【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.1
【水温】 19.0℃/19.3℃
【透明度】 15m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:00-11:30/14:46-16:32
【潮まわり】 05:09 176cm 満潮 / 11:11 80cm 干潮 / 16:50 168cm 満潮 / 若潮(月齢:25.3)
【日の出・日の入】 日出06:10 日没18:35
今日は午前中は体験ダイビングで元浦へ。。。
午後からは1人でカメラを持って一湊タンク下へ。。。
午前中の元浦はもう1組ぐらいしか体験ダイビングのグループはいなかったのだが、午後の元浦は今年に入って一番賑やかな感じがするほど同業者の車が沢山とまっていた。
いよいよ春らしい陽気の日が増え、シーズンも近づいている事を感じさせる。
真っ直ぐに-16m付近に向かうつもりだったのだが、途中でアカオビベラの産卵にでくわした。
いよいよベラ類も繁殖期に入り始めた種類が少しづつ増えている。
今日は午後3時くらいから立て続けに2匹のメスと放卵放精を繰り返すのを観察。
求愛は最盛期と比べてそれほど激しくなかった。
さらにメスも最盛期に比べてあまりお腹も大きくなかったような。。。
つまり、この時期はまだ卵の量がすくないか、もしくは放卵をしていない可能性もある。
まだこの時期はデモンストレーションみたいなものだったりして。。。(^^;)
産卵初期はメスのつくる卵の量が少ないというのは次のテンジクダイ類でも同じような傾向を感じる。
もう3-4匹いるはずなのだが表には出ていなくて、今日は最後まで姿を見ることはなかった。
3ペアのうち1ペアはオスが卵を咥えていて、アゴも大きく膨らんでいた。
しかし、-25m付近のアオスジテンジクダイ同様に卵の量は最盛期に比べてかなり少な目。
口をしっかり閉じることができるくらい卵の量は少ない。
オスが卵を咥えていないペアのうち1つのペアは今まさに産卵しそうな雰囲気だった。
メスの産卵管はハッキリと突き出ていて、オスもメスの傍らで細かく体を震わせ産卵を促していた。
オスは常にメスから離れず、メスが動くとオスも動く。。。
寄り添い方もメスにピッタリくっ付いちゃうくらいオスが側面を密着する事も多く、そのたびに僕はその場を動けなくなってしまった。(笑)
今か、今かと目が離せない状況が延々と続き、とうとう1時間半近く観察することになってしまった。。。
いやいやいや。。。水中はまったく動かないとまだまだかなり寒い水温。
ブルブル震えながら産卵の瞬間を待ったが、エアー的に時間切れ。。。
しかたなく帰ることに。
いや~あいつら絶対、あのあと産卵したに違いない!!!(・_・;
明日、見に行けば多分、オスはピンク色の卵を咥えているんだろうなぁ。。。
あ~ショック。。。もう少しエアもちが良かったらなぁ。。。