コガネスズメダイの産卵

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.0℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:55-17:30
【潮まわり】 06:15 206cm 満潮 / 12:38 23cm 干潮 / 18:45 210cm 満潮 / 大潮(月齢:14.3)
【日の出・日の入】 日出05:51 日没18:44

ここ数日、家の仕事が忙しくて、今日もかなり遅い時間からのエントリー。
浮遊物はなくなりつつあって、透明度も回復傾向だ。(^^)
沖に出るとやや潮が速く、黒潮の接近を予感させた。

昨晩、孵化したと思われるクマノミの卵
昨晩、孵化したと思われるクマノミの卵
3/31に今季初観察した2か所のクマノミの卵(→クマノミが卵を守り始めた。)は1ヵ所は完全に無くなっていて、もう1ヵ所はパラパラと多少残ってはいるもののほとんどが孵化したような状態だった。
多分、前者は2日くらい前に、後者は昨晩孵化したのだと思う。
3/31に初確認した際は、1-2日くらい前に産卵したような状態だったので、多分産卵から孵化までは2週間ちょっと(15-16日)かかっているような感じがする。

産卵中のコガネスズメダイ
産卵中のコガネスズメダイ

沖のコガネスズメダイが毎年産卵する場所に行ってみると、そこら中でコガネスズメダイが産卵していた。
彼らの面白いところは、産卵の際、その場にいるオスたちがみんな一斉に産卵床を持ち、そして同時に産卵をする事だ。
ここには5-6匹のオスがいるのだが、それぞれがかなり近い距離で産卵床を持っていて、産卵はみな同じ日に一斉に行う。

卵に水流を送るコガネスズメダイ
卵に水流を送るコガネスズメダイ

なので、それから孵化まではそこら中に卵を守る気の強いオスがいることになる。。。(^^;;
多分、孵化も同時に行っているようで、孵化してしまうと卵が産みつけられた産卵床はどこにも見られなくなるのだ。

ヒレには卵が着きまくり!
ヒレには卵が着きまくり!
卵はクマノミのように「丁寧に一個づつ着実に産み着ける」という感じじゃなくて、かなり適当に1回の産卵時に大量に産み出すという感じ。。。
なので、産卵管付近やヒレなどに小さな卵の粒々が着いていたりする。。。(^^;;
これって産卵床を離れた際に他所に落ちたりしないのかなぁ。。。などと心配になる。

ハナキンチャクフグのチビが目立つ
ハナキンチャクフグのチビが目立つ
3月の下旬くらいからハナキンチャクフグやシマキンチャクフグの2cmくらいのチビがよく目立っている。
特にハナキンチャクフグは例年に比べても非常に多く見かける気がする。。。
もともと普通種だけど、一応、個人的なメモとして記しておかねば。。。

まだ産卵して間もないと思われる卵が。。。
まだ産卵して間もないと思われる卵が。。。
また新たに卵が産みつけられたクマノミの産卵床を確認。
-5mくらいの浅場にある産卵床だ。
昨日くらいに産みつけられた卵であるような色合い。
やっぱり、ここでもあまり一生懸命卵を守ろうとしない。。。(^^;;


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , ,

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Comment *
Name *
Email
Website

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください