【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.5℃
【透明度】 20m
【海況】 ややウネリ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:44-16:10
【潮まわり】 08:10 208cm 満潮 / 14:39 11cm 干潮 / 中潮(月齢:17.7)
【日の出・日の入】 日出06:00 日没18:40
ずっと続いていた晴天&ベタ凪のダイビング日和もとうとう崩れて、今日は朝から北の風が吹き、どんより曇った寒々しい1日で、午後からは雨もパラつき始めた。。。
でも水温は依然として高水温継続中で、海の中は温かい!(^^)
なかなかアヤニシキの仲間の胞子放出が見られないので、今日は午後からエントリーした。
今日は海もやや時化気味で水中はユレユレ状態。。。
定点観察中のアヤニシキの仲間のところに行ってみると、ボロボロだった雌株は千切れまくって、一気に小さくなっていた。。。(・_・;)
かろうじて定点観察している2区画は無事だったので、今日も同位置を撮影した。
いや~何か分からなくなってきた。。。(・_・;)
一時は胞子嚢の色は、白から放出間近の頃になると紫色に変わり、胞子放出後は白くなるものだと観察から理解したつもりだったのだが、今日見てみると、放出したはずの嚢果はほとんどすべてがかなり赤味を帯びていて、ものによっては紫色だといってもいいくらい濃い赤になってた。。。マジか。。。(・・;)
何かもう全然、分からねー!
放出している嚢果もなく、イライラしながら泳ぎ始めたのだが、ある出来事がすべてを忘れさせてくれた!(^^)
ここ2週間、「そろそろだろう。。。」と毎日のようにチェックしていたクマノミがようやく産卵した!(^O^)」
クマノミの卵は今季初観察だ。
しかもホーム・一湊タンク下のクマノミをすべてチェックしたところ、一気に3ヶ所で卵が見られた!
どこも昨日は卵は無かったので、今日の午前中から正午にかけて産卵したばかりの卵だと思う。
昨年は19.8℃と低水温にも関わらず、3/31には卵を初観察していたものの、屋久島では例年4月中旬~下旬にかけてクマノミの卵を初観察する事が多かった。
そう考えると、今年はやや早いと言ってもいいくらいなのだが(しかも3ヶ所も同時に!)、これも連日の高水温がトリガーになっているのかもしれない。
ちなみに卵を確認した3ヶ所の内、1ヶ所は昨年までは産卵床はなかったのだが、初めてペアが誕生して、初めての卵守りを確認した。
新たな社会の誕生だ。(^^)
屋久島の過去のクマノミの卵初確認日は以下の通り。
2005年 4/30
2006年 5/11
2007年 3/26
2008年 4/15
2009年 4/19
2010年 4/21
2011年 4/28
2012年 4/25
2013年 3/19
2014年 3/31
2015年 4/08
あ、そうそう。。。クマノミが卵を守っている産卵床(-10m)の岩の下にバイオレットボクサーシュリンプがいた。
えっ!!こんなところに???とかなり驚いた。
-10mのバイオレットボクサーシュリンプは今までで一番浅いかも。。。^^;