【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.8℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 13:57-15:38
【潮まわり】 07:43 217cm 満潮 / 13:31 86cm 干潮 / 19:00 220cm 満潮 / 大潮(月齢:14.6)
【日の出・日の入】 日出07:01 日没17:17
今回の冬型は強烈で、結局2日間海に入れなかった。。。(・・;
今日は時化もほぼ治まり、静かだったので今日こそはTG-3の顕微鏡モードでワレカラを!!と燃えていたのだが、行ってみると今日は激流!!
水底でもブンブン流れていて、ガヤがしなってる!!(・_・;)
そんな中で今日もワレカラの上半身ドアップを撮影。
まぁ、ユレユレの中いろいろやってみたんだけど、やっぱり超解像ズームはかなり厳しい。
TG-3には光学ズーム4倍の上に超解像ズームというのがありこれが8倍まで拡大でき、さらにその上にデジタルズームがあり最高16倍まで引き伸ばせる。
デジタルズームは画質が悪すぎるので論外だとして、超解像ズームなら画質の劣化はないとの事なんだけど、結局トリミングしているのと同じなので、そこから得られた画像は絵的にかなり厳しい。。。(^_^;)
でもノーマル&トリミング無しでここまで寄れるコンデジって。。。(笑)
ちなみにこのワレカラの大きさは5-8mmくらいです。
結局、x4倍までズームさせて撮ったもの(最上部の1枚目)がカッコイイ感じ。(^^)
ただ、超解像ズームで撮った写真から初めて知ったことがある。。。
ワレカラの目玉ってなんてデコボコ、ブツブツしているんだろ。。。
一眼で撮っている時でさえも気付かなかったのに。。。!すげー!(笑)
もう1つ凪ぎたら試そうと思っていたのが、フィッシュアイモードだ。
顕微鏡モードで普通に撮った時よりも、顕微鏡モード+フィッシュアイモードで撮ると中心付近はもっと拡大されると聞いて、ちょっといろいろと試してみた。
被写体は枝部の立ち上がりが2mmくらいでポリプを広げた状態の直径が1-2mmくらいのヒドロ虫だ。
よく青いブチウミウシがついているカイメンから生えているやつだ。
これくらいの被写体だとボクの場合、通常はちょっと暗いのでISO200にして顕微鏡モードのx4倍で撮るのがセオリーなのだが、これをフィッシュアイモードやx8倍にしてISO100にして撮ったりと下記のような設定でいろいろやってみた。
・ 顕微鏡モード(x4倍)+フィッシュアイモード ISO800(auto)
・ 顕微鏡モード(x8倍) ISO100
・ 顕微鏡モード(x8倍) ISO200
・ 顕微鏡モード(x6倍) ISO200
・ 顕微鏡モード(x4倍) ISO200
フィッシュアイモードはISOがautoなので800まで上げられちゃったけど、画質は思っていたよりもあまり気にならなかったのだが、何しろピントがシビア!!(・・;
全然ピントが合ってない写真を量産。。。つーか、1枚も合ってなかった。(笑)
さらになんか明るすぎて色が出ない。。。もう少しISOを下げてくれてもいいのにぃ~!!
周辺もかなり流れるので、出来はちょっと微妙だった。(^_^;)
どうしても大きく撮りたい場合は、超解像ズームでx8倍まで上げて拡大して撮った方がまだ綺麗なのかも。
下左写真はISO100で、右写真はISO200で、ともに超解像x8倍ズームで撮っています。
相変わらずこの超解像ズームは画質が荒いのだが、これ、当たり前のことだけど同じ超解像ズームでもx8倍で撮るよりはx6倍、x5倍と倍率を下げていけば画質は当然良くなる。
しかし、やっぱり個人的な好みとしてはズームは光学ズームのx4倍までが限度かな。。。という感じがする。
x4倍までだったら結構クリアな写真が得られる。
結論としては通常は光学ズームx4倍で撮って、ちょっとだけトリミングするくらいが一番綺麗です!(^^)
これを撮っている時、このヒドロ虫の中心にある部分が大きく膨らんだり、縮んだりしているのがモニター越しによく分かった。(^^)
肉眼では動きが感じられないため植物かと間違えそうなヒドロ虫も、マクロの目で見ると常に動き続ける立派な動物だった。。。(笑)