タグ: シマスズメダイ

温か~い!!!(^▽^)/

口内保育中のアオスジテンジクダイ

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 26.5℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:48-16:35
【潮まわり】 10:06 78cm 干潮 / 16:21 170cm 満潮 / 若潮(月齢:10.0)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:21

ゲストなし。
午後からTG4だけ持って海へ。。。
セルフで潜るときに一眼レフを持たずに海に行くのは何年ぶりだろう。。。(^^;;

海は黒潮がバリバリ当たっているような感じ!!!(^▽^)/
今日は水没気味のドライを着る気になれず、恐る恐るロクハンを着ていったのだが、メチャ温かくて、2時間近く潜っていたけど、ロクハンでもまったく寒くなかった!!!

今日は先日動画で撮ったニセアカホシカクレエビが乗っかっても引っ込まないイバラカンザシをもっとキッチリ動画で撮るのが目的。
潜水時間の2/3以上をここで粘ったけど、意図した動画は取れず。。。

口内保育中のアオスジテンジクダイ
口内保育中のアオスジテンジクダイ
帰りはブログ用に何か面白い動画ネタはないかな~と散策しながら浅場へ。。。
現在、まだまだアオスジテンジクダイは口の中にいっぱい卵を咥えているオスがそこら中にいるのだが、どの子も孵化間近の銀色の卵!!!
産みたての卵よりもこの銀色の卵の方が絵になる。

まるで仁丹を大量に咥えているような感じ。。。さすが、オヤジ!!!(^^;;
仁丹臭そうなオヤジが沢山いるぞ。。。(笑)

今日で卵を咥えて1週間くらい?
今日で卵を咥えて1週間くらい?
浅場に帰ってきてからは残タンクで今季初めて卵を咥えているのを確認し、ハッチアウトは見逃したジョーフィッシュのオスをチェック。
このオスはすでに2回目の卵を咥えていて、多分、8日、もしくは9日に産卵したので、今日で1週間くらいになる。
その卵の成熟具合をチェック。
まだまだ黄色い部分があって、孵化までは時間がありそう。

今日一番動画ネタに適した被写体は最後に待っていた!(-o-;
シマスズメダイの孵化間近の卵がエントリー口近くのテトラの壁面に大きく産みつけられていたのだが、親が目を離したすきに、これをメシマウバウオ(?)やアヤヘビギンポやゴマフヘビギンポの近似種などの幼魚が一斉にバクバクと食いに集まってきていた!

しょっちゅう食われているようで、卵のパッチの端っこの部分はかなり広範囲に食われた跡が残っていた。

これを顕微鏡モードで動画撮影したんだけど、うーん。。。もっともっと粘れば、もっと良い動画になりそうな気がするので、今回はスルー!(笑)
また撮ってきます!!!(^^)


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TG-3の「欠点」。。。じゃなくて「限界点」。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.9℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:58-17:00
【潮まわり】 09:09 221cm 満潮 / 15:00 96cm 干潮 / 中潮(月齢:17.2)
【日の出・日の入】 日出06:39 日没17:24

今日は朝から雨。。。
水中もかなり暗いかと思いきや、意外に透明度が良かったからか、そこそこ明るかった。(って言っても暗いけど。。。)

ここ最近の不自然なほどのTG-3ゴリ押しログを読んだあるアウトドア系のポータルサイトの編集者の方からぜひTG-3のレビューを書いてほしいと頼まれた!(笑)
確かにここ数日のゴリ押しっぷりはすさまじい。。。このゴリ押しっぷりに負けて何人かの方から「私もTG-3を買いました~!」なんて報告も聞いた。
う~ん。。。そろそろオリンパスさんから金一封が送られてきても良い頃だと思うのだけど。。。(^_^;)

でも、そうは言ってもTG-3はやっぱりコンデジなワケで、一眼に比べたらクオリティの高い写真を撮るのは難しい。
限界があるのだ。

これまでTG-3を不自然なほどべた褒めしてきたけど(笑)、今日はあえてTG-3の「欠点」をいくつか挙げてみようと思う。
でも、だからといってTG-3は「ダメなカメラ」というわけではなくて、それを補って余りある利点のほうが大きい。
それは軽くて、持ち運びしやすく、気軽に撮影できること。(^^)
こうした欠点が気に入らなければ、重く大きな一眼レフを持って入ればいいわけで、要はTPO(使用用途や何に重点を置くか)の問題なのだ。

つまり、「欠点」というよりは、TG-3(つまりはコンデジ)の「限界点」をいくつか挙げてみる。

ニクイロクダヤギのポリプ 4x Optical Zoom + 2x Super Resolution Zoom
ニクイロクダヤギのポリプ
4x Optical Zoom + 2x Super Resolution Zoom
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 100;
今日は最初、一昨日、エアがカスカスの状態で急いで撮ったシマスズメダイの卵をもう一度、落ち着いて撮ってみた。
顕微鏡モードがどこまで使えるか試してみたかったのだ。(ISO感度はともに200で統一)

TG-3には最大で16倍まで拡大できるデジタルズーム(画像劣化アリ)以外に、8倍まで拡大できる超解像ズーム(画像劣化ナシ)がある。
超解像ズームは結局のところ、画質の劣化はなくてもトリミングをしたのとまったく同じ状態なので画質が荒すぎてほとんど使えない気がする。(下左の写真)

つまり、僕の個人的な感覚としては「使えるクオリティの高い写真」として許せる限界は、通常の光学ズームの4倍で、ストロボ光が蹴られないギリギリのところから撮った写真だった。(下右の写真)
でもこれで十分といえば十分過ぎるのだけど。。。(笑)
ハッキリ稚魚の目玉や卵黄も分かるし。(^^)

ちなみに上のニクイロクダヤギのポリプも4倍の光学ズーム+2倍の超解像ズームで撮影。
大きくして見ればよく分かるけど、かなり荒いです。。。(-_-;)

シマスズメダイの卵 4x Optical Zoom + 2x Super Resolution Zoom
シマスズメダイの卵
4x Optical Zoom + 2x Super Resolution Zoom
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 100;

シマスズメダイの卵 4x Optical Zoom
シマスズメダイの卵
4x Optical Zoom
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 100;

それからちょっと距離がある被写体の撮影やワイド撮影には内蔵ストロボはほとんど使えない。
どう撮っても、ストロボのある左側にハレーションが凄いのだ。。。(^_^;)

だからワイド撮影にはストロボは焚かずにホワイトバランスだけの調整だけで撮りたいわけだが、いろいろやってみた結果、明るい浅場ではプログラムモードでホワイトバランスを「水中」にして撮るのが一番自然な感じで撮れる気がする。

左からシーンモードの水中ワイド、プログラムオートのWBが水中、プログラムオートのWBがオート
左からシーンモードの水中ワイド、プログラムオートのWBが水中、プログラムオートのWBがオート

これは個人的な好みの問題なのだが、シーンモードの水中ワイドが吐き出すドギツイ濃い青色が何か好きになれないのだ。(笑)
これはオリンパス独特の「青」で、要は「赤」が異常に強いためにこういう色になる。
試しに岩や赤味のあるサンゴなんかを撮ってみると、その不自然さがよく分かる。。。

これは一眼でもそうなんだけど、もともとカメラが機械的に吐き出した(勝手にいじった)jpgは、色味が不自然であることが多いし、コントラストと彩度がメチャクチャ強い。
そもそもどのカメラで撮ってもjpgは不自然なんだけど。。。(笑)

せめて、RAWで撮れればいいのになぁ。。。
TG-3にRAWがない現状のTG-3ではオリンパスさん(95歳・東京都新宿区在住)が自分好みに勝手にイジって現像した数少ない選択肢(たいていはどれもちょっと不自然な色味。。。^^;)の中から自分好みの1枚を選ぶしかないのだ。
ちなみに僕だったら、真ん中の「プログラムオートでWBが水中」を選ぶかなぁ。。。一番自然な感じがするけど。

しかし、ストロボを焚かないプログラムオートでのワイドは、ちょっと水深が深くなって辺りが暗くなると、勝手にシャッタースピードが落ちるため、かなりブレる。
そういう時はシーンモードの水中ワイドで撮るしかないのだが、やはり色がドギツイ事と、ISO感度が上がりすぎてとれた画像はかなり荒い。

TG-3の場合、ISOは200以上だとほぼ使えないと考えている。
ISO400以上だと輪郭なんかにかなりにじみが出てきて、クリアーな感じが損なわれ、まるで絵画のような写真になってしまうのだ。

ギンガメアジの子供たち
明るい方向に向かってシャッターを切ると。。。ISO200に。
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Scene Modes-Under Water Wide1; 1/80 sec at f2.8; ISO 200;
ギンガメアジの子供たち
暗い方向に向かってシャッターを切ると。。。ISO400に。
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Scene Modes-Under Water Wide1; 1/60 sec at f2.8; ISO 400;


なので、シーンモードの水中ワイドで撮るときは、少しでも上向きに撮ってレンズに光を入れ、ISO感度を下げる必要がある。
ただ、明るい方に向かって撮るとISO感度は下がるけど、ストロボを焚かないから被写体は影になる。(上左写真)

逆に明るい方を背にして撮ると被写体はクッキリ、明るく撮れるけど、暗い方にカメラを向けるわけだからISO感度は上がる。(上右写真)
ISO感度が400まで上がった上右写真なんか、魚の輪郭を見ると画質が荒くなってかなりにじみがすごいのがよく分かる。。。(-_-;)

もうこの辺はどうしようもない。。。
外付けストロボやワイコンは付けず、ノーマルのままで撮るのならこの辺がTG-3。。。というよりもコンデジの限界なのだ。

この写真を撮ったあと、また突然ゴマモンガラの巨大オスに襲われた!(-_-;)
もうエアも残り少なかった時だったので、ダッシュで逃げたら一気にエアがなくなってしまった。。。

いや~もうゴマモンガラ、焼いて食いて~!!!!マジで!!!(怒)


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顕微鏡モードで遊ぶ。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 25.0℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:28-16:58
【潮まわり】 07:50 235cm 満潮 / 13:45 79cm 干潮 / 大潮(月齢:15.2)
【日の出・日の入】 日出06:37 日没17:25

クマノミ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN
イバラカンザシ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

午後からTG-3を持って海へ。
今日も昨日以上に白く濁っていて、暗い海。。。

TG-3を持って潜るようになってからエアの持ちが良くなった!(笑)
一眼を持って1人で潜るときはいつも14Lタンクを背負い、エアがなくなるまで潜っているのだが、ホームの一湊タンク下で潜るとだいたい100分から120分くらいでエアーはカスカスになる。
だから1人で潜るときは2時間くらいの潜水時間がいつものパターンだ。

ところがここ3-4日は2時間経ってもエアがなくならない!
結局、エアがなくなって上がる頃には、2時間半が経過しているという毎日。。。
まぁ、確かに一眼のハウジングは重いもんなぁ。。。でもそこまでエアの持ちに違いが出るとは!!

ルリホシスズメダイの卵
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

今日もTG-3の一番の売りである顕微鏡モードによる接写がどの程度使えるのかチェックするために、とにかく極小の被写体を探しまくったけど見つからず。。。
でも途中で気づいたのが「卵」だ。

数日前にゲストさんの持っていたTG-3でミツボシクロスズメダイの卵(肉眼ではツブツブの卵はほぼ確認できない)を撮ったところ、ハッキリと卵のツブツブが写っていてビックリさせられた事を思い出した。
でも、どこの産卵床も卵はなく、卵を守っているオスは一切見つからなかった。

シマスズメダイの卵
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

エアもカスカスになり始めた頃、浅場に帰ってくるとルリホシスズメダイの孵化間近の卵を見つけた!
しかし、大きな石の下にある産卵床はようやくカメラが入るくらいのスペースしかなく、モニターはまず覗けない。。。

カメラだけを差し入れて、モニターは見ずに何枚か撮ってみたらそこそこピントも合っていてちゃんと写ってる!!!(笑)
コンデジだったらこんな撮り方もできる事にも感心しつつ、ちゃんと孵化間近の稚魚の目玉が分かることにも驚かされた。

ルリホシスズメダイの卵は肉眼でツブツブは分かるけど、卵の成熟状態を確認するのはまず無理だ。
しかし、顕微鏡モードならTG-3のモニターを通せば見れるので、それを現場でゲストさんにも見せるという使い方もできる!
つまり、水中虫眼鏡としても使えるわけだ。(笑)
しかも、かさ張るマクロ・コンバージョンレンズなどは付けずに!

ホシゾラワラエビ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

八放サンゴ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

エクジット間際にはシマスズメダイの卵を見つけた。
この卵も肉眼でツブツブは分かるけど、中身の例えば卵黄なんかは絶対に見えない。
でもTG-3のモニターで見れば一目瞭然!!

う~ん。。。これはガイドさん必携だな。。。!などとガイド中にカメラを持っていくことを正当化するのであった。。。(笑)

コブシメ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Program Auto; 1/80 sec at f4.2; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

ハダカハオコゼ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Program Auto; 1/50 sec at f10; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN


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メギスの卵、発生過程まとめてみる。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.9℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:41-16:50
【潮まわり】 08:20 209cm 満潮 / 15:08 23cm 干潮 / 中潮(月齢:3.3)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:15

午後から海へ。
早速、昨日新たに見つけたメギスの卵を見に行ってみると、予想通り、やっぱりこちらも跡形もなく一晩で卵塊はなくなっていた。。。(・・;)

昨日のログでも書いた通り、これは外敵というよりは、親自身が食べてしまった可能性が高いと思う。
ストレスを感じて卵を食べてしまったのか、それとももはや卵が危ない!ならば食べて栄養にしてしまおう!と考えたのか知らないけど、とにかくメスが産んだ卵をそれを守るはずのオスが食べてしまったのではないだろうか。。。?

もしかしたら、メギスはこういう事が頻繁にある魚なのかもしれないけど、とにかくまた孵化まで観察する事ができなかった。。。

でも、これで発生過程と孵化までの期間はだいたい掴めたので、ある程度目的は果たした。
5/26のガイド中にゲストが見つけた卵は多分、今晩、もしくは翌朝にはすべて孵化するだろう。。。という段階まで観察できた上に、5/28には産卵&産みたての卵を確認できたので、まとめてみるとだいたい今の25℃の水温だったら、5日で孵化することが分かった。
5/26に見つけた卵は産卵直後くらいの卵だったのだ。

以下はメギスの発生過程だ。
左が5/26に産卵したと思われる卵で、右が5/28に産卵を観察した卵だ。

【1日目(産卵当日)】

産みたての卵はクリーム色、もしくは薄いオレンジ色に見える。
卵膜の内側に卵黄があって、このクリーム色は卵黄の色だ。
その卵黄の中にオレンジ色の点のようなものがあるけど、これが多分、油滴と呼ばれる部分だと思うのだけど。。。

5/26に産卵したと思われる卵(1日目)
5/26に産卵したと思われる卵(1日目)
5/28に産卵を観察した卵(1日目)
5/28に産卵を観察した卵(1日目)


【2日目】

2日目になるとこの卵黄がやや小さくなり、透明感が出てくるみたいなのだが、まだ濁りがあってこのため卵全体がピンク色に見える。

5/26に産卵したと思われる卵(2日目)
5/26に産卵したと思われる卵(2日目)
5/28に産卵を観察した卵(2日目)
5/28に産卵を観察した卵(2日目)


【3日目】

3日目になるとようやく稚魚の目玉や体の形が出始める。
これを胚体というらしい。
卵黄は胚体に栄養を与え、さらに小さくなった。

5/26に産卵したと思われる卵(3日目)
5/26に産卵したと思われる卵(3日目)
5/28に産卵を観察した卵(3日目)
5/28に産卵を観察した卵(3日目)→ここで卵が消失


【4日目】

4日目になるともう完全に稚魚の目玉はクッキリしてきて銀色に輝いている。
体も丸まって収まっているのがよく分かる。。。
もうこの時には卵は完全に透明感があるが、まだオレンジ色の油滴はハッキリ残っている。

5/26に産卵したと思われる卵(4日目)
5/26に産卵したと思われる卵(4日目)


【5日目(孵化前日)】

5日目は多分孵化寸前の状態で、いつ孵化してもおかしくない状況だ。(実際、この時何匹化が孵化した!)
すでに卵の中で稚魚の体は完全体としてでき上がっていて、よく動く!!!稚魚が動くたびにキラキラ輝く。
油滴はもうよく分からない状態。
多分、今晩か、翌朝にはハッチアウトするんじゃないかな。。。

5/26に産卵したと思われる卵(5日目)
5/26に産卵したと思われる卵(5日目)→ここで卵が消失


昨日新たに見つけたメギスの卵(昨日撮影したもの)
昨日新たに見つけたメギスの卵(昨日撮影したもの)
こんな感じでメギスの発生過程が分かったのだが、これを昨日別の場所で見つけ撮影したメギスの卵に当てはめてみると、これは産卵後2日目の卵だったという事が分かる。。。
3日目を目の前にして無くなってしまったというわけだ。(・・;)

またメギスの卵を見つけたら、今度は孵化まで追ってみたいなぁ。。。
しかし、親が本当に頻繁に卵を食べているのだとしたら、まさに英名(メギスの英名はFire-tail devil(=悪魔))通りの魚だ。。。(笑)

シマスズメダイの婚姻色
シマスズメダイの婚姻色
最近、エクジット口近くのテトラポットに大きなシマスズメダイの産卵床があって、かなり広い範囲に大量の卵が産みつけられている。
これを守るオスは白黒ツートンの体色(婚姻色)になっている事が多いのだが、これを10年前に最初に見たときは新種かと思った!!(笑)
これをパンダスズメダイと呼んでいるのだが(笑)、この体色はスグに褪せて、元の色に戻るのでシマスズメダイだとバレるのであった。。。(^^;;


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今年もメギスの卵が!!

【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 -℃/25.2℃/25.2℃/25.1℃
【透明度】 40m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:15-9:45/10:33-10:55/14:37-15:49/16:28-17:55
【潮まわり】 04:52 210cm 満潮 / 11:32 26cm 干潮 / 17:56 208cm 満潮 / 中潮(月齢:26.9)
【日の出・日の入】 日出05:18 日没19:11

3日くらい前から海がどんどん良くなっている。
日に日に水温は上がり、とうとう25℃を超えてしまった!!(・・;)
それに合わせて透明度や青さも増してきて、今日なんて40m先がハッキリ見えていた。(^^)
朝から雨の1日だったけどテンションはまったく下がらない。(笑)

そんな状況に呼応しているのか生物の繁殖行動が活発になってきた。
昨年初めて見たメギスの卵を今年も確認!(^^)
天井から吊り下がった暖簾のような卵は本当に綺麗!(^^)

ヘコアユもヘコアユも繁殖期に入っているようで、お腹の大きくなった個体も多い。

1週間くらい前からヤッコエイの動きが怪しい。。。
浅場でいつも以上に目立つようになり、2匹の追いかけっこも頻繁に見かける。

アカカマス(タイワンカマス?)も多分、繁殖期に入った。
普段は群れているアカカマスが、夕方、2匹で付かず離れず状態でウロウロしているのをそこら中で見かけた。

シマスズメダイも広範囲に卵を産みつけ、大きな産卵床をつくっている。。。

今がとうとう今年も一番面白い時期に突入だ!!(^^)


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卵を貪り食うやつら。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 25.3℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:48-17:19
【潮まわり】 04:29 220cm 満潮 / 11:22 20cm 干潮 / 17:58 217cm 満潮 / 中潮(月齢:12.5)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:23

今日は午後から1人で海へ。。。

結局、今回の台風4号も特に大きな影響もなく温帯低気圧に変わった。
山中は雨が降って、川はさすがにドロドロになる可能性も。。。?とか思ったけど、まったく普通に綺麗な水がゆったりと流れていた。

海に関してはまったく時化ることなく通過していったのだが、ずっとベタ凪ぎ。
それが通過と共に風向きがやや西に振れ、今日は矢筈岬の西面のみがやや白波が当たっていたけど、一湊湾内はおおむね凪ぎ。

海は色が何となく青々してきた気がする。
透明度も割といい感じ。。。

ここ2週間くらいの間にエントリー口横のテトラ周辺に大きなシマスズメダイが、定期的に卵を産みつけている。
彼らの産卵床は他のスズメダイ類よりも圧倒的に大きく、直径1m以上の大きな産卵床だ。
卵の成熟状態から言っても、これを一度に産んでいるように思うのだが、いったい何時間かかるんだろう。。。(・・;)

このシマスズメダイの卵をいつもメシマウバウオ(仮)とヘビギンポの仲間が狙ってる。
シマスズメダイの目を盗んでは、このエッグ・イーターたちが卵を食べているのだ。
食べているところを見つければシマスズメダイはスグに追い立てるのだが、ちょっと目を離した隙にエッグ・イーターたちはまた卵を食べ始める。

このエッグ・イーターたちの卵捕食を撮ろうと、昨日も今日もかなり粘ったのだが、卵を食べるために産卵床に繰り出してくる時間はわずか3-4秒程度で、しかももの凄く警戒心が強いためホント撮影は困難を極める。。。おまけにテトラの下側なので、撮りにくいっ!!!

ちなみにその食跡はハッキリと分かるのだが、かなりの面積を食べられている模様。。。
なぜにここまで食べられちゃうんだろ。。。?(・・;)

シマスズメダイの卵を貪り食うメシマウバウオ
シマスズメダイの卵を貪り食うメシマウバウオ

シマスズメダイの卵を貪り食うメシマウバウオ
シマスズメダイの卵を貪り食うメシマウバウオ

ヘビギンポの仲間たちも卵を狙う。。。
ヘビギンポの仲間たちも卵を狙う。。。

エッグ・イーターたちの食跡
エッグ・イーターたちの食跡

産卵口からは卵が出てる!!(^^;;
産卵口からは卵が出てる!!(^^;;
現在、エントリー口近くのテトラにはスカシテンジクダイとクロホシイシモチのチビが小さな群がりをつくっている。
普段はこうした群れが見られない場所なので、イレギュラーなものなのだが、スカシテンジクダイに関しては成魚もいて口内保育中のペアも見られる。
この成魚の中にメスの産卵口から卵がはみ出ている個体がいた。
「これは産卵が近い!」と思い、しばらく粘ってみたけど、求愛さえもしない上に、中層に群れる「群れ」なので目で追うのは一苦労。。。(^^;;
結局、30分くらい粘ったけど、何の変化もないので飽きた。。。(笑)
せめて求愛でもしていれば、粘る気にもなるのだけど。。。

10日くらい前からナガサキスズメダイのチビが目立ち始めている。
例年よりも半月くらい遅い感じ。。。

今日は午後の遅い時間帯に産卵するベラたちの産卵をいくつか観察した。
ムナテンベラ、ニシキキュウセン、クロベラ、クロヘリイトヒキベラなど。。。
クロヘリイトヒキベラは胸の斑点があるやつもないやつも混じってかなり激しく産卵していた。


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ノコギリハギを探して。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 25.6℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:27-17:30
【潮まわり】 09:53 204cm 満潮 / 15:26 118cm 干潮 / 中潮(月齢:19.7)
【日の出・日の入】 日出06:21 日没17:45

シーズン中ずっと続いていたゲストの予約がとうとう切れてしまった。。。(^^;)
午前中にリピーターのIさんを港に送って、今日からしばらくゲストなしだ。

今週は研究者週間。(笑)
偶然、カワハギ科やモンガラカワハギ科の社会行動を研究している千葉県博の川瀬さんと、魚類の分類をやっている鹿児島大学の本村さん&学生さんたちが同時に来島。
1週間の滞在中、いろいろと手伝ったり、一緒に勉強させてもらおうと思っている。

今日は夕方から川瀬さんと一緒にノコギリハギ探し。
ノコギリハギは朝8:00-10:00くらいに産卵するのだが、まずは生息状況を把握したいという事でそれに付き合って潜った。
これまでブログにも何回か書いたけど、本来、屋久島ではノコギリハギは”超”がつく普通種なのに、今年は一気に減ってめったに見ない魚になってしまった。
それで探すのも一苦労。。。

-15m以浅で2時間潜っていて見かけたノコギリハギは雌雄合わせて5匹。。。少なっ!
しかも、産卵期は夕方でもガンガンオス同士の威嚇なんかが見られるのだが、それも無し。
この状況には川瀬さんもかなり焦っていた。

明日の朝には早速、産卵観察にトライするのだが、な~んか嫌な予感。。。(ーー;)

極小ハナヒゲウツボ(yg)
極小ハナヒゲウツボ(yg)
その川瀬さんが極小ハナヒゲウツボの幼魚を見つけてくれた!(^^)
夏からずっと見られている-18m付近のハナヒゲウツボの幼魚と同じくらいの大きさだったので、ここまで引っ越した???と思ったけど、-18mの子を見に行くとこちらはこちらで定位置にしっかり収まっていた。
つまり別個体だった。
ありがとー川瀬さん。
でも相変わらず黒いハナヒゲは絵にならない。。。(笑)

産みたての白いパッチ
産みたての白いパッチ
屋久島の浅場で見られるスズメダイ類はそのほとんどがもう繁殖期を終えようとしているのだが、唯一ルリホシスズメダイとシマスズメダイはお盛んだ。
通常、ルリホシスズメダイは観察するのが厳しい岩の亀裂の天井面や大きな石の下などに産卵床を持つのだが、観察しやすい産卵床見~つけた!(^○^)
気づけば3つのパッチ!
気づけば3つのパッチ!
超見やすい場所に2つのパッチをつくってそれを守っていた。
1つは産んだばかりの白いパッチ、もうひとつはかなり成熟した黒っぽいパッチ。
最初は白黒2つのパッチしか気づかなかったけど、その真ん中には孵化したパッチも。。。

エクジット直前はほとんどエアが残っていなかったので、ちらっと見ただけなのだけど、例のシマスズメダイたちは白黒のクッキリ・ストライプ模様になって激しくオス同士が争っていたり、産卵していたりした。
こいつらはやっぱり夕方が産卵時間くさい。


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ベニハナダイの婚姻色

【ポイント】 オツセ/オツセ/一湊タンク下No.1
【水温】 26.5℃/26.5℃/26.3℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:20-10:25/11:47-12:49/15:29-17:11
【潮まわり】 07:34 225cm 満潮 / 13:32 86cm 干潮 / 大潮(月齢:15.7)
【日の出・日の入】 日出06:18 日没17:50

今日は昨日のメンバーで永田へ。。。

久々にピグミーシーホースのいるウミウチワまで下りてみた。
変わらずピグミーシーホースは沢山着いていて、クダゴンベと仲良く共存していた。
よくクダゴンベの着くウミウチワにはピグミーは着かないと言われるけど、そんな事はない。

今年はスジクロユリハゼが例年よりも浅い水深で割と多く出ている。
-40m以浅でも何匹か見られ、ちょっとビックリ。
通常、屋久島ではスジクロユリハゼは-40m台後半くらいから出だすハゼだからだ。

ベニハナダイの婚姻色が綺麗だ。
数匹のオスが一斉に青白く光り、メスに求愛を繰り返していた。
基本的に地味なハナダイなのだけど、さすがに婚姻色バリバリの時は非常に美しい。

夕方、シマスズメダイが産卵していた。
早朝だとばかり思っていたけど、この時間だったか。。。(ーー;)


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空飛ぶアオウミガメ(笑)

【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.1
【水温】 26.8℃/27.2℃
【透明度】 15m/25m
【海況】 やや水面小波
【天候】 晴天
【潜水時間帯】 10:00-11:00/13:40-15:45
【潮まわり】 08:43 78cm 干潮 / 15:55 193cm 満潮 / 長潮(月齢:8.7)
【日の出・日の入】 日出06:14 日没17:58

昨日までの雨はようやく止んで、今日は朝からとても良い天気だった!(^^)
10月は天気がいいとまだまだ暖かく、今日はかなり過ごしやすかった。

午前中は体験ダイビング。
風向きが変わって今日は北西。
昨日まで凪ぎていたクレーン下が大きく時化、今日は元浦で行った。

やや白濁りの元浦だったが、天気も良かったので水中はまずまず明るかった。

フタスジリュウキュウスズメダイのチビたち
フタスジリュウキュウスズメダイのチビたち
午後からはスタッフとタンク下へ。。。
昨日、出会ったツムブリ&その他回遊魚軍団狙いでワイドレンズ装着。
しかし今日もツムブリはいたけど、何かまとまりがなく、カメラを向ける気にもならなかった。。。(ーー;)

空飛ぶアオウミガメ
空飛ぶアオウミガメその1
空飛ぶアオウミガメその2
空飛ぶアオウミガメその2
いつもの定位置でいつものアオウミガメが寝ていた。
近づくとスグに起きて、飛び立ってしまった。。。(^^;;
ガイド中ならそれを追いかける事はないのだけど、今日はプライベート。
どこまで泳ぐのか追いかけてみる事にした。
後ろを追う僕の事なんてまったく気にしていないかのように、のんびり泳ぎ続ける。
途中、息継ぎのために水面に上がったりしながら、かなりの距離を泳いでいた。
いつも同じ場所にいるのでそう広範囲には泳がないと思っていたのだけど。。。(ーー;)

シマスズメダイの巨大な産卵床
シマスズメダイの巨大な産卵床
エクジット直前に例のシマスズメダイの産卵床を覗いてみた。
今日は興奮色にはなっていなかったけど、相変わらず卵を守っていた。
近づくとスグ逃げるのは変わらず。
やっぱり先日の興奮色となかなか色褪せない状態は産卵時(放精中)だったからなのかもしれない。。。

ワイドで撮ると、その産卵床の大きさがよく分かる。
直径80-100cmの巨大パッチはいくらシマスズメダイが大型種とは言え、1匹のメスから産み出されたとは考えにくい。。。
そもそもメスはどこにいるのだろう?
この近辺でメスを見かけることはほとんどない。


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今日は完璧だ~!!(*^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 26.9℃/26.9℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 やや時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:00-11:00/14:05-16:29
【潮まわり】 11:24 200cm 満潮 / 17:01 130cm 干潮 / 小潮(月齢:5.7)
【日の出・日の入】 日出06:12 日没18:02

今日の午前中は体験ダイビング。
体験ダイビングには2つのポイントがあって、風向きによって2つのポイントを使い分けている。
しかし今朝は風の変わり目だったようで、さっきまで吹いていた北西から北東に変わりつつあり、2つのポイントが共に時化気味の状態に。。。(・_・;
ゲストと相談してボートで静かな海域に逃げた。(笑)

一昨日、話題にした(⇒シマスズメダイ「幻の婚姻色」? | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –)エントリー口横のテトラで見られるシマスズメダイのオスが今日もバリバリの興奮色になっていた。

今日はナゼか近づいてもまったく興奮色が褪めないっ!!
お陰で写真は撮り放題!!
心ゆくまで、これまで「幻の婚姻色」だった(笑)シマスズメダイの興奮色をゲットできた。(^^)

シマスズメダイの興奮色
シマスズメダイの興奮色
図鑑用・シマスズメダイ興奮色(笑)
図鑑用・シマスズメダイ興奮色(笑)

今日はなぜに体色が褪めないのか不思議に思っていたのだが、近づいて見てみると産卵床にはビッシリ卵が産みつけられていた。
一昨日はなかったのに。。。
さすがに超大型のスズメダイだけあって(体長は何と15-18cm!)パッチの大きさは直径1m!!1m四方の範囲にビッシリ!!
しかも、セダカスズメダイのように小さなパッチをいくつも作るのではなくて、同じ成熟段階の卵が一気に産みつけられているのが驚きだ。
いつの間にこんなに沢山の卵を!?(・_・;

何やらお腹を擦りつける行動
何やらお腹を擦りつける行動
ちなみにこのオスを観察していると、しきりにお腹を産卵床にピッタリくっつけて前進する様子が見られた。
通常、スズメダイのオスが産卵床を守っている時は、ヒレをパタパタさせたり、口でフーフーしながら卵に水流を送っているのはよく見かけるのだが、そんな動作はあまり見られず、まるで放精しているかのようなのだ。

しかし、周りを見回してもメスの姿はまったく見られない。
結局、ここで1時間以上観察していたのだが、その間まったくメスは現れなかったのだが、オスは終始そんな行動をしていた。

シマスズメダイって他のスズメダイのようにメスに産卵させながら放精するのではなくて、ある程度卵を産ませたあとでゆっくり精子をかけていくのだろうか。。。?(ーΩー )ウゥーン

シマスズメダイの卵
シマスズメダイの卵
シマスズメの卵を食う!!
シマスズメの卵を食う!!
卵はシマスズメダイの体の大きさに比例して比較的大きな粒粒だった。
この卵を時折、ウバウオの仲間(メシマウバウオ??)がパクパク食いに来るのだが、何とアヤヘビギンポの若魚も数匹、この卵を食いに来ていた。。。!!(・_・;

ヘビギンポがスズメダイの卵を食っているのを見るのは初めてだったので、ちょっと驚いた。
かなり激しく食い漁っていて、シマスズメダイのオスが頻繁に追い払っていた。

ちなみにこのシマスズメダイは僕が産卵床を観察するために最接近したときにはさすがに色褪せて、遠くからうかがっているような感じだったが、また離れるとスグに白黒の興奮色に戻った。
あとは一定の距離を保っている限りはまったく色褪せず(一昨日は同じ距離だとスグに色褪せてしまったのに。。。)、相変わらずお腹を産卵床にピッタリくっつけて前進する行動を繰り返していた。
う~ん。。。これってやっぱり放精しているのだと思うなぁ。。。
それだったら色褪せないのにも納得。


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シマスズメダイ「幻の婚姻色」?

【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.1
【水温】 25.8℃/26.5℃
【透明度】 10m/20m
【海況】 時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:00-11:00/13:53-15:57
【潮まわり】 09:30 238cm 満潮 / 15:24 93cm 干潮 / 中潮(月齢:3.7)
【日の出・日の入】 日出06:11 日没18:04

今日は快晴なれど白濁り。。。
今日は快晴なれど白濁り。。。
ようやく「快晴」!!!
空にはほとんど雲のない気持ちのいい青空!

ただ風は北西に変わり、昨日までは凪ぎていた一湊湾内がかなり時化始め、今日の午前中の体験ダイビングは元浦で行った。
海は凪ぎだったのだけど、水中の透明度は最悪。。。
白く濁っていて、せっかく差し込む太陽の光も完全には届かず、やや暗い感じ。。。

今日も体験ダイビングはスタッフに任せ、僕は後ろからカメラを持って監視役。(笑)
元浦はコースのほとんどが岩礁域なので、体験ダイビングのイメージ写真は白い砂地が綺麗なクレーン下の方が映えるなぁ~(^^;;

ハナキンチャクフグ
ハナキンチャクフグ
午後からはスタッフとホームグラウンドの一湊タンク下の定期巡回。(笑)
一気に沖まで出た。
相変わらず鼻先はキビナゴの大群に覆いつくされ、視界が悪くなるくらい。。。(・_・;
最近、マダラトビエイのチビによく出会う。

水温がやや下がって、ベニヒレイトヒキベラの婚姻色&求愛がまた盛り上がってきたようだ。
潮もややかかっていたこともあり、中層にイトヒキベラやクロヘリイトヒキベラ、ベニヒレイトヒキベラなどが大きく広がり、求愛などが盛んだった。

エントリー口横のテトラには大きなシマスズメダイのオスが2匹棲んでいるのだが、たま~に見るオスの婚姻色(興奮色)がスゴイ!
白と黒のシマシマ模様になって、まるでイシダイのような体色になるのだ。

2匹のオスのテリトリー(産卵床)は隣り合っていて、しょっちゅう抗争が勃発するのだが、そのたびにやつらはこの体色になるのだが、近づくと簡単に色が褪せる。。。
餌を必死で食っている時もややこの白黒体色になるのだが、やっぱり近づくとスグ色褪せる。
全然、警戒していないような感じもするのだが、色褪せるのだから僕の接近には気づいているのだろう。。。
まだ僕が相当、遠くにいるにも関わらず色褪せるので、かなり警戒心は強いスズメダイなのだ。

オマケにこの体色を見せてくれるのはわずかな期間だけで、いつもはまず見ることのない体色だったりするので、僕もまともにこの婚姻色写真を撮ったことがない。
今日も全然ダメ。。。(・_・;
時化でウネリが入っていたり、濁りや砂の舞い散りがあった事もあって、今日もまともな写真は撮れなかった。

ネットで検索してみても、このシマスズメダイの婚姻色写真は数も少ないので、どこも同じような状況なのだろう。
シマスズメダイの婚姻色は「幻の婚姻色」なのだ。(笑)

通常体色のシマスズメダイ
通常体色のシマスズメダイ
シマスズメダイの婚姻色/興奮色
シマスズメダイの婚姻色/興奮色


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今日も未確認ヘビギンポ探し

【ポイント】 栗生タイドプール
【水温】 -℃
【透明度】 -m
思い切り冬型の気圧配置が決まって寒く、北部は時化気味の日々が続いている。
天気は割と良いのだが、とにかく寒い!
南に逃げたけど、こっちも寒い!

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やっぱりタイドプールは晴れがいいっ!

【ポイント】 春田浜タイドプール
【水温】 23.0℃くらい?
【透明度】 -m
今日は午前中はやや曇っていたが、午後からは何とか晴れた!!(^^)
風は北東に回り、春田浜の外海は昨日以上の大時化!

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