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オニヒトデが目立つような気がしなくもないけど。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 18.6℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 13:42-15:20
【潮まわり】 08:04 198cm 満潮 / 13:56 76cm 干潮 / 大潮(月齢:15.7)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:40

今日も午後から1人で海へ。
相変わらずの低水温だけど、今日も海自体はベタ凪ぎで透明度も良かった。

とりあえず、漁礁まで行ってみた。
今年は結局、キンメモドキもあまり期待するほど集まらず、ワイド的にはイマイチだ。

漁礁の壁面には様々な八方サンゴ類やヒドロ虫の類がついていたり、ピンク色のキサンゴや赤や緑や黄色といったカラフルなカイメン類が大量についていて、背景としてはメチャ最高だ。
とは言っても主役になりそうな1-3cmくらいの小さな生物がなかなか見つからず、結局、あまりシャッターを切ることなくブラブラ。。。(^^;;

水墨山水画に描かれる雲のよう。(笑)
水墨山水画に描かれる雲のよう。(笑)
唯一、「チビだったら絵になるのになぁ。。。」などと思いながら何枚かシャッターを切ったのはホシゾラワラエビだったのだが、これが意外に面白かった。
周囲は白く大きな八方サンゴの仲間が咲き乱れる場所なのだが、隠れるように奥の方にいた子を何枚か撮ってモニターを見てみると、前ボケした白い八方サンゴがまるで霞がかった雲のようで面白かったので、後半はすっかりそれにハマってしまった。(笑)

通常は前ボケが起きないように、できる限り開いている空間を探してその隙間から撮るのだが、ワザと前ボケが大量に起こる位置を探しながらいろいろ撮ってみた。
ははは。。。面白い。。。何か水墨山水画でよく描かれる雲のような。。。(^^;;
こんなやつ→http://www.silkland.co.jp/Artist/Ohtake/Otake_work/images_Otake_Work/OT015.jpg

すっかりハマってしまった。(笑)

またオニヒトデ???(・・;)
またオニヒトデ???(・・;)
帰りにまたオニヒトデを見つけた。
う~ん。。。何か最近、普段よりもよく見かけるような気がする。。。
増えているんじゃないだろうなぁ。。。(・・;)
勘違いであって欲しいけど。。。

でも、まぁ、大量発生したところで彼らが食べるようなサンゴなんてタンク下にはほとんどないけどね。(笑)


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凪ぎた~!!!(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 19.7℃/19.7℃/19.7℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】10:20-11:32/ 12:32-13:53/15:14-16:27
【潮まわり】 09:58 198cm 満潮 / 15:57 88cm 干潮 / 中潮(月齢:19.1)
【日の出・日の入】 日出07:11 日没17:21

昨日の大時化から一転!
今日は一湊湾内もだいぶ凪ぎて、しかも天気は快晴!!(^^)
冬としてはかなりの好コンディションだった。

日中は太陽が出ていて外も暖かかった。

ヒノマルテッポウエビ(仮称)などがリクエストだったので、ビーチからせっせとゼロ戦や漁礁まで遠泳。。。(笑)

しかし、やっぱりちょっと寒い。。。ゲストさんはドライだからいいけど、僕はヘタリ気味のロクハン。
潜水時間が60分を超えた辺りからブルブル震え始める。
あ~ヤバいなぁ。。。早く新しいロクハンを買わないと。。。


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ハネムーン(^^)

【ポイント】 元浦/元浦
【水温】 20.5℃/20.5℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 11:10-12:00/13:00-13:42
【潮まわり】 06:05 95cm 干潮 / 12:01 174cm 満潮 / 19:22 38cm 干潮 / 小潮(月齢:22.8)
【日の出・日の入】 日出06:58 日没18:05

風向きが南から西~北西に変わり、昨日までの暖かさが打って変わって、ちょっと肌寒くなってきた。
今日のゲストはハネムーンで屋久島に来られた新婚ホヤホヤのご夫婦。
真冬には珍しい1日体験ダイビングだ。(笑)

朝から雨だったのできっとテンションがメチャ下がっているだろうな。。。と思いきや、2人ともやる気満々!!
ちょっと一安心。。。
この寒い時期の体験ダイビングは天気や暖かさでゲストのテンションの上げ下げが激しいので、結構気を遣うのだが、朝からやる気満々だとほんとホッとする。(^^)
水中はこの時期にしては透明度もよく、意外に明るかったし、雨が降っていたにも関わらず、水温もそれほど低くはなかったのだけど、やっぱりレンタルの5mmウェットはちょっと寒かったみたい。。。(^^;

珍しくオニヒトデを見つけた。
まだ小さな子で直径は10cmくらい。


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久しぶりに沖へ。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.1
【水温】 23.5℃/23.9℃
【透明度】 20m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:24-10:59/11:55-13:52
【潮まわり】 04:06 104cm 干潮 / 09:27 197cm 満潮 / 16:23 28cm 干潮 / 中潮(月齢:18.9)
【日の出・日の入】 日出05:19 日没19:09

常連No.1のSさんと常連No.2のGさんの最終日。
昨日はコブシメ三昧の1日だったので、今日はマクロで。。。という事で、いつもの一湊タンク下へ。
Gさんのリクエストはマジマクロイシモチの口内保育とジョーの口内保育。

1本目、まずはGさんのリクエストに応じて口内保育中のマジマクロイシモチ探し。
しかし、マジマクロイシモチどころかガンガゼが見当たらない。。。(・・;)
やっとの思いで口内保育中のオスを見つけたが、ガンガゼ少な過ぎ~っ!

薄ら婚姻色のクジャクベラのオス
薄ら婚姻色のクジャクベラのオス
Gさんを放置してSさんと久しぶりに沖に出た。
-25m前後の斜面ではクジャクベラのオスたちがヒレを広げて滑空していたが、求愛というほどではない、薄い婚姻色。
この状態だと多分、繁殖期は始まっていて、午前~正午前後に産卵しているかも。。。
クレナイイトヒキベラはいつの間にかいなくなっていて、いつもの場所では見つからなかった。

トモシビイトヒキベラの若魚
トモシビイトヒキベラの若魚
今年は一湊タンク下でトモシビイトヒキベラの若魚を多く見かける。
屋久島では普通種なのだが、なぜか一湊タンク下ではあまり数は見られなかった。
7-8年前は1つハーレムもあったのだが、今では成魚は数匹見られる程度。
今年は数年ぶりにトモシビイトヒキベラのハーレムが形成されるかな?
ちょっと楽しみ♪(^^)

巣穴から飛び出るジョーフィッシュ
巣穴から飛び出るジョーフィッシュ
2本目はやはりGさんのリクエストで浅場で卵を咥えたジョーフィッシュがいないかチェックしてまわった。
何匹かまとまって見られるエリアを中心に見て回ったけど、まだまだ若い個体が多く、当然卵を咥えたオスは全然見つからない。
例年ならすでに何匹か見られてもいいのだが、今年は確実に遅れている。。。(・・;)
低水温の影響なのだろうか?

ジョーは通常、卵を咥えておらず、危険を感じると穴の底に置いてある卵塊を咥えて顔を出す(つまり卵を守ろうとする)傾向があるので、今日も巣穴に指の先をちょっと入れてみたりして調査したのだが、そのうちの1匹がガブリと噛みついてきた!(-o-;
もう一度入れてみると、今度は巣穴から飛び出てしまった。。。
巣穴を構えたばかりのジョーはちょと穴に指を近づけると噛みついてきたり、穴から簡単に出てしまう事が多い。

ヒレギレイカ?
ヒレギレイカ?
まだまだ水底付近には小さなアミ類やヒメオオメアミなどが舞っていて、マクロ撮影の支障になっている。(笑)
海藻も少しづつ溶けだし、ちょっと手を着くとボぁ~と海藻の溶けカスが舞い散るこの時期特有の光景。。。
そんな中をよく見てみるとヒレギレイカ(?)が数十匹の群がりをつくり浮いていた。
体長は2-3mm。
小さな小さなイカだ。
この時期特有のアオサをバックに撮ったら、幻想的でいい感じ。。。(^^)

お~!!稚ヒトデ!
お~!!稚ヒトデ!
いつも2人の常連ゲストの最終日は高速船の最終便で帰るため、2本目のエクジット後は慌ただしくなる。
なので、撮影した画像はとりあえずメディアを丸々コピーさせてもらって、ゲストが帰った後にチェックするのだが、何とその中に昨年から必死に探していたオニヒトデの稚ヒトデが写っているではないか!!

前後の画像からどうもクサビライシの仲間の裏側に着いていたらしい。
屋久島ではオニヒトデ自体が珍しいのだが、その幼体などは全然認識していなかった。
ぜひこの目で見てみたい!!と思っていたのだが、こんなところにいたとは。。。(-o-;

そのクサビライシの仲間も特定できそうなので、早速、見に行ってみよっと。


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恐怖!!ホラガイのオニヒトデ捕食!(・_・;

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 17.7℃
【透明度】 25m
【海況】 時化気味
【天候】 雨
【潜水時間帯】 10:30-12:56
【潮まわり】 07:06 204cm 満潮 / 13:32 16cm 干潮 / 19:42 202cm 満潮 / 大潮(月齢:0.5)
【日の出・日の入】 日出06:04 日没18:38

ベタ凪ぎ&晴天の週末とは一転して、今日は朝から冷たい雨の降る1日。
北東風も強く吹き、今日は昨日見つけたヒゲハギを今度はワイドで撮ろう!と風向きも気にせずに海へ行ったら北東面の元浦は大荒れ。。。(・_・;
仕方なくはじめは割と凪ていた一湊タンク下へ。

今日は午後から新スタッフが来島するので、早めに切り上げようと思い12Lタンクでエントリーしたのだが。。。(いつもは1人で潜るときは14Lタンク)
案の定、前半は何もワイドで撮る被写体もなくブラブラ沖まで出て、帰りに定点観察中の-16mのアオスジテンジクダイの群れる場所を覗いたが、相変わらず卵を口内保育中のオスは1匹のみで、あとの連中はまだ1回目の産卵さえ行われていないような感じ。

逃げるオニヒトデを追うホラガイ
逃げるオニヒトデを追うホラガイ
何も発見がないままエントリー口付近まで帰ってくると、あっと驚く捕食シーンが待っていた!
ずっと見たいと思っていたホラガイのオニヒトデ捕食シーン!!!
しかも、今まさに捕食しようとしているところに出くわしてしまった。。。

オニヒトデはかなり小型の子だったのだが、ホラガイの仲間はそこそこ大きな子。
屋久島ではオニヒトデ自体が珍しい生物なので、これは屋久島ではめったに見られないシーンだ。
ホラガイの仲間も決してもともとの数は多くないので、屋久島ではまさに奇跡のシーンなのだ。(言い過ぎ?(^^;))

いや~マジで凄かった。。。!って言うかメチャ怖いんだけど。。。ホラガイくん。。。(ーー;)

ホラガイの仲間は貝の仲間なので、当然その動きは魚などと比べて鈍い。
しかし、オニヒトデを狙うホラガイの仲間は違った!
驚くほど高速で滑るように逃げるオニヒトデを追いかけ捕まえる。。。

象さんの鼻のような長い口(?)を伸ばす
象さんの鼻のような長い口(?)を伸ばす
オニヒトデに追いつくとそのまま上に乗っかり、突如、象さんの鼻のような長~い口(?)を伸ばすと、そのままぞの先端をオニヒトデに裏側に回し、オニヒトデの口のあたりから内臓や養分を吸い取っているような感じで弱らせる。。。
見ているとみるみるオニヒトデは抵抗するのをやめ、動きが静かになっていくのが、怖すぎる。。。(-o-;

オニヒトデを簡単にひっくり返す
オニヒトデを簡単にひっくり返す
オニヒトデが静かになるのを見計らって、鼻と軟体部全体を使ってオニヒトデをひっくり返す。
これはあっという間。
簡単にひっくり返る。

そのまま体全体で締め付ける。。。
そのまま体全体で締め付ける。。。
そのままオニヒトデ折り曲がるくらい強い力で体全体を使って締め付ける。。。これもかなり恐い。。。
グチャっという音やメリメリメリという音が聞こえてきそうな感じ。。。(笑)

そして、また長い象さんのような鼻が伸びてきてオニヒトデの裏側から何かを吸い取ってるぅ~!!!(・_・;
マジかぁ~!!!!

最終的にはこうなる
最終的にはこうなる
最終的には強く軟体部全体でオニヒトデを巻き込むようにしてしまう。
ここまででわずか10分とちょっと。
もの凄い速さでオニヒトデを捕え、あっという間に体全体でオニヒトデを巻き込んでしまった。

この状態でどんどんオニヒトデを溶かしながら食べているようだ。
オニヒトデには悪いけど、あまりにも面白くて何回もオニヒトデを救出した。
救出するとオニヒトデはこれまた高速で逃げるのだが、またスグにホラガイが高速で追走し、あっという間にまた捕まってしまう。(・・;)
そして、また同じように象さんの鼻(みたいな口)が伸びてきて。。。この繰り返し。

途中でエアーが無くなって、スグにタンク・チェンジしてまたエントリーなんて事をしていたら、潜水時間は2時間半くらいになってしまった。(笑)
完全に新スタッフの事なんて忘れてた!!!(^。^;)


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