動揺と不安

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.2℃
【透明度】 15m
【海況】 時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:44-16:37
【潮まわり】 09:53 197cm 満潮 / 16:20 33cm 干潮 / 中潮(月齢:20.2)
【日の出・日の入】 日出06:53 日没18:09

帰ってきたらワレカラが増えていた。
帰ってきたらワレカラが増えていた。

2日前の18日の朝には帰省先から屋久島には帰ってきていたのだが、この2日間はまったく海には入らなかった。
いつもなら帰ってきたらスグに海に行くのだが、先日バリで起こった潜水事故以来、憂鬱で動揺と不安がもの凄くて、とても海に潜る気になれなかった。。。

まったく知らないダイバーの事故ならこんなことはないのだけど、今回の事故には1人知り合いの同業者が含まれていて、しかもその本人が未だに行方不明だったりしたことで、その事故が自分の中でもの凄く身近なものに感じてしまっていた。

エビの脱皮殻を奪い合いながら貪り食うワレカラ2匹
エビの脱皮殻を奪い合いながら貪り食うワレカラ2匹
その動揺と不安は、当然彼女の安否を心配してのものだったのだが、時間と共に自分自身の海やこの仕事に対する不安感にもなっていた。

いつまでもそんな事は言ってられないので、今日はようやく重い腰を上げて海に行ったのだが、2週間ぶりの海はやっぱりいつもと同様、体は重く、違和感がものすごい。
ゲストさんの多くはいつもこの状態で海に入り、写真を撮っているのだと思うと、ホント尊敬する。

ヒドロ虫の最上部に立つワレカラ
ヒドロ虫の最上部に立つワレカラ
恥ずかしいことに今年は不安感や多少の恐怖心もあるからか、呼吸も荒く、視界がメチャクチャ狭い。。。
人から頼まれていた写真を撮りにゼロ戦(ビーチからだとかなり遠出)に行くつもりだったのだが、途中で行くのを止めて引き返した。

こんな状態だったので耳も抜けず、なかなか潜降できない。。。
降りたら降りたっで、久しぶりのカメラはフォーカスノブが塩噛みしていて回らない。
仕方なく最短で置きピンで撮れそうなワレカラをずっと撮っていた。。。

帰省前はメチャクチャ少なかったワレカラが帰ってきたらウジャウジャいた。
極小の子供たちがウジャウジャ着いているガヤも多く、抱卵中の親もそこら中にいた。

散々な1本だった。
明日は少しは慣れるかな。。。


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