カテゴリー: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)

余裕のリクエスト!!のはずが。。。

【ポイント】お宮前/一湊タンク下NO.1/一湊タンク下NO.3
【水温】 27.0℃/26.7℃/27.0℃
【透明度】 25m/25m/20m
【海況】 ベタナギ
【天候】 晴れ 
【潜水時間帯】 10:40-11:45/13:42-14:40/15:51-16:43
【潮まわり】009:59 77cm 干潮/16:41 202cm 満潮/若潮(月齢:9.7)
【日の出・日の入】日出06:14 日没17:57

連休初日。
朝、寄港して夕方には離島する豪華客船「日本丸」で来島のゲストさんがいたので、最初の2本はちょっとだけ急ぎ足のダイビング。

午後からのゲストのリクエストは、イザヨイベンケイハゼ、フタイロハナゴイの求愛、そしてアシビロサンゴヤドリガニ!
2日間のダイビングだったけど、初日の2本ですべて応えられるリクエストではないか!!余裕!!(笑)などと思っていたけど、さすがにイザヨイベンケイハゼは手強かった。。。(^^;)

夏場はガンガン外に出ていたイザヨイベンケイハゼもここ最近はあまり姿を見せてくれない。
場所を教えてしばらく粘ってもらったけど、あまり外には出てきてくれなかったようだ。

フタイロハナゴイの求愛も時間が早すぎて、あまり活発な求愛はしていなかった。。。
もう1時間遅ければ良かったかも。

アシビロサンゴヤドリガニはさすがに超普通種なので外すことはなかったけど。(笑)

季節外れのハナゴンベ(yg)
季節外れのハナゴンベ(yg)
警戒心の強いイザヨイベンケイハゼ
警戒心の強いイザヨイベンケイハゼ


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今日は海も陸も暖かい♪

【ポイント】一湊タンク下NO.1/一湊タンク下NO.3
【水温】 27.2℃/27.2℃
【透明度】 25m/25m
【海況】 やや時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:13-11:09/13:10-14:00
【潮まわり】09:59 77cm 干潮/16:41 202cm 満潮/若潮(月齢:9.7)
【日の出・日の入】日出06:14 日没17:57

まったく逃げないアオウミガメ
まったく逃げないアオウミガメ
今日はスタッフのファン・ガイドに後ろからついて2本。
スタッフのガイドをチェックしながら、カメラを持って中層をフラフラ。。。(笑)

今日も例のまったく逃げないアオウミガメがのんびり海藻を食っていた。
そろそろ海藻・ミルも少なくなってきて、食べるものが少なくなってきたのでは?と心配になる。(^^;;

10分以上に渡ってずっと目の前で食事していたのだが、そのうちに中層に飛び立った。。。
中層に出てからもまったく逃げる気配なし。(ーー;)
まとわりついていたにも関わらず、ずっと相手をしてくれた。(笑)

ツバメウオの若魚が集う漁礁
ツバメウオの若魚が集う漁礁
2本目のゼロ戦では未だにマルヒラアジ?ホシカイワリ?なカイワリの仲間2-3匹が捕食行動を繰り広げていた。

何か最近は漁礁周りにツバメウオ(成魚)をあまり見なくなった気がするのだが、若魚が数匹漁礁にたむろするようになってきた。
縦長で魚体も綺麗なので成魚よりも絵になる気はする。。。(^^;;

今日は陸上は晴れて暖かい上に、水温もわずかだが上がってまた27℃台に戻って温かい。
明日からの連休もこんな感じでいってくれるといいけど。


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確実に水温が下がりつつある。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 26.2℃/26.3℃/26.5℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:23-10:24/11:46-12:43/14:23-15:48
【潮まわり】 07:16 262cm 満潮 / 13:29 49cm 干潮 / 大潮(月齢:0.7)
【日の出・日の入】 日出06:09 日没18:08

今日はファンダイビングのガイドで3本。
ゲストは女性ばかりの4人。(*^^)

福岡からの3人組はダイビングだけが目的の来島。(注:屋久島では8-9割が観光メインの方なので。。。(^^;;)
ガイドにも気合が入る。(笑)

ハナヒゲウツボ
ハナヒゲウツボ
水温が確実に落ちつつある。
もう普通に26℃台が出るようになり、上5mmのウェットでは耐えられなくなってきた。。。(笑)
そろそろ上下6.5mmに衣替えか?

水温は下がっても透明度はまずまずで、それなりにダイビング自体は気持ちよく潜れた。
キビナゴが相変わらず鼻先付近に大量にたまってる。。。


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3年ぶりの登場!イエローヘッドピグミーゴビー!!

【ポイント】 オツセ/オツセ/一湊タンク下No.3
【水温】 27.7℃/27.7℃/27.2℃
【透明度】 30m/30m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:56-11:02/12:15-13:14/15:51-16:36
【潮まわり】 10:39 61cm 干潮 / 17:07 216cm 満潮 / 中潮(月齢:26.0)
【日の出・日の入】 日出06:07 日没18:13

台風一過後、水温がやや落ちてきた感アリ。
27℃台が普通に出るようになってきた。
水温のピークを過ぎて、秋も深まってきた感じがする。。。

ヤマブキスズメダイの若魚
ヤマブキスズメダイの若魚

今日は永田へ。。。
やや白く濁ってはいるけど、透明度はかなり良かった。
視界を塞ぐのはキビナゴたちだ。
半端ない数が視界を遮り、一瞬で見通しが悪くなる。。。(・_・;

今年-25m付近で1匹だけ見られていたヤマブキスズメダイのチビが2-3ヶ月を経て、ここまで大きくなった。
もう若魚と呼んでもいいくらい。

今日は人数が多かったので常連ゲスト2人はほとんど放置状態。。。(^^;;
あとで画像をPCで見せてもらったら、とんでもないベニハゼが写っていた!
いたんなら、言ってよ~!!!(-o-;

屋久島では2個体目となるYellow-head Pygmygobyが写っていた。
Yellow-head Pygmygobyは過去に一湊タンク下で1個体見て以来、3年ぶりの登場だ。(⇒Yellow-head Pygmygoby | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –

いったい、こいつはどこにいたんだろ?(・_・;

ホテイベニハゼ
ホテイベニハゼ
Yellow-head Pygmygoby
Yellow-head Pygmygoby

浅場で例のアシビロサンゴヤドリガニを観察。
一湊タンク下にあるスリバチサンゴとはちょっと種類が違うサンゴに、沢山、巣穴が開いていて、それぞれにこのカニが収まっている。
ここの巣穴は一湊タンク下で見ているものよりも深く、入り口には何やら盛り上がりが見られる。

これを見ていると、このカニはサンゴを食べたり、穴を開けて巣穴を作っているのではなく、どうも溶かして作っているような感じがする。
一湊タンク下にあるスリバチサンゴを見ていても、この巣穴入口付近の盛り上がりがないので、気づかなかったのだが。。。

そして柏島では巣穴の周りが紫色に変色していると聞いていたのだが、ここの巣穴はどこもそんな感じ。
ただちょっとその紫色は薄いのだが。。。

いずれにしても、この巣穴周辺の盛り上がりを見ちゃうと、このアシビロサンゴヤドリガニの巣穴づくりをぜひ見たくなってしまった。
徐々に少しづつ巣穴を深くしているのだろうけど。。。

アシビロサンゴヤドリガニ
アシビロサンゴヤドリガニ
アシビロサンゴヤドリガニ
アシビロサンゴヤドリガニ

イザヨイベンケイハゼ
イザヨイベンケイハゼ
3本目は一湊に戻ってきてゼロ戦へ。。。
今日は捕食魚であるカイワリの仲間がいなかったので、ゼロ戦の上層にテンジクダイ類が大きく広がっていてゼロ戦のフレーム内はスカスカ状態だった。
時間が遅かったこともあり、ケラマハナダイたちは求愛に余念がない。

イザヨイベンケイハゼも昨日よりは撮りやすかったようだ。


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ケラマハナダイ、女の戦い!

【ポイント】 一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1/お宮前
【水温】 27.9℃/28.1℃/27.9℃
【透明度】 30m/25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:32-12:39/14:05-15:07/16:10-17:13
【潮まわり】 09:37 73cm 干潮 / 16:28 200cm 満潮 / 若潮(月齢:25.0)
【日の出・日の入】 日出06:06 日没18:14

連休初日はゲストがフェリー、高速船、飛行機と、みんなバラバラの時間に到着。。。
最初の1本目は11:30スタートになってしまった。(・_・;
しかも、ここから3本!

久しぶりの大群れ!
久しぶりの大群れ!
1本目はゼロ戦へ。
このポイントでは3-4年前までは100-200匹のツバメウオの群れが定番だったのだが、最近はめったに見なくなってしまった。
たまに見かけても100匹には満たないくらいの数。
今年なんてエントリーする時間が悪いのか、1-2回見たかどうかの低確率。

今日は久しぶりの大群れだった。
エントリーするなり、100匹くらいのツバメウオが群がりを作り楽しませてくれた。

ゼロ戦では相変わらずカイワリの仲間が捕食を繰り広げていた。
(これまでマルヒラアジ(?)と言っていたが、何か自信がなくなってきた。。。ホシカイワリの若魚も怪しい気がする。。。)

ゼロ戦ではケラマハナダイのメス2匹が女同士の戦いを繰り広げていた。
これらの噛みつきあいは一次オスでも見られるのだが(⇒荒野の決闘! | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –)、今日はメス同士。
1回噛み付き合うと5秒くらいは離れず、その場でグルグルまわる。。。
離れてもまた噛みつきあい、またグルグル。。。の繰り返し。
これを10-15分くらい続けていた。

面白いのが、周りには他のメスもいるのに、必ず同じ個体同士でやっている事だ。
一度離れて距離を置いても、また同じ個体同士が噛み付き合う。。。
僕らにはみ~んな同じにしか見えないけど、やつらは同種同士でしっかり個体識別してるって事。
考えてみれば当たり前なのかもしれないけど。。。(^^;;

最近のゼロ戦
最近のゼロ戦
ケラマハナダイ、女の戦い!
ケラマハナダイ、女の戦い!

ニシキフウライウオ
ニシキフウライウオ
2本目からは全員が揃い人数も増え、連休らしいファンダイビングとなった。
台風時化以来、初の一湊タンク下だったが、時化前はいたフリソデエビのペアが見つからなかったり、ニシキフウライウオのペアが1匹しか見当たらなかったり。。。
でも、エクジット後、同業者がもう1匹の片割れ(抱卵中の個体)を見たそうなので、こちらはペアで無事だったみたい。


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マルソデカラッパのガーデニング

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 28.6℃/27.8℃
【透明度】 20m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり時々雨
【潜水時間帯】 13:43-14:39/15:53-16:44
【潮まわり】 09:26 213cm 満潮 / 15:13 101cm 干潮 / 中潮(月齢:19.0)
【日の出・日の入】 日出06:03 日没18:22

今日はなぜかファンダイビングのゲストが集中した。
しかし、屋久島到着時刻がみんなバラバラだったので(^^;)、午後からのスタート。
海はベタ凪ぎなのだけど、空には厚い雲がかかっていて、何か暗~い感じ。。。
水中もやはり暗く、夕方みたいな海だった。(笑)

2本目のゼロ戦ではマルソデカラッパのオスがメスをガッチリとガーディングしているのに出会った。
前にも何度か見たことはあったが、今日のオスはかなり本気モード!
指示棒を近づけると、ハサミをガチガチしながら威嚇してくる~!!!

しかし、アザハタには弱いようで、ガーディングしたままの状態で、アザハタ3匹からしきりに追い立てられていたのだが、この時はひたすら逃げまくり!
マルソデカラッパには悪いのだけど、かなり長い間この興味深い状況を楽しませてもらったのだが、よくよく考えてみるとこれって最高のフィッシュアイ生態ネタだったのでは。。。(・_・;
くそ~!!!


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ゼロ戦を時計回りに周る捕食魚たち

【ポイント】 クレーン下/一湊タンク下No.1
【水温】 28.5℃/28.5℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもりのち晴れ
【潜水時間帯】 10:11-11:17/14:09-15:54
【潮まわり】 07:50 234cm 満潮 / 14:01 68cm 干潮 / 大潮(月齢:16.0)
【日の出・日の入】 日出06:01 日没18:26

今日も午前中に体験ダイビング、午後はプライベート・ダイブ。

午前中のクレーン下が昨日よりもかなり白濁っていたので、もしやタンク下も。。。(ーー;)と覚悟していたのだが、こちらは意外にクリアーで気持ちのいい海だった。
今日もゼロ戦での捕食狙い。

今日はマルヒラアジ(?)が3匹、ゼロ戦の周りを回っていて、これに恐れを成すテンジクダイ類がギッシリ、ゼロ戦に身を寄せ、団子状態になっていた。
たまにもの凄い勢いで捕食が始まるのだが、いつもはまったく抵抗を示さないここの主・アザハタが今日はメチャクチャ怒ってマルヒラアジ(?)を追い立てていた。
やれば出来るじゃん!(笑)

ゼロ戦を襲撃!
ゼロ戦を襲撃!
何かどう撮っても、イマイチ迫力が出ない。
捕食の最中は、すべてのテンジクダイやハナダイの仲間が、さらにゼロ戦のフレーム内に入り込んでしまって、魚影が一気に薄くなるため、写真としてはイマイチなのだ。(-o-;

彼らは必ずゼロ戦を時計回りに周り、何かの拍子に急に激しい捕食が始まる。
ものの数秒で終わってしまうのだが、そのあとはまた時計回りに回り始める。
絶対に反時計回りには回らないのが面白い。。。(笑)

ようやくノコギリハギが。。。(^^;)
ようやくノコギリハギが。。。(^^;)
ノコギリハギと言えば、屋久島では超普通種だったはずなのだが、4月以降はなぜかまったく見られなくなってしまっていたのだが、ここ最近ようやく復活しつつある。
カワハギ類の行動を研究している千葉県博の川瀬さんが2月に来島された折に、あまりのノコギリハギの多さに「今年はここでノコギリハギの行動を研究しよう!」と決めたようなのだが、4ヶ月後(6月)に来たときにはまったく(1匹も!)見られなくなってしまっていた。。。(ーー;)
理由は分からないのだが、僕もかなり驚いた。。。
そりゃそうだ。。。ノコギリハギなんて普通種過ぎて、いなくなるなんて想像もしなかったからだ。

その後は注意してノコギリハギのチェックを夏の間ずっとしていたのだが、ここ最近になって、ようやく成魚の雌雄がボチボチ見られ始めた。
見ると求愛もしている。。。
彼らの繁殖期は秋がピークだ。

次の川瀬さんの来島は来月末。。。
何とかこのまま増えてくれれば、研究は問題なくできそうだ。
良かった。。。ε-(´∀`*)ホッ


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目に見えて減りつつあるクロホシイシモチの幼魚

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 28.1℃/28.8℃
【透明度】 30m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:07-11:07/11:03-12:09
【潮まわり】 06:47 233cm 満潮 / 13:09 54cm 干潮 / 19:11 233cm 満潮 / 大潮(月齢:14.0)
【日の出・日の入】 日出06:00 日没18:28

青~い海!(永田より)
青~い海!(永田より)
今日はのんびり2本ガイド・ダイブ。

今日もゼロ戦にはマルヒラアジ(?)が3匹、激しい捕食を繰り広げていた。
もう目に見えてクロホシイシモチの幼魚の数が少なくなってきた。。。(ーー;)
ピーク時の半分以下の規模になってきており、イマイチ迫力がなくなってきた感が。。。

それに対してタンク下鼻先のキビナゴの群れは日に日に増殖中。。。
目立った捕食はなく、数が減るどころか増えてるし。(^_^;)

今日はゲストの宿泊先、送陽邸でログ付け。
食堂からの碧い海と青い空が美しい。
入り込む風も気持ちよくて、昼寝したくなった。(笑)


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セナスジベラの産卵

【ポイント】 クレーン下/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 28.8℃/28.9℃/28.7℃
【透明度】 30m/30m/30m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:00-9:40/11:24-12:32/14:08-15:00
【潮まわり】 05:30 217cm 満潮 / 12:04 51cm 干潮 / 18:24 224cm 満潮 / 中潮(月齢:12.0)
【日の出・日の入】 日出05:59 日没18:31

昨日よりもやや透明度が落ちた感じもするけど、依然として気持ちのいい海だ。
3本目のゼロ戦での安全停止中、ちょっと小さな浮遊物が散在していたのは気になるけど。。。(ーー;)
このまま、もうしばらくこの位置で黒潮が居座ってくれるといいけど。。。

正午過ぎ、いつもの-6mの安全停止の根に帰ってくると、セナスジベラのオスがバリバリの婚姻色となって興奮気味にメスに求愛しまくっていた。
このセナスジベラはかなりテリトリーが広いようで、3ヶ所メスが集う産卵場を持っていて、そこを交互に巡りつつ(高速で興奮しながら!)メスに求愛して回っていた。
面白いのが、最も潮通しの良さそうな場所に集まるメスはどいつも大きく成熟したメスばかりが集い、あとの2ヶ所はやや小さめの若いメスが集まっていた。

実際の放卵放精はその潮通しのよい場所で成熟したメスと行った2回の産卵を12:30前後に観察。
あとはこれから。。。といった感じだった。
エアーもなかったのでそのままエクジットしたのだが、多分13:00くらいがピークだったのかもしれない。

飛び立つ!
飛び立つ!
ネッタイミノカサゴ
ネッタイミノカサゴ


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気持ちいい~海っ!!(*^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3/お宮前
【水温】 29.3℃/29.4℃/29.3℃
【透明度】 40m/40m/30m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:55-11:10/12:21-13:22/15:12-16:31
【潮まわり】 10:31 64cm 干潮 / 17:24 206cm 満潮 / 若潮(月齢:10.0)
【日の出・日の入】 日出05:58 日没18:33

見よ!この透明度!!
見よ!この透明度!!
水面を見上げると。。。
水面を見上げると。。。
透明度は最高潮に達している。
30-40mオーバーは確実で、場所によっては真水のようなクリアーさだ。
青さも気持ちよく、見上げても、見下げても、美しくクリアーな海!!!!
こんな時はダァーと泳ぎたい気分♪(^^)

今日のゼロ戦は前回のようにクロホシイシモチの幼魚を中心とするテンジクダイたちが大きく広がってはいなかったので、密集度の凄い状態のゼロ戦をゲストに見せることができた。
ただ、一時期よりも確実にテンジクダイ類は減っている。。。
毎回、こうしたマルヒラアジ(?)たちが来てバクバクと捕食を繰り返していれば、さすがに減るのは当たり前か。。。

今日も捕食が凄かった!
いつもはこのテンジクダイ類の群れの中に入り込んでマクロ撮影に没頭するのだが、今日はゲストさんたちちょっと離れて捕食観察。

よくこの場所の主と言われるアザハタたちもなぜかマルヒラアジには及び腰で、全然追い払おうとはしない。。。
なぜだろ?

ゼロ戦ではマルヒラアジ(?)の捕食がすごい!
ゼロ戦ではマルヒラアジ(?)の捕食がすごい!
ゼロ戦ではマルヒラアジ(?)の捕食がすごい!
ゼロ戦ではマルヒラアジ(?)の捕食がすごい!

フリソデエビのペア
フリソデエビのペア
カゴカキダイの群がり
カゴカキダイの群がり


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ようやく凪てきた。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.3/横瀬
【水温】 28.8℃/28.9℃/29.1℃
【透明度】 25m/30m/25m
【海況】 やや時化気味
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:20-10:18/11:32-12:21/14:10-15:05
【潮まわり】 06:11 66cm 干潮 / 13:10 184cm 満潮 / 18:24 145cm 干潮 / 小潮(月齢:7.0)
【日の出・日の入】 日出05:56 日没18:37

昨日はまだかなり時化ていた一湊湾内だったが、ようやく凪てきた。
本当はゲストのリクエストで永田に行きたかったのだが、こちらはまだかなり時化ているらしい。。。(永田の船長談)

台風通過後、黒潮がバリバリに寄ってきたようで、水温は29℃近くまで上がっていた。
透明度もゼロ戦付近は最高だった。

一湊タンク下では一湊湾内・今季初記録のヒオドシベラ(yg)の極小幼魚がいた。

3本目はゲストの外海チックなポイント希望!というリクエストに応じて横瀬へ。。。
こちらはまずまずの透明度。。。


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ゼロ戦が丸裸!!

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 28.4℃/28.5℃/27.7℃
【透明度】 30m/30m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:00-11:10/12:37-13:31/15:17-16:02
【潮まわり】 08:53 254cm 満潮 / 15:06 57cm 干潮 / 中潮(月齢:3.0)
【日の出・日の入】 日出05:54 日没18:42

久々のフォト派ファン・ガイド。。。
何だかんだ言って、屋久島は観光客中心の島なので、体験ダイビングとビキナーのファンダイブが圧倒的に多い。
今年は特にそれを思い知った気がする。。。(^^;)

1本目は一湊タンク下の浅場でのんびり小物探し。。。
ずっとネタとして君臨していたフリソデエビとハナヒゲウツボの極小チビが共にいなくなっていた。
またずっとウミガメ遭遇率100%だったのに、これも今日はまったく出会う事はなかった。

ずいぶん大きくなったハナゴンベのチビ
ずいぶん大きくなったハナゴンベのチビ
ヤクシマカクレエビ
ヤクシマカクレエビ

ゼロ戦は未だに高密度でテンジクダイ類に囲まれ、玉状になっている事を予想して行ったが、中層から見るゼロ戦はスカスカでビックリ!!
ゼロ戦はフレームがむき出しになっていて、丸裸!
中層から見ている分には、魚がほとんどいない。。。ように見えた。(・・;)

近づいてみるとその理由が分かった。
潮が速くて、しかもいつも捕食を繰り広げているマルヒラアジがまったくいなかったので、クロホシイシモチのチビたちは大きく中層に広がり、ゼロ戦がスカスカ状態になっていたのだった。
エントリー前にゲストに「ものスゴイ魚影ですよ~」と説明していただけに、拍子抜け。。。
ゲストもきっと「魚少なっ。。。(・・;)」と思ったに違いない。(笑)

テンジクダイ類の数自体は減っているワケではないので安心したけど、群れ方で魚影の濃さは変わってくるのを実感。
今日はおかげでゼロ戦フレーム内の生き物の観察が容易にできた。(笑)

何か海の中も秋っぽくなってきた気がするのは気のせいだろうか。。。

丸裸なゼロ戦!
丸裸なゼロ戦!
お宮前の魚だまり
お宮前の魚だまり


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マルヒラアジの捕食はまだ続いていた。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3/クレーン下
【水温】 27.8℃/27.2℃/28.0℃
【透明度】 30m/25m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ時々雨
【潜水時間帯】 9:14-10:08/11:25-12:11/15:00-16:30
【潮まわり】 06:43 254cm 満潮 / 13:14 25cm 干潮 / 大潮(月齢:29.4)
【日の出・日の入】 日出05:52 日没18:45

今日は午前中にマンツーマンでファン・ダイビング。
午後からは体験ダイビング。。。

相変わらず海の状態は良く、ライセンスを取得したばかりのSさんも抵抗なくほぼ初ファンダイビングを楽しんでくれたようだ。
さすがにゼロ戦は厳しいかな。。。とも思ったけど、それも全然余裕だった。(^^)

ゼロ戦では7-8匹のマルヒラアジが捕食していた。
にも関わらず、相変わらずここのクロホシイシモチの幼魚たちは減る気配はなく、まだまだ大群れを保っていた。
マルヒラアジの捕食はかなり迫力があって、これはマジでワイドで狙いたい。。。
でも、なかなか1人で潜りに行く時間がなくてちょっと欲求不満気味。。。(ーー;)


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4日ぶりのファンのガイド。。。(^^;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 27.8℃/28.0℃
【透明度】 30m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:01-11:03/12:23-13:14
【潮まわり】 04:12 206cm 満潮 / 11:09 51cm 干潮 / 17:47 217cm 満潮 / 中潮(月齢:26.4)
【日の出・日の入】 日出05:50 日没18:49

3日連続で体験ダイビングが続き、元浦&クレーン下ばかりのダイビングが続いていたけど、4日ぶりにホームグラウンドの一湊タンク下に帰ってきた!(*^^*)
4日ぶりのホームは変わらず透明度も良く、気持ちのいい海だった。

キビナゴは相変わらず凄く、これを見ているだけで気持ちいい。

今現在、タンク下のウミガメ遭遇率は100%だ。
アオウミガメはいつ行っても海藻(ミル)を食っていて、まったく逃げない子が居座っている。
1ダイブで6-7回はウミガメに遭遇するのだけど、実は3個体。
こいつらは一度ゆっくり泳ぎ去ってしまっても、スグに元の場所に戻ってきたりするのだ。
そのうち1匹は近づいてもまったく逃げず、ずっとミルをパクパク食ってる。
手で口元に海藻を持っていくとそれもパクパク食ってくれるので、水中でゲストと苦笑いだ。

ちょっと前に見つけた超極小のハナヒゲウツボの幼魚は相変わらず定位置で見られ、こいつも人懐っこく、指示棒を差し出すと壺の中のヘビのようにニョロニョロと出てくるのが面白い。

2本目はゼロ戦へ。。。
珍しくツバメウオがまったく見られないのは、きっとどこかで大群れを作っているんだろうな。。。と思ったけど、群れには合えず。
小さな若魚が2匹漁礁でホンソメワケベラのクリーニングを受けていた。

今日も気持ちのいい2本でした。。。(*^^*)

ハナヒゲウツボの極小チビ
ハナヒゲウツボの極小チビ
ハナゴンベのチビ
ハナゴンベのチビ


逃げないアオウミガメ
逃げないアオウミガメ
ツバメウオの若魚
ツバメウオの若魚


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良い状態が続いています!(*^^*)

【ポイント】 一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.2
【水温】 28.4℃/29.0℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:07-10:49/12:00-12:56
【潮まわり】 05:07 80cm 干潮 / 11:19 180cm 満潮 / 16:42 124cm 干潮 / 小潮(月齢:21.4)
【日の出・日の入】 日出05:47 日没18:54

今年は季節が約半月から1か月遅れている傾向があって、最近になってようやく海の状態が夏のベストな状態が続くようになってきた。
透明度は30mオーバーで青々とした海!
明るい水中でのんびりフィッシュウォッチングするのはほんと気持ちがいい。

ようやくお盆の繁忙期間が終わり、今日は少人数でののんびり2本。。。

タンク下の-16m付近でハナヒゲウツボの極小チビを見つけた。
数日前に同業者から聞いてはいたのだが、なかなかお目にかからずにいたのだが、今日は思い切り出ていた。
胴回りが1cmにも満たない超チビは久々だ。
ハナヒゲウツボは超普通種の屋久島でも、ここまで小さなサイズの子はなかなか見ない。


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またまたタマカイ現る!

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.2
【水温】 28.5℃/28.5℃/28.5℃
【透明度】 30m/30m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:35-10:44/11:53-12:44/14:51-16:00
【潮まわり】 04:25 75cm 干潮 / 10:28 194cm 満潮 / 16:11 108cm 干潮 / 中潮(月齢:20.4)
【日の出・日の入】 日出05:47 日没18:55

今日はウミガメとゼロ戦のリクエスト。

カメ・リクエストは何なくクリアー
カメ・リクエストは何なくクリアー

1本目はゼロ戦に行くためのチェックダイブを兼ねて、1つ目のリクエスト、ウミガメに応えるために一湊タンク下へ。。。
屋久島では基本的にどのポイントに行ってもウミガメ(アオ)は見られるのだが、一番確率の高いポイントはやっぱり一湊タンク下だ。
その確率は90%以上。
というか、何匹か棲んでます。。。(笑)

今日も2匹のアオウミガメに出会った上に2匹の絡みも見られた。
1匹はミル(海藻)をほおばり、まったく動かない。
じっくり観察させてもらった。

お盆に入ってから、ツマジロモンガラやメガネハギの卵守りが至る所で見られている。
ゴマモンガラやモンガラカワハギなどと比べて、狂暴ではないので面白くないのだが(笑)、それなりに必死さが伝わってくる。

最後に浅場(-6m)で安全停止していると。。。
出たっ!タマカイ!!
前回とまったく同じ場所に突然現れた。
しばらくはこちらに向かってくるのだが、2mくらいまで近づくとそこからは反転して逃げてしまった。
やっぱり、テトラの中に棲みついているようだ。。。

これには今日が長期日程の最終日だったベテランH氏も喜んでいた!(*^^*)
まさか、屋久島で、しかも一番タマカイとは縁のなさそうな内湾のポイントの浅場で出会えた事に驚いていた。
そりゃそうだ。。。(・・;)

タマカイ!!
タマカイ!!
前から見ると迫力あるタマカイ
前から見ると迫力あるタマカイ


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青くクリアーな気持ちいい海!!!!!!

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 28.5℃/28.4℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:49-10:46/12:11-13:02
【潮まわり】 09:48 206cm 満潮 / 15:45 92cm 干潮 / 中潮(月齢:19.4)
【日の出・日の入】 日出05:46 日没18:56

今日はビキナーの方やブランクのある方が多かったので、のんびりペースで2本ガイド。
1本目のチェックダイブで皆、まったく問題ないと判断して2本目はゼロ戦に行った。

今日も透明度は最高で、海の色も青々!
明るい海は漂っているだけで気持ちよかった。

今日はゲストからワイド的な写真を借りて、今現在のゼロ戦界隈の状況をレポート。

ゼロ戦のクロホシイシモチのチビたちの群がりは依然としてスゴイ状態で、ゼロ戦本体を覆い尽くしている。
今日もマルヒラアジ(?)の捕食が凄かった!
通常、群れは縦に広くひろがっているのだが、そこにマルヒラアジ(?)と思われる捕食魚が数匹入り込むと一瞬ですべての小魚たちはゼロ戦のフレームの中に入り込んでしまい、全体を覆い尽くすような感じになる。。。

無数のクロホシイシモチに囲まれるゼロ戦
無数のクロホシイシモチに囲まれるゼロ戦
マルヒラアジ???
マルヒラアジ???

無数のクロホシイシモチに囲まれるゼロ戦
無数のクロホシイシモチに囲まれるゼロ戦
こうなると密集度が凄すぎて中にいる甲殻類の撮影は困難を極める。。。(笑)
本来ならこの群れを守って欲しいゼロ戦の主・アザハタ3匹も密集した群がりの一番中の方に入り込み、まったく自分のエサたちを守る気配はない。
たまにマルヒラアジ(?)たちの高速捕食が始まるのだが、この時も多少アザハタたちは抵抗らしき行動を見せるが、スグに諦めてまたゼロ戦のフレームの中に潜り込んでしまう。。。
役に立たない主だなぁ~(・_・;

流れ落ちるムレハタタテダイ
流れ落ちるムレハタタテダイ
このポイントは大きく分けて「ゼロ戦」と「漁礁」に分かれるのだが、どちらが面白いかはその季節ごとに違ってくる。
今はゼロ戦の方が魚影も濃いし、捕食行動も見られ面白い。

漁礁界隈ではムレハタタテダイなどは群れているが、ツバメウオは今年なかなか群れているところが見られず、これが見られれば漁礁も面白いのに。。。と思っていたのだが、今日はついに100匹くらいの群がりが水面直下の-5m付近で見られた。

エクジット直前にこの群れと並泳したりして、今日は漁礁も面白かった。

久しぶりの大群れ!!
久しぶりの大群れ!!
ツバメウオに襲われるH氏
ツバメウオに襲われるH氏


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マルソデカラッパの抱卵

【ポイント】 オツセ/観音/一湊タンク下No.3
【水温】 28.1℃/24.7℃/28.1℃
【透明度】 30m/25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:25-10:26/11:48-12:49/15:09-16:02
【潮まわり】 08:40 228cm 満潮 / 14:56 62cm 干潮 / 中潮(月齢:17.4)
【日の出・日の入】 日出05:45 日没18:58

今日も午前中は永田へ。。。
なかなか透明度もよく気持ちのいい海だったけど、今日はナポレオンに会えなかった~!!!

ここ最近、ずっとオツセの安全停止している場所のさらに浅場にギンユゴイが大量にたまっていて、その光景がとても気持ちいいっ!
あまりに時化気味の時は近くに寄れないのだが、今日は割と凪ぎていたので近くでじっくり見られた。
明るい海にものすごく良く映える魚だ。

3本目はゼロ戦へ。。。
依然としてゼロ戦のクロホシイシモチの幼魚の群がりは凄まじく、見応えアリ!

ゼロ戦のマルソデカラッパがオレンジ色の卵を抱えていた。
マルソデカラッパは7月下旬くらいから10月いっぱいくらいまでが繁殖期で、オスによるメスのガーディングや抱卵中のメスなどがよく見られる。
今年はこの子の抱卵が初観察だった。

ホンソメのクリーニングを受けるツバメウオ
ホンソメのクリーニングを受けるツバメウオ
卵もちマルソデカラッパ
卵もちマルソデカラッパ


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クロテンス(仮称)の状況

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 27.9℃/28.0℃/28.1℃
【透明度】 25m/25m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:27-10:33/11:59-12:58/15:00-16:11
【潮まわり】 07:33 238cm 満潮 / 14:03 40cm 干潮 / 20:13 237cm 満潮 / 大潮(月齢:15.4)
【日の出・日の入】 日出05:44 日没19:00

今日は終戦記念日。。。である事をすっかり忘れていた。。。(・・;)
お盆中は毎年、余裕がなさすぎる。

今日は一湊エリアでのんびりダイビング。

お盆中、一眼のゲストがNさんしかいないので、今日もベラの写真が続きます。。。(^^;)
「ベラが好き!」というダイバーは皆無に等しいので(笑)、なかなか読んでくれる方も少ないかと思いますが。。。
「スズメダイが一番好き!」、「ハゼが一番好き!」というダイバーは沢山いても、さすがに「ベラが一番好き!」はあまり聞いたことがない。(笑)
イトヒキベラ好きは結構いるのになぁ。。。おかしいなぁ。。。やっぱ地味過ぎるかな。。。?それとも普通種過ぎる?(^^;;

ちなみにベラ・ガイドのリクエストは大歓迎です!(^_^)

常連Nさんのリクエストはいつでもベラなのだが、一応、どのポイントにもいる種類なので、特殊なポイントに行かなくても何かしら見れるので助かる。
一面が砂地のポイントでもそれは同じ。
普通のベラはキスジキュウセンとコガネキュウセンくらいしかいなさそうなゼロ戦だって、ハゲヒラベラ、ホシテンス、ヒラベラ、クロテンス(学術的にはホシテンスとされている?)、テンスモドキ、テンスモドキ属の一種など、テンスの仲間だけはいろいろいて楽しめる。
そう。。。テンスもベラの仲間なのだ。(笑)

ゼロ戦界隈でよく見られるクロテンス
ゼロ戦界隈でよく見られるクロテンス
さて、この砂地にはクロテンス(学術的には日本で見られるこの手の仲間はホシテンスとされている?⇒魚類写真資料データベース – KPM-NR0061660)が沢山いるのだが、同じくホシテンスも成魚、幼魚ともによく見られる。

昔、この魚はXyrichtys nigerと同定され、クロテンスと呼ばれていた事がある。(⇒Xyrichtys niger
しかし、今はホシテンスの若魚だとされているようだ。

ちなみにホシテンスの幼魚は以下のような写真の連中だ。

ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚

僕はどうしてもこれが納得できずにいる。
このクロテンス(仮称)がXyrichtys nigerであるかどうかは、研究者ではないのでまったく分からないが、ゼロ戦の砂地で動きや生息状況を見ているとどうしてもホシテンスだとは思えないのだ。
上のホシテンスの幼魚(黒)は体長3-4cmくらいで通常は頭を下にしてフラフラ漂っていて近づくと砂に潜るのに対し、クロテンス(仮称)は15-20cmくらいの大きさですでにフラフラなどしておらず、ドッシリと横位置で佇んでおり、近づくと横方向にどんどん泳いで逃げていく。。。
通常、ホシテンスでこのサイズ(20cm)くらいになると頭の第一背ビレはほんとんど目立たなくなっている。

しかし、ゼロ戦付近で沢山見られるクロテンスは何年も同じテリトリーにいて(←ここが結構大事なポイント:1匹、2匹がたまに見られるというレベルではない)、同一個体が2-3年同じ場所で見られ続けるのだ。
求愛やクロテンス同士の喧嘩もたまに見られ、僕はこれでこの魚の立派な成魚サイズなのではないかと思っている。
(ちなみにホシテンスはまだまだ大きくなって立派な成魚は30cm以上になり、棘状の第1背ビレは完全になくなる)

ではこのクロテンスの幼魚はどいつなのか?というと。。。
これはまだ確信はないのだが、ゼロ戦界隈でよく見られる以下のような黒い子なのではないかと思っている。(体長2-3cmくらい)

ただ、まだこのサイズのクロテンスの産卵を見ていないのが弱い。。。(・・;)
これが見られれば、ますます確信できるのだけど。。。

クロテンスの幼魚???
クロテンスの幼魚???
???
???

最後は一湊タンク下の浅場でのんびり。。。
Nさんのリクエスト、ハシナガベラの幼魚を探した。
ちょうど、1匹浅場で押さえている子がいたので、それを撮ってもらった。
いや~成魚ほどではないけど、やっぱり奥まった暗がりにどんどん逃げる傾向があって撮りにくい。。。(-o-;

ハシナガベラの幼魚
ハシナガベラの幼魚
ゴシキイトヒキベラ?
ゴシキイトヒキベラ?


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お盆週間スタート!

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.3/お宮前
【水温】 28.2℃/28.0℃/28.4℃
【透明度】 25m/25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:11-12:32/14:02-14:53/16:30-17:41
【潮まわり】 06:18 231cm 満潮 / 13:00 30cm 干潮 / 19:24 231cm 満潮 / 大潮(月齢:13.4)
【日の出・日の入】 日出05:43 日没19:02

今日から本格的なお盆休みが始まった。
今年もお盆常連の1人、お絵かきダイバーさんが来てくれた!
嬉しい限りだ♪

お絵かきダイバーさんは毎年この時期に10日くらい滞在し、今年で6年目。。。
屋久島での経験本数は150本を優に超えている。(^^;)

できる限り、マンネリ化しないように新しいポイントにもお連れしたいのだけど、1-2日ごとにゲストが入れ替わるのでなかなか難しい。。。
ほんと申し訳なくて仕方がない。(・_・;

できる限り、楽しんでもらえるように頑張らねば!!

タレクチベラは若魚サイズまでしか見られない
タレクチベラは若魚サイズまでしか見られない
セナスジベラは求愛中
セナスジベラは求愛中

ゼロ戦界隈でよく見られるクロテンス
ゼロ戦界隈でよく見られるクロテンス


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小魚に覆われたゼロ戦

【ポイント】 元浦/元浦/一湊タンク下No.3
【水温】 28.0℃/28.0℃/27.5℃
【透明度】 30m/30m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:00-12:00/14:00-15:00/15:16-16:56
【潮まわり】 04:39 211cm 満潮 / 11:39 39cm 干潮 / 18:25 218cm 満潮 / 中潮(月齢:11.4)
【日の出・日の入】 日出05:41 日没19:04

今日は体験ダイビング・デー。
午前と午後の体験ダイビングを終えた後、夕方から一湊タンク下に潜りに行った。

最近、ようやくゼロ戦がクロホシイシモチの幼魚に覆われはじめたのだが、マルヒラアジ(?)も常に数匹がウロウロしていて、この大群れも時間の問題。。。
食われちゃって、毎日少しづつ減りつつある。

いつもは中層近くまで大きく広がっている群がりも、マルヒラアジ(?)が近づいてくると一斉にゼロ戦に密集して集まる。
角度によってはゼロ戦の形がまったく分からなくなるくらいにクロホシイシモチの幼魚が覆い尽くす。

ここの主・アザハタはこれに対抗してこれらの捕食魚を追い回すかと思いきや、実は特にそのような事はせず、のんびりその群がりの中にいたりする。
主なら主らしく、少しは連中を守ってやれよ~(笑)

捕食魚が来るとケラマハナダイもゼロ戦に集まってくる。。。
捕食魚が来るとケラマハナダイもゼロ戦に集まってくる。。。
ここの主アザハタもあまりマルヒラアジには抵抗しない。。。(・・;)
ここの主アザハタもあまりマルヒラアジには抵抗しない。。。(・・;)


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6年ぶりのオキゴンベ!!

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.1
【水温】 28.5℃/28.7℃
【透明度】 25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】10:16-11:23/13:37-14:26
【潮まわり】 08:07 70cm 干潮 / 15:24 183cm 満潮 / 小潮(月齢:8.4)
【日の出・日の入】 日出05:40 日没19:07

長期滞在中のKさんが1日2本のペースで潜る事を所望されているため(笑)、ここ3日くらいのんびり潜れている。(^^)
水温も29℃近くまで上がって水中も快適だ。

あの~体の寄生虫より口の中のこれ取ってくれ~
あの~体の寄生虫より口の中のこれ取ってくれ~
1本目はブランクのあるゲストがいたので、Kさんは放牧状態。。。
あとで写真を見せてもらうと面白い1枚があった。

ホンソメワケベラのチビにクリーニングを受けているキンセンイシモチなのだが、口の中を覗いてみると何と寄生虫!
大きな寄生虫は口の中に寄生してその魚の体液を吸っているウオノエ類だった。

「体のゴミや寄生虫なんかいいから、このデカい寄生虫を取り除いてくれ~」というキンセンイシモチの声が聞こえてきそう。。。(^^;)

2本目のゼロ戦では6年ぶりの出会いが!
ゼロ戦のプロペラにオキゴンベの小さな小さな幼魚が着いていた。
6年くらい前に成魚ペアがしばらく見られていたことがあったのだが、それ以来だ。
しかも、今回は可愛い幼魚!!(^^)
温帯種だけど、屋久島では超レアな魚になる。。。

ゼロ戦には現在、これまた屋久島では稀なムスメベラも1匹着いているのだが、何かこのエリアは温帯域のような感じになっちゃってる。。。(笑)

ゼロ戦のイザヨイベンケイハゼは2匹見られた。
1匹のお腹は大きく、何か産卵しそうな雰囲気。。。

多分、抱卵中!イザヨイベンケイハゼ
多分、抱卵中!イザヨイベンケイハゼ
2回目の記録!オキゴンベ
2回目の記録!オキゴンベ


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黄色いベニハゼ

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 25.7℃/27.2℃/27.8℃
【透明度】 20m/20m/20m
【海況】 やや時化気味
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:58-11:06/12:32-13:41/15:26-16:22
【潮まわり】 04:38 62cm 干潮 / 10:44 216cm 満潮 / 16:49 88cm 干潮 / 中潮(月齢:5.4)
【日の出・日の入】 日出05:38 日没19:09

昨夜の豪雨と強風から海の状況は最悪かと思ったが、海の中は思いのほか悪くはなく、普通にダイビングできた。
水温も元に戻りつつある。。。

ゲストのリクエストはウミガメだったのだが、会えない時はほんと会えない。。。
昨日はダイバーがあまりいなかったからか、一湊タンク下では1カ所にまとめて3匹が寝ていたりして、1ダイブで5匹もウミガメに会ったのに、今日は皆無。

3本目は常連Kさんとゼロ戦へ。
いつもはライトを当てるだけでスグに引っ込んでしまうイザヨイベンケイハゼが、今日はものすごく良い子だった。
指示棒で下からつついても引っこむことなく、むしろ表に出てきてくれる。。。(^^;)
卵を守っているのかな。。。とも思ったけど、卵らしきものも見当たらない。
こんな時もあるんだ。。。と驚いた。

漁礁で黄色一色の見慣れないベニハゼが3匹まとまって見られたのでゲストKさんに撮ってもらったのだが、帰ってからよく見ると斑点が散在していて、よく見るベニハゼ属の一種だった。(・・;)
ここ漁礁ではよく見かけるベニハゼだ。

黄色いベニハゼ
黄色いベニハゼ
警戒心の弱いイザヨイベンケイハゼ
警戒心の弱いイザヨイベンケイハゼ


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ようやくゼロ戦にクロホシイシモチの幼魚が着きはじめた

【ポイント】 一湊タンク下No.2/お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 25.6℃/27.2℃/28.1℃
【透明度】 25m/25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:02-11:11/13:25-14:30/15:42-16:32
【潮まわり】 07:35 252cm 満潮 / 14:11 15cm 干潮 / 大潮(月齢:1.4)
【日の出・日の入】 日出05:35 日没19:12

今日も快晴&ベタ凪ぎ。。。
ただし、なぜか-20m以深に冷たい潮が。。。(ーー;)

それでも浅場は明るく、温かく、小物探しをしながらのんびり3本潜れた。
現在、-20m以深はあまりこれといって面白味がなく、-18m以浅でのんびりがお勧めだ。

セホシウミタケハゼの卵守り
セホシウミタケハゼの卵守り
黒いカイメンに隠れるオオモンカエルアンコウ
黒いカイメンに隠れるオオモンカエルアンコウ

3本目は久しぶりにゼロ戦に行った。
先週は体験ダイビング続きでファンダイビングでゼロ戦にはまったく行っていなかったので、その変化に驚いた!

前回、ゼロ戦に行った時(7/23)は魚影が薄くてスカスカだったのに、今日はゼロ戦を取り囲むように急にクロホシイシモチのチビたちが大量に着いていて、ゼロ戦のフレームがまったく見えないほどになっていた。
例年なら7月の上旬にはこのような状態になっているのだが、今年はなかなかゼロ戦に小魚が着かず寂しい限りだったのだが、ようやく例年並みの魚影になったワケだ。

この小魚で膨れ上がったゼロ戦の上にはマルヒラアジ7-8匹がグルグル回っており、このクロホシイシモチたちをバクバク食っていた。
この群がりが小さくなっていくのは時間の問題かも。。。(・・;)

その前に僕も一度撮影しておきたいな。。。この迫力の絵を。
でも、当分は無理か。。。

ゼロ戦はクロホシイシモチの幼魚が取り囲む
ゼロ戦はクロホシイシモチの幼魚が取り囲む
ようやく魚がたくさん着きはじめた
ようやく魚がたくさん着きはじめた


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出が遅れている子と順調な子

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 26.9℃/27.5℃/26.9℃
【透明度】 15m/15m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 11:00-12:07/13:52-14:58/16:19-17:08
【潮まわり】 06:07 92cm 干潮 / 12:05 168cm 満潮 / 17:32 119cm 干潮 / 小潮(月齢:21.8)
【日の出・日の入】 日出05:30 日没19:18

今日は朝からガイドで3本。

1本目はお宮前へ。。。

マルスズメダイ(yg)出始め
マルスズメダイ(yg)出始め
ナガサキスズメダイ(yg)は今がピーク!
ナガサキスズメダイ(yg)は今がピーク!
マルスズメダイの幼魚が見られ始めた。
毎年7月の終わりくらいからボチボチ見られ始めるのだが、今年もやはりこの時期から見られ始めた。
これは例年通り。。。

対して、ここ7-10日で目立ち始めたナガサキスズメダイの幼魚は本来、6月後半くらいに爆発的に見られるようになるのだが、今年は大幅に遅れ、7月に入るまでまったく見られなかったのだが、ようやく。。。といった感じ。

コブヌメリの求愛
コブヌメリの求愛
ここ最近、お宮前の-12m付近にある砂地を通るたびに興奮してヒレ立てしたオスの姿が真昼間からよく見られる。
先日はオス同士の喧嘩が見られたのだが、今日は出会うメスに次々と求愛するオスが見られた。
まだ夕方の産卵時間まではだいぶある日中から激しく求愛する姿が最近はよく目撃されている。

2本目は新たに午後から加わったゲストも一緒に一湊タンク下へ。

イロカエルアンコウ
イロカエルアンコウ
先日ガイド中に見つけたイロカエルアンコウはまだ定位置で鎮座。
白っぽい海綿に黄色が良く映える!

お腹は卵でパンパン!
お腹は卵でパンパン!
最後はゼロ戦へ。。。
ゼロ戦に限らず、今日も各ポイントは濁りが全然ひかない。
浮遊物も結構浮いていて、黒潮が離れている事を感じさせる。。。(・・;)

ゼロ戦のイザヨイベンケイハゼのメスはお腹が卵でパンパン!!
オスの姿は見当たらなかったが、多分、今年もしっかりこの場所で繁殖している模様。。。
結構、長生きしている子たちだ。


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ハナガタサンゴ類の一斉産卵!

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 26.5℃/25.5℃/26.4℃/26.5℃
【透明度】 15m/15m/15m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 8:40-9:57/10:57-12:02/13:46-14:46/19:33-21:48
【潮まわり】 05:17 90cm 干潮 / 11:03 181cm 満潮 / 16:56 101cm 干潮 / 小潮(月齢:20.8)
【日の出・日の入】 日出05:29 日没19:19

本来なら台風6号最接近時に来島予定だったNさんが少し日程をずらして来島。
ほんと、ありがたい限りだ。(^^;)

ハナツノハギ
ハナツノハギ
1本目だけはビーチで一湊タンク下へ。。。
今日も透明度がイマイチだ。
白く濁っていて、台風のあとだから仕方がないか。。。と思っていたけど。。。

写真は個体数は少ないけど、ちゃんと成魚のオス・メスがハレムを形成していて、たまに求愛も見られるハナツノハギ。
多分、日本では北限なのではないだろうか?

通称・アオベニハゼ
通称・アオベニハゼ
シリウスベニハゼ
シリウスベニハゼ
マンツーマンだったのでボートが出せず、2本目からは他店の出すボートに乗り合わせてもらう事に。。。

今回のゲスト常連Nさんのリクエストはベニハゼの仲間。
最近はなかなか新しい種類が出てこないのだが、とりあえず片っ端からベニハゼの仲間を撮影していく。

左側は-5m以浅の最優占種・アオベニハゼ。
ちょっとした亀裂やオーバーハングを覗き込むとウジャウジャ。。。

右側は-30m以深の砂地に点在する小さな岩などを丹念に見ていくと普通に見られるシリウスベニハゼ。
ちょっと他のベニハゼとは明らかに環境が違って面白い。

浅場の優占種・クロホシハゼ
浅場の優占種・クロホシハゼ
お宮前ではイの一番に台風前に見つけたアンボンスズメダイを確認しにいったのだが、見事にいなくなっていた!
良かった~時化前に撮影しておいて。。。(・・;)
あっという間にいなくなってしまった。。。

写真は屋久島の-6m以浅でシロオビハゼと共に共生ハゼを優占するクロホシハゼ。
他の共生ハゼと比べて、とても警戒心の強いハゼなのだが、ここの子はとてもいい子だった。

ハナダイギンポ
ハナダイギンポ
3本目はゼロ戦へ。。。
ゼロ戦で気付いたのだが、この透明度の悪さは台風時化の影響ではなく、どうも黒潮がやや外れたからのようだ。
中層には浮遊物が散在していて、透明度もメチャ悪い!
完全に黒潮の縁状態だ。。。(・・;)

写真はハナダイギンポ。
巣穴に逃げ込んでビビると綺麗な黄色い体色は失せて、こんな茶色い体色に。。。
でもニラミギンポのビビった子のように、顔にラインのようなものは入らない。(笑)⇒アカボシハナゴイのチビ | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –

白い精子に包まれるハナガタサンゴの仲間
白い精子に包まれるハナガタサンゴの仲間
さて、今日はゲストとの3本を終えた後、1人でサンゴの産卵を狙って日没後にエントリー。
狙いは22時前後に産卵すると聞いているテーブルミドリイシの産卵だったので、日没後にエントリーしたのだが、入ってスグに日没直後から行われるハナガタサンゴ類の産卵がまさにピーク状態に突入しようとしていた。
すでに入った時にはハナガタサンゴ類は白いモヤに包まれていて、10分もするともう何も見えないほどに辺りは白い精子の霧に包まれてしまった。。。(・_・;
いや~毎度すげーわ。。。
この凄さは実際に見ないと分からないと思うのだが、これを写真で表すためにはどうしたらよいのか考えたのだが。。。
これはワイドで大きな群体を丸々撮るしかない!!
山のような群体全体が白い精子で覆われる様を撮れば、その凄さが分かるかもしれない。。。
でも、今回は完全に準備不足だった。
失敗した。。。(・_・;

ハナガタサンゴ類は精子と卵を別々に放出する
ハナガタサンゴ類は精子と卵を別々に放出する
今日はマルハナガタサンゴとオオハナガタサンゴ、ハナガタサンゴの一種など近似種が一斉に放卵放精したのだが、こんな状態でハイブリッドはできないのだろうか。。。?
絶対に混じってしまうと思うのだけど。。。(・_・;

結局、超ピークの時は中に入ってしまうとまったく何も撮影できないほどに濁るので、ある程度治まってから撮影を始めた。
だいたい日没直後から産卵が始まり、20-30分くらいでピークに達するようだ。
でそこから15分もすると白い濁りも消えるのだが、その後もところどころで産卵は続いたり、日没後1時間くらいが経った頃、まったく別の種類(ハナガタサンゴの仲間)が一斉産卵を始めたりした。

いや~もう何が何だか分からない。。。(^^;)
まずはここにあるハナガタサンゴ類をすべて正確に同定せねばかも。。。
多分、種類によってある程度、規則性があるような気もする。
繁殖隔離がまったく行われていないはずがないっ!(笑)

来年までの宿題にしよう。。。

それから元々の目的であったテーブルミドリイシも22時近くまで粘ったのだけど、何の変化もなし。。。
こいつら、いったいいつ産卵しているんだろ。。。


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台風接近で大きく予定が変わりつつある。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2/お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 28.1℃/26.1℃/28.2℃
【透明度】 20m/20m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:18-10:21/11:37-12:38/14:49-15:39
【潮まわり】 07:03 235cm 満潮 / 13:51 13cm 干潮 / 20:19 233cm 満潮 / 大潮(月齢:14.8)
【日の出・日の入】 日出05:26 日没19:21

この連休は完全に台風にやられてしまった。
明日や明後日も潜る予定のゲストはみんなダイビングは今日までにして、明日にでも帰る事になった。
明日から一気に暇になってしまった。。。(・・;)

今日は島の南側にはすでに台風によるウネリが到達しているようだが、一湊湾内はまだまだベタベタに凪ぎていて、今日も何の問題もなく主要ポイントをすべて回ることができた。
ちょっと潮が速いっ!
タンク下の鼻先が珍しく流れていた。

ミドリイシサンゴのバンドルの状況もチェック。
テーブルミドリイシは全然産卵の気配は感じられなかったが、枝の長いミドリイシ(種未同定)がちょっと怪しい感じ。。。
相変わらずチョウチョウウオ類が群れてサンゴをつつく行動も見られず、全体的には産卵の気配が薄く感じた。
いずれにしても台風でこれからどんどん入れなくなってきそうな気もするが。。。(^^;)

あ。。。そうそうゴマモンガラが繁殖期に入った。
お宮前ではまだ卵を守っているようではなかったのだが、いつも同じ場所にいてそこを通る時はハラハラする。(^^;)
ちょっと近づこうものなら、ものすごい勢いで突進してくるのだ。。。(・・;)
こ、怖い。。。


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チョウチョウウオが群れ始めたぞ。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 27.8℃/27.5℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:01-11:04/13:02-13:48
【潮まわり】 04:42 217cm 満潮 / 11:47 23cm 干潮 / 18:35 218cm 満潮 / 中潮(月齢:11.8)
【日の出・日の入】 日出05:24 日没19:22

今日は女性ばかりのファンダイビング・ガイド。(^^)
昨日同様に朝はのんびりスタート。

タンク下でもヤクシマキツネウオ(yg)
タンク下でもヤクシマキツネウオ(yg)
1本目は一湊タンク下へ。。。
今年はなかなか水温が上がらず、様々な生き物に影響が出ていて、サンゴの産卵もそのひとつ。
6月の満月の頃は「これじゃさすがに産卵はしないだろ。。。」という低水温だったので、今年は産卵が7月にずれ込みそうだ。
実際、ここ2-3日でよくチョウチョウウオの群れを見かけるようになってきた。(こいつらが盛んにサンゴをつつくのでサンゴの産卵の目印にしている)
数はあまり多くはないが、10匹くらがまとまっていて、とても怪しい。。。
明日から大潮。。。

今年はテーブルミドリイシの産卵を狙っているのだが、予想では17-19日くらいだと思っている。
毎日、毎日、少しづつチョウチョウウオが集まっていくのを期待して観察しているのだけど、さて、どうなる事やら。。。

2本目はゼロ戦へ。
青々とした海に無数のツバメウオがパラパラと散在する様はとても気持ちが良かったけど、やっぱりツバメウオはギッシリと固まって群れていた方が迫力がある!

逆立ちするアザハタ(笑)
逆立ちするアザハタ(笑)
青々した海にツバメウオはよく映える
青々した海にツバメウオはよく映える


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気持ちのいい青い海っ!

【ポイント】 一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.3
【水温】 27.1℃/26.4℃
【透明度】 40m/40m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 11:32-12:41/14:48-15:56
【潮まわり】 07:17 74cm 干潮 / 13:44 181cm 満潮 / 19:20 117cm 干潮 / 小潮(月齢:7.8)
【日の出・日の入】 日出05:22 日没19:23

いや~夏だ!!
屋久島は雨が多い島だとよく言われるけど、実際は梅雨明けから秋の終わりくらいまでの4-5か月は連日の晴天が続き、海岸部にいる限りは雨の多い島だとはまったく感じない。
今日も眩しいくらいに太陽が照りつけ、快晴の1日だった。

海もまさに夏の海っ!
透明度はゆうに40mを超え、青々とした海は泳いでいるだけで気持ちいい!!
昨日から上は5mmのウェットスーツに切り替えた。(下は6mm半のまま)
いい季節です。。。(*^^*)

今日は常連ゲスト2人のガイド。
ガイドというか僕もカメラを持って、気心知れた2人と楽しませてもらった。
ただ、リクエストとは言え、ワイドでゼロ戦2本というのもなぁ。。。(^^;)
浅場でのんびりマクロで。。。と提案したのに却下された。(笑)

ゼロ戦に群がるダイバー
ゼロ戦に群がるダイバー
ツバメウオと久栄丸
ツバメウオと久栄丸

今日もゼロ戦にはアカウミガメがナイスな位置(プロペラの横!)に寝ていた。
ゼロ戦には今年、ムスメベラ、ウイゴンベなど昨年までは見られなかった魚が着いていたりするのだが、他に何か着いていないか探してみた。。。

青いアザハタの幼魚???
青いアザハタの幼魚???
そしたら真っ青なハタ系の幼魚がいた。
体長は4cmくらい。
スグにツチホゼリの幼魚かと思ったのだが、よくよく見てみると、何か違う。
帰ってからPCで画像をよく確認すると。。。これってもしかしてアザハタじゃね?(・・;)
この界隈は当然のようにアザハタの幼魚はよく見かける。
しかし、青い幼魚なんて見た事はない。
でも、環境や斑紋などからアザハタとしか思えない。。。(笑)
アザハタって幼魚時、青くなる個体もいたりするのかな。。。?


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マンツーマン・ガイド

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 26.1℃/25.8℃
【透明度】 25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:29-10:17/11:34-12:15
【潮まわり】 04:15 84cm 干潮 / 10:00 218cm 満潮 / 16:30 50cm 干潮 / 中潮(月齢:4.8)
【日の出・日の入】 日出05:21 日没19:24

今日は朝から良く晴れ、風も昨日までの強風はやや治まってきた。
今日はゲストKさんの3日目、最終日だ。
最後はマンツーマンだったのだが、同じくマンツーマンの同業者3社と乗り合い。
ガイド3名+スタッフ2名、ゲスト3名という船長にとってはまったく儲からない1日。。。(笑)

今日もゼロ戦のツバメウオの群れを期待して入ったが、今日は全然群れていなかった。
しかし!!
ゼロ戦にはこの時期アカウミガメが日中、寝ているのだが、このゼロ戦+アカウミガメを今年に入ってずっと狙っていたのだが、1人で潜るとなかなかいない。。。
しかし、今日はしっかり寝ていた。
しかも、プロペラの真横に!!
ずっと狙っていた構図だったのだが、今日はガイド中。。。
当然、カメラもない。。。はぁ。。。


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ま、マダイ???(^^;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 26.8℃/25.7℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 やや風波
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 10:28-11:30/13:10-13:55
【潮まわり】 08:23 234cm 満潮 / 15:05 15cm 干潮 / 中潮(月齢:2.8)
【日の出・日の入】 日出05:20 日没19:24

今日は朝ものんびり出て、のんびり2本。。。
相変わらず天気もいいから、このペースで潜るのがいいなぁ。。。
ただ、風だけはここ3日間変わらず強く、一見凪ぎの一湊湾内も真ん中くらいまで出るとかなり水面は揺れてパシャパシャしてる。

マダイの若魚
マダイの若魚
ゲストの1人がなんと4年ブランクだった事もあり、ブイの下からゆっくり地を這って行くと。。。
うぉ~!!!!マダイ????(^^;)
汽水域では見たことがあったのだが、通常のダイビングポイントでの確認は初めて。
なぜこんなところに。。。(・_・;
いずれにしてもこれもキタマクラやカワハギ同様に国内の南限なのでは?
やはり温帯化が進んでいたか!(笑)

シャコガイの仲間に着くセボシウミタケハゼ
シャコガイの仲間に着くセボシウミタケハゼ
相変わらず、ここのシャコガイにはセボシウミタケハゼが沢山ついていた。
今日は産卵もしておらず、卵を守っている様子もない。。。
こいつらってほんと、卵を守らないよなぁ~(^^;;
噛みついてきてくれたら面白いのに。。。

ゼロ戦に着くフタイロの幼魚
ゼロ戦に着くフタイロの幼魚
2本目はゼロ戦へ。
昨日ほどは潮が速くはなかったが、時間と共に速くなってきて最後は結構流れていた。

しばらくはポイント全体にひろがっていたツバメウオがエクジット直前には大きな100匹くらいの群れになって水面直下にかたまってくれた。
今はだいたい昼過ぎの時間帯にかたまるみたい。


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