【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 23.6℃/23.6℃
【透明度】 10m
【海況】 時化
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:37-10:10/14:00-15:32
【潮まわり】 06:27 231cm 満潮 / 12:22 77cm 干潮 / 18:04 235cm 満潮 / 大潮(月齢:28.6)
【日の出・日の入】 日出06:42 日没17:22
今日もかなりの時化だ。
ゲストは北海道からの2人組なのだが、正直、まともに潜れそうなのは一湊タンク下くらい。。。
1本目は何とか一湊タンク下で潜ったけど、これからもっと時化てきそうだったので、急遽1本で取りやめる事にした。
寒さとウネリでゲストさんのテンションもかなり下がっていたし。。。(笑)
1本目のガイド中、例のワモンダコが卵を守っている場所を覗いてみると、何と全部、孵化してしまっていた!!!(-_-;)
一昨日はすべての卵が孵化前だった事を考えると(⇒今さら?(笑)ストレートファインダーを導入。。。)、孵化したのは大きく時化た昨日か、それとも今朝か。。。??
それどころか、ほんのちょっと前ではないか?という可能性も。。。
というのも何と巣穴には孵化してしまった卵の房を前にして、まだ親ダコがいたのだ!!
ただ、もう前のように巣穴に手を近づけても、卵を守ろうとする気配はなく、むしろ逃げ腰だった。
ものの本によるとマダコなどは1ヶ月近く母親が絶食状態で卵を守り続け、無事に孵化させるとそのまま衰弱して死んでしまうとある。
実際に僕自身が確認しているわけではないので、当然、鵜呑みにはできないが、そう聞いていたのでちょっとビックリ。
もしかしたら、孵化させたばかりなのかもしれない。。。
だとしたら。。。!
(*-゙-)ウーン…ぜひ見たかった!!!
という事で、ゲストが帰ったあと、もう一度、この巣穴を1人で見に行った。
マダコの孵化が頻繁に見られるエリアの同業者に、マダコは産卵時期の違う卵を何日かに分けて孵化させていく事が多く、その期間中は日中、毎日のように孵化が見られると聞いていたので、もしかしたらまだ奥の方で孵化していない卵があるのかもしれない!!!と思い、それを確認したかったのだ。
ところが行ってみると、なんと親ダコがいないっ!!!(゜O゜;
巣穴の入り口は思い切り開いていて、入り口の石は散乱していた。。。
卵の房を奥の方まで見てみたけど、すべて孵化済みだった。
やっぱり、ここの卵は今朝一気に孵化した可能性が濃厚だ。
しかし、親ダコはどこに行っちゃったんだろう。。。?
エアーが余りまくっていたので、ちょっと沖へ。。。
時化海は午前中よりも透明度は悪くなっていて、沖に出ても10mくらいの透明度。。。
現在、クダヤギ類にはクダヤギクモエビの着底したばかりだと思われる幼体がよく着いている。
クダヤギ類を覗けば、最低1匹は着いてるような感じ。
大きさにすると3-4mmくらいのチビたちで、まだ間接部は赤くなく(成体は各関節が赤い)、ハサミの部分だけが赤く、それがよく目立つ。。。
体は大人と比べてもかなり白っぽいのいで、なおさらハサミの赤い部分が目立つのだ。
ただ、それは見事な擬態になっていて、クダヤギ類と完全に同化してる。(^^)