばかり思っていたけど、きっとその都度成熟するたびに孵化が行われているのだろう。。。
前に観察から2週間くらいで孵化すると言ったことがあったけど、もしかしたらそのスパンはもう少し短いかもしれない。


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暗闇から突然ブリの大群!(;´・ω・)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 16.8℃/16.9℃
【透明度】 ~10m
【海況】 時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 13:50-14:38/15:45-16:36
【潮まわり】 08:33 202cm 満潮 / 14:44 39cm 干潮 / 大潮(月齢:16.5)
【日の出・日の入】 日出06:49 日没18:13

久々のゲストだったのに、昨日までの大時化は完全には治まらず、今日の一湊湾内はウネウネ&ニゴニゴ。。。
かろうじて潜れたのは一湊タンク下界隈だけだった。
水温はこれまでの最低水温である16℃台に入ってしまった。。。(-_-;)
ちなみにゲストさんのダイコンは13℃台を指していたけど、これは誤作動だと思うんだけどなぁ~じゃないと困るんだけど。。。(笑)
明日は凪るかなぁ。。。
少しでも海が良くなってくれないと、屋久島の海の印象がメチャ悪いままお帰りになる事に。。。ヤバい!(^^;;

昨日の大時化の影響がまだ残る一湊湾内はかなりニゴニゴ。。。
当然、水中は暗~い感じで不気味。。。(-_-;)
そこに突然、老成の回遊魚群れが回ってくると、小心者の僕はちょっとビビる。(笑)
巨大な老成ブリの群れだった。
どの個体も下部に盛り上がりがあり、これを最初は「すげー全個体にコバンザメが着いてる!」とか言っていたのだが、よくよく考えると「。。。んなわけないっ!」(笑)
図鑑なんかを見てみても老成のブリはみんなこんな感じで下部がボコッと盛り上がっているのだが、この部分って何だろ。。。?美味しいのかな?(^^;)
お客さんを差し置いてTG-4で撮影した15秒の動画です。
水が悪くてニゴニゴなので画像はイマイチです。。。


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17℃!?マジっすか。。。(-_-;)

まだ卵を守っていたワモンダコ

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 17.1℃/17.6℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:18-11:04/12:09-12:46
【潮まわり】 07:15 199cm 満潮 / 13:13 56cm 干潮 / 18:53 202cm 満潮 / 大潮(月齢:13.5)
【日の出・日の入】 日出06:52 日没18:10

今日は久しぶりにガイドで2本。

逃げ出すアオウミガメ
逃げ出すアオウミガメ
ゲストさんはフル器材レンタル(5mmフルスーツ)で潜るというので寒さを心配していたのだが、やっぱり寒かったみたい。。。(^^;)

それもそのはず、今日の屋久島は通常のダイビングポイント、ダイビング水深ではめったにない17℃台前半の水温。。。
冷たい北西の風が吹き荒れたあとの浅場は一時的によくこの水温になるのだが、通常のダイビング水深ではあまりない事だ。

透明度がよく見えるけど実は。。。(-_-;)
透明度がよく見えるけど実は。。。(-_-;)

海は昨日まで大きく時化ていたので、ちょっとでも時化ていたら中止にしようと思っていたのだが、今日はよく凪ぎベタベタ。
水中は相変わらず濁り気味で暗く、最悪のコンディションだったけど、そこら中でウミガメが見られ(うち1匹はタイマイ)楽しんでもらえたようだ。

まだ卵を守っていたワモンダコ
まだ卵を守っていたワモンダコ
先日、卵守りをレポートしたワモンダコ。(⇒ワモンダコの卵守り
今日もまだ卵を守り続けていたのだが、ずいぶん手前にも新たな卵が増えているような。。。
今まで意識したことはなかったんだけど、もしかしてワモンダコって何回かにわけて産卵するの???(-_-;)
成熟段階の違う卵が混じっているのは前から気づいていたけど、まさか複数回に分けて産卵しているとは思ってもみなかった。

よく考えるとコブシメなんかもそんな感じだし、可能性としては十分にありうるのだけど。。。


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とうとう低水温期の典型的な海に。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 18.0℃
【透明度】 ~15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:20-15:36
【潮まわり】 05:27 174cm 満潮 / 11:11 91cm 干潮 / 16:40 178cm 満潮 / 若潮(月齢:10.5)
【日の出・日の入】 日出06:55 日没18:08

ついに海が冬~初春にかけての典型的な状態になってしまった。。。(-_-;)

透明度や明るさ、青さなどを基準に考えると、屋久島の最も海がいい時期は黒潮が完全に接岸するだいたい7-11月くらいで、逆に悪いのが12-3月くらいの時期だ。
でも今年は冬に入ってからも黒潮は依然として居座っているような感じで、透明度は毎日30mくらいはあり、そこそこ青かったし、水温も例年よりは高めだった。

ところがここ1-2週間で水温がガクーンと落ち、昨日辺りから透明度も落ち始めた?と思った矢先、今日は思い切りニゴニゴだった!(-o-;
水中には何やら汚い鼻水のようなものが浮き(浮遊生物というわけではない)、一気に透明度は10m前後まで落ちていた。

うーん。。。まさに低水温期の典型的な海になってしまった。。。

こういう海になると見られ始める生物というのもいるので、それはそれで興味深いけど、やっぱり、明るく綺麗な海で潜りたいっ!ってのが本音。。。(^^;)

カスザメの顔
カスザメの顔

カスザメ
カスザメ

上の写真は屋久島ではこの時期になるとよく見られ始めるカスザメ。
水底で石のようにジッとかたまって動かなかった。。。


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こんなもんかな。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 18.4℃
【透明度】 ~20m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:47-16:06
【潮まわり】 04:28 162cm 満潮 / 10:04 101cm 干潮 / 15:35 169cm 満潮 / 長潮(月齢:9.5)
【日の出・日の入】 日出06:56 日没18:07

3日間、時化の日が続き、久々の海。
1人で午後からカメラを持ってエントリー。

とうとう水温が18℃台に入った。
でも今年はドライだからまったく寒くないっ!(^^)

もうワレカラの子育てを動画で撮るのは諦めていたのだが、これまでも大時化のスグあとの凪ぎの海ではワレカラの子育てが盛んに行われていた事を思い出し、やっぱり行ってみることにした。
予想通り、久々に子育てをしている個体(胸に子供を抱いたメス)がいたっ!
だいたい、自分の子供の半分をすでに胸に抱え、あとの半分は母親の周りに広く散らばっているような感じだった。

今日はベタベタに凪ぎていたので比較的マクロ動画が撮りやすい日ではあるのだけど、やっぱり難しい。
何とか9割がたピントの合った動画を撮る事が出来たけど、まぁ、これが限界かな。。。(^^;)
一応、凪ぎとはいえ水中なので、前後に宿主のガヤ揺れる。
そのたびに、カメラを微妙に動かしてピント合わせする動画撮影はもはや職人技だ。(笑)

近づいてライトをガンガンに当てて撮影し始めると、いつものようにすべての幼体が母親の体に登り始めた。。。
これまではこの行動が「危険を感じると母親の体の上に子供たちが自ら登っていく」のだと思っていたのだが、顕微鏡モードで撮影しながら観察していると、どうもそうではなく、母親が回収して回っているような感じだった。

母親は子供たちがいるところに腹ばいになったりして、自分の体を近づけることで子供たちに自分の体に這い上がるように促している。
それも言う事を聞かない子供は、顔部から出ている胸脚(これも鎌状)でかき集めて自分の体に載せている。。。

最終的にはすべての子供たちを自分の体の上に載せて鎮座する母親。
うーん。。。母強し!

ヤクシマイワシエントリー口下の浅場にはヤクシマイワシがちょっとだけ群れていた。
この時期はここに集まりやすい気がする。。。


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初夏のような陽気♪(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.3℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:46-16:12
【潮まわり】 04:06 24cm 干潮 / 10:14 200cm 満潮 / 16:36 34cm 干潮 / 中潮(月齢:4.5)
【日の出・日の入】 日出07:00 日没18:03

今日は蒸し暑い1日だった。
気温は多分25℃近い。。。(^^;;
ドライを着てると陸上にいる時は、暑過ぎてゆでダコになりそうだった。

いつもは毎日10℃前後の気温で、20℃前後の水温の海に入っているので、海の中の方が10℃以上高い。
しかし、今日は大逆転!
25℃近い気温で、水温は19℃。。。

水温は変わらないのに、気持ち的にいつもよりも水中は寒く感じた。。。(笑)

ヒドロ虫の仲間に着くワレカラの仲間
ヒドロ虫の仲間に着くワレカラの仲間
もう止めよう!と毎日のように思っているワレカラの子育て動画の撮影なのだが、昨日、かなり成熟した卵を抱えているメスがいたので、こいつが孵化させるかも!と、またまたわずかな期待を抱いて、ワレカラの里に行ったんだけど、そのメスがいない。。。(-_-;)

今日は極小の子供たちさえ見つからなかった。
どんどん極小の幼体が見られる頻度が少なくなってきているような。。。

ワモンダコは今日もしっかり子育てしていた。(注意:卵守り)
指示棒を近づけると長い脚を伸ばし果敢に立ち向かって、こちらを攻撃してくる!
いつもは逃げて防戦一方のワモンダコも、卵を守っているときは必死だ。


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ワモンダコの卵守り

ワモンダコが卵を守っていた

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.1℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:36-15:59
【潮まわり】 09:36 210cm 満潮 / 15:48 31cm 干潮 / 中潮(月齢:3.5)
【日の出・日の入】 日出07:01 日没18:02

やはり水温は下がり気味。
今日も南風の影響で陸上は暖かかったのだが、海は19℃台前半と今期の最低水温を更新しそうな感じ。。。
まぁ、ドライなのでそれほど寒くはなく、むしろエントリー前が蒸し暑いくらいだけど。。。(笑)

ワモンダコが卵を守っていた
ワモンダコが卵を守っていた

昨日のダイビングのエクジット間際、ワモンダコが毎年、巣穴をつくる場所を覗いてみると、1匹隠れていたのだが巣穴の中を覗いてみたけど卵らしきものは見られなかった。
ところ、今日も覗いてみると、卵があった!!!
ものすごく奥に卵があって、撮影どころか目視での確認も難しいくらいなのだが、確実に卵はあった。

一応、今季初観察。

しかし、例年に比べて卵が少ないっ!
奥の方にちょこっと天井からぶら下がっているのが見えるくらいで、かなり確認は大変だった。

卵がクッキリ。。。明日はこれにかけるか。。。
卵がクッキリ。。。明日はこれにかけるか。。。

今日の収穫。。。(笑)
今日の収穫。。。(笑)

今日も主目的はワレカラの里でのワレカラ子育て動画を撮る事。
でも、今日も子育て中のメスはいなかった。

ただ、今日は昨日と違って、お腹にクッキリ卵を抱えた個体が多かった。
これらが孵化すれば、もしかしたらまた再び子供を胸元に抱く母親が出現するかも!

もうそろそろ諦めようか。。。とか思っていたのに、明日も一応、もう1度行ってみることにした。(笑)

今日もエクジット間際には餌木を大量に拾った。
一時は今年は少ないかも。。。とか思っていたけど、今ではコンスタントに拾うようになってきた。(^^;)


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あれ?子育て中のワレカラが少なくなってきた?(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.4℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:37-16:04
【潮まわり】 08:23 217cm 満潮 / 14:25 38cm 干潮 / 大潮(月齢:1.5)
【日の出・日の入】 日出07:03 日没18:01

今日は昨日ほどは寒くなかったけど、今度は逆に水温が20℃を下回り、また元に戻っていた。。。
今日は凪ぎていたので、「これなら子育て動画も撮りやすい!」と期待を持ってワレカラの里に行ってみた。

ところが子育て中のメスがいないっ!(-o-;
卵を抱えているメスはいるんだけど、極小の子供自体がいない。。。

ここのところ、コンデジを持って一気にワレカラの里に移動し、残圧ギリギリまで粘ってあとは一気に帰る!というダイビングスタイルなので、ここで目的とするワレカラの子育て動画が撮れないと、ホント、毎日ブログ・ネタに困ることになる。。。(笑)
今日も、子育て中のワレカラはいなくて、そのあとずっとワレカラ社会や生態の観察に費やしていたので(TG4の顕微鏡モードが大活躍!)、写真ネタがない。。。

撮ったのは帰りに出会った巨大マダラエイの動画のみという。。。(-_-;)

ここのところ、TG4の顕微鏡モードは撮影ではなく、もっぱらワレカラの生態&行動観察用に使っている感じなのだが(笑)、これがかなり重宝している。
今までも一眼デジタルカメラのファインダーを観察のために覗くことはあったけど、TGシリーズの顕微鏡モードは虫メガネのように気軽に覗けるのがいい。
肉眼ではまず観察が不可能だったワレカラ類のチビたち(体長1mm!!)の喧嘩や母親の体によじ登っていく様子をしっかり観察することができるのだ。


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雪、被ってるし。。。(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.8℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 13:55-15:15
【潮まわり】 07:13 208cm 満潮 / 13:07 57cm 干潮 / 18:48 215cm 満潮 / 大潮(月齢:29.0)
【日の出・日の入】 日出07:04 日没17:59

IMG_8657今日も午後から1人で海へ。。。
今日は朝からメチャクチャ寒くて、海に行く気も失せる。。。

ポイントの前でセッティングしている最中も、寒くて寒くてブルブル震えながらセッティングしていたんだけど、ふと山の方に目をやるとすぐそこにある里山に雪が被ってる!(-o-;
寒いはずだわ。。。

クマドリカエルアンコウ
クマドリカエルアンコウ

しかし、水中はそれほど寒くはなく、21℃台とやや上昇気味だった。
今日もワレカラの動画撮影狙い。

しかし、今日はそこそこウネリがあって、エントリー前に感じた通り、動画の撮影はちょっと厳しかった。

一応、ずっとトライしていたんだけど、いつも以上にガヤ類は揺れて動画はボケボケだった。
もう、だんだん飽きてきた。。。(^^;)
もうやめようかな。。。(笑)

昨年の12月にスタッフが見つけたクマドリカエルアンコウがかなり成長して、まだ定位置に鎮座していた。
先月末のものすごい時化の間は、いったいどこで耐え忍んでいたんだろ。。。?

今日の収穫。。。(^^)
今日の収穫。。。(^^)

今日は浅場の餌木が大漁だった。(^^)
そこら中に綺麗な落としたばかりだと思われる餌木がいっぱい落ちていた。

合計7個!
今年はメチャクチャ少ないと感じていたので、今日の収穫にはちょっと驚いた。
昨晩は大潮狙いの釣り人がたくさんきていたのだろうか。。。?


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む、難しい。。。ワレカラの動画撮影。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.8℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:57-16:03
【潮まわり】 05:17 167cm 満潮 / 10:53 97cm 干潮 / 16:26 180cm 満潮 / 中潮(月齢:26.0)
【日の出・日の入】 日出07:06 日没17:57

今日も午後から1人で海へ。。。
水温が20-21℃まで上がっていた。
たった1-2℃上がっただけで、水中での寒さがまったく違う!
全然、寒くない。
この水温だとロクハンを着ていたときはブルブル震えていたので、やっぱりドライは暖かいんだなぁ。。。としみじみ。。。(笑)

TG-4で撮影(f14, 1/100, ISO200, microscope mode ×4)
TG-4で撮影(f14, 1/100, ISO200, microscope mode ×4)
今日もワレカラの子育てを動画で撮ることが目的だったんだけど、うーん。。。難しい。。。
成体でさえ1cmもない上に、抱かれる幼体たちに至っては多分1mmくらい。。。(笑)
さらには宿主のガヤ類は水中なのでユラユラ揺れている。。。

この条件だけでも動画を撮るのは至難の業なのだが、さらに撮影機材はコンデジ!(^^;)
正直、モニターではピントがほとんど見えない。
揺れに合わせて自分自身でも前後にカメラを動かし、カンでピントを見ながら撮影するのだ。

TG-4で撮影(f14, 1/100, ISO200, microscope mode ×4)
TG-4で撮影(f14, 1/100, ISO200, microscope mode ×4)
今日は比較的凪ぎていたのに、今日もとても見せられるような動画は撮れなかった。。。
どうしてもガヤが前後に動くので、ある一定の間隔でボケるのだ。(-o-;

ワレカラの子育て動画は子供たちに常にピントがあってないと、イマイチ迫力に欠ける。
うーん。。。もう少し通ってみるか。。。

写真はブログ用に何枚かTG4で撮った静止画です。


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自然の回復力や恒常性

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.2℃
【透明度】 25m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:33-15:45
【潮まわり】 08:07 106cm 干潮 / 14:14 164cm 満潮 / 長潮(月齢:24.0)
【日の出・日の入】 日出07:08 日没17:55

今日も午後から1人で海へ。
目的は子育て中のワレカラを動画で撮る事だったのだが、なかなかうまく撮れない。。。
宿主のガヤが前後に動くため、こうした極小の被写体をTG4のようなコンデジのムービーで撮るのはかなり辛い。。。(^^;;
今後も通えばもう少しまともなものが撮れるかもしれないので、今日は非公開!(笑)

ちょうどいいので、今日は前々からこのブログに記録しておこうと思っていた冬の屋久島の海の水中景観を書き留めておこうと思う。

先日、日本全国に大きな影響を与えた大寒波は屋久島の海岸部にも久々に雪を降らせた。
海は台風並みの北西の強風が吹き、ホームグラウンドの一湊湾内は大荒れだった。(-o-;

大時化の後、01/27の海は凄かった。。。
水底は大きくえぐられ白い石灰質の岩盤がむき出しになっていたり、転石帯の石はみんなひっくり返され、それどころか大きな岩やサンゴまでもが根こそぎひっくり返っていて、水底は真っ白だった。。。(→水底は真っ白!
正直、台風一過後でもここまで攪乱されたことはないのではないか?と思えるほど、水中はものすごく荒らされていた。
その様子を早くワイドレンズで撮って記録しておきた~い!とか思っていたのだが、なかなかそのチャンスがなく(基本、マクロレンズなので。。。(^^;))01/30になって、ようやくガイド中にコンデジを片手にその様子をややワイド画角で撮影できた。

時化明け4日後(01/30)のエントリー口周辺
時化明け4日後(01/30)のエントリー口周辺

昨日(02/03)のエントリー口周辺
昨日(02/03)のエントリー口周辺

茶色い藻のようなものが。。。
茶色い藻のようなものが。。。
近々、ちゃんと一眼でも撮らねば。。。と思っていたのだが、今日(02/04)の水底を見てもはや遅い事に気づいた。(-_-;)
早くも、あんなに白かった水底は藻のようなものが付着して、茶色っぽくなっていた。
もはや「真っ白!」という感じではなくなっていたのだ。

その攪乱っぷりにも驚いたけど、その回復の速さにも驚かされた。
もう1週間もすれば、あんなに違和感のあった白い水底が、何事もなかったかのように元に戻ってしまうんだろうな。。。

時化のあとは毎回思うんだけど、これだけ荒らされても、また転石下のキンチャクガニやフリソデエビたちは元に戻ってくる、というのが不思議でしょうがない。。。
生態系や自然全体が持つ環境を一定に保とうとする力(恒常性)や元の状態に戻ろうとする力(回復力)は驚異的だ。

時化明け4日後(01/30)のハナガタサンゴ周辺
時化明け4日後(01/30)のハナガタサンゴ周辺

昨日(02/03)のハナガタサンゴ周辺
昨日(02/03)のハナガタサンゴ周辺

こんな感じで1本1本倒れていくハナガタサンゴの仲間
こんな感じで1本1本倒れていくハナガタサンゴの仲間
この大時化ではこのポイント・一湊タンク下のシンボルでもあるハナガタサンゴの仲間の一部が大きく崩れていた。
もともとヤバいくらいえぐれていて、今度大きく時化たら一気にいっちゃうんじゃないか?と思っていた箇所だったのだが、やっぱり大規模に崩れていた。

さすがにこいつは回復は難しいかな。。。(^^;)


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今日も「ワレカラの里」へ×3本!(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.2
【水温】 19.0℃/19.0℃/18.9℃
【透明度】 30m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴!
【潜水時間帯】 9:53-11:05/12:07-13:15/15:17-16:28
【潮まわり】 04:57 65cm 干潮 / 11:17 177cm 満潮 / 17:58 67cm 干潮 / 小潮(月齢:21.0)
【日の出・日の入】 日出07:09 日没17:52

常連Mさんの2日目。
今日は朝からよく晴れ、雲ひとつない快晴!(^^)
海も昨日よりもベタ凪で、まさにワレカラ撮影日和!

今日は朝から3本潜ったのだが、3本とも昨日同様にワレカラ1本勝負!(笑)

昨日の2本、今日の3本、合計5本はぜーんぶ同じ内容。。。(^^;)
エントリー後、13分かけて「ワレカラの里」へ。
「ワレカラの里」には約40分滞在し、また15分くらいかけて浅場へ。。。
あとはエントリー口下で安全停止して、残圧20-30でエクジット。。。この繰り返し。(笑)

一番のリクエストだったのが子育て中のワレカラを真正面から撮りたいというものだったのだが、1本目、2本目はなかなか上手く静止してくれずイマイチ満足のいく撮影ができなかったようなので、最後の3本目も「ワレカラの里」へ行くことに。。。
3本目はキッチリ子育て中の親は静止してくれ、バッチリ!(^^)
ホント、いい子だったので、動画でもバッチリ撮れそうなくらい!

いやいや、良かった~
無事にMさんのリクエストに応えることができて、ガイドとしてもメチャ満足の1日だった。(^^)


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ワレカラ生活1日目。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.2
【水温】 19.3℃/19.1℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 13:52-14:53/16:01-17:08
【潮まわり】 04:24 49cm 干潮 / 10:42 184cm 満潮 / 17:08 65cm 干潮 / 中潮(月齢:20.0)
【日の出・日の入】 日出07:10 日没17:51

久々のゲストさんが来島。。。(^^;)
11:00過ぎの便で来島し、午後から2本潜る常連Mさんだ。
リクエストはハッキリしていて、ズバリ「ワレカラ」。。。!

Mさんのホームグラウンドは伊豆半島の大瀬崎。
う~ん。。。Mさん。。。実は。。。ワレカラの類って、伊豆半島の方が沢山見られるんですけど!(笑)
むしろ屋久島の方がワレカラ類はレアだ。

P1300121

P1300128

でも確かに伊豆は多過ぎて絵になりにくいのかもしれない。。。
屋久島では適度に間引かれたような感じで生息しているので、スッキリした周辺環境で撮る事が可能なのだ。
あと、それほどウジャウジャいるわけではないので、1匹1匹をじっくり観察した上で(場合によっては個体識別した上で)撮る事が可能なのだ。

というわけで今日は2本とも「ワレカラの里」へ。。。
子育て中のワレカラ、卵持ちのワレカラ、成体同士の喧嘩、各成長ステージの子供たち。。。今が一番ワレカラ撮影には最適な時期だ。(^^)

でもMさんが写真を提供してくれなかったので、今日は僕がTG4(コンデジ)で撮った写真をアップします。。。(^^;)
イチデジで子育て中のワレカラを撮るゲストさんの横で、ひたすらコンデジで悪戦苦闘。。。

で、明日も「ワレカラの里」のリクエスト!(笑)


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「ワレカラの里」は最高の状態。(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.1℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:49-16:13
【潮まわり】 10:10 191cm 満潮 / 16:27 62cm 干潮 / 中潮(月齢:19.0)
【日の出・日の入】 日出07:10 日没17:50

昨日は暖かい春だった。
今日は朝から雨が降っていたけど暖かくて湿気がスゴイ!
一気に6月の梅雨時に突入~!(笑)

今日も午後から1人で海へ。

ワレカラのリクエストがあったので3週間くらい前に「ワレカラの里」に状況を調査しに行ったのだが(ワレカラの状況を調査。。。)、いよいよそのゲストさんが明日、来島するので再度、調査に行ってみることにした。
さすがに3週間経ってるし、あれから水温も劇的に下がってかなり海は変化しているので。。。(^^;)

ワレカラの仲間・巨大オス
ワレカラの仲間・巨大オス
結論をいうと3週間前と比べても、状況はかなり良くなっていた。
個体数も増え、様々な成長ステージの子供たちも沢山見られた。
たまたま子育て中のメスは少なかったけど、極小の幼体は多かったので多分、何かあればまだスグに母親の体に乗っかってしまうような状態だと思う。

ただ、今年はそのワレカラ類が着くガヤ類の成長がイマイチだ。
例年なら大きなガヤがフサフサしている時期なのだが、今年はまだまだ小さい。。。(-o-;

とりあえず、海もベタ凪だし、明日のゲストさんもきっと満足してくれることだろう。。。(^^)


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水底は真っ白!

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 19.1℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:43-15:50
【潮まわり】 09:11 202cm 満潮 / 15:15 60cm 干潮 / 中潮(月齢:17.0)
【日の出・日の入】 日出07:11 日没17:49

ようやく凪ぎた!(^^)
今季最大と言われる寒波は当然、強烈な北西の風を伴い(台風並みだった!)、ホームグラウンドの一湊湾内は3日間、クローズとなってしまった。
昨日は入れそうな感じではあったけど、浅場を見ると真っ白だったので入るのは止めた。。。

4日ぶりの海の中の印象は一言「真っ白!」。
水底の岩やサンゴはひっくり返され、広範囲がメチャクチャに荒らされ真っ白になっていた。(-o-;
特に浅場はひどくて、台風後の海よりも大きく荒らされていたような気がする。

水温はグッと下がって19℃台だったのだが、ドライスーツのおかげかあまり寒くは感じなかった。
でも生物的にはイマイチ面白いものには出会えず、それがちょっと寒っ!ってな感じ。。。(笑)

_DSC2829

_DSC2830

今日はエントリー前にいろいろとトラブルが続出して、エントリーまでメチャクチャ時間がかかった。
まだドライに慣れないのでエントリー前はもともと何かと時間がかかっているのだが、今日はトラブルのせいで現場到着からエントリーまで30分くらいかかってしまった。
ホント、いつになったらドライに慣れるんだろ?(-_-;)


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ドライでのガイド、辛いっす。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 19.8℃/19.9℃
【透明度】 30m
【海況】 ややバシャバシャ
【天候】 晴れのちくもり
【潜水時間帯】 12:18-12:56/14:09-14:56
【潮まわり】 06:21 192cm 満潮 / 12:05 84cm 干潮 / 17:36 200cm 満潮 / 中潮(月齢:12.0)
【日の出・日の入】 日出07:13 日没17:44

今日は久々のゲスト。。。
というか、今年初めてのガイドだ。(^^;;

P1220003ゲストは親戚の子。
タイでライセンスを取って、国内では初めて潜るらしいのだが、器材はフルレンタル。
当然、ウェットスーツはうちの5mmジャージだ。

きっと寒くて1本で止めるに違いない!と思っていたけど、天気は良くて陸上は比較的暖かかったこともあって、無事に2本潜れた。(^^)

海は相変わらずの低水温だけど、透明度は回復中。。。
沖は30mくらいまで抜けていた。

今日はドライでガイドしたんだけど、やっぱりドライのガイドは辛いかも。。。とても慣れる気がしない。。。
左右に気を配るのも億劫になってくるので、安全上問題があるような。。。(-o-;


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寒いっ!!!!(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.8℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 11:01-12:02
【潮まわり】 05:33 181cm 満潮 / 11:14 91cm 干潮 / 16:47 192cm 満潮 / 中潮(月齢:11.0)
【日の出・日の入】 日出07:14 日没17:43

強力な低気圧の通過で3日間、海は大荒れが続いた。
ようやく海は静かになったけど、天気は悪くて、何といってもメチャ寒いっ!
これは間違いなく水温も下がっているだろう。。。と思いながら重い腰を上げて海へ。。。
さすがに3日間も入ってないとホームグラウンドの状態が気になるし、明日はゲストがいるのでブランクが開いた状態でガイドするのもちょっと怖い。

やっぱり水温はガタ落ちしていた。
とうとう20℃を切って、19℃台に。

絞ってもメルヘン。(^^)
絞ってもメルヘン。(^^)
ずっと快適だったアンダーアーマー・コンプレッションウェアの冬用保温モデルである「コールドギア」だけではさすがに寒かった。
いつもはどんなに寒くても最低でも90分は潜っているのだが、今日は60分でエクジット。。。
マジでドライのインナーを再検討せねば、ちとヤバい。

すんません。。。今日はホント、全然、写真が撮れてない。。。
つーか、マジで寒かった!(-_-;)

写真はかなり絞って(f16)撮った「オヤジ撮り」の1枚。
「メルヘン」とかいうと開け気味に撮ってボカした写真が多いけど、これも結構「メルヘン」チックじゃね?(^^)
僕は背景を考えて撮れば、絞っても十分にメルヘンになると思ってる「勘違いオヤジ」だ。(笑)
つーか、「絞ってメルヘン」が最近のテーマ。


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最近、毎日のように見る3匹。。。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.6℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:45-16:10
【潮まわり】 06:12 64cm 干潮 / 12:32 183cm 満潮 / 小潮(月齢:7.0)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:40

今日は朝から本格的な雨が降っており、海に行くテンションもかなり低め。。。(笑)
しかしこれから大きな低気圧が発生するようで、明日からは北西の風が吹き荒れて大きく時化る予報になっていたので、今日は海に行っておくことにした。
また何日も海に入れなくなるのはちょっと厳しい。。。(^^;;

水温は21-22℃。
相変わらず透明度だけは変わらずよくて抜けてる。。。

ここ3日くらい、毎日のように見る3匹トリオがいる。
場所は毎回違うんだけど、いつも同じ3匹だ。

メスに交接を試みるワモンダコのオス
メスに交接を試みるワモンダコのオス

それはワモンダコの雌雄ペアとメスにちょっかいを出すシロブチハタだ。
ワモンダコのオスは常にメスのあとを追いかけてしきりに交接しようと試みるのだが、メスはメスで執拗に絡んでくるシボブチハタを振り払うのに一生懸命。(笑)
なかなか交接はうまくいかない。。。そんな状態が僕の知る限りでも3日間は続いている。
マジか!(-o-;

ハタ類がワモンダコに干渉するシーンはしょっちゅう見かけるのだが、だいたいいつも決まった場所で見られることが多い。
しかし、今回はかなり広範囲に渡って、この状態(3匹)のまま移動しているようで、ちょっと驚いた。。。

シロブチハタはなぜか常にメスに干渉していて、オスには目もくれない。
何をしたいのかよく分からないけど、嫌がっているワモンダコのメスに絡んでる。。。

これだといつになったら無事に交接できるのか心配してしまう。。。(笑)
シロブチハタ、しつこ過ぎっ!

バラハタ
バラハタ

浅場ではバラハタが喧嘩していた。
1匹はウスサザナミサンゴの下に逃げ込んで顔だけ出してる。
それをもう1匹が外から威嚇していたのだが、僕が近づくと威嚇していた方はどこかに逃げてしまった。
しかし、サンゴの下に隠れていた子は今度は僕がいるから逃げられない。。。(笑)

おかげでかなり最短に近い位置から接写することができた。(^^)
むしろ、もう少し引いて、青い点々もっとたくさん入れたかったけど、サンゴが邪魔でそれは叶わなかった。(笑)


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カワ(・∀・)イイ!!

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.2℃
【透明度】 30m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴天
【潜水時間帯】 14:58-16:15
【潮まわり】 06:12 64cm 干潮 / 12:32 183cm 満潮 / 小潮(月齢:7.0)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:40

今日も午後から1人で海へ。。。
毎年の事だけど、冬季の屋久島はまったく予約が入らず、連日1人潜りなのでかなり焦る。
しかも、冬季は海に行っても基本的に誰もいないので、寂しさから余計に不安になってくる。。。(;´・ω・)

でも今日は久々に同じく1人潜りに来ていた同業者に会った!(^^)
なんかちょっとだけ不安な気持ちが和らいだ。。。(笑)

今日は晴天だった。
この時期の屋久島北部はいつも曇っているので、ホント嬉しい!!(^^)
水中も明るいし、透明度もいい海で気持ちよく潜れた。

まずは昨日、無事に回収できた-25m地点の水温ロガーを再設置するために一気に沖に出た。
-25m地点の水温ロガーはもう無くなったものとばかり考えていたので、先日新しいロガーを入れたばかりなのだが、そっちを回収して今までと同じロガーを使い続けることにした。

ちょこちょこ動きまくるクマドリカエルアンコウのチビ
ちょこちょこ動きまくるクマドリカエルアンコウのチビ
昨日、この-25mのロガー近くで見つけた小さな小さな黄色いクマドリカエルアンコウの幼魚。
昨日いた場所から3mくらい下の段に移っていた。
こいつがメチャクチャ、カワ(・∀・)イイ!!
体長は2cmもないくらい。

ライトを当てて撮影し始めると、光を嫌がるのか、スグに動きはじめる。
つーか、動きまくりでカエルアンコウなのに撮りにくいっ!(-_-;)
スグにジャンプするし。

これだとスグにいなくなりそうだなぁ。。。

ヤギモドキウミヒドラの仲間のクラゲ体
ヤギモドキウミヒドラの仲間のクラゲ体
これまた昨日、果実(正確にはクラゲ体)が沢山着いていたヤギモドキウミヒドラの仲間をチェックしたら、なんと今日は一気にすべてがなくなっていた!!!!
そう、この24時間内にすべてが遊離(クラゲになって離れてしまうこと)してしまったのだ。
うーん。。。いったい、いつぐらいに来れば、この遊離が見られるのだろうか?

よーく見てみるとまだ未成熟っぽい果実が1-2個ついていた。
これはどういう状態のクラゲ体なんだろ?
またここから増えるのだろうか。。。?

もう分からないことだらけで、どこから調べたらいいのかよく分からん!
とりあえず、明日も見てみよっと!


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あったーーーーーーーー!!!(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 22.5℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:27-15:57
【潮まわり】 04:26 21cm 干潮 / 10:49 199cm 満潮 / 17:03 60cm 干潮 / 中潮(月齢:5.0)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:38

あったーーー!!!(^^)

先日、ホームグラウンドの一湊タンク下に設置している水温ロガーのうち、-25m地点に設置したロガーが無くなった!とお伝えしたけど、すんません。。。ありました。。。(^^;)
しかも、設置場所から4mも離れていない場所に堂々と隠れもせずに鎮座。(笑)
なぜにこれに気づかなかったのか不思議なくらい普通に落ちていた。。。お騒がせしました!

たった4mしか移動していないのに、気づけなかった理由(言い訳?(^^;))はいくつかある。

1つは周辺の地形的な条件から見ても、ナゼかまったく予想していなかった方向に落ちていたこと。
もう1つは、この水温ロガー+ピンクのウェイトが、写真のように1年間であっという間に汚くなって、表面は海藻や石灰質の物体で覆われてしまっていたこと。

この-25m地点のロガーは水温を計測し始めて6年目になるんだけど、一度バッテリーが切れて、今のロガーは2014年に再設置したものだ。
下の写真は左から、-25m付近に設置した水温ロガーの2014年再設置時、昨年のデータ回収時、そして今日の状態。

新しい水温ロガー
2014年(再設置直後)
-25mの水温ロガー
2015年(2年目)

海藻や石灰物が付着して汚れたロガー
2016年(3年目)

そして、一番の理由は多分、今年から着始めたドライスーツ!(笑)
いまだにまったく慣れない。。。薄々気づいていたんだけど、こいつのせいで完全に僕の潜水時の視野はメチャ狭くなってる。。。マジで。
とてもプロのガイドの視野とは思えないほど超狭い状態からいまだに抜け出せずにいるのだ。
多分、現在の僕の水中での視野はロクハン着用時を100だとすると、40くらい。
あまりにも動きにくいため、ちょっと後ろを振り返ったり、ちょっと左右を見回すことさえも億劫に感じるくらいなので当然そうなる。(笑)
動きもメチャクチャ、スローモーになってくるし、正直、ちょっと動くのも面倒に感じるのだ。

まぁ、それはともかく、無事に見つかって良かった。(^^)

以下はこのロガーが計測した一湊タンク下、-25m地点の水温グラフだ。(下グラフの青い部分)
-8m地点とあまり変わらないけど、何度見ても今年はメチャクチャ水温が高い冬であることが分かる。

1月1日から今日までの2週間の水温推移を比較してみても、昨年2015年と今年2016年とでは圧倒的に今年の方が温かい。(下グラフの赤い部分)
昨年は例年通り、最も水温の高かった1月1日の21.8℃を頂点に日が経つにつれてグングン水温は下がっていき、スグに20℃以下に達した。
年が明けてからの水温は連日、20℃以下で、ちょうど今頃は18.8℃くらいだった。

それが今年はまだ20℃以下にすらなったことがないばかりか、いまだに22-23℃はある。
一度、冷たい北西風が吹いた翌日は20℃台まで下がったけど、スグに回復した。

いったい今年の海はどうしちゃったんだろ?(ーー;)
まぁ、暖かい海は僕的にはメチャ嬉しいんだけど。。。(笑)

一湊タンク下-25m付近の水温グラフ
一湊タンク下-25m地点の水温2014年&2015年

あ、先日新たに設置した-25mロガーの近くで黄色い小さなクマドリカエルアンコウの幼魚を見つけた。
体長は2cmくらい。

エクジット間際にヤギモドキウミヒドラの仲間をチェックしたら「たわわに実った果実(正確にはクラゲ体)」がまた豊作状態になっていた!
今にもクラゲが遊離しそうだけど、これって時間的にはいつくらいなんだろ?

またたくさんの果実が実ってる!
またたくさんの果実が実ってる!

黄色いクマドリカエルアンコウのチビ
黄色いクマドリカエルアンコウのチビ


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ウネウネ。。。(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 22.6℃
【透明度】 30m
【海況】 時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:33-15:51
【潮まわり】 08:47 215cm 満潮 / 14:42 66cm 干潮 / 中潮(月齢:2.0)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:36

またまた北西時化が始まった。。。(;´・ω・)
今回はそれほど強力な西高東低冬型にはならなそうなのだが、今日はそこそこ強い北から北西の風が吹いた。
ホームの一湊タンク下はやや時化気味。

本当なら今日は入らないで帰るような海況だったのだが(こういう日は満足な写真が撮れないっ!)、今日は昨日回収した水温ロガーを再設置しなければならないので仕方なくエントリー。(笑)

案の定、水中はウネっていた。
_DSC4138-8m付近と-25m付近にそれぞれ水温ロガーを設置したあと、何でもいいから何かブログ用の写真を撮らねば!と思い、揺れ動くヤギの仲間に着く甲殻類やガラスハゼの仲間などにカメラを向けたけど、メチャ難易度高し!(笑)
つーか、なぜにこんなにウネっている日に、これを被写体に選ぶ~!!??(^^;)

でも、かなり綺麗で創作意欲も湧いてくるヤギだった。
凪ぎの日にもう一度。。。!(^^)


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1年が経つのが早いなぁ。。。(;´・ω・)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.6℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:32-15:36
【潮まわり】 08:10 214cm 満潮 / 14:01 70cm 干潮 / 大潮(月齢:1.0)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:35

今年も水温ロガー回収の時期がやってきた。。。
うーん。。。早いなぁ~1年が経つのは。。。
いろいろな意味で焦るっ!

新しい水温ロガー
ありし日の-25mの水温ロガー
水温ロガーはホームグラウンド・一湊タンク下の-8m地点と-25m地点の2か所に設置してあるのだが、-8m地点のロガーは帰りに無事に回収できたけど、-25m地点のロガーが無いっ!!!!(ーー;)
ここ3-4年、安定してデータ回収できていた-25m地点のロガー(1kgのウェイト付)が見当たらない。。。
ロガーを隠してある場所が時化で大きく崩れ落ちているような感じだったので、周辺も探してみたけど見つからない。

ウェイトが付いているから遠くに流されることはありえないと思うんだけど。。。
もう少し探してみるけど、一応、-25m地点は新しいロガーを導入することにした。
とりあえず、今日は-8m地点の水温ロガーのみデータ回収。。。

今日、回収した-8mの水温ロガー
今日、回収した-8mの水温ロガー

新たな-25m地点の水温ロガー(下)
新たな-25m地点の水温ロガー(下)

昨年(2015年)のホームグラウンド・一湊タンク下の-8m地点の水温は以下の通りだ。(下のグラフの青い部分)
前年度の2014年の水温推移と並べてみた。

昨年(2015年)はなかなか水温が上がってくれなくて、真夏でも浅場が29-30℃まで達することは稀な低水温の夏になってしまい、さらには水温が下がり始めるのも例年より早く8月下旬には28℃を切ってしまった。(いつもは28℃を切るのは9月下旬から10月上旬)
しかし、水温が27℃くらいになってからの10月以降の水温低下がちょっと特殊だった。

いつもなら11月下旬には24℃をグッと下回る日が増えてきて、そこからグングン水温は下がっていき、12月下旬には20℃を切るもの普通なのだが、今年は違った。
今でこそ20℃前後まで水温が落ちてしまっているが、最近まで24℃はあり、年が明けてからの初潜りもまだ24℃前後の水温をキープしていた。

さて、今年はどんな水温推移が見られるかな。。。?(^^;)
1年中、同じ海しか潜らない人間は、そんな些細なことがメチャ楽しみだったりするのだ。(笑)

一湊タンク下-8m地点の水温2014年&2015年
一湊タンク下-8m地点の水温2014年&2015年


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ワレカラの状況を調査。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.5℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:44-16:09
【潮まわり】 06:56 200cm 満潮 / 12:42 83cm 干潮 / 18:14 208cm 満潮 / 大潮(月齢:28.7)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:33

昨日まで典型的な冬の北西風で一湊湾内は時化、今日は2日ぶりに凪ぎたので、午後から1人で海へ。
冬の北西時化のあとの海はやっぱり冷たい。。。
初潜りの時は24℃もあった水温が一気に20℃台に!(;´・ω・)

まだ小さいけど成体(メス)もすでに着いてた。
まだ小さいけど成体(メス)もすでに着いてた。

1月の下旬に来られるゲストさんの絶対的なリクエストがワレカラだったので、今季初めてワレカラの里に調査しに行ってきた。
この高水温で出がイマイチなのでは?それどころか宿主のガヤ類さえ繁茂していないのでは?と思っていたのだが、今年も順調に増えているようだ。

今日は卵持ちのメスは見られなかったが、すでに最近産まれたと思われるチビたちがそれなりに溢れ、そこそこ成長した若い連中もビシッとついていた。
今日の水温は低かったけど、ここまでの冬の水温は23-24℃前後とかなり高め。
それでもしっかり時期になればガヤ類が繁茂し、ワレカラも着き、繁殖するんだなぁ。。。とちょっと驚いた。

若い連中がまとめて着いていた箇所。
若い連中がまとめて着いていた箇所。

産まれたばかりの幼体がまとめて着いていた箇所。
産まれたばかりの幼体がまとめて着いていた箇所。

ワレカラ・リクエストのゲストさんが来島するまであと3週間近くあるので、これからもっともっと増えてくるだろう。。。
ちょっと一安心。(^^)


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2016年の初潜り

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.9℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 15:07-16:33
【潮まわり】 04:52 160cm 満潮 / 10:20 101cm 干潮 / 16:05 183cm 満潮 / 中潮(月齢:25.7)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:31

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

昨日まで帰省していたので、今日は2016年の初潜りだった。
屋久島の海は正月中、割と穏やかで連日凪ぎていたようなのだが、今日はやや時化始めの海といった感じだった。

卵持ちキンチャクガニ
卵持ちキンチャクガニ
驚いたのは依然として水温が1週間前と変わらず24℃もあることだった。
透明度も30mはありそうだ。
年が明けても黒潮が接岸したままというのも何年ぶりだろ。。。(-_-;)

毎度のことだけど、帰省ブランクのあと、最初の1本目は何かあたふたして終わる。
オマケに今年は慣れないドライのせいでより一層あたふたした初潜りだった。(笑)

写真は真っ赤な卵を抱卵中のキンチャクガニ。
今年は暖かいからかなぁ。。。いまだに生物たちの繁殖行動が活発な気がする。。。


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ちょっと早いけど2015年の潜り納めです。。。(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.9℃
【透明度】 25m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:58-16:09
【潮まわり】 07:49 216cm 満潮 / 13:38 77cm 干潮 / 大潮(月齢:14.7)
【日の出・日の入】 日出07:12 日没17:23

今年も年末年始はまったく予約が入らなかったため帰省することに決め、明後日(12/28)には飛行機に乗る。
一応、ガイドとして窒素の蓄積はハンパないので、大事をみて今日が2015年の潜り納めとすることにした。

午前中は事務仕事をこなし、午後からスタッフと海へ。。。

どうせなら完全に真横から撮りたかったなぁ。。。
どうせなら完全に真横から撮りたかったなぁ。。。
ここのところ、ずっと狙っているのが、ハナキンチャクフグをニセアカホシカクレエビがクリーニングするシーン。
ガイド中はよく見かけたのだが、いざ自分自身がカメラを持って行くとなかなかやってくれない。。。(^^;;
ここ数週間、1人で潜るときは必ずポイント内に数か所あるニセアカホシカクレエビのクリーニング・ステーションに寄り、チェックするようにしているんだけどまったくそのようなシーンに出会えずにいた。。。

どうせなら頭の上に乗ってくれればいいのに。。。
どうせなら頭の上に乗ってくれればいいのに。。。
でもね。。。ようやく今日は待ちに待ったそのシーンが!!!
でも、いざ待望のそのシーンを目の前にすると、オロオロしちゃっていつものように落ち着いて撮影できな~い!!!!(笑)
とりあえず、バリバリ絞って連射で撮りまくったんだけど、やっぱりなんか微妙な感じ。。。
いつもこんな感じで撮りたい!と思ったものは、すでに陸上で何回も何回もイメトレしながら構図や色合いを決めちゃっているので、それに沿ったものが撮れないとなんか納得がいかない。。。(^^;;

かなり寄ってもニセアカホシカクレエビは離れなかったので、メチャ撮りやすかったんだけど、あとで見れば見るほど、不満が溜まっていく。。。
もう少しハナキンチャクフグの派手な眼部の模様を強調したかったなぁ~とか、もっと真横(もしくは真正面)から撮ったらどうだろ?とか、どうせならエビちゃんには頭の上に乗って欲しかったなぁ~などと次から次へと出てくる不満は挙げたら切りがない!(笑)

ということで、これからもまだまだ「ハナキンチャクフグをニセアカホシカクレエビがクリーニングするシーン」は狙い続けるわけです。。。(笑)

2015年12月28日から2016年1月5日まで当店は冬期休業いたします!
この間、スタッフは全員、屋久島から島外に出ていますが、メールや電話によるお問い合わせやご予約はいつも通りお受けできます。

皆様、よいお歳を!


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海の中は豊作でした!(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.2℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:43-12:36
【潮まわり】 06:25 206cm 満潮 / 12:12 83cm 干潮 / 17:46 215cm 満潮 / 大潮(月齢:12.7)
【日の出・日の入】 日出07:11 日没17:22

今日もスタッフと2人で午前中に海へ。。。

2年くらい前からずっと見たかったのだが、なかなか見ることができなかったヤギモドキウミヒドラの仲間の「たわわに実った果実(正確にはクラゲ体)」!!
ようやく見れたーーー!
エントリー前に同業者から教えてもらい、エントリー後すぐに見に行ってみると確かに大きな果実のようなクラゲ体がたわわに実っていた。(^^)

ちょっと全体の枝ぶりのバランスを意識して撮ってみた。
ちょっと全体の枝ぶりのバランスを意識して撮ってみた。

たわわに実った果実!
たわわに実った果実!

ここからクラゲが遊離していくわけだけど、これだけ大きかったら見応えがありそうだなぁ。。。
肉眼でも十分に遊離していく様子が見られるかもしれない。

ちなみに今日はここで1時間近く粘っていたのだが、当然、粘っても動きがあるわけではないのだが、この果実の撮影にすっかりハマってしまった。。。(^^;)
というのも、ある程度引いて全体の枝ぶりのバランスを考えながら撮ると、なんか面白い。。。

コロコロしたクラゲ体も可愛いし。(^^)


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なぜに今の時期に極小チビ?!(^^;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 24.3℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:36-12:07
【潮まわり】 06:25 206cm 満潮 / 12:12 83cm 干潮 / 17:46 215cm 満潮 / 大潮(月齢:12.7)
【日の出・日の入】 日出07:11 日没17:22

今日もスタッフと2人で午前中に海へ。。。

ホシゾラワラエビの極小チビ(横位置)
ホシゾラワラエビの極小チビ(横位置)
昨日は沖まで出たにも関わらず、一番面白かったのはエクジット間際の浅場だったこともあり、今日は最初から浅場でウダウダと散策。。。
もちろん、昨日、求愛行動を確認したシモフリタナバタウオのペアがいた場所を丹念に見て回り、卵を探したけど見つからなかった。(-o-;
うーん。。。あれは産卵に至る求愛ではなかったのかなぁ。。。
昨日、最後まで終えなかったことだけが悔やまれる。。。

今日はこのシモフリタナバタウオの卵を確認することだけが楽しみだったので、思い切り拍子抜け。(笑)
あとは目的もなくウダウダと散策したけど、何の収穫もなく終わった。

ホシゾラワラエビの極小チビ(縦位置)
ホシゾラワラエビの極小チビ(縦位置)
写真はお得意のニクイロクダヤギに着く、ホシゾラワラエビの極小チビ。
。。。つーか、なぜにこの時期に極小チビ?!ってな感じなのだが、これも高水温の影響だろうか?
例年ならこのチビが良く見られるのは思い切り高水温期の7-8月だ。

いつもならゲストさんがいてとても撮影するチャンスがないので、僕にとってはラッキーだけど。(笑)


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まだお盛んなシモフリタナバタウオ

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 24.4℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】10:30-12:12
【潮まわり】 04:39 184cm 満潮 / 10:24 87cm 干潮 / 16:13 200cm 満潮 / 中潮(月齢:10.7)
【日の出・日の入】 日出07:10 日没17:21

今日も午前中にスタッフと海へ。。。
いやいやいや。。。やっぱり、今年は海の中も暖冬だ。
またまた水温がグッと上がって、場所によっては25℃に届きそうな勢いだ。

例年ならこの時期の水温は21-22℃くらいであることが多く、北西の冷たい風が吹き続けると浅場は20℃を切ることだってあるのに。。。
外気も暖かいので、今年から導入した新品のドライだと暑いくらいだ。
ダイビングの後半(60分過ぎた頃から)、ようやく肌寒く感じるくらい。(^^;)

そんな感じで海が温かいので、各種ベラ類もまだまだ繁殖行動を行っていて、スズメダイ類もまだまだなわばりを激しく守ってる。
本来なら初夏によく卵守りを見かけるので、多分その時期が繁殖期だと思われるシモフリタナバタウオ。。。
なんと12月だというのに、今日はその繁殖関連の行動だと思われるものを見かけてしまった。。。(;´・ω・)

シモフリタナバタウオの側面誇示行動
シモフリタナバタウオの側面誇示行動
普段は暗がりにいるシモフリタナバタウオ2匹が思い切り外に出ていて、2匹が互い違いになってお互いにヒレを広げて側面誇示のような行動をとっていた。
最初はオス同士の喧嘩かなにかだと思ったのだが、しばらく見ていると「喧嘩」という雰囲気ではない。。。
とっても平和な雰囲気の中で(笑)、いたって静かにサイズの大きな方が小さな方の側面でヒレを全開にすると、小さな方もそれに応えてヒレを全開に。。。

僕の経験からくるカンなんだけど、これは求愛だと思うんだよね。。。
メス(多分、小さい方)もまんざらではない様子だったし。(笑)

シモフリタナバタウオの喧嘩ではなくて求愛?
シモフリタナバタウオの喧嘩ではなくて求愛?

シモフリタナバタウオの側面誇示行動
シモフリタナバタウオの側面誇示行動

その後、産卵に至る過程が見られるかも!!!と興奮しつつ長時間観察体制に入ろうと残圧計を見ると。。。
つーか、エアー0やん!(ーー;)

10とか20じゃなくて0!!!
結局、急いでエントリー口に帰り、エクジットするしかなかった。
なんかいつも面白いネタに出会えるのはエクジット間際だったりする。。。

エクジット直前にはこんなんも見ちゃったし。。。(笑)

どうしちゃったの?これ?(;´・ω・)
どうしちゃったの?これ?(;´・ω・)
いったい何が起こったんだろ?と膨らんで逆さになっているハナキンチャクフグをつまみ上げようとしたけど、びくともしない。
かなり力を入れて引っ張っても全然、微動だにしない。

何とか引っ張り出すとそれはアナエビか何かの巣穴だった。
つまり、この巣穴の住人に捕らわれて、引き釣り込まれていたのだ。。。怖っ!

結果的に僕が助けてしまった形となり、ハナキンチャクフグはみるみると萎み、どこかに逃げてしまった。


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一応、名前はあったのね。。。(^^;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.9℃
【透明度】 25m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 11:11-12:23
【潮まわり】 09:16 86cm 干潮 / 15:19 194cm 満潮 / 若潮(月齢:9.7)
【日の出・日の入】 日出07:10 日没17:21

今日も鹿児島大学のU氏に付き合って午前中、一湊タンク下で1本。
他のポイントに行きたがるU氏に、「いやいや屋久島の海を語るのならまずは一湊タンク下に潜り込まなきゃ!」と無理やり今日も、ホームグラウンドの一湊タンク下に誘った。(笑)
水温がまたまた24℃まで上がってる。。。!!!(;´・ω・)
今年の冬はこのまま高水温の年になってくれるといいなぁ。。。

しかし、屋久島では低水温にこそU氏の研究ネタである寄生生物類は多く見られるので、当然この水温ではまだまだあまり目に入ってこない。
U氏的にもあまり収穫はなかったようで、ちょっと残念。

僕的には海の中ではなく、海から上がってからの陸上でのU氏との話でいろいろと収穫があった。(^^;)

そんな収穫の中のひとつがこいつ。
よくジュズベリヒトデなんかに複数匹がついている綺麗なコペポーダ(=カイアシ類)なんだけど、当然こいつは未記載種だと思っていたのだが、どうもしっかり記載された既知種らしい。。。
学名をSipadania celerinaeといって、1993年に記載された種類なのだそうだ。

→ 参考:A NEW LICHOMOLGID (CRUSTACEA: COPEPODA: POECILOSTOMATOIDA) ASSOCIATED WITH THE ASTEROID CELERINA HEFFERNANI IN NORTHEASTERN BORNEO

Sipadania celerinae (和名なし)
Sipadania celerinae (和名なし)
U氏いわく、かなり南の種類の生き物で、屋久島は北限になるのではないか?との事。。。
ちなみに和名はまだないみたい。。。
この手の仲間は記載されているものは圧倒的に少ないため、記載されているだけでもスゴイことだ。(笑)

今日も1つのジュズベリヒトデに雌雄3-4匹が着いていたけど、メチャ小さい上にスッと瞬間移動するので撮りにくい。。。(^^;)
写真は卵嚢を2つ着けたメスで、オスはもっと小さい。
今日も同じヒトデにオスも着いていたけど、小さすぎてとても撮る気になれなかった。。。(笑)


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卵を抱えた引っ越し。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 23.0℃
【透明度】 30m
【海況】 ややウネリあり
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:39-11:54
【潮まわり】 05:37 48cm 干潮 / 12:13 192cm 満潮 / 18:35 81cm 干潮 / 小潮(月齢:6.7)
【日の出・日の入】 日出07:08 日没17:19

屋久島では数は少ないヒゲニジギンポ
屋久島では数は少ないヒゲニジギンポ
昨日の屋久島北部の海は大きく時化、ホームの一湊湾内はクローズ。
今日は何とか凪ぎたけど、まだ多少ウネリの残るテンションの下がる海だったけど、とりあえずエントリー。
陸上から見ている分には透明度の悪るそうなウネウネの海にしか見えなかったけど、沖に出てみると青々として明るく、30mくらいは抜けていた。(^^)

まだ黒潮は健在のようだ。

一度、漁礁まで泳いだけど、特別面白いものにも出会えなかったので、No.2のエリアまで戻って小物探し。

卵持ちのアデヤカゼブラヤドカリ
卵持ちのアデヤカゼブラヤドカリ
見つけて一瞬で引っ込んでしまったヤドカリがとても黄色かったので久々のティーダゼブラヤドカリ(屋久島では稀)だと思って粘る事5分。。。
出てきたのはアデヤカゼブラヤドカリだった。(-_-;)
しかし、真っ赤な卵を抱えていた!

しかも、あれよあれよという間に全身を貝殻から出してきた~!!!!!!!(-o-;
確かにその貝殻は非常にボロく、2-3ヵ所に穴が開いていて、指で挟んで押すと崩れてしまいそうなくらいもろい貝殻だった。
引っ越ししたい気持ちもわかるのだが、そのまま逃走されると撮影できないと思い、スグに他の貝殻を持ってきて寄せてやった。

卵を持って引っ越し中。。。(^^;)
卵を持って引っ越し中。。。(^^;)
でも、なかなか入らない。。。
やっぱり気に入った貝殻というものがあるのだろう。。。
でも、何個か貝殻を与えているうちに、ようやく入ってくれた。(^^)

確かに卵を覆い隠す「嚢」のようなものを持たないヤドカリは卵を守るためにも固く頑丈な貝殻が必要だよな。。。
むき出しのままでは見ていても危なっかしい。(笑)


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久々のベニサンゴヤドカリ

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.8℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】14:01-15:36
【潮まわり】 05:20 176cm 満潮 / 11:00 96cm 干潮 / 16:46 197cm 満潮 / 中潮(月齢:26.4)
【日の出・日の入】 日出07:02 日没17:17

ベラメル(笑)
ベラメル(笑)
今日は一応、スタッフはお休みさせ、僕は1人で午後から海へ。。。
またまた黒潮が接岸しているようで、透明度は30m超!水温もまた24℃近くまで上がってきた。(^^)

今年はなかなか水温が落ちなくて、嬉しぃ~!
せっかく今年からドライスーツにしたのに、その必要がないくらい温かい!
でも結局、外が寒いからドライスーツは楽だ。。。(^^)

ベニサンゴヤドカリ
ベニサンゴヤドカリ
今日は久々にタンク下の沖の方に出てみた。
ドライスーツで泳ぐ練習をしようと思って出たのだけど、潮が結構速くて、帰りは(*´Д`)ハァハァゼィゼィとかなり苦しかった。。。

いや~まだウェットスーツの方がずっと楽だなぁ。。。と思ってしまう。。。
つーか、ドライを着た時のエアーの早さがハンパなくてマジでヤバい。。。(;´・ω・)
本当にこれ慣れるんかなぁ。。。超不安。。。

久しぶりにベニサンゴヤドカリに出会った。
前は片手のない子だったので、両手が揃った綺麗な子に興奮!
バシバシとシャッターを切った。(笑)


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