【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.9℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 14:50-16:50
【潮まわり】 07:21 206cm 満潮 / 13:35 25cm 干潮 / 19:35 210cm 満潮 / 大潮(月齢:15.8)
【日の出・日の入】 日出06:25 日没18:27
今日もよく晴れて暖かい!(^^)
午後から海に行ってみるとセッティング中の同業者がワレカラはいつもどこで見ているのか?と聞かれたので、そこまで連れて行った。
場所だけ教えたらスグに移動して、今日はイトヒキベラXを観察しよう。。。と決めていたのだが、ついつい僕自身もその場所に長居してしまった。(・・;)
帰りにちょっとだけイトヒキベラX(ゴシキタイプ)のオスがいる場所に寄ったけど、オスが見つからない。。。
しばらく探していたら、もっとスゴイ魚を見つけちまった!!!(◎_◎;)
もう見て一目で分かったのだが、モンスズメダイの近似種がとうとう屋久島にも出現!!!!
「モンスズメダイの近似種」というのは、現段階では図鑑などには「モンスズメダイ」として載っている青い幼魚がそれだ。
この青い幼魚は屋久島でもよく見かけるのだが、成魚だとされるものは今まで屋久島では見た事がなかった。
屋久島では死滅回遊魚で、南の方から幼魚は流れてくるけど、大人に成長することなく死んでしまうのだろう。。。と考えていた。
そもそも数も少ないので成魚になって群れをつくる可能性も低いのだ。
昨年はこの場所のすぐ近くで4-5cmくらいまで成長した若魚がいたことがあったのだが、これがここに移って成長したのかもしれない。。。
これまでモンスズメダイと混同されていた可能性があるのだが、顔にある2本の太い横帯ややや青味を帯びた体色、モンスズメにはないずんぐりむっくり体型などから、実際に見てみるとまったく違う魚にしか思えなかった。
肌の質感なんかも全然違っていた。
なるほど。。。これが「モンスズメダイの近似種」かぁ。。。
現在、この魚は鹿児島大学の研究者が記載の準備をしていて、近々、和名も着く予定だ。
もう少し周囲を探してみようかな。。。他にもいるかな???
取りあえず、今日は近くにモンスズメダイがいたけど、それらしい魚は他に見当たらなかった。
たまにモンスズメダイとこの近似種が絡むのだけど、なかなか一緒にフレームに納めるのは難しかった。(^^;;
久々のヒットで、ウキウキ気分で海から上がった。(^^)