カテゴリー: その他

OW講習1日目

【ポイント】 一湊海水浴場 / 吉田港 / 吉田港
【水温】 28.4℃ / 28.2℃ / 28.4℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:58-11:26 / 13:53-14:36 / 15:46-16:43
【潮まわり】 04:37 214cm 満潮 / 11:18 42cm 干潮 / 17:46 228cm 満潮 / 中潮(月齢:26.7)
【日の出・日の入】 日出06:08 日没18:10

OW講習はめったに申し込みがないので、たいていは1組(通常は1人(笑))で行うものなのだが、今回はちょうど地元に住むゲストさんが前から希望していたので、2人で行うことができた。

基本的には順調だったのだが、シュノーケリングでちょっと立ち往生。
ダイバーでもシュノーケリングが苦手、シュノーケリングをあまりやった事がないって人いるよね。。。(^_^;)
シュノーケリングはできるようにしておきましょう。。。(笑)


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全身がめちゃくちゃかゆいです!

【ポイント】 一湊タンク下No.3 / 大浦 / 一湊タンク下No.1
【水温】 28.0℃ / 28.2℃ / 28.4℃
【透明度】 30m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 8:42-9:26 / 10:49-11:33 / 13:30-14:30
【潮まわり】 04:56 60cm 干潮 / 11:13 210cm 満潮 / 17:11 107cm 干潮 / 小潮(月齢:5.7)
【日の出・日の入】 日出05:56 日没18:37

よくアザハタが砂地に横倒しになって体を擦り付けているのを見かける。
多分、体についた寄生虫などを払っているんだと思うけど、かけないのは辛いよね。。。(・・;


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口の中からこんにちは!

【ポイント】 一湊タンク下No.2 / 一湊タンク下No.1 / 楠川
【水温】 23.2℃ / 23.4℃ / 24.0℃
【透明度】 ~15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもりのち晴れ
【潜水時間帯】 8:46-9:43 / 10:54-12:01 / 14:32-15:43
【潮まわり】 08:56 93cm 干潮 / 15:00 166cm 満潮 / 中潮(月齢:23.7)
【日の出・日の入】 日出05:17 日没19:24

2日連続、寄生虫ネタで申しわけないのですが、まさに今の屋久島の海の状態を表しているのだから仕方がない。。。^^;

トラギス類の目玉にテンジクダイ類の頭に、スズメダイ類の口の中に!
寄生する連中はそこらじゅうで見られるのが黒潮接岸直前の海。。。

それはそれで個人的には好きなので良いのだけど、寒いのは嫌だ~!!!
依然として水温は24℃台。。。


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一湊タンク下のピグミー?

【ポイント】 横瀬 / その他
【水温】 26.6℃ / 26.8℃
【透明度】 30m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:57-11:54 / 13:52-14:50
【潮まわり】 09:06 222cm 満潮 / 15:35 51cm 干潮 / 中潮(月齢:19.0)
【日の出・日の入】 日出05:36 日没19:12

台風一過。。。と言いたいところだけど、まだ何故か台風12号は屋久島近海にいる。。。(^^;)
しかし、天気は快晴、海もベタ凪だ。
結局、北部の海はずっと荒れることなく終わった。

本来は昨日来島予定だったのだが、大事を見て今日来島した常連ゲストKさん。
結果的には昨日来てもまったく問題なかった。。。お騒がせ台風だ。

今日はこのKさんとマンツーマンで2本。
1本目はKさんのリクエストで横瀬へ。
2本目は普段はあまり行かない、というか、ここ潜るの何年ぶりだろ。。。?という一湊タンク下の「さらに沖」へ。。。

一湊タンク下には昔、ピグミーシーホースが2-3ヵ所で見られたのだが、彼らが着くウミウチワがことごとく無くなり、今ではまったく見られなくなってしまった。
ここにも大きなウミウチワがあるのだが、こちらはまだ健在だった!(^^)


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お食事中のボラたち

【ポイント】 元浦 / 元浦 / 一湊タンク下No.1 / 元浦東 / 志戸子
【水温】 28℃ / 28℃ / 28℃ / 29℃ / 28℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:45-10:13 / 11:24-11:53 / 12:49-13:20 / 14:06-14:46 / 15:09-16:12
【潮まわり】 08:13 79cm 干潮 / 14:42 184cm 満潮 / 長潮(月齢:24.0)
【日の出・日の入】 日出05:27 日没19:20

海の日絡みの連休に来店されたゲストさんたちもお帰りになり、今日は体験ダイビング・デー!
元浦で2本潜ったあと、一湊タンク下をボートで1本。

浅いこともあり、元浦は太陽光がよく差し込み、メチャ綺麗な海だった。(^^)
もうボケ~と漂っているだけでも気持ちがいいくらい!(^^;)

明るい太陽光が差し込む元浦はのんびり魚たちがお食事していて、とても平和な光景が見られた。。。(^^)
下の動画はお食事中のボラたち。

盛んに水底に広がるミルという緑の海藻をカジっているのだけど、この海藻が切られてボロボロ落ちていく様子がまったく見られないので、よくよく観察してみると彼らはアオウミガメのようにこの海藻(ミル)自体を食べているのではなく、どうもこのミルに付く付着藻類やこれに着く甲殻類などを食べているようだ。

午後からは来島中の峯水さんとマンツーマンで普段はほとんど入らない「元浦東」や「志戸子」へ。
僕個人的にはちょっと初めて知ったことが。。。(^^)


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久々の透明度30mオーバー!

【ポイント】 永田灯台下/オツセ/一湊タンク下No.3
【水温】 22.0℃/22.2℃/21.1℃
【透明度】 20m/20m/30m
【海況】 やや時化気味/凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:32-10:08/11:35-12:24/14:50-15:43
【潮まわり】 08:56 206cm 満潮 / 15:40 6cm 干潮 / 中潮(月齢:19.3)
【日の出・日の入】 日出05:46 日没18:47

今日の1本目は久々の永田灯台下へ。
しかし、完全に外れだった。。。

1本、2本と永田で潜ったあと、3本目は一湊に移動し、ゼロ戦へ。
水温こそ永田と変わらなかったけど、透明度がメチャ良かった!
久々の30mオーバーだった。

水温が23℃台に入って喜んでいたのもつかの間、早くもまた下がり気味。。。


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思わず口永良部!(^^;;

【ポイント】 オツセ/湯向
【水温】 25.4℃/25.3℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:06-10:02/11:35-12:33
【潮まわり】 07:17 90cm 干潮 / 14:27 181cm 満潮 / 小潮(月齢:23.1)
【日の出・日の入】 日出06:29 日没17:34

今日は永田で2本。。。の予定が、永田・オツセで1本潜ったあと、急に船長が2本目は口永良部でもいい?と聞いてきた。
お隣・口永良部島は本来、ある程度人数が揃わないと行けないし、ボート代もチャーターという形で割増しになるため、参加者には必ず3本潜ってもらう事で帳尻を合わせたりしている。

ところが今日は船長の都合で急遽、口永良部島に行かねばならなくなったため、ゲストはたった1人だったのだが、思いがけず口永良部島・湯向で潜れることになった!ラッキー!(^^)

たった1本だけ潜ってあとはスグにとんぼ返り。。。(笑)
考えてみると口永良部島って近いよね。。。(^^;;
もっと頻繁に行けるといいのになぁ~


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賑やかなオツセ、寂しい永田灯台下。。。(笑)

【ポイント】 オツセ/永田灯台下
【水温】 27.0℃/27.3℃
【透明度】 30m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:12-10:13/11:34-12:07
【潮まわり】 08:36 94cm 干潮 / 15:53 183cm 満潮 / 長潮(月齢:23.6)
【日の出・日の入】 日出06:10 日没18:06

今日は永田で2本ガイド。
永田も透明度は最高に良かった!(^^)
相変わらず黒潮ドップリの海が続いているようで、水温も27℃台から場所によっては28℃台も!
せっかく衣替えしたロクハンでは暑く感じて、また5mmフルに着替えたいくらい。(笑)

1本目のオツセはかなり賑やかだった。
水底もそして中層もかなり魚影が濃く、一昨日から潜っているゲストさんたちも「このポイントが一番いいっ!」と即答するくらい。(笑)

2本目はめったにいかない永田灯台下へ。
ゲストさんは1200本越えでカメラを持たない2人だったので、このポイントに心が動いたのだが。。。
潮は上げ潮で条件は良かったのだが、潮がまったく走っていない。。。(^^;;

結局、今日の灯台下は目立ったものはニザダイの群れとクマザサハナムロやニセタカサゴの群れくらいで、ちょっと寂しかった。。。(・・;)

ただ正午ちょっと前、ナポレオン(メガネモチノウオ)のバリ婚姻色を見ちまった!(^^)
真っ白く染まったオスがメスに求愛していた。
そのまま産卵まで観察したい!!!と思ったけど、いつの間にか見失ってしまった。。。


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口永良部島遠征!

【ポイント】 岩屋泊/寝待立神/湯向
【水温】 29.6℃/30.9℃/30.2℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:50-10:50/12:10-13:31/15:23-16:28
【潮まわり】 09:17 229cm 満潮 / 15:31 63cm 干潮 / 中潮(月齢:4.2)
【日の出・日の入】 日出05:42 日没19:04

今日はダイブプロショップevisさん御一行様+うちの常連さん2名とお隣・口永良部島に遠征した。

1年ぶりの口永良部はやっぱいいなぁ。。。
海は当然、面白いのだけど、陸上の静かでのどかな雰囲気が最高!

いつも島の西側にある湯向という港に入って、この小集落で昼食を食べるのだけど、陸上は人工的な音はまったく聞こえず、ただただセミの鳴き声だけが聞こえる。。。(^^)
ここで暮らしたい。。。(笑)

この島は広島大学の魚類行動を研究している学生さんたちがフィールドにしていて、長期滞在しながら毎日サンゴ礁魚類の繁殖生態や社会行動を観察&研究している。。。
う、羨ましい。。。なんて素敵な生活なんだ。。。(・。・;


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休日なのに疲れてどうする。。。(・・;)

【ポイント】 観音/永田灯台下
【水温】 28.3℃/30.7℃
【透明度】 30m
【海況】 やや時化
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 14:06-14:53/16:32-17:21
【潮まわり】 07:23 235cm 満潮 / 13:56 36cm 干潮 / 大潮(月齢:1.2)
【日の出・日の入】 日出05:40 日没19:06

今日は真夏にポッカリと空いたゲストなしの1日。
久しぶりの休日だ。
同業者が永田で船を出すというので、午後から2本これについていった。。。(^^)

ガイドで使う事はほとんどない永田灯台下に行くというのでワイド仕様。
久々のワイドなので1本目の観音で露出を確認して、いざ永田灯台下へ。。。

いや~カスミアジやギンガメアジが渦巻いていて凄かったけど、マジで疲れた。。。(^^;;
ずっと温室でのんびり&まったりと水底を這うようなダイビングをしていると、たまに潮当たりの良い場所で泳ぐと体力のなさを実感する。。。
基本、ドリフトなんだけど、ずっと中層にいると疲れがハンパねー!
前はこんなん平気だったんだけどなぁ。。。
年齢も関係するのかな?(笑)

潮流に負けてハァハァゼィゼィしているから積極的に攻める事ができず、写真もただ「撮りました!」的な写真を量産。。。(・・;)
次に行くときにはもう少し体力をつけて、構図や太陽の位置を考えた写真を撮りたい。。。(笑)


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今年2回目の口永良部遠征

【ポイント】 湯向/岩屋泊/寝待立神
【水温】 27.8℃/28.8℃/31.5℃
【透明度】 30m/30m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:04-11:08/13:11-14:20/15:17-16:34
【潮まわり】 10:15 77cm 干潮 / 17:20 189cm 満潮 / 若潮(月齢:25.0)
【日の出・日の入】 日出05:43 日没19:02

このお盆中にお隣・口永良部島に行きたいな~とか思っていて、そのチャンスを伺っていたのだが、ゲスト全員が滞在中だった今日がそのチャンス!
今年2回目の口永良部遠征だ。

特に新しい発見もなかったけど、青々とした最高の状態の海は泳いでいるだけで気持ちがいい。。。(^^)
また頻繁に行けるように体勢を整えたいなぁ。。。


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タマカイの行動範囲

【ポイント】 永田灯台下⇒オツセ
【水温】 27.6℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:18-12:18
【潮まわり】 05:45 235cm 満潮 / 12:35 17cm 干潮 / 19:06 235cm 満潮 / 大潮(月齢:13.0)
【日の出・日の入】 日出05:36 日没19:12

今日から2日間はファンダイビングの予約が入っていなくて、来島中の川本夫妻と思い切り遊ぶ予定だったのだが(笑)、台風9-10号の接近により、急遽帰ることになった。
メチャクチャ楽しみにしていたのだが(マジで)、これは仕方がない。。。

永田灯台下は巨大な花崗岩の1枚岩がゴロゴロ。。。
永田灯台下は巨大な花崗岩の1枚岩がゴロゴロ。。。
お二人が”似合わない”陸観光をしている間、僕は同業者の船に乗り合って、普段はほとんど入らない永田灯台下に行ってきた。
前回、このポイントではイソマグロやギンガメアジなど回遊魚の群れに巻かれながらも、残タンクで潜るという失態を犯してしまったので、今日はフル充填の14Lタンクで張り切ってGOー!!\(^o^)/
しかし、今日は特に回遊魚の群れには当たらなかった。。。(^_^;)

それでも青々とした透明度の良い海は泳いでいるだけでも気持よかった。(^^)

警戒心の強いタマカイ
警戒心の強いタマカイ
唯一の被写体は巨大なタマカイ!
たま~にお隣・オツセで出会う同じ子だと思うのだが、今日は永田灯台下にいた。
多分、屋久島で見られるタマカイは北限ではないかと思う。
しかし警戒心が強くて、しばらくはヌ~と近づいてくるのだが、こちらから近づくとスグに岩の下に入っちゃう。。。
ここがいつもの棲み家なのかと思ったけど、この永田灯台下によく潜る同業者に聞いてみるとタマカイに会ったのは初めてだという。

こいつってどれくらいの距離を移動しているのだろう?
テリトリーはどれくらいの広さなのかな?
仲間はいるのだろうか?
もしかして、この灯台下で産卵していたりするのか???

上がる間際、灯台の先端付近に沢山のナガブダイたちが集まっていて、産卵(ペア産卵)していた。
時間は正午前後。
僕的には回遊魚以上に興味深いイベントなのだが、さすがにドリフトで、かつ同業者と一緒だったのでずっと観察しているわけにもいかず。。。
う~っ。。。ちょっと残念。。。

この灯台の先端は屋久島一潮通しが良いので、この手の魚の産卵は結構見れそうだ。
回遊魚じゃなくて、産卵狙いでこのポイントに入っても面白いかも!

いろいろな意味で、もう少しオツセ~永田灯台下の間を潜り込まないとなぁ。。。と感じた。


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口永良部遠征!

【ポイント】 オツセ/湯向/寝待
【水温】 27.8℃/28.9℃/28.8℃
【透明度】 15m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 くもりのち晴れ
【潜水時間帯】 9:13-10:11/13:22-14:21/15:34-16:48
【潮まわり】 07:49 238cm 満潮 / 14:26 23cm 干潮 / 中潮(月齢:2.0)
【日の出・日の入】 日出05:29 日没19:19

今日はリピーターのゲストが3組のガイド。
永田で潜りたかったのだが、永田の船が他の仕事で口永良部島に行くというので、思い切って口永良部で潜るコトに。。。
1本目だけ永田で潜り、2本目以降は口永良部へ。

ハナキンチャクフグの産卵
ハナキンチャクフグの産卵
1本目のオツセではようやくハナキンチャクフグの産卵を観察できた!(^O^)
昨年はこの辺のフグの仲間の産卵を狙ってシマキンチャクフグの産卵を確認することができたのだが、最優占種のハナキンチャクフグの産卵がなかなか見られなかった。
それがようやく見れたわけだ。

最後の浅場での安全停止中に盛んに水底の基質を掘るメスとそのメスの腹部を盛んに刺激するオスを見つけ、こりゃ産卵するかも。。。と感じ、急いでゲストを呼んで一緒に観察。。。
5分も見ていると、急にメスは水底に腹部をつけ、オスはメスにピッタリ体を押し付けブルブル体を震わし始めた。
時間は10:00前後。

壁面の基質に産卵するシマキンチャクフグと違って水底の基質に卵を産み付けていた。
シマキンチャクフグと同じなのはその産卵がものすごく地味であること。。。(¨;)
ここまで地味だと単に今まで見過ごしていただけかも。(笑)

午後からはお隣・口永良部島で2本。
ドロップオフが面白い「湯向」と海底に温泉が沸く「寝待」。
久しぶりの口永良部島は屋久島と同様に管クラゲの仲間やカブトクラゲの仲間がウジャウジャいて、透明度もメチャ悪かった。
ここまで来てもダメか!!(¨;)

水温だけは高いのでロクハンでは暑くて暑くてたまらない。。。
明日から5mmにしようかな。


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久しぶりの北西時化。。。

【ポイント】 元浦東/一湊タンク下No.1
【水温】 21.7℃/22.2℃
【透明度】 10m/15m
【海況】 時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 12:31-13:40/15:48-17:07
【潮まわり】 10:57 37cm 干潮 / 17:11 204cm 満潮 / 中潮(月齢:11.8)
【日の出・日の入】 日出05:32 日没18:57

GWの後半は何度か屋久島ツアーを組んで遊びに来て頂いているショップさんのガイド。
今日は青海島をホームグラウンドにフォト派向けのガイドを展開する「ブルーワールド」さんを連れてビーチからエントリー。
本当はボートでエントリーする予定だったのだが、今日は久しぶりの大時化でビーチからのエントリーを余儀なくされた。
でもビーチもかなりの時化っぷり。。。( ̄□ ̄;)!!

モンツキスズメダイの成魚は初記録!
モンツキスズメダイの成魚は初記録!
1本目はホームの一湊タンク下がかなりの時化で入れず、ゲストを連れて入るのは2-3回程度しかない通称「元浦東」へ。
一見、北部では唯一凪ぎているように見えたが、入ってみるとかなり揺れていて、水中もニゴニゴだった。(¨;)

元浦東ではモンツキスズメダイの立派な成魚がいた。
屋久島では-30mラインでニセモンツキスズメダイは普通種なのだが、モンツキスズメダイは過去に幼~若魚ステージの子を2-3回確認した程度のスズメダイ。
つまり、屋久島ではイレギュラーな魚で多分、季節回遊魚なのだ。
ここまで大きな成魚は初記録になる。
でも1匹だけだったので、繁殖の可能性は薄いなぁ。。。(^^;

キツネアマダイの成魚
キツネアマダイの成魚
昼食後に一湊タンク下を見てみると一気に凪ぎていて、2本目はこちらにエントリー。
ビーチはエントリーがかなり大変だけど、確かに時間制限がなくのんびり潜れて良いなぁ。。。(^^;


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ハマサンゴの群落

【ポイント】 元浦東
【水温】 21.8℃
【透明度】 5m-10m
【海況】 やや小波
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 14:47-16:19
【潮まわり】 08:34 112cm 干潮 / 13:57 151cm 満潮 / 若潮(月齢:9.5)
【日の出・日の入】 日出06:06 日没18:36

ハマサンゴの仲間
ハマサンゴの仲間
昨日、大荒れだった一湊湾内は、だいぶ凪ぎたけど、まだまだ潜水は厳しい状況。。。
元浦側は割と凪ぎていて、午前中に入った同業者によるとメチャ透明度が良かった!というので、天気もいいし今日はワイドで元浦へ。

元浦といっても、エントリーしたのは元浦の東側のポイント。
ここにはちょっとしたハマサンゴ群落があって、前からワイドで押さえたいと思っていたのだ。
しかし、入ってみると。。。メチャ透明度が悪いじゃん!!(¨;)
何やら白濁りしていて、砂なんかも舞ってる。。。

しかも、濁りも関係しているのか、何かあまりハマサンゴ群落が綺麗じゃないっ!!(笑)
よく見ると泥を被っていて、昨年よりも死んでいる部分が多い。
さらに、右の写真の縁を見ると分かるように、ブダイ類にガジガジ噛じられたようなあとがそこら中にあった。

ハマサンゴは割と泥には強いサンゴだと思っていたのだが、今日の状況を見ると何かそうでもないかもしれない。。。(¨;)
いずれにしても、群落全体を撮った写真はどれも何かイマイチで現像する気にもなれなかった。

ヘコアユの群れ
ヘコアユの群れ
後半は浅場でいつも群れているヘコアユとずっと戯れていた。。。
ホームの一湊タンク下の子たちは撮っているとガンガン逃げまくるけど、ここの子たちはほんと良い子だ。
静かに撮影していれば全然、逃げない。。。

撮っている最中に思ったんだけど、こいつらの産卵って放卵放精かな?
ペア産卵?群れ産卵?
多分、産卵はメチャ面白いんじゃないかなー
ちょっと調べてみようかな。。。(^^)


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予定外!海藻の吐き出す酸素にハマった2時間。。。

【ポイント】 春田浜タイドプール/原
【水温】 20.0℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 13:00-15:00/15:30-17:00
【潮まわり】 09:13 209cm 満潮 / 15:47 3cm 干潮 / 中潮(月齢:19.2)
【日の出・日の入】 日出06:31 日没18:24

今日の北部も大きく時化ているような気がしたので、今日は最初から南部へ行く計画に。。。
というか、昨日ゲストが見つけた念願のヨコエビの仲間を撮りたくて、昨日から南部に行こうと決めてたんだけどね。(^_^;)

潮の時間を見て午後から海へ行ったのだが、目的のヨコエビの仲間がウジャウジャいるはずの原で潜る前に、まずは春田浜のタイドプールへ寄った。
前からずっとこんな写真を海の中で撮ってみたい!と思っていたこんな陸写真があるのだけど、

dewdrops by Valter Binotto

一昨日にゲストとタイドプールに行った時に撮った写真を見ていたら、もしかしたらタイドプールならそれが撮れるかも!!と思ったのだ。
タイドプール内にはアオサだかヒトエグサだか知らないけど春に増える緑の海藻が目立ってきた。
この海藻が光合成して酸素を排出する時に、水滴のようになって海藻に付着するのだ。
いっぱいに潮が引いてタイドプール内の水が揺れずに静かになると、海藻からこの酸素の泡がなかなか離れずどんどん玉が大きくなっていく。。。この時が狙い目なのだ。

ちょっと寄っただけのつもりが、かなりハマってしまった。。。(¨;)

水の中では海藻が立っても落ちません。。。(笑)
水の中では海藻が立っても落ちません。。。(笑)
ビー玉?パチンコ玉?
ビー玉?パチンコ玉?

酸素の発生
酸素の発生
今日は一昨日に比べて酸素玉の大きさがどれも小さかった。
大きな玉が並列に海藻の縁に並んでいるようなモノを探していたのだが、なかなか見つからない。
どれもこんな感じで泡の1個1個が小さいのだ。

小さいと狙っている絵が撮れないので、別の視点でいろいろ撮ってみた。
できるだけ絞って転がるビー玉のように撮ったり、逆に開けて一面に広がる酸素の泡をぼかしてきらめかせたり、海藻をできるだけ綺麗なものを探しデザイン・チックに撮ったり。。。(笑)
何か普通に撮っても十分に綺麗なんだけど。(^^)

浮上する酸素泡。。。(ウソ)
浮上する酸素泡。。。(ウソ)
浮く酸素玉。。。(ウソ)
浮く酸素玉。。。(ウソ)
で、一番面白いな。。。と思ったのがこれ。
海藻から放出された酸素は玉状になって上昇するのだけど、運悪く蜘蛛の巣みたいなやつに引っかかってそれ以上上昇できなくなっている酸素玉があっちこっちに見られたのだけど、それを撮ったら、超面白い写真になった!(笑)

タイトル「浮上する酸素たち」!!!(^_^;)

何かまるで浮上していく酸素たちみたいでしょ??(笑)
しかも、各酸素玉にはみんな同じ向こう側の景色が写ってるのが面白い。(^^)

実際は浮上していく酸素なんて速すぎて撮れないのだけど。。。(一応トライしてみた。(笑))

酸素泡のむこうに空と太陽が見える!
酸素泡のむこうに空と太陽が見える!
結局、狙っていた写真の出来はというと。。。
う~ん。。。酸素玉の向こう側の対象物をすべての水滴に写す事はできるのだけど、その対象物を花のようなハッキリと何者なのかわかるようなものを対象物にしないと厳しいな。。。って思った。
でも、タイドプールにはそのようなものがなかなか見当たらない。
でも対象物が青い空(外の景色)ってのもアリじゃね???(^_^;)
輝く太陽も各酸素玉に写っていて、これも何かいい感じな気がするんだけど。。。(自画自賛)
次回はここにタイドプールを覗きこむ人の顔を入れてみようかな。。。(笑)

酸素玉で作品作り!(^^)
酸素玉で作品作り!(^^)
今日、一番気に入っているのはこの写真。(^^)
バックで輝く酸素玉たちもキラキラしていて綺麗でしょ?(^_^;)

しかし、よく考えてみれば酸素が見えてしまう水中って凄いなと思う。
陸上では植物が光合成して吐き出す酸素なんて絶対に見ることはできないのに、水中なら見れる。。。
これって凄い発見だと思うんだけど!!(#^.^#)

ヨコエビの仲間
ヨコエビの仲間
ちょっとタイドプールには予定外に長くいすぎて、寒く感じた頃には夕方になっていた。
結局、「ヤバイ!!」と思って春田浜を出て、原に向かった頃には15時をゆうに超えていた。
もう夕方じゃん。。。(・_・;)

帰ろうかとも思ったけど、もともとの今日のメインの目的はヨコエビだったので、一応、原に向かった。(笑)
ゲストGさんがいう辺りを見てみると、確かにいた!!
っていうか、そこらじゅうでこのヨコエビの仲間がピョンピョン飛んでいた。
すげ~!!!
ずっと探していたのに、こんなところにいたのか。。。!

ただ、背景が地味すぎ。。。(笑)
よく見る綺麗なヨコエビの写真の背景にあるような、美しいホヤ類やカイメン、海藻などはひとつもない。。。
いや~ちょっと絵にならない!!


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代表的なヨコエビの仲間???(^^)

【ポイント】 尾之間/原
【水温】 20.3℃/20.0℃
【透明度】 10m/10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:00-11:40/12:30-13:30
【潮まわり】 08:39 216cm 満潮 / 15:03 -1cm 干潮 / 中潮(月齢:18.2)
【日の出・日の入】 日出06:32 日没18:23

今日も北西の風がビュービュー吹く寒い北部。。。
ゲストがいる時に限って、なぜに時化る~!!!!!(°◇°)~ガーン

今日もきっと一湊界隈は時化ているだろうという事で、最初から南部に潜りに行った。
1本目は尾之間へ。

行きがけにゲストと「尾之間でマガタマエビでも探しますか~」とか話していたのだが、いつもは多く見られるシラヒゲウニが今日はほとんど見られなかった。。。(・_・;)
見た目は凪ぎに見えた尾之間港も入ってみると、意外に濁っていて、揺れていた。。。
ゲストも撮影には苦労していたみたい。。。(^_^;)

マガタマエビ
マガタマエビ
ウチワサボテングサをつけたコノハガニ
ウチワサボテングサをつけたコノハガニ


コブカラッパが多く見られた
コブカラッパが多く見られた

2本目は原に行ってみた。
ここは一応、潜水禁止エリアになっているのだが、今日は脇の小川から入って浅い水路で遊んだ。
しかし、思い切り潮が引いていたこともあって、1-2mくらいしか水深がな~い!!!!(・_・;)
メチャ辛かった~

でも、結構、面白かった。
ヘビギンポが産卵していたり、一湊ではほとんど見られないクロヘリアメフラシなんかで絵作りしたりして、それなりに楽しめた。
いつもの事だけど、俺、もう完全にガイドしてないし!!(笑)

エクジットしてから常連ゲストGさんが「タルマワシがウジャウジャいましたよ~!!!」と事後報告。。。えっ??マジ???(¨;)
画像を見せてもらって、聞くところによると、テーブル状の岩の上で無数のヨコエビの仲間(ダイバー通称・タルマワシ)がピョンピョン飛んでいたのだそうだ。
それも先日の一湊タンク下で見つけた地味な連中ではなくて、最も有名な赤い目をしたヨコエビの仲間だった。

屋久島(一湊)ではめったに見られないのだが、ここにはウジャウジャいた!!
明日も北部の海は時化そうだ。。。
明日は1人でまた南部に行ってこよっと!!!(^^)

ヘビギンポが産卵中~(^^)
ヘビギンポが産卵中~(^^)
これぞ念願のヨコエビの仲間!!
これぞ念願のヨコエビの仲間!!


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ポイント調査

【ポイント】 元浦/いろいろ。。。
【水温】 26.2℃/26.7℃
【透明度】 20m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:59-10:41/13:25-15:08
【潮まわり】 05:07 81cm 干潮 / 10:58 204cm 満潮 / 17:17 73cm 干潮 / 小潮(月齢:5.8)
【日の出・日の入】 日出05:21 日没19:23

今日は午前中の体験ダイビングが終わったあと、同業者のTくんと新ポイント開拓の調査に行った。
矢筈岬周りの4-5カ所くらいの場所でエントリーして軽く流してみたが、分かっていたとは言えイマイチ。。。
毎回、ポイント調査をするたびに思うのは、いかに一湊タンク下とお宮前が素晴らしいポイントかって事。(笑)
あそこまで種の多様性や環境の多様性に満ちたポイントはないっ!

タカサゴスズメダイが集う
タカサゴスズメダイが集う
ある場所ではタカサゴスズメダイの大産卵が行われていた。
無数のタカサゴスズメダイが一斉に群れ産卵!
1匹のメスが卵を産み始めると、無数のオスがわんさか集まってきて放精する。
でも、これがなかなか写真に撮るのは難しい。。。(^^;)

無数のナガニザが浅根の周りに集結!
無数のナガニザが浅根の周りに集結!
ナガニザの群れ産卵
ナガニザの群れ産卵
通称「コメセ」ではナガニザの大産卵が行われていた。
これまた無数のナガニザが浅根の周辺に集まっていて、群れ産卵を行っていた。
あるタイミングで一斉にメスに群がるオスたち。。。
そこらじゅうでいくつも花火(放卵放精)が上がっていた。
これまた写真に撮るのは難しい。。。(^^;)
でも、時間を考えてエントリーしてマジで狙えば、それなりの写真は撮れそうな気がする。
しかし。。。このポイントは今後エントリーする事なんてあるのだろうか。。。(笑)


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終わってた。。。(・_・;

【ポイント】 楠川/一湊タンク下No.1
【水温】 22.8℃/22.7℃
【透明度】 10m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 11:21-12:58/15:49-16:31
【潮まわり】 07:57 79cm 干潮 / 14:09 177cm 満潮 / 小潮(月齢:8.3)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:19

今日は朝から豪雨&雷雨で停電に!
テンションがメチャクチャ低い状態で、OW講習の1日目。。。
きっとお客さんもテンションが低かろう。。。と思っていたら、そうでもなかった。(笑)

ゲストは4月に屋久島に来たばかりだという徳洲会の看護士さん。
6月中にダイビングのライセンスを取って、夏にはバリバリ潜りたい!との事。

島には自由に使えるプールがないので、プール講習の場所選びに苦労するのだが、今日は初めて楠川に行ってみた。
ここはほとんど船の出入りのない小さな港なので、もしかして使えるかも!!と思って入ったのだが、何とドロドロだった。。。(・_・;
これはたまらない!!とばまりに結局、普通に楠川のダイビング・ポイントでプール講習を終わらせた。(^^;)

最後に一湊に移って、タンク下で講習。
帰りにちょっと例の卵を咥えたジョを確認してみた。。。

げっ!もう卵を咥えていない。。。(・_・;
えっ????

一昨日の卵の様子からは明日か明後日かと予想していたのだが、どうも今朝あたりにハッチアウトしてしまったっぽい。。。
う~ショック。。。

代わりに例のジョーの定点観察場で新たに茶色いオスの成魚ジョーを1匹確認。
卵は持っていなかったが、元気!元気!
近くには数匹のメスと数匹のオスが陣取ってる。

これで15匹が狭い範囲に集まっている事になる。
どういう関係でこいつらが繋がっていくかちょっと楽しみ。。。(^^)


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久しぶりのOW講習

【ポイント】 吉田港/香附子
【水温】 23.0℃/23.2℃
【透明度】 15m
【海況】 やや時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:00-12:50/15:07-16:20
【潮まわり】 06:06 225cm 満潮 / 12:49 -13cm 干潮 / 19:20 228cm 満潮 / 大潮(月齢:13.9)
【日の出・日の入】 日出05:22 日没19:06

天気は快晴なれど、やや北寄りの風が強い。
今日は久しぶりのOW講習だった。
講習なんていつぶりだろう。。。(^^;)

島なのでプール講習(限定水域講習)から海でやるのだが、プールみたいに静かな港で行った。
しかし、ちょうど大潮と重なってガンガン潮が引いていく。。。(・_・;
最初は3mぐらいあった港内も最後には1mくらいになってしまった!
もっとウェイトをつけてやれば良かった。。。(笑)

産卵中のメスとオス
産卵中のメスとオス
午後の遅い時間からカメラを持って再度、香附子へ。
前回はかなりの大産卵で様々な繁殖関連行動(喧嘩、交接、産卵etc…)が見れてかなり満足した1本だったのだが、もう少し迫力のある喧嘩シーンを撮りたいと思い、残タンクで再チャレンジだ。
産卵場のミドリイシサンゴ群落まで直行したが、1匹も姿が見られない。。。(・_・;
例によってしばらく待てばやってくるはず。。。と自信を持って待っていたが今日は20分経っても1匹も姿を現さないので、諦めようか。。。と思った途端に急に12匹のコブシメが一気に登場!
おいおいおいおい。。。こいつらどこにいたの???

前回はいったんダイバの接近で一斉に逃げて、しばらくすると寄ってくる。。。とか言っていたが、どうもそうではないっぽい。。。
警戒心が強くてスグに逃げるくせに、ダイバーの吐くアワや気配で集まってくるような気がしてならない。
そのクセ、近づくと逃げようとするのがよく分からないのだけど。。。(・・;)

産卵するペアは3-4組くらいなのだが、前回に比べて頻繁にメスはサンゴに卵を産みに来ない。。。
おかしいな。。。数は前回と変わらないのに。。。と思っていたのだが、理由が分かった。

産卵待ちのメスと守るオス
産卵待ちのメスと守るオス
前回と今回で明らかに違うのが、前回がメスの傍らにいるのは精子提供者であるオスだったのに、今日は前回よりもオス同士の争いが激しく、精子提供者のオスは他のオスを追いかけたり、威嚇したりするのに忙しく、メスから離れてしまう事が多かった。
で、傍らにいるのは次回の精子提供者の座を狙う他のオスたちなのだった。
なので、産卵中のメスに襲い掛かるシーンもよく目撃されたし、かなりサンゴ周辺は落ち着きがない感じ。。。
これではメスはおちおち産卵なんかしていられないどころか、サンゴに近づくのも怖いだろう。。。

こんな危険な環境ではメスはなかなか産卵が進まないのか、1時間あたりの産卵回数も前回よりも極端に少なかった。
それと途中で襲われそうになって逃げるからか、サンゴの周辺にはちゃんとサンゴの中に産みつけられずに産み落とされた卵がよく落ちていた。

そんな状況なので目的の「喧嘩」も頻繁に見られたけど、前回ほど寄れず全然撮れなかった。。。(ーー;)

元気に生育するミドリイシサンゴの仲間
元気に生育するミドリイシサンゴの仲間
ところでここのミドリイシサンゴの群落は屋久島ではかなり規模が大きい方で、しかも超元気で活き活きとしている。
北部の界隈ではあまり見られない大きさのミドリイシサンゴの群生だ。
しかも、ビーチから5分程度で泳いで行け、水深も浅いのがいい。

あ~!このサンゴの産卵を狙ってみようかな。。。
それまでに真っ暗な中でも確実に帰ってこられるようにせねば。(笑)


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ミドリアメフラシの交接&卵

【ポイント】 春田浜タイドプール/安房漁港
【水温】 22.0℃~
【透明度】 -m
【海況】 時化気味
【天候】 晴天&強風
【潜水時間帯】 14:00-16:00/16:00-17:30
【潮まわり】 06:19 184cm 満潮 / 12:11 74cm 干潮 / 17:46 184cm 満潮 / 中潮(月齢:27.0)
【日の出・日の入】 日出06:43 日没18:16

久し振りの北西の強風による大時化!
見なかったけど、まぁ~一湊湾内は大時化だろう。。。と見込んで、最初から安房方面へ。。。
前からこの方面でワイドで撮りたかったのが、アメフラシ類の産卵、もしくは交接、そしてゴマフエダイの成魚群れ&ヒメツバメウオの成魚群れ。
あまりこちらに来ることもないので、まとめ撮りしようと10-17mmで春田浜タイドプールと安房漁港を周った。

ミドリアメフラシの交接
ミドリアメフラシの交接
思っていた通り、すでにアメフラシ類の産卵は始まっていて、あちらこちらに交接中のミドリアメフラシたちが。。。
また、あちらこちらにアメフラシの卵である「海そうめん」が。。。

ここは最大2mくらいの大きなタイドプール。
大型のアメフラシはミドリアメフラシくらいしか見られなかったのだが、その数は尋常ではなかった。。。(^^;)
とにかくグチャとそこら中に複数匹でまとまって交接してたり、寄せ合っていたりしていた。

時期的に緑色の海藻が綺麗で、これとアメフラシのコラボレーションは初春の屋久島のタイドプールの代表的な光景だ。

アメフラシの仲間は他のウミウシ類と同様に雌雄同体でオスとメスの機能を体の中に併せ持っている。
で、生殖器は背中にあって、ここで作られた精子は頭部から出すため、写真のようにオス役がメス役に覆いかぶさるような体位(笑)となる。

だから下の写真のように2匹以上が連なって乱交中の個体も多く見られた。
そのほとんどはメス役が観念したかのようにへたり込み、その場で2匹以上が岩のように固まってじっとして交接を行っているのだが、これがまた写真映えしない。。。
アメフラシを知らない人が見たら、「何じゃこりゃ?」状態。。。(笑)

しかし、たまにメス役がガンガン逃げて、それをオス役が乗っかりながら逃げる光景も見られた。
こうなると交接の様子がよく分かる。

3匹が連なるいわゆる3P状態。。。
3匹が連なるいわゆる3P状態。。。
交接中の2匹の後ろには黄色い「海そうめん」
交接中の2匹の後ろには黄色い「海そうめん」

黄色いミドリアメフラシの卵である「海そうめん」以外にも、ピンク色のヒラヒラした卵もよく見られたのだが、これが最初は誰の卵なのか分からなかった。
しかし、後半にその犯人が分かった!
メリベウミウシだった。
産卵中のメリベウミウシを見つけたのだ。

ここには巨大なメリベウミウシも気持ち悪いほど沢山見られ、交接中のペアもいた。
でも、メリベウミウシは大きな口を広げる捕食の方が興味あるなぁ。。。(^^;;

他にはタツナミガイもいたけど、こちらは卵や交接中の子は見つからなかった。。。

メリベウミウシの卵
メリベウミウシの卵
メリベウミウシ
メリベウミウシ

帰りにゴマフエダイの群れを撮るために安房漁港によったのだが、いや~超透明度悪い。。。
浮遊物も多くて、とてもじゃないけど写真撮影は不可能。。。(ーー;)
もう少し透明度の良い時を狙って出直そう。。。

港内には産卵中のTheアメフラシがいた。
また、スミゾメスズメダイが沢山いて、ヒメツバメウオの成魚もいい感じで群れていた。
サツキハゼの群がりも大きくて、お腹が卵でパンパンなメスや婚姻色のオスの姿も多く見られた。
ここで夕日を絡めたちょっといい感じの構図を閃いた!(^_^)
でも、もう少し透明度がいい方が良いかな。。。(^^;)


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西部のポイント調査

【ポイント】 観音/川原
【水温】 25.7℃
【透明度】 25m
【海況】 時化
【天候】 雨
【潮まわり】 10:52 84cm 干潮 / 17:04 204cm 満潮 / 中潮(月齢:11.3)
【日の出・日の入】 日出06:22 日没17:43

今日はゲストなし。
_DSC0033.jpg永田の船長にポイント調査に誘われ、朝から西部へ。
1本目は観音へ。
観音は通常、南側や先端から入って北側でエクジットするパターンが多いのだが、今日は北側から入って南側でエクジットしてみた。
南側で上がれると深場からも帰りやすくなるので、前々から検討していたコース取りだ。
そのためには南側の安全停止する浅場が面白いかどうか調べる必要があったのだが、完全に遊んでしまった。。。(-o-;
先端で遊びすぎて、浅場の状況を満足に調査できなかった。(笑)

_DSC0074111.jpgいつもはスグに深場に下りてしまう観音だが、レンズがワイドだったこともあり、今日は中層を流した。
ギンユゴイやツムブリ、ムレハタタテダイ、ウメイロモドキ、ニザダイなどの定番に加え、-20m付近ではおびただしい数のアカモンガラが急に一ヶ所に集結して舞い始め、凄いことになっていた。。。(・_・;

_DSC0184.jpg2本目は真面目に調査?(^^;;
久しぶりに川原に入った。
前に川原に入ったのは数年前なのだが、この時の印象は割と良く、もの凄い数のニザダイ科の魚たちが絶え間なく流れていたように記憶している。
今日はどうかというと、想像していたほどではなかったのだが、テングハギモドキやウメイロモドキ、ニセタカサゴなどがそれなりに群れていた。
ただ。。。何か前に入った川原と違うような気もする。
かなり広い範囲を「川原」と呼ぶらしく、前に入ったのはもしかしたら別の根かもしれない。。。


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今日は泳いだ~!!!(^^;;

【ポイント】 一湊タンク下No.3/ヨスジ漁礁/一湊タンク下No.3
【水温】 23.1℃
【透明度】 20m~
今日も気持ちのいい快晴だ!ワイド日和!!
白濁りはあるが、海の中も気持ちのいい「青」!
午後から北東の風が強く吹き、水面に白波が多少たったが、一時的なものだった。

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スジミゾイサキ

【ポイント】 ヨスジ漁礁
【水温】 22.8℃
【透明度】 30m~
連日雨の週末が明けてゲストがいなくなった途端に快晴!
1日Tシャツで過ごせるくらい暖かかった。
相変わらず海はベタ凪ぎで、水中は青~い!!!

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元浦東

【ポイント】 一湊タンク下No.2/元浦東
【水温】 18.6℃
【透明度】 30m
今日は北西の風も緩み、一湊タンク下もかなり凪ぎたかと思いきや。。。
エントリーしてみると真っ白!!
5m先も見えないような状態だった。
時折、大きなウネリも入り込み、まだ凪ぎとは言えない状況。。。

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