カテゴリー: 一湊タンク下No.1

ようやく晴れたー!(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.3 / お宮前 / 一湊タンク下No.1 / 一湊タンク下No.1
【水温】 20.4℃ / 20.4℃ / 20.4℃ / 20.2℃
【透明度】 10m
【海況】 時化気味
【天候】 晴天
【潜水時間帯】 8:47-9:36 / 11:07-12:13 / 14:17-15:20 / 16:26-17:30
【潮まわり】 05:17 109cm 干潮 / 10:45 171cm 満潮 / 17:49 49cm 干潮 / 小潮(月齢:21.6)
【日の出・日の入】 日出05:35 日没18:54

ようやく晴れたー!(^^)
雲ひとつない青空!
水温は相変わらず低いけど、太陽が出ていると楽だ~気持ち的にも暖かい!
相変わらず濁ってる。
GWに入った途端にこれなので、ホント嫌になる。。。
それでも海はしっかり季節感を感じさせてくれている。。。
春の風物詩、アマミスズメダイの幼魚たちはいつも通りGWによく目立ち、次に春から夏にかけて出てくるムスジコショウダイやアジアコショウダイの極小チビも出始めてる。。。
結局、思ったほど大産卵にはなっていないけど、一応コブシメの産卵も見られた。
でもやっぱり、明るく透明度の良い海に戻って欲しいなぁ。。。GW中に。。。(^^;)


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久々の北西時化

【ポイント】 一湊タンク下No.1 / 一湊タンク下No.2
【水温】 21.5℃ / 21.2℃
【透明度】 15m
【海況】 時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:35-15:28 / 16:29-17:21
【潮まわり】 04:15 101cm 干潮 / 09:50 184cm 満潮 / 16:45 37cm 干潮 / 小潮(月齢:20.6)
【日の出・日の入】 日出05:36 日没18:54

今日からGWのお客様の来島が始まった。

心配していた水温はまた持ち直しつつあり、今日は22℃まで上がって一安心。。。
しかし、久々の北西時化だ。(;´・ω・)

ここのところベタベタに凪ぎた一湊湾内しか見ていなかったのに、なぜにGWになって時化るん!(-_-;)

合わせて海はニゴニゴ&ウネウネ。。。
水中はまるでナイトダイビングのように暗く、寒々しい。。。

2本目で-25m付近まで下りたのだが、こちらは水温が19℃台!

やっぱり、この低水温は黒潮うんぬんが原因ではなく、深場の冷たい潮が上がってきていたのが原因なのかもしれない。。。

この潮が完全にまた元の深場に落ちて行けば、また元通りの海に戻るのかなぁ。。。ちょっと期待!


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GW直前になって水温落ちた。。。(-_-;)

口内保育中のアオスジテンジクダイのペア

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 18.9℃
【透明度】 40m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 13:46-15:08
【潮まわり】 09:10 195cm 満潮 / 15:57 26cm 干潮 / 中潮(月齢:19.6)
【日の出・日の入】 日出05:37 日没18:53

今日も朝から天気が悪くて海に行く気力もやや萎え気味。。。(-_-;)
重い腰を上げて午後から1人で潜りに行った。

いや~ついに水温がガタ落ちしてしまった。。。
今年の冬は高水温で推移し、かつ僕自身もドライスーツを導入したので、水中ではほとんど寒いっ!と思うことなく過ごせた冬だった。
しかし、ここに来てお約束のように水温が下がってる。。。黒潮が思い切り離れたくさい。。。(-_-;)

水温は屋久島では1年間のうちでも最も低い水温と言える18℃台まで下がり、さすがに薄着のインナーでは寒かった。
今日はアオスジテンジクダイの産卵しそうなペアをずっとTG-4の動画で撮影しながら追っていたのだが、ドライなのにブルブル震えた。。。(-_-;)

口内保育中のアオスジテンジクダイのペア
口内保育中のアオスジテンジクダイのペア

ただ、黒潮が離れて水温が下がると濁るのが常なのだが、そういうわけではなく透明度だけはバリバリ良かった!
沖は40mオーバー。
深度を下げれば下げるほどクリアーな海になっていったので、何か綺麗な深層水が浅場に入り込んで水温が下がる時のような感じだった。

ちなみに浅場各所のクマノミは1回目の卵を孵化させたペアは多いのだが、2回目の産卵が始まらないところが多い。

この水温低下のせいだろうか。。。?

あっ。。。ちなみにアオスジテンジクダイは産卵は観察できなかった。
動画は口内保育中の雌雄ペア。
オスは時々、口の中の卵をボコッと出して、定期的に卵塊を回転させてる。

今の時期はこうしたペアがそこら中で見られる。。。


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2か所でクマノミが産卵

産卵直後のクマノミ

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.9℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:35-16:12
【潮まわり】 06:28 204cm 満潮 / 12:53 27cm 干潮 / 18:59 202cm 満潮 / 大潮(月齢:13.6)
【日の出・日の入】 日出05:43 日没18:49

今日も午後から1人で海へ。。。

産卵直後のクマノミ
産卵直後のクマノミ

エントリー前にエクジットしてきた同業者が「クマノミが産卵してました!」というので行ってみるとすでに産卵は終わっていて、時折、オスが卵の上をスッとなでるように通るくらいで、もうメスの産卵行動は見られなかった。

この場所は昨日まで透明な孵化間近な卵があった場所で、それが昨晩、孵化したのだ。
水温もかなり上がってきたからだろうか。。。?
24時間とあけずに次の産卵を行っていた。

別のクマノミもチェックしてみると、さらにもう1か所、産卵を終えたばかりのペアが。。。
こちらもたった今、産卵を終えたばかりのようで、たまにメスがまだ産卵床の上を通ったりして、残りの卵を絞り出しているような感じだった。(^^;)

ここのペアは今季初産卵になる。

こんな感じで今やクマノミの産卵はピークに達しているのだが、同じようにテンジクダイ類の一部も産卵期のピーク。
アオスジテンジクダイやカスミヤライイシモチなどのオスはどいつもこいつも口の中に卵を抱えている。。。


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また気持ちのいい黒潮の海に!(^^)

親の目&子の目(2016年ver.)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.4℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴!
【潜水時間帯】 14:00-15:40
【潮まわり】 05:37 194cm 満潮 / 11:56 50cm 干潮 / 17:53 189cm 満潮 / 中潮(月齢:11.6)
【日の出・日の入】 日出05:45 日没18:48

今日は快晴&ベタ凪の1日。
でも、ゲストなし。。。(^^;)
午後から1人で海へ。。。

海はまたまた急激に水温が上がっていて、24℃近い水温!
透明度もグッと上がっていて青々とした海!(^^)
おまけに天気は快晴だったので、水中はキラキラしていて、真夏の海のようだった。
またまた黒潮が寄ってきているみたい。

11日前の4/8に今季初観察したクマノミの卵が今では稚魚の目玉がハッキリ見られ、透明感のある卵に成熟していた。(^^)
今日はずっとここに陣取り、このクマノミ夫婦が鰭を煽りながら新鮮な海水を送ったり、口でゴミを取り除いたりと甲斐甲斐しく卵の世話をしている様子を観察し続けた。

もう毎年のように繰り返し撮っているクマノミの「親の目&子の目」写真。
何回撮っても、何となく自分のイメージとは違っていて、また何度も何度もカメラを向けてしまう。。。(笑)

親の目&子の目(2016年ver.)
親の目&子の目(2016年ver.)
今年はもっともっとグッと親の目玉付近に寄って、ドアップで親の目玉と孵化間近の卵に見られる稚魚の目玉をセットで撮り、親の目玉に卵が反射して写っている写真を撮りたい!と頑張ったんだけど、なかなか厳しかった。
年々ピントの山が見えなくなってる。。。(-_-;)
結局、そんな感じでメチャクチャ寄って撮った写真は1枚もピントの合っているものはなく、撃沈!

まだまだ僕の挑戦は続くのだった。。。(笑)

今季一番最初に卵を産んだクマノミはすでに2回目の産卵を終えた。
今季一番最初に卵を産んだクマノミはすでに2回目の産卵を終えた。

ちなみに4/8に同じく今季初観察した別のクマノミの産卵床はすでに1回目の孵化を終え、すでに2回目の産卵を3-4日前に済ませてしまったようだ。


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カスミアジの成魚群れ

【ポイント】 一湊タンク下No.1 / 一湊タンク下No.2
【水温】 22.1℃ / 22.7℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:05-11:03 / 11:58-12:59
【潮まわり】 09:40 98cm 干潮 / 15:10 155cm 満潮 / 長潮(月齢:8.6)
【日の出・日の入】 日出05:49 日没18:46

今日は快晴&ベタ凪!
まさにダイビング日和の1日だった。

でも相変わらず、マンツーマンガイドなので、ビーチからエントリー。。。

海の中は明るく、透明度もまずまず。
そこらじゅうで繁殖期に向けてモンハナシャコの巣が目立ち始め、ムラサキウミコチョウなどが目に付くなど、海の中は順調に4-5月らしい海になってきた。

この時期の回遊魚(群れ)はカンパチやシマアジなどが定番なのだが、今日はカスミアジの成魚群れに遭遇した。

永田エリアでは珍しくないカスミアジの成魚群れも、一湊エリアではあまり見かけない。
突然の遭遇にちょっとビビった。。。(^^;)


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マルヒラアジの捕食行動

今日のゼロ戦

【ポイント】 元浦 / 一湊タンク下No.1 / 一湊タンク下No.3
【水温】 21.8℃ / 21.5℃ / 21.3℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:37-10:08 / 11:22-12:19 / 13:40-14:37
【潮まわり】 08:05 110cm 干潮 / 13:24 152cm 満潮 / 小潮(月齢:7.6)
【日の出・日の入】 日出05:50 日没18:45

今日は朝一で体験ダイビングを行ったあと、来島したばかりのゲストYさんを連れてビーチから2本。。。
当初からリクエストはゼロ戦だったので、何としてもボートを出したかったのだが、乗り合いの船も見つからず、仕方なくビーチから泳いでいく事にした。(^^;)

1本目はそのためのチェックダイブと称して、浅場で一緒に潜ってみたのだがエアのもち具合も泳力も問題なかったので、2本目はゼロ戦へ!
昨年末に同業者が一湊タンク下No.1から真っすぐ、ゼロ戦までロープを引いてくれたのだが、そのおかげでゼロ戦がビーチから行きやすくなった!(^^;)
最初は「こんなの要らね~!」とか思っていたけど、かなり重宝してる。(笑)
これまでは泳いで連れていくのはちょっと厳しいかも。。。と思っていたエアがあまりもたない初心者の方でも、今では泳げさえすれば連れて行けそうな感じ。

今日のゼロ戦
今日のゼロ戦

ゼロ戦は相変わらずブリの子供たちが群れていて、それをマルヒラアジが襲っていた。
このマルヒラアジ、当初は「マルヒラアジ」と呼んでいたのだが、途中から自信がなくなってここ3-4年は「カイワリの仲間」と呼んでいた。
しかし、昨日、魚の同定に定評のある方や、この手の仲間に詳しい研究者に聞いたところ、ともに自信を持って「マルヒラアジでしょう!」と太鼓判を押してくれたので、またそのように呼ぼうと思う。。。(^^;)

気になっていた体のスポットは沢山あるものと、全くないものがあるそうな。。。
また、屋久島では水深-20m程度の砂地にあるパッチリーフでよく捕食行動が見られるのだが、マルヒラアジはその水深よりも浅い場所ではほぼ出てこないらしく、幼魚も含めてあまり浅い場所にいない魚だそうな。。。


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コブシメの産卵、今年はタンク下が熱そう。。。(^^)

ウスサザナミサンゴの中はコブシメの卵でいっぱい!

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.0℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:41-12:12
【潮まわり】 06:21 107cm 干潮 / 11:41 162cm 満潮 / 18:55 49cm 干潮 / 小潮(月齢:6.6)
【日の出・日の入】 日出05:51 日没18:45

今日は午後から用事があったので午前中に1人で海へ。。。
一眼は持って行ったんだけど、何やら調子が悪く、今日はTG-4で撮ったチョイ撮り写真のみ。(^^;)

相変わらず、卵は見られない。。。
相変わらず、卵は見られない。。。
まずは例のイカ柴を見に行ったんだけど、相変わらず産卵どころかアオリイカの卵はまったくない。。。
今後もここに卵を産んでくれるような雰囲気がまったく感じられないのだが、本当にここに産むのかなぁ~微妙~(-_-;)

それに対して、コブシメは思い切り産卵のピークに入ろうとしてる。
今日もタンク下の-10m付近に広がるウスサザナミサンゴ群落で1匹のメスが産卵をしていて、そのメスをつけ狙う間男が2匹もいてそのメスもおちおち産卵してられない。。。(^^;;
その旦那さんだと思われるオスはそのメスに近づく間男を追いかけまわしていて忙しそう。。。
産卵しようとすると間男がやってくるので、その都度逃げ回るので、30分粘って産卵が見れたのは一度切り。。。

ウスサザナミサンゴの中はコブシメの卵でいっぱい!
ウスサザナミサンゴの中はコブシメの卵でいっぱい!
それ以外にも、なかなかウスサザナミサンゴには近づいてきてくれない大型のオス2匹が10mくらい離れたところで喧嘩をしていた。
最大で6匹くらいがウスサザナミサンゴの周辺に集まってきて、今年は何かこの一湊タンク下がコブシメ繁殖の当たり年になりそうな予感がした。(^^)

先日、クマノミの卵を今季初確認したばかりだったのだが、そのうち1か所はすでに今年1回目のハッチアウトを終えたようで、今日は跡形もなくなっていた。
代わりに今日はさらに2か所のクマノミで卵を今季初観察した。

両方とも産んだばかりの卵に見える。。。ヘタすると1-2時間ほど前に産卵したばかりなのではないか?と思われる卵だった。
もう少し早くエントリーして、ここに直行すれば産卵動画が撮れたかな。。。?(ーー;)

-6mのクマノミも産卵済み
-6mのクマノミも産卵済み

ハタゴイソギンチャクの子も産卵済み
ハタゴイソギンチャクの子も産卵済み


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厚い雲に覆われた1日

【ポイント】 一湊タンク下No.1 / 一湊タンク下No.1
【水温】 21.1℃ / 20.7℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:56-15:49 / 16:32-17:22
【潮まわり】 07:56 225cm 満潮 / 14:22 -11cm 干潮 / 中潮(月齢:1.6)
【日の出・日の入】 日出05:57 日没18:41

今日は朝から天気が悪く、ゲストが乗っていた伊丹からの便も上空で旋回し、予定より45分遅れて屋久島に到着。。。

気温も昨日までと比べてかなり下がっていたので、飛行機から降りてくるゲストさんのテンションがかなり低いことを覚悟していたんだけど、予想に反してノリノリだったのでホッとした。(笑)

海は昨日までの浮遊生物の浮く海から徐々に綺麗な海になりつつあり、水温もやや上がってきている。(^^)

早くもジョーフィッシュがあっちこっちで見られ始めた。。。


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すっかり確認が遅くなってしまった今年の初観察

クマノミの卵を今季初観察!

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.2℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:16-15:48
【潮まわり】 07:21 227cm 満潮 / 13:42 -6cm 干潮 / 大潮(月齢:0.6)
【日の出・日の入】 日出05:58 日没18:41

今日はガイドの予定だったのだが、急なキャンセルで暇な1日となってしまった。。。
いつも通り、午後から1人でカメラを持って海へ。

特に目的もなかったので久々に沖に出てみたところ、各所でコガネスズメダイが卵を守っていた。
しばらく観察していて、ある事に気づいた。。。そういえば、そろそろクマノミが繁殖期に入っているのでは???(-o-;

屋久島のクマノミは、早い年で3月の下旬に卵を初観察した年もあったが、通常は4月の中旬くらいから繁殖期に入るという認識だ。
ところが今シーズンオフは比較的水温が高めで推移しているので、例年よりもクマノミは早めに繁殖期に入るはずだと推測していた。

【参考】屋久島の過去のクマノミの卵初確認日
2005年 4/30
2006年 5/11
2007年 3/26
2008年 4/15
2009年 4/19
2010年 4/21
2011年 4/28
2012年 4/25
2013年 3/19
2014年 3/31
2015年 4/08
2016年 4/08

しかしここ数日、プカプカ中層に浮いて、浮遊生物探しをしたり、OW講習や体験ダイビングが続いていたため、クマノミをまったくチェックすることができなかった。。。(というか、忘れてた!(笑))

クマノミの卵を今季初観察!
クマノミの卵を今季初観察!

最後の最後に浅場のクマノミを一通りチェックしてみると、-8m付近のクマノミで卵を今季初確認!(^^)
やっぱり、すでに真っ赤な卵が産みつけられていた。
見た感じでは昨日か一昨日に産卵した卵であるようだ。。。

すでに稚魚の目玉もハッキリ出てる卵も!
すでに稚魚の目玉もハッキリ出てる卵も!
さらに浅場の卵をチェックしてみると、-5m付近のクマノミもすでに卵を守っていた。
しかも、こちらはすでに稚魚の目玉もハッキリ出てる!!!!!(ーー;)

この様子だと今年のクマノミの繁殖期は3月中にはすでに入っていた可能性が高い。
うーん。。。今年はすっかり出遅れてしまったようだ。。。

やってもうた。。。(;´・ω・)


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OW講習2日目。

もりとうみ

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 20.6℃/20.5℃/21.2℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:45-11:19/12:26-13:14/14:48-15:32
【潮まわり】 06:46 223cm 満潮 / 13:03 5cm 干潮 / 大潮(月齢:29.0)
【日の出・日の入】 日出05:59 日没18:40

OW講習の2日目。
講習でしかも講習生は1人なので、すべて一湊タンク下でビーチエントリーするわけだが、運の悪いことにちょうど大潮と被ってしまい、日中、潮はドン引き。
エントリー&エクジットはけっこう辛い。。。(^^;)

季節的にシマアジのでかいやつや、カンパチの群れが近づいてくる中、ひたすら水底でスキル実習を行うというスゴイ状況。。。(笑)

今日は朝から南西の風が吹き、生暖かい風が吹く1日だった。
当然、陸上ではドライだと暑すぎていられない。。。でも水温的にはまだまだ寒いので海はドライで正解。
そっか。。。ドライだとこういう時期の陸上(水面休息中)がキツイのか。。。と強く思った。(^^;)

しかし、講習をドライで行うのはつらい。。。水没がかなり激しかった。。。


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今年、初めてのOW講習

もりとうみ

【ポイント】 クレーン下/一湊タンク下No.1
【水温】 20.1℃/20.2℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:00-14:37/15:48-16:34
【潮まわり】 06:11 215cm 満潮 / 12:24 22cm 干潮 / 18:28 225cm 満潮 / 大潮(月齢:28.0)
【日の出・日の入】 日出06:00 日没18:40

今日は今年初めてのOW講習。
うちは毎年、2-3件しか講習はないのだが、4月の初旬から一発目の講習というのも例年に比べて早い感じ。。。

まだ水温が低い時期なのでかなり気を遣っての講習になるかな。。。と思ったけど陸上が暖かかったので、その辺は比較的楽だった。(^^)
相変わらずの低水温だったけど、そこそこ抜けていたし、池のようにベタベタに凪ぎた海は講習しやすかった。

明日もこんな穏やかな日であることを祈りつつ、これから明日の講習の「予習」をせねばです。。。(^^;)
うちは頻繁に講習がないので、毎回、予習が必要なんです。。。(笑)


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今日もずっと中層に。。。

何の幼生だろ?

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.0℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:39-16:04
【潮まわり】 05:34 202cm 満潮 / 11:45 43cm 干潮 / 17:41 210cm 満潮 / 中潮(月齢:27.0)
【日の出・日の入】 日出06:01 日没18:39

午後から1人で海へ。。。
相変わらず、浮遊生物がそこら中に浮いていて、低水温の海。

まずはいつもの日課になっているイカ柴のチェックに行ったのだが、今日も何の変化もなし。
あとはずっと浮遊生物のチェックと撮影のみで1時間半。。。一切、水底に着底しない環境に優しいダイビング。。。(笑)

カメガイの仲間
カメガイの仲間

一度、中層に浮いて浮遊生物をチェックしだすとなかなか止められない。
今日だって最初は前半のみ浮遊生物チェックをして、後半は水底を這う予定だったのが、気が付くとずっと中層に浮いていた。(^^;)

これだけチェックしていても特に面白い生物には出会わなかったけど、ハマるとかなり面白い。

何の幼生だろ?
何の幼生だろ?
今日もカメガイの仲間なんかが多く見られたのだが、今日、特に多く感じたのがコエビ類の幼生やカニ類のゾエアやメガロパなど幼生期のカニ・エビ類の子供たちだ。

相変わらず、ドライスーツの扱いに四苦八苦して、ここぞ!という時に撮影した写真はことごとくピンボケ。(-_-;)


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ドライスーツで浮遊生物撮影って難しい。。。(;´・ω・)

ゾウクラゲの仲間は貝殻を背負っている

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 19.6℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:43-16:03
【潮まわり】 08:54 106cm 干潮 / 14:25 156cm 満潮 / 長潮(月齢:24.0)
【日の出・日の入】 日出06:05 日没18:37

またまた黒潮が外れた。

カメガイの仲間が多く見られた。
カメガイの仲間が多く見られた。
今日は午後から1人で海に行ったのだが、水温はガクーンと20℃以下に落ちて、海の中はカメガイの仲間など浮遊生物が目立つ。。。
完全に黒潮が外れて、黒潮の際が屋久島に接しているような状況だと思う。

そんな状況でもキビナゴだけは元気で終始、多くのキビナゴに囲まれながらのダイビングだった。(^^;)

今日は結局、ずっと中層に浮いて、浮遊生物を撮影して終わった。
特に面白い生物は見つからなかったんだけど。。。

ドライスーツで初めて浮遊生物を撮影したんだけど、いや~メチャ難しいやん!(;´・ω・)

撮影している場所が水面直下-5m以内で、カメラを構えてファインダーを覗きながら、刻々と水深が変わっていくその生物に合わせて中性浮力をとり続ける。
ウェットスーツなら何でもないことなんだけど、ドライスーツでこれをやるのは正直難しいっ!
ずっと悪戦苦闘してた。

僕のドライスーツは左の前腕に排気バルブが着いているため、autoにしてカメラを構えているとガンガン自動で排気されてしまうので、manualに切り替えるのだが、そうすると今度は排気が忙しくて落ち着いて撮影ができなーい!!!!(-_-;)
これ、相当慣れないと厳しいかも。。。

温帯域のダイバーの皆さんはいつもこんな感じでドライスーツで浮遊生物を撮影しているのかと思うと頭が下がる。。。

ゾウクラゲの仲間は貝殻を背負っている
ゾウクラゲの仲間は貝殻を背負っている

ゾウクラゲの仲間
ゾウクラゲの仲間

写真はゾウクラゲの仲間。

屋久島にはハダカゾウクラゲの仲間が多く見られるのだが、こいつらには殻がないため、普段はまったく意識しないのだが、ハダカゾウクラゲを含むゾウクラゲの仲間はクラゲの仲間ではなく、貝(軟体動物)の仲間だ。

ハダカゾウクラゲと違ってゾウクラゲの仲間は写真のようにしっかりと貝殻を背負っているため、貝の仲間であることは一目瞭然だ。


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春のカンパチ祭り

【ポイント】 一湊タンク下No.1 / お宮前 / 一湊タンク下No.3
【水温】 21.7℃ / 21.4℃ / 22.1℃
【透明度】 ~20m
【海況】 やや時化気味
【天候】 雨のち晴れ
【潜水時間帯】 10:00-10:53 / 12:02-12:50 / 14:36-15:18
【潮まわり】 09:09 195cm 満潮 / 15:42 28cm 干潮 / 中潮(月齢:19.0)
【日の出・日の入】 日出06:11 日没18:34

今日はまたまた朝から冷えて、早朝時、霰のような雹のようなものが降り、雷も鳴る最悪の気象状況だった。
あまりにもひどいので、急いでお迎え前のゲストに電話し、今日と明日の予定を入れ替えることはできないか?と打診したけど、さすがにそれは無理だという事で、予定通りに行った。

でも、すぐに晴れてきて、正午前には雲ひとつない快晴に!(^^)
朝方の大荒れの天気はなんだったんだ。。。(;´・ω・)

DSCN0031海は基本的に静かでそれほど水温は低くなく、ゲストさんたちも寒がることなく3本潜った。
一湊湾内は春の風物詩・カンパチの群れが入り込んでいます。。。(^^)


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久々に寒い。。。(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.0℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 13:48-14:29
【潮まわり】 07:53 204cm 満潮 / 14:14 24cm 干潮 / 大潮(月齢:16.0)
【日の出・日の入】 日出06:15 日没18:32

昨日まで晴れていた天気はついに崩れ、今日は朝から雨が降り、かなり寒い1日だった。。。
陸上の気温は11-12℃くらい。
この寒さは久々かも。。。(;´・ω・)

今日のゲストさんは正午前に屋久島に到着し、午後から潜る2人組。

水温は22-23℃あり、陸上との気温差は約10℃。

これだけ違うとエントリー時はお湯に入るような感覚なのだが、上がってからが激寒状態だ。。。

陸上がこれだけ寒いと、レンタル器材で潜るお二人にはちょっと気を遣ってしまう。。。(^^;)

やっぱり、かなり寒かったようで今日は1本で終了。。。(笑)

透明度や青さはなかなか良くて水中は明るく感じるんだけどね。。。(^^;)


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大型の流れ藻

流れ藻の下には大量の小魚たち

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.3℃
【透明度】 20m
【海況】 やや時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:04-16:12
【潮まわり】 07:30 204cm 満潮 / 13:47 27cm 干潮 / 大潮(月齢:15.0)
【日の出・日の入】 日出06:16 日没18:31

エントリー口にたまった流れ藻
エントリー口にたまった流れ藻
今日はいろいろあって、夕方から1人で海へ。。。
いよいよ、この時期の風物詩でもある・流れ藻の漂着が始まっている。
連日、大量の流れ藻が岸に漂着し始めていて、今日の一湊タンク下のエントリー口にも大きな流れ藻の塊がドーンと居座っていた。

天気は良くて、海の中も明るかったのだが、その流れ藻の下だけは暗く、その下から青々とした明るい水中を見るとなんか幻想的で素敵だった。(笑)
流れ藻を水中で下から見るとまるで黒い雲に覆われているようで、その所々から水底に差し込む複数の光の筋はかなり神々しい感じ。

流れ藻の下には大量の小魚たち
流れ藻の下には大量の小魚たち

流れ藻を水中で下から見るとまるで黒い雲のようだ。。。
流れ藻を水中で下から見るとまるで黒い雲のようだ。。。

流れ藻の下には「モジャコ」と呼ばれるブリの子供たちを中心にいろいろな魚が群れていて、賑やかだった。
今日はコンパクトデジカメも持ってきていたので、それが大活躍。。。
一眼のマクロはほとんど使うことなく終わった。(^^;)

つーか、一眼もワイドレンズを着けてくればよかったかな。。。

流れ藻の下には大量の小魚たち
流れ藻の下には大量の小魚たち

流れ藻の下には大量の小魚たち
流れ藻の下には大量の小魚たち

例のイカ柴にはいまだにアオリイカの卵は着いていなかった。
しっかり固定していないので、大きな時化がきたら本当にヤバいんだけど、なかなか固定しに行けてない。
もしかして、こいつらってグラグラしているようなところには産卵しない???
だとしたら、キッチリ固定しないと意味がないのかな。。。早急にガチガチに固定しに行かねば。


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正直、ちょっとスランプ。。。(-_-;)

ネタがないときはこの手の写真が増える。。。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.3℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:33-15:58
【潮まわり】 06:43 198cm 満潮 / 12:52 43cm 干潮 / 18:42 199cm 満潮 / 大潮(月齢:13.0)
【日の出・日の入】 日出06:18 日没18:30

またまた黒潮が絶賛、接近中。。。のような気がする。
海は青々していて気持ちがいい。
水温もまたまた23℃近くまで上がってる。

今日はゲストなし。
スタッフと午後から海へ。。。

ネタがないときはこの手の写真が増える。。。(笑)
ネタがないときはこの手の写真が増える。。。(笑)
屋久島北部の里山は桜が目立ち始めた。
こうなってくると、もうすぐシーズンに入る!という実感が高まってくる。

正直言って、今年のシーズンオフはちょっとスランプ気味だ。
なかなか面白いテーマが見つからないし、あまり満足のいく写真が撮れないまま、シーズンオフも終わりそうな感じ。。。(^^;)

ムラサキウミコチョウ、今季初記録
ムラサキウミコチョウ、今季初記録
ムラサキウミコチョウは毎年この時期(3-5月)限定でよく見られるウミウシだ。
今年も早くも見られ始めてる。

毎年、このウミウシを見るときはちょっと寒いイメージなのだが、今年はドライスーツのおかげか、それとも例年に比べてやや温かいからか、これを撮っている間も寒さは感じなかった。(^^)


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明るい海です。。。!!(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.6℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴天
【潜水時間帯】 11:49-12:38
【潮まわり】 06:16 192cm 満潮 / 12:20 56cm 干潮 / 18:06 192cm 満潮 / 中潮(月齢:12.0)
【日の出・日の入】 日出06:20 日没18:30

今日もスタッフの詩帆にガイドを任せて、僕は後ろから監視役。。。(^^;)

今日は天気も良くて、水中はとても明るかった。(^^)
水温も透明度も上昇傾向だ。

ゲストさんは共に2-3年のブランクがある姉妹お二人。
しかし、若いからかなぁ。。。ブランクはまったく感じさせないダイビングだった。

という事で、今日も一応カメラは持って行ったんだけど、写真はほとんど撮ってない。。。(-_-;)

エラブウミヘビの舌
エラブウミヘビの舌
ウミヘビの仲間も陸上のヘビと同様に舌が2つに割れている。
ヘビの仲間は好きな餌の匂いがすると、舌をチョロチョロと出すそうなのだが、見てるとしょっちゅう舌は出してる。

海の中にはアナゴの仲間やウツボの仲間など、長物系の魚は結構多い。
しかし、この舌出しを見るたびに「やっぱり、こいつらは魚ではなくて、蛇の仲間(爬虫類)なんだなぁ。。。」とつくづく思う。


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スタッフのガイドをチェック

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.6℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:18-15:01
【潮まわり】 05:07 175cm 満潮 / 11:02 86cm 干潮 / 16:35 170cm 満潮 / 若潮(月齢:10.0)
【日の出・日の入】 日出06:22 日没18:28

この連休はうちはとてもヒマでもともとゲストはいなかったのだが、急遽、ファンダイビングの予約が入った。
ガイドはスタッフの詩帆に任せて、僕は後ろから着いていき、彼女のガイドをチェック。。。

ツッコミどころ満載のガイドだったけど(笑)、ひとまず無事に2本を終えた。
これからミーティングという名の「反省会」。。。

写真はブログ用に急いで撮った1枚。。。
これ、なんだと思う?(^^;)

分かった方には2ダイブ・チケットを!

。。。渡すような余裕はありません。。。あしからず。。。(笑)


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流れ藻のシーズンが到来。

流れ藻の下には小魚がいっぱい!

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.4℃
【透明度】 15m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:33-15:57
【潮まわり】 04:12 164cm 満潮 / 09:59 100cm 干潮 / 15:26 159cm 満潮 / 長潮(月齢:12.3)
【日の出・日の入】 日出06:23 日没18:28

昨日に引き続き、スタッフはお休みにして、午後から1人で海へ。。。
今日も一湊湾内はベタベタに凪ぎて、とっても静かだった。(^^)

いよいよ、流れ藻が多く見られるようになってきた。
まだ「大量漂着」というほどではないんだけど、港に入ってくる漁船がスクリューに絡まれないように注意しないとならないレベル。。。

ホームの一湊タンク下のエントリー口付近にもそこそこ流れ藻の塊が点在していて、その下にはブリやカンパチ、ツムブリなどの子供たちが沢山ついていた。
今日はワイドレンズで来るべきだった。。。少なくともコンデジを持って来れば良かった。。。(;´・ω・)

流れ藻の下には小魚がいっぱい!
流れ藻の下には小魚がいっぱい!

流れ藻の下には小魚がいっぱい!
流れ藻の下には小魚がいっぱい!

今日、マクロレンズで来たのは他でもない。
昨日観察したコケムシに着くカンナツノザヤウミウシがどうもコケムシと一緒にワレカラも食っているように見えたので(→ワレカラも一緒に食われてる?(-_-;))、それが分かるような写真を撮るのが今日の目的。

新しいコケムシを食い始めたカンナツノザヤウミウシ
新しいコケムシを食い始めたカンナツノザヤウミウシ
昨日のカンナツノザヤウミウシは昨日着いていたコケムシは食い尽くし、今日は新しい他のコケムシに着いていた。
しかし、そのコケムシには一切、ワレカラの類は着いていなかった。。。

あとでPCで見てみると、ヒドロ虫や他のヨコエビの仲間は着いていたけど。。。

しかし、こいつらの食欲は凄い!
あっという間にポイント内のこのコケムシが食い尽くされてしまうのではないかと思えるくらい。。。(笑)


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ワレカラも一緒に食われてる?(-_-;)

コケムシを食うカンナツノザヤウミウシ

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.1℃
【透明度】 5m~
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:23-15:42
【潮まわり】 08:19 108cm 干潮 / 13:48 155cm 満潮 / 小潮(月齢:8.0)
【日の出・日の入】 日出06:25 日没18:27

またしばらくゲストがいないので、今日、明日はスタッフを休みにして、僕は午後から1人でカメラをもって海へ。。。
今日は陸上もよく晴れ、気温も高く、春っぽい陽気だ。
自然とエントリー前のテンションも上がる!(^^)

シマアジ成魚の群れ
シマアジ成魚の群れ
冬季はまったく見ることがなかった地元ダイバーが最近は長い冬眠から覚めたようで(笑)、今日も僕と同じように個人的に潜りに来ていた同業者の車が3台も一湊タンク下に止まっていてビックリするとともに、なんか嬉しくなる。。。(^▽^)/
なんだかんだいって、やっぱり1人で潜っているとちょっと寂しい。。。他にダイバーがいると何かウキウキするのだ。(^^;;

あ~もうシーズンが始まろうとしているんだな。。。早っ!
毎年、こうした出来事からそんな事も思ったりする。。。(笑)

ボブサンウミウシ
ボブサンウミウシ

水中はまた水温が2℃ほど上がっていた。。。なんか不安定な水温だけど、上昇する分にはウェルカムだ。(^^)
ただし、透明度は昨日と変わらず。
むしろ白濁りがさらにひどくなったような。。。

今日は沖に出て散策。
水温の低いこの時期は毎年、-25m付近で、温帯系のウミウシによく出会う。
ボブサンウミウシやカンナツノザヤウミウシがそうだ。

カンナツノザヤウミウシは屋久島では、圧倒的にこの時期に頻繁に見られるウミウシ。
-25m以深のやや深い水深で、水底から出ているコケムシを見ていくと必ず着いている。

このコケムシが大好物でムシャムシャと食っている様子が観察できるのだが、これを数十枚撮って、帰ってからPCで拡大して見てみると、このコケムシには沢山のワレカラの仲間が着いていてビックリした。
しかも、1枚1枚丹念に見ていくと、まさか!と思っていたけど、どうもこのカンナツノザヤウミウシはコケムシと一緒にワレカラも食っちゃっているような。。。(-o-;

コケムシを食うカンナツノザヤウミウシの横にワレカラの仲間。。。(ーー;)
コケムシを食うカンナツノザヤウミウシの横にワレカラの仲間。。。(ーー;)

コケムシを食うカンナツノザヤウミウシ
コケムシを食うカンナツノザヤウミウシ

これは撮影中にはまったく気づいていなかったので、この辺のピントは甘くて確信がないのだが、そのように見えなくもない。。。
うーん。。。気づかなかった。。。!!!

明日、もう一度行って、ワレカラも一緒に食っている場面を激写してやるぅ~!!!!!!

こいつを撮っているときにシマアジの成魚群れにちょっとだけ巻かれた。
これも春の風物詩だ。


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また海が汚い感じに。。。(^^;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 18.6℃
【透明度】 5m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:52-16:11
【潮まわり】 06:33 100cm 干潮 / 12:11 163cm 満潮 / 小潮(月齢:7.0)
【日の出・日の入】 日出06:26 日没18:26

今日はスタッフと午後から海へ。。。
海は春っぽく濁り、水温はまたまた18度台に戻っていた。(;´・ω・)

屋久島でいう「春っぽい濁り」というのは、温帯域でいうところの緑色の春濁りとはかなり違う。

水中は基本的には青いのだけど、汚い浮遊物で白く濁り、透明度は悪く、ちょっと暗い雰囲気。。。

まるで溶けた海藻を水の中でかき混ぜたような感じで(分かる?これ?(笑))、サーモクラインが入ったかのような水質の悪さ。。。

昨日はベタベタに凪ぎているにも関わらず、ダイビングカーの調子が悪くて海に行けなかったのだが、スタッフの詩帆に聞いてみると昨日はもっと透明度は良かったそうな。。。(水温は同じようなものだったらしいけど)

まったく卵が付いていない。。。(ーー;)
まったく卵が付いていない。。。(ーー;)
まずはしばらくガイドが続いていたので、見に行っていなかった例のイカ柴をチェックしに行った。
うーん。。。まったく変化がない。。。(笑)
つーか、もっとキッチリとロープで固定しないとダメだ。。。少しだけ横にバラけていた。

_DSC4205その後はウダウダとポイント内を散策。。。
今一つ面白いものが見つからず、途中からウミシダばかり覗いて何か生物はいないか探しまくったけど、あまり面白いものは着いていなかった。。。(^^;)


Filed under: 一湊タンク下No.1

魚影の薄いゼロ戦。。。(^^;)

【ポイント】 一湊タンク下No.3 / お宮前 / 一湊タンク下No.2
【水温】 18.3℃ / 18.8℃ / 18.8℃
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:19-11:01 / 12:30-13:16 / 15:18-16:19
【潮まわり】 09:03 214cm 満潮 / 15:25 7cm 干潮 / 中潮(月齢:3.0)
【日の出・日の入】 日出06:31 日没18:24

山梨県のダイビングショップ・BUBBLE RING(MOTOSUKO DIVE RESORT)ご一行さまの2日目。

今日はようやく晴れた!
海も昨日よりは凪ぎて、お宮前やゼロ戦にも潜る事ができた。(^^)
相変わらず水温は低くて寒いけど。。。(^^;)

ゼロ戦は相変わらず魚影が薄い。。。夏場とはえらい違いだ。。。(笑)


Filed under: 一湊タンク下No.1, 一湊タンク下No.3(ゼロ戦), お宮前

郷里・山梨のダイビングショップさん。。。(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 18.9℃/18.6℃
【透明度】 5m
【海況】 時化
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:02-10:50/12:05-12:52
【潮まわり】 08:28 220cm 満潮 / 14:43 7cm 干潮 / 中潮(月齢:2.0)
【日の出・日の入】 日出06:32 日没18:23

しげるです。

今日からの2日間、当店初の僕の郷里・山梨県のダイビングショップ(BUBBLE RING本栖湖ダイビングサービス )さんがツアーを組んで遊びに来てくれた!(^^)

でも、屋久島の3月はまだまだ冬の北西の季節風が吹き荒れる日も多く、そのたびに海は荒れ、水温も低下する。

2月に比べたら暖かく、穏やかな日も多くなってくるのだけど、今回は残念なことに前者の海!(ーー;)

一湊湾内は大きく時化て、エントリー可能なのは一湊タンク下だけだった。

海の中は白く濁り、暗い、冷たい。。。
それでも強く寒がっている様子もなかったので一安心。。。

うーん。。。明日はクリアーな海を見て欲しいなぁ。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1

むむむ。。。ヤバい。。。また海が濁り始めてる

【ポイント】 お宮前 / 一湊タンク下No.2/元浦
【水温】 19.6℃ / 18.9℃ / 21.0℃
【透明度】 ~20m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:25-10:04 / 11:28-12:13 / 15:30-16:20
【潮まわり】 06:44 210cm 満潮 / 12:47 38cm 干潮 / 18:38 220cm 満潮 / 大潮(月齢:28.5)
【日の出・日の入】 日出06:35 日没18:21

卒業旅行の学生さんたちの2日目。。。
海が確実に昨日よりも悪くなってる。(-_-;)

今日も天気は良く、海もベタベタに凪ぎていたんだけど、水中は昨日よりも白く濁り、浮遊物もスゴイ。。。もはや気持ちのいい海とは言えなくなってきた。。。(^^;)

午後からは矢筈岬を挟んで反対側の元浦で体験ダイビングを行ったのだが、こちらはもっと酷くて、春の典型的な濁りの海!(-o-;

水底の溶けた海藻類も舞っていて、この影響で濁りはさらに悪かった。。。

うーん。。。凪ぎているのは嬉しいんだけど。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1, お宮前, 元浦

気持ちがいい海です。(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 21.3℃/21.4℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨のちくもり
【潜水時間帯】 11:48-12:35/13:59-14:52
【潮まわり】 05:31 184cm 満潮 / 11:26 75cm 干潮 / 17:04 190cm 満潮 / 中潮(月齢:26.5)
【日の出・日の入】 日出06:38 日没18:20

今日はガイドで2本。

昨日まで快晴だった天気はゲストがいる日に限って雨。。。
でも寒いわけではなく、海況もなかなか良くて、透明度も30mオーバーのこの時期としては最高の海だった。(^^)
水温も22℃近く、やっぱり黒潮がかすっているような気がする。。。
こんな時は陸上は暗くても、水中は割と明るく感じるのが不思議だ。

今日は急にポイント全体にキビナゴが溢れていた。
ここのところ、まったくキビナゴの群れなど見ることはなかったのだが、今日はホント凄かった。

これを狙ってヒラソウダ、ニジョウサバ、そして巨大なツムブリの大群まで入り込み、賑やかな海だった。

久しぶりに-25m地点まで下りたのだが、なんと一湊タンク下にテングダイ?!(;´・ω・)
屋久島も横瀬などある特定のポイントではテングダイ数匹が常に見られるのだが、ホームの一湊タンク下では初めての遭遇だ。
こいつ。。。どこから流れてきたんだろ?(ーー;)
このまま居ついてくれるかな?


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一応、すべて集積完了。。。

最初に見つけた時はこんな感じ。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.6℃
【透明度】 20m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:16-15:31
【潮まわり】 04:48 167cm 満潮 / 10:34 93cm 干潮 / 16:07 173cm 満潮 / 若潮(月齢:25.5)
【日の出・日の入】 日出06:39 日没18:19

3日連続のベタベタ凪ぎだ。
天気も海況もずっといい感じ!まったく寒くないし!(^^)

昨日はベタ凪ぎにも関わらず、野暮用で珍しく海には行かなかったので、今日は絶対に行かねば。。。

集積したイカ柴
集積したイカ柴
今日も例のイカ柴作り。
何とか散乱した樹々の集積は終わった。
結局、思いのほか広範囲に散らばっていたため、2か所に分けて集積した。

あとはもう少し補強をしないと、多分、大きな時化が来ればぶっ飛ぶに違いない。。。
面倒臭くなってきたので、周囲に結構、太いロープが落ちているので、それですべてをくくっちゃおうかな~(-_-;)

小さなイカ柴と大きなイカ柴が出来上がったのだが、そもそも僕はこれまでのダイビング人生で「イカ柴」なるものを見たことがないため(漁協で沈めたプラスティック製のものは見たことがあるけど)、これで良いのか正直よく分からない。。。(^^;)

ここ3日間のログで繰り返し言っているように、僕自身は基本的に「イカ柴」は生態系を攪乱する可能性があるので、あえて労力を使ってまで設置してみたいという気持ちはなかったのだが、こうして設置してみるとやっぱりアオリイカには集まって欲しいなぁ~と思う。。。(笑)
それなりに大きなアオリイカの産卵は10年以上前に八丈島で見て以来(この時は巨大なアカイカ)見たことがないので(クヮイカの産卵はたまに見かける)、ぜひ見てみたいなぁ。。。

しばらくチェックしてみます!(^^)

お腹が卵でパンパンのニジギンポ
お腹が卵でパンパンのニジギンポ
ここのところずっとエントリーしてスグの場所でウロチョロしているニジギンポ。
お腹が妙に大きくてボコボコしているので、何か大きなモノでも食ったかな?とか思っていたんだけど、これって卵だよなぁ。。。(-_-;)
しかし、毎日こんな感じなんだけど(もう8日目)、まさか、ずっと同じ卵を抱えているわけではないと思うんだけど、いったい、いつ卵を産んでるんだろ?(^^;)

ずっと探していたシチュエーションに急に出会うとさすがにオロオロして、いつもの落ち着いた行動が取れなくなる。(笑)
海外の水中写真家さんの写真で、全開のオオナガレカンザシの棲管にウミウシが着いている写真を見て以来、僕も常にそのシチュエーションを探していたのだが、ようやく見つけた!
でも、結局、オロオロして落ち着いて撮影できず、スグにオオナガレカンザシを引っ込めてしまった。。。(-_-;)

その後、待つこと30分。。。
たまにゆっくり出てくるのだが、なかなか全開にならない。。。
ウミウシ(セスジミノウミウシ?)は動くことなく、じっとしているのだが、オオナガレカンザシが。。。

最後はエア切れで帰らざるをえなくなり、エクジット。。。
くそ~!!!前半、イカ柴作りなんてやってなければ~!!!!失敗した。。。

最初に見つけた時はこんな感じ。。。
最初に見つけた時はこんな感じ。。。

その後、待ったんだけど、ここまでしか出てこなかった。。。(-_-;)
その後、待ったんだけど、ここまでしか出てこなかった。。。(-_-;)


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また明るい海が帰ってきた!(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.6℃
【透明度】 20m~
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 14:30-15:33
【潮まわり】 07:21 109cm 干潮 / 13:15 156cm 満潮 / 小潮(月齢:23.5)
【日の出・日の入】 日出06:41 日没18:18

2日連続のベタベタ凪ぎ!(^^)
海は波ひとつないベタ凪の湖状態で、しかも天気は快晴で暖かい!
正直、陸上ではドライスーツも暑いくらいだった。。。(^^;)

ここ数日、春の風物詩のひとつである流れ藻がちらほら見られ始めた
ここ数日、春の風物詩のひとつである流れ藻がちらほら見られ始めた
海も今週に入ってからは水温が上昇傾向で、今日はとうとう22℃まで上がり、一時は16-17℃まで落ちた水温はまた元に戻った!
天気が良かったこともあるんだけど、海も比較的青々していて、一時は多かった浮遊物も少なくなってきて黒潮の海を思わせるくらいだった。

水面には春の風物詩のひとつ、流れ藻がちらほら見られ始めた。
まだ大きなものは流れ着いていないけど、すでに動きはじめていることは確か。
じきに一湊タンク下のエントリー口も大きな流れ藻に覆われることだろう。。。(^^;)

イカ柴はエントリーしてからスグの-12m付近に散らばっているのだが、今日は青かったので、そこまで泳ぐのはとても気持ち良かった!!!
こういう時にこそゲストがいれば良かったのに~!!!と悔しがりながら、今日も釣り人がイカ柴用に一湊タンク下に投棄した常緑樹の枝を1か所に集め、ウェイトなどでより強固に固定する作業ですべてを費やした。(^^;)

今日は22℃と水温が高かったこともあり、ドライスーツでの作業でスーツの中は汗でびっしょになった。(笑)
タンクは12Lに変えたんだけど、やっぱりエアーの減りは早く、50分程度で残圧がすでに30でまたまたビックリしてしまった。(^^;;
多分、ロクハンだったら、ここまで減りは早くないと思うんだけど。。。(-_-;)

くそー!!あと少し。。。あと少しで終わったのにー!!!
でももう少し補強しないとマズいので、もう2回くらいは行かないとダメかなぁ。。。

今日の作業 - before
今日の作業 – before

今日の作業 - after
今日の作業 – after

なんか写真で見るとあまり変化を感じないかもしれないけど、結構、集積して盛ったはずなんだけど。。。

運ぶのが辛いので、他所にもう1か所集積場所を増やした。。。(^^;)
運ぶのが辛いので、他所にもう1か所集積場所を増やした。。。(^^;)
今日は透明度が良かったので、周囲が前回以上に見渡せたのだが、前回は気づかなかったのだが、かなり広範囲にウェイト付きの常緑樹の枝は散らばっていて、移動するのも大変なくらい離れた場所にもちらほら。。。

これらはさすがに面倒になってきたので、もう1か所集積場所を設けて、ここに集めておいた。(^^;)
ここのイカ柴は下地が砂地なんだけど、もう1か所の下地が岩盤のイカ柴といろいろと比較する楽しみができてかえって面白いかも。。。

危ないっ!(^^;)もう少しでテーブル状のサンゴに直撃しそうだった土嚢
危ないっ!(^^;)もう少しでテーブル状のサンゴに直撃しそうだった土嚢
そんな今日、気づいたウェイト付きの常緑樹の枝の中にはこんなメチャクチャ際どい場所に落ちたモノもあった。(;´・ω・)
あと少しでテーブル状のミドリイシがヤバかった。。。
危ない、危ない。。。(^^;)


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ちょっと時化たあとのイカ柴の状況

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.1℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:54-15:50
【潮まわり】 04:53 83cm 干潮 / 10:59 172cm 満潮 / 17:55 54cm 干潮 / 小潮(月齢:21.5)
【日の出・日の入】 日出06:43 日没18:16

昨日は強い北西の風が吹き、寒~い1日だった。
当然、ホームグラウンドの一湊タンク下は時化、クローズ。。。

エントリー口にはヤクシマイワシの群れ
エントリー口にはヤクシマイワシの群れ
そこそこ凪ぎた今日は、午後からまた例のイカ柴用に投入された常緑樹(一昨日のブログ参照⇒イカ柴と海洋投棄の明らかな違い)をチェックしに行った。

春の風物詩でもあるエントリー口のヤクシマイワシは日に日に数が増えているような気がする。。。

多分、あの状況だとロープは解けて一昨日よりもさらに樹々が散乱しているだろうと思って行ってみたのだが、やっぱり思った通りだった。。。(笑)
もう1-2度、大きな時化が来れば、すべてが解けてぶっ飛ぶのではないか?と予想された。

前々日にはつながっていたロープは解けウェイトと樹は分離
前々日にはつながっていたロープは解けウェイトと樹は分離

こういうロープの結びが甘いものが多い気がする
こういうロープの結びが甘いものが多い気がする

これだとロープの結び方がちょっと甘いかもしれない。。。(^^;)
でも、海の中の状況やちょっと時化るとどの程度海の中に影響があるのか知らないと、さすがにこれは分からないだろうから仕方がないのかもしれない。。。やっぱり、ダイバーに相談してほしかったかなぁ~

結局、僕はどう行動しようか迷っていたのだが、このままではポイントが荒れると思ったので、すべての樹々をウェイトと共に1か所にまとめ、キッチリ補強しようと考えた。
で作業を始めたんだけど、いや~ドライだとキツイ!!!!!(笑)
特に重いウェイト運びはドライを着てやるものではないな。。。(-_-;)

そんな感じだったのであれよあれよという間にエアがなくなり、気づいたら短時間(30-40分)で残圧が50を切っていてビックリした!(-o-;
結局、全体の1/3くらいしか集めることはできず、残りの集積と補強は明日に持ち越し。。。
つーか、もう数日はかかりそうだ。

before
before

after
after

目立たないけど地面にはキクメイシなど被覆状のサンゴもある
目立たないけど地面にはキクメイシなど被覆状のサンゴもある
今日は作業しながらだったので、より丁寧に状況を観察できたのだが、前々日のブログでも報告したように大きくて目立つテーブル状のサンゴや立派なハマサンゴ類は無事だったけど、下の写真からも分かるように、そこら中で地面を覆っている被覆状のサンゴ(例えばキクメイシ類)の上には思い切りウェイトが乗っかってしまっているのが所々で確認された。

う~ん。。。やっぱり、この手のものは船上から無作為に投棄するのは反対だなぁ。。。(;´・ω・)
必ず、水中にダイバーを置いて、水中と船上とで互いに連絡を取りながらやるべき事だと思った。

イカ柴は生態系を変える
イカ柴は生態系を変える
そもそも僕個人としてはイカ柴はこれまであった生態系を大きく攪乱するものだという認識なので、やるからにはより丁寧に、より謙虚に行うべきものなのではないかと考えている。

実際、この樹々が投入されたことで、早速、隠れ場として最適だと思ったのか、アオウミガメやコブシメなどが隠れているのを複数箇所で目にした。
当然、この場所に動物たちが集まってくるようになれば、それまでこの界隈に生息していた動物は捕食されたり、駆逐されたりして、程度の違いこそあれ、この場所の生態系はこれまでのものとは違ったものになる可能性は大きいと思う。

隠れ場所ができてかえってその場所の多様性が高まるからいいのでは?と思っている人もいるかもしれないけど、それも「攪乱」だと認識していない人は本当に多い。


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イカ柴と海洋投棄の明らかな違い

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 19.1℃
【透明度】 15m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:09-15:40
【潮まわり】 10:21 181cm 満潮 / 17:01 49cm 干潮 / 中潮(月齢:20.5)
【日の出・日の入】 日出06:44 日没18:16

今日も午後からカメラを持って海へ。。。
昨日、地元釣り人の有志で船の上から一湊タンク下に投げ入れていたイカ柴をチェックしに行ってきた。

イカ柴は設置に反対しているわけではないのだが、少なからずその場所の生態系を攪乱する要素はあると思ってる。
あまり話題になったり、議論になることもなく、ちょっと調べた限りではその影響を調べた研究もないので根拠はないんだけど。。。
なので、一応、ホームグラウンドである一湊タンク下の生態系を変える可能性のあるものは、常に気にしてモニタリングしていきたいのだ。

行ってみるとイカ柴。。。?!(^^;)
というか、土嚢やコンクリートのウェイトをつけた常緑樹の木の枝を束ねたものが、広い範囲に散乱していた。
イカ柴のことはよく分からないのだが、分散するよりも一箇所に集中して投入する方が効果があるような気がしなくもない。。。(-_-;)
一見するとイカ柴というよりは、海洋投棄物にしか見えなくもないような状態だった。

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また、この場所は一湊タンク下には少なくなりつつある大きなテーブル状のサンゴが多く見られる場所で、他には綺麗なハマサンゴなんかもあるところなので、心配していたのだが、幸いなことにそうしたサンゴに直撃したものはなかったのだが、かなり際どい感じでサンゴのスグ脇に落とされたウェイト付きイカ柴も複数見られた。。。よく当たらなかったなぁ~(-o-;

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う~ん。。。ちょっと思ったんだけど、言ってくれれば僕らダイバーも協力したのに。。。
水中の地形は僕らの方が把握しているわけだし、こんな投棄しただけのものよりも、ある程度一か所にまとめたり、もっとしっかり固定したりした方がずっと効果のあるイカ柴になると思うんだけどなぁ。。。
一湊の海は、僕らダイバーにとっても、釣り人にとっても、そして地域住民にとっても、大切な大切な自分たちの海。
これを永続的に利用できるように、投棄しっ放しではなく、常にモニタリングして環境への影響を見ていく必要があると思うし、それはこの海を利用する者の当然の義務でもあると思う。

これをやるか?やらないか?がイカ柴と海洋投棄の明らかな違い(線引き)だと思うのだが、その確認作業は実際に潜るダイバーがいないとなかなか難しい。
これでアオリイカが産卵に来てくれたら、僕らダイバーにとっても有益なわけだし、もちろん喜んで協力する。

そして何よりも、コミュニケーション不足から起こる勘違いなどからちょっとギクシャクしている感のあるダイバーと釣り人とが手を取り合う良い機会だったのに。。。(^^;;

動画はそのイカ柴。。。というか投入された木の枝の陰に隠れ、近づくとファイティングポーズをとりながら逃げていくコブシメを撮影した50秒の動画です。


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