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ワレカラの状況を調査。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.5℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:44-16:09
【潮まわり】 06:56 200cm 満潮 / 12:42 83cm 干潮 / 18:14 208cm 満潮 / 大潮(月齢:28.7)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:33

昨日まで典型的な冬の北西風で一湊湾内は時化、今日は2日ぶりに凪ぎたので、午後から1人で海へ。
冬の北西時化のあとの海はやっぱり冷たい。。。
初潜りの時は24℃もあった水温が一気に20℃台に!(;´・ω・)

まだ小さいけど成体(メス)もすでに着いてた。
まだ小さいけど成体(メス)もすでに着いてた。

1月の下旬に来られるゲストさんの絶対的なリクエストがワレカラだったので、今季初めてワレカラの里に調査しに行ってきた。
この高水温で出がイマイチなのでは?それどころか宿主のガヤ類さえ繁茂していないのでは?と思っていたのだが、今年も順調に増えているようだ。

今日は卵持ちのメスは見られなかったが、すでに最近産まれたと思われるチビたちがそれなりに溢れ、そこそこ成長した若い連中もビシッとついていた。
今日の水温は低かったけど、ここまでの冬の水温は23-24℃前後とかなり高め。
それでもしっかり時期になればガヤ類が繁茂し、ワレカラも着き、繁殖するんだなぁ。。。とちょっと驚いた。

若い連中がまとめて着いていた箇所。
若い連中がまとめて着いていた箇所。

産まれたばかりの幼体がまとめて着いていた箇所。
産まれたばかりの幼体がまとめて着いていた箇所。

ワレカラ・リクエストのゲストさんが来島するまであと3週間近くあるので、これからもっともっと増えてくるだろう。。。
ちょっと一安心。(^^)


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ウネウネ&ニゴニゴ。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.3℃
【透明度】 10m
【海況】 時化気味
【天候】 雨
【潜水時間帯】 10:38-12:20
【潮まわり】 05:34 202cm 満潮 / 11:25 85cm 干潮 / 17:06 212cm 満潮 / 中潮(月齢:11.6)
【日の出・日の入】 日出06:59 日没17:16

今日は朝から小雨が舞い、さらには北西の冷たい風が吹き、寒々しい1日。。。

アカホシカクレエビ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

メチャクチャ、テンションが下がっていて、海に行く気もあまり起きなかった状態だったけど、明日はもっと冬型が強まって確実に海に入れないようなので、重い腰をあげて1人で海へ行った。
水中は思っていた以上にニゴニゴ&ウネウネで、入ってもあまり意味がないくらいの海だった。(^_^;)
まぁ、仕事なので仕方がないとはいえ、さすがに今日は海なしでも良かったのかも。。。(笑)

今日はTG-3にあるフィッシュアイモード+顕微鏡モードで前半はいろいろ撮ってみたんだけど、確かに通常の顕微鏡モードよりも中心付近は拡大されるため、顕微鏡モードだけで撮った時よりもより拡大して撮れる!!(同距離、同倍率の場合)

ただ、ISO感度はすべてオートになってしまうため、今日の暗い海だとことごとくISO感度は800まで上がってしまった。。。
さらにはピントがかなりシビアなので、ガチガチにピントの合った写真が好きなボクにはなかなか好みの写真にならず、一苦労。。。(^_^;)

これ、もう少し状況のいい日にいろいろと距離を変えて、もう一度トライしてみることにした。

とにかくTG-3で今一番撮りたいのがワレカラの仲間だ。
一眼でもいつもの105mmマクロだとトリミングしないとハッキリは分からないワレカラの体の細部や子供たちをTG-3だったらどこまで拡大して撮れるのか試してみたいのだ。

いつものガヤ地帯に行ってみると、数日前よりもガヤ類はより繁茂していて、われからの数も徐々に増えてきているのが分かる。
ただ、まだまだ小さな個体が多く、子供を抱いているメスも何匹か見かけたが、どれも小さく地味なものが多い。

ワレカラ1
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

ワレカラ2
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

さらにはウネウネの中でワレカラ類を撮影するのはかなり難しかった。(笑)
オスも子供を抱いたメスも上半身のどアップを撮ろうとするのだが、ことごとくピントが合っていなかった。。。(-_-;)

時化後にまた行ってきます!


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明るい海!(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.3℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:26-12:22
【潮まわり】 04:46 31cm 干潮 / 11:27 200cm 満潮 / 17:29 99cm 干潮 / 小潮(月齢:5.6)
【日の出・日の入】 日出06:54 日没17:17

今日の「TG-3お散歩日記」です。

イソギンチャク
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN
昨日まで潜っていたNさん御一行様が午後の便で帰るので、その前に午前中1人で海へ。。。
今日は朝からよく晴れていて、一昨日にNさんたちと入った真っ暗な一湊タンク下とはえらい違い!!(笑)
太陽光がよく差し込んで明るく綺麗な海だった。

水温はとうとう23℃台を連発するようになり、いよいよ水温の低下を感じるようになってきた。

今日はワイドで漁礁、マクロでハナヒゲウツボ、超マクロでワレカラなどとある程度の被写体は決めてあり、順番にそこを回る。。。つもりだったけど、予定はあくまでも「予定」!
いつものように撮るつもりがなかったアオウミガメにずいぶんと時間をかけてしまった。。。(^_^;)

アオウミガメ息継ぎ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Scene Modes-Under Water Wide1; 1/320 sec at f2.8; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

アオウミガメ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Scene Modes-Under Water Wide1; 1/640 sec at f2.8; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

高水温の間、クロホシイシモチのチビたちが幅を効かせていた漁礁は、この水温になって例年通りキンメモドキの数が増えてきた。
このあとも増えるかどうか分からないけど、あと数週間でもう少し増えるんじゃないかなぁ~とは思うんだけど、とりあえず冬らしい光景になってきた。(^_^;)

キンメモドキ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Scene Modes-Under Water Wide1; 1/60 sec at f2.8; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

アザハタ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Scene Modes-Under Water Wide1; 1/60 sec at f2.8; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

ワレカラ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 200;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

まだ相変わらず、ワレカラどころか、このワレカラが着くガヤ類も全然成長していないけど、もう少し時間をかけてワレカラを撮ってみようと、漁礁からの帰り道、ガヤ地帯に寄ってみた。
なかなかワレカラは見つからなかったけど、子持ちのワレカラを1匹見つけた!!
今季初観察だ。(^^)

最初はメスの周りに大きく広がっていたのだが、僕が撮影を始めると例によって、み~んな母親の体に乗っかってきた!!!
しかし、この写真、なんだか分からないよね。。。?(-_-;)

メスがあまりにも地味すぎて、何だかよくわからん!!!(笑)
最近、TG-3のAFがイマイチ信用できなくて、ワレカラ撮影時はずっとターゲットライトをあてがっての撮影。。。
モニターでもピントの山はほとんど見えないので、枚数を撮るしかないのだが、それでも数十枚中、何とかピントが合っているかな。。。と思えるのは数枚。。。
もう少し水温が下がってから大きめのオスを狙わないと厳しいかも。。。(-_-;)

キンチャクガニ
OLYMPUS TG-3; PT-056; without external strobes and conversion Lens;
Microscope Modes-Microscope; 1/100 sec at f14; ISO 100;
Yakushima Island, Kagoshima, JAPAN

安全停止中に抱卵中のキンチャクガニを見つけた。
今にも零れ落ちそうなほど大量に卵を抱えていた。

TG-3の顕微鏡モードは意外に被写界深度が浅くて、なかなか目玉と卵に同時にピントを合わせるのが難しかった。
現場確認ではすべて合っていると思って撮影していたのだが、これまたほとんどがピントは甘々だった。^^;

TG-3に限らずコンデジはとにかくできるだけ多くの枚数を撮るのは必須なのかもしれない。。。


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わぉ!卵が無くなってる~っ!!!(◎_◎;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 22.2℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 10:22-12:40
【潮まわり】 07:22 218cm 満潮 / 13:42 2cm 干潮 / 大潮(月齢:16.3)
【日の出・日の入】 日出06:11 日没18:34

今日は何を血迷ったか、朝から調子が良かったので午前中に海へ。。。(低血圧気味で朝は弱いのだ(笑))

今日も懲りずにシロガヤ地帯に行ったのだけど、何か理想とする状況にまったく出会えないので正直、ちょっと飽きてきたかな。。。(^^;;
本当は8-10mmサイズのワレカラを撮りたいのだけど、いるのはもっと大きな成体か、写真のような小さな2-3mmサイズの幼体ばかり。。。
仕方がないので2-3mmサイズの幼体で僕のイメージする写真を撮ろうと試行錯誤するのだけど、何か違う。。。(・・;)

何かイメージと違う。。。(・・;)
何かイメージと違う。。。(・・;)

母親のそばで育つ幼体たち
母親のそばで育つ幼体たち

いつもよりちょっと早くシロガヤ地帯を出て、クマノミの卵観察をする事にした。
今のところポイント内で3か所、クマノミの卵を確認しているのだが、そのうちハタゴイソギンチャクのペアが守っているはずの卵が無くなってる!!!(◎_◎;)
毎年、その年の第一回目に産卵した卵は孵化する前に無くなってしまう事はよくあるのだが、その場合、たいていは少しづつ無くなっていったり、もともと産む量が少なかったりと、その兆候のようなものが多少なりともあったりするのだが、今回は大量に産みつけられた卵が一気になくなっていた。。。

少しづつなくなっていくシーズン始めの卵は、多くの場合、親が食べているのではないか?と前から疑っていたのだが、今回の場合、短期間で一気に、いや忽然となくなったような感じなので、何とも言えない。。。

クマノミの卵にも目玉が見えてきた
クマノミの卵にも目玉が見えてきた
もうひとつ、シーズン始めのクマノミの卵の特徴として、親が一生懸命守らないという傾向がある。
もう少し季節が進むと初夏のころのクマノミの卵守りはかなり激しく、指に噛みついてきたりするのだが、たいていその年の1回目の卵はあまり激しく守られないのだ。
今回もどんなに近づいても知らん顔。。。(笑)

こういう状態だから、他の卵食者が近づいても、きっとそんな感じなのだろう。。。
守らなければ、当然卵は食われる。
無くなってしまうのも仕方がないと言えば、そうなのだけど。。。(・・;)

他の2か所はすでに目玉も見え始め順調に育ってる。
卵発見時に卵の多くが死んでしまっており、棘のようなものが刺さっていて痛々しかった雌雄の守るパッチも、残った卵が順調に育ってる。

セホシサンカクハゼもの卵もまだ孵化していなかったのだが、ライトを当てて撮影してたら2-3匹孵化してしまった。。。(・・;)


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あらら。。。セホシサンカクハゼまでもが。。。(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.9℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:29-16:24
【潮まわり】 04:51 168cm 満潮 / 10:51 88cm 干潮 / 16:23 165cm 満潮 / 中潮(月齢:11.3)
【日の出・日の入】 日出06:18 日没18:31

今日も午後から1人で海へ。。。
もちろん今日もシロガヤ地帯までひとっ跳び!

イメージ的にはこんな感じ。。。(^^;;
イメージ的にはこんな感じ。。。(^^;;
相変わらず、いろいろと頭の中でイメージしている「ワレカラの佇まい」を絵にしようと頑張るのだけど、僕としてはかなり頑張って絞りを開けているので(笑)、なかなかピントが合わない。
また後方のワレカラはボカしたいのだが、何か逆にボケすぎちゃって気に入らない写真を量産。
僕のイメージの中ではちょっとボケてくれれば良いのだけど。。。(^^;;
かといって絞ると今日は曇っていて水中が暗かったからか、何かバックが暗くてイマイチ。。。
それと相変わらず前ボケしちゃう。
撮っている時は気づかないのだが、帰ってから見てみると前の方に1-2匹ボケてワレカラがいたりする。(笑)

また行かねば。。。(・・;)

この場所で観察している限りでは雌雄の割合は圧倒的に雌が多い。
どの個体も真っ白い育房を持っているのでスグ分かる。
どういう組み合わせで繁殖を行っているのか、調べようと思うのだが、小さすぎてホント大変。。。(・・;)

個体識別も一応しようと試みるのだけど、次の日にはわけが分からなくなってる。。。(笑)

圧倒的にメスの方が多い?
圧倒的にメスの方が多い?

卵を持ったメス
卵を持ったメス

セホシサンカクハゼの卵守り
セホシサンカクハゼの卵守り
昨日のエクジット間際に、何やら転石下の砂が掘られていて、そこにセホシサンカクハゼがいたので、まさかもう卵を産んでる???と思い、転石裏を見てみると卵はなかった。。。
しかし、今日見てみると、しっかり卵が産みつけられていた!
いやいやいや、、、ちょっと早過ぎだろ。。。いくらなんでも。。。(・・;)

クマノミが例年よりも1か月も早く繁殖を始めてしまいかなり驚いたのだが、これはさらに驚きだ。
セホシサンカクハゼは一昨年、昨年と5月くらいから卵を守っている姿がちらほら見られたのだが、今年は何とまだ3月!!!
これは確実に高水温が長く続いているからだろう。。。

例年ならこの時期、仮に22-23℃まで上がってもスグにまた水温は下がるものなのだが、もうかれこれ2-3週間はこの23℃前後の水温が続いている。
これだけ長く続けば、さすがに魚たちも勘違いするわな。。。こりゃ。(笑)


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グロ閲覧注意!(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.2℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:30-17:29
【潮まわり】 05:00 104cm 干潮 / 10:46 163cm 満潮 / 18:06 56cm 干潮 / 小潮(月齢:7.3)
【日の出・日の入】 日出06:22 日没18:28

今日も午前中に体験ダイビングを終えたあと、午後から1人で海へ。。。
当然、今日もワレカラの着くシロガヤ地帯へ。

良いシュチエーションの場所は新たに見つけたのだが、出来上がった写真はな~んかイマイチ。。。
何が前回(⇒https://field-note.harazaki.net/wp-content/uploads/2013/03/DSC7651.jpg)と違うんだろう。。。うーん。。。分からん!!
またまた不完全燃焼で帰ることに。。。(・・;)

でも、今日はクマノミの卵を今季初観察したから大満足なのだ!(^^)

クマノミの卵を今季初観察
クマノミの卵を今季初観察
イソギンチャクを噛んで卵を守る
イソギンチャクを噛んで卵を守る

今年は水温の上昇が早くて、この時期としてはかなり高い23℃。
しかもこの高水温が長く続いているため、魚たちの繁殖が例年よりも早く始まるのではないかと予測していた。
とりわけ、いつもなら4月中旬くらいに繁殖が始まるクマノミが、今年はもう数日中に始まるのではないかとソワソワしていたのだが、やっぱり産んだー!!!

しかも、2か所(2ペア)で卵を確認した。
共に一昨日のガイド中にはなかったので、昨日か今日(多分、今日の午前中)に産んだばかりの卵なのだろうと思う。
ただ、あまり熱心に守らないのが気になる。。。
一応、覆いかぶさりそうになるイソギンチャクをどかしたり、新鮮な空気はそれなりに送っているようだが、近づいてもあまり激しく噛みついてこないのだ。。。

ちなみに屋久島の過去のクマノミの卵初確認日は以下の通りなので、例年よりもだいたい1か月くらい早いことになる。(・・;)

2005年 4/30
2006年 5/11
2007年 3/26
2008年 4/15
2009年 4/19
2010年 4/21
2011年 4/28
2012年 4/25

いやいやいや。。。今年はちょっと異常事態だぞ。。。(・・;)
例年なら黒潮がかかる7月以前は、潮が安定しないので4-5月にもう一度、水温は下がるものなのだが、今年はどうなんだろ。。。
しばらく、水温と他の魚の繁殖開始時期は要チェックだ。

今日、卵を確認した2か所のうち1か所のクマノミはオスメスがともに口元とヒレなどに、棘のようなものを沢山くっつけていて、ちょっと正直キモかった。。。(;゚Д゚)
というか、背筋がぞっとして、痒くなるんだけど。。。怖
寄生虫?それとも病気?
うーん。。。ちょっと初めて見るものなのでよく分からないのだが、周囲にいる若いクマノミには一切着いていないのも不思議。

オスの口の周り
オスの口の周り
オスのヒレ周り
オスのヒレ周り

メスの口の周り
メスの口の周り
メスのヒレ周り
メスのヒレ周り

イソギンチャクに着いていた同様の棘
イソギンチャクに着いていた同様の棘
クマノミに着いていたものが落ちたのか、もともとここに着いてしまったものなのか分からないけど、イソギンチャクには同じような棘状のものが結構着いていた。
ほんと、なんだろ?これ。。。

今日はもうエアーがなくてじっくり見れなかったので、また明後日にでも見に行ってみようかと思う。
誰かご存知の方。。。教えてー!!!


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最高のコンディション!(*^▽^*)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 22.3℃/22.4℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 11:19-12:27/14:32-15:53
【潮まわり】 07:50 110cm 干潮 / 13:28 162cm 満潮 / 長潮(月齢:23.8)
【日の出・日の入】 日出06:38 日没18:20

今日も天気は最高~!!!
昨日に引き続き、雲ひとつない青空だった。(^^)

とうとう海も凪ぎて陸上から見る海は底まで透けてまさにエメラルドブルー!!
ちょっと水深を下げるとやや白く濁ってる感があるけど、浅場は明るくてキラキラしていた。
まるで真夏の海だった。(*^▽^*)

いや~いいねぇー!!
早いものでとうとう「冬の海」にも終わりが見えてきた!

今日は超のんびりペース(9時お迎えなのに2本目のエクジットは16時近かった(^^;;)のマンツーマン・ガイドで2本。。。
大人のダイビングですわ。(笑)

P3060670例年なら4月くらいからよく見られるようになるムラサキウミコチョウ。
今年はやや早いかな。。。いきなり、あちらこちらで見られるようになってきた。。。

P3060811久しぶりのフリソデエビ!(^^)
大事そうにヒトデを抱えていた。。。

P3060891今日のゲストは群体ボヤがリクエストだったので、適当にホヤ類を見つけては紹介していたのだけど、帰ってきたらそこにワレカラが写ってた!!!(◎_◎;)
お~!!!!!探していたよ~キミ~!!!
ワレカラが着いたホヤをかなり前から探していたのだが、ようやく見つけた!!!
早いところ撮りに行かねば。。。
絵になりそうー!!!(^^)


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卵を抱いているって事はやっぱあんた大人?

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.9℃
【透明度】 15m
【海況】 ややウネリ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:37-16:31
【潮まわり】 07:01 212cm 満潮 / 13:09 23cm 干潮 / 大潮(月齢:15.2)
【日の出・日の入】 日出06:35 日没18:21

1日1℃づつ水温が下がって、とうとうちょっと前までの低水温に戻ってしまった。。。( ̄□ ̄;)!!
この水温だと1時間を越えた辺りから寒く感じてくる。

卵を抱いてたチビ・ワレカラ
卵を抱いてたチビ・ワレカラ
今日もまずは例のウチワサボテングサに着くヒドロ虫に着く(あ~!!!紛らわしい!!(笑))ワレカラをチェック。
あまりにもサイズが小さい(体長2mm以下)のでガヤに着く種類の子供かと思っていたのだけど、何か違ったみたい。
なぜなら2個体くらい卵を抱いていた!!!(右写真の真ん中の子)

ガヤに着く種類は2mmだとまだ母親の育児を受けている最中の子と同じサイズくらいで、卵を抱く大人はだいたい5-8mmくらいにはなっている。
多分、違う種類の子だと思うのだけど。。。

突然、天からウミウシが降ってきた。。。(笑)
突然、天からウミウシが降ってきた。。。(笑)
今日はさすがに1ヶ所で固まって観察していると寒かったので、ちょっとだけ下に降りてみた。
でも、体が寒さで硬直した状態でのダイビングはちょっと集中力に欠ける。。。(^_^;)
特に発見もなくブラブラしていたら、上からウミウシが降ってきた。。。(笑)

採餌中のアカホシカニダマシ
採餌中のアカホシカニダマシ
クマノミのいるイソギンチャクで甲殻類なんかを探していたらアカホシカニダマシが捕食中だった。
じっと見ていたらエサを捕らえる通称「ジュリ扇」で、かなり大きめのエサ(あれは何だったんだろ。。。)をキャッチして口に運ぶところを見てしまってからは、ずっと2回目を狙ってファインダーを覗いたまま釘付け!(笑)
30分くらいそのまま粘ったけど、肉眼で分かるくらい大きなエサを捕らえることはなく終わった。
捕食の瞬間をとらえたら、かなり面白いかも。。。

最近、動きが気になるアイゴ
最近、動きが気になるアイゴ
先日、スタッフの真由が一湊タンク下の浅場でアイゴの産卵を見たらしい。
時間は正午ちょっと前。
確かに、最近、浅場にいるアイゴの動きが変だ。。。とは思っていた。
必要以上に固まった群がりを作っていて、急にダッシュしたり、上昇する素振りを見せたり。。。
ここ数日はかなり注意して見ていたのだが、今日も動きは何か異常な感じはしたけど、特に何もなく終わった。
こいつらの産卵、見たいなぁ。。。そのためには午前中に入らないとダメかな?(笑)


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ウチワサボテングサに着くワレカラ

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.3℃
【透明度】 15m
【海況】 ややウネリ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:33-16:55
【潮まわり】 06:30 202cm 満潮 / 12:33 41cm 干潮 / 18:25 214cm 満潮 / 大潮(月齢:14.2)
【日の出・日の入】 日出06:37 日没18:20

風が北西に回っていて気温も低かったのだが、水温もやや低い。
水温が1度下がっただけで何か寒く感じる。。。

今日も午後から海へ。
今日は昨日、気づいた海藻(ウチワサボテングサ)に着くワレカラを再確認しにいった。
昨日はエアがカスカスの状態で気づいたので、よく観察する事ができなかったのだ。

ウチワサボテングサは一湊タンク下ではあまり見ない海藻なのだが、今年は-6m付近のある一定の場所にちょこちょこ見られている。
そこに赤い藻がつくのだが、これが着いていないと割と緑が綺麗な海藻だ。

1つ1つ確認していったのだが、そんなに沢山着いているわけではないようで、よく目を凝らすとたまに着いている程度のようだ。
どうも2種類いるようで、名前は分からないけど、体に砂やゴミが着いていてよくシャクトリムシのような動きを見せる子と、ウチワサボテングサについた小さなヒドロ虫に着く子がいて、多分、この2つは別の種類だと思う。

シャクトリムシのような動きを見せる子は動きを観察しているだけで面白いのだが、それほど数は多くない。
写真に撮ってもただのゴミのようにも見えて、何だかよく分からない。。。(笑)
よく見ればワレカラ同様の足を持っているのだが、あのハサミのようなものは拡大しても見えない。
小さいけれど、見た感じは幼体には見えない。
大きさは3-4mm。

ゴミと間違えそうなワレカラ
ゴミと間違えそうなワレカラ
シャクトリムシのような動き
シャクトリムシのような動き

海藻に着くヒドロ虫に着くワレカラ
海藻に着くヒドロ虫に着くワレカラ
もう1種類はしっかりワレカラらしい形をしていて、ハサミもしっかり分かる。
先日まで観察していたガヤにつく種類と同一種だろうか。。。?
だとしたらサイズ的に幼体という事になるんだけど、ガヤについていたこのサイズの子たちだとまだ母親の胸元に抱かれている連中がほとんどだったし、ここまでキッチリ立っている子はいなかった。
見た感じはこれで成体にも見える。。。

着いていたヒドロ虫群体は1つの高さが3-4mmだから、多分この子たちは1-2mmくらいの大きさだ。
ヒドロ虫に乗っている子と乗っていない子がいて、プレッシャーをかけるとヒドロ虫に駆け上がっていく。。。


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こんなとこにもワレカラ!!

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.2℃
【透明度】 10m
【海況】 時化
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:41-16:01
【潮まわり】 05:58 191cm 満潮 / 11:56 62cm 干潮 / 17:41 199cm 満潮 / 大潮(月齢:13.2)
【日の出・日の入】 日出06:38 日没18:20

今日は午前中はそれなりに凪ぎていた海も僕が入る午後からはかなり時化始め、水中は結構ウネっていた。
浅場の透明度は5mくらいまで落ちていたけど、沖はやや良くて10-15mくらい。
今日は水底をダラダラ2番ブイの辺りまで散策。

春の風物詩・キツネベラ(yg)
春の風物詩・キツネベラ(yg)
「春の風物詩」キツネベラのチビが出始めた。
1cmちょっとくらいの今年生まれの子。
最近はあまり水底を這っていなかったので、この辺の「春の風物詩」には気づいていなかっただけで、もう少し前から見られていたとは思うけど。
この辺の四季のうつろいを肌で感じられるのが、ホームグラウンドを持つ醍醐味だ。(^^)

オオメタナバタメギス
オオメタナバタメギス
最近、国内産のタナバタメギス科の魚が2種、記載されるかも?という情報を聞いたのだが、屋久島ではこのタナバタメギス科の魚はこいつしか把握していない。
この手の仲間は暗がりの奥深くに棲んでいる事が多いので、単に目につかないだけなのかもしれないけど。。。
ちなみにこのオオメタナバタメギスは-5m前後の水深でごくごく普通に見られる魚だ。
じっと粘れば撮影も十分に可能だ。

帰りに例年はあまり見られないある海藻を丹念に見てみたら、何とそこにワレカラの仲間を発見!!
屋久島ではガヤに付くある一定の種類しか見られないと思い込んでいたのでちょっとビックリ。。。
種類は小さすぎて判別できなかったけど、明日、もう一度観察してみようと思う。
今日もこの時は、エアがカスカスでこの辺はじっくり観察できなかった。。。(・_・;)
写真も撮ったけど、どれも全然ピントが合ってなかった。っていうか、海藻についたただのゴミみたくなってた。(笑)


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忽然と消えたシライトイソギンチャク&クマノミ

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.2℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:23-16:20
【潮まわり】 04:27 74cm 干潮 / 10:39 183cm 満潮 / 17:30 49cm 干潮 / 中潮(月齢:7.0)
【日の出・日の入】 日出07:02 日没18:01

今日は同業者のイチデジを借りて午後からエントリー。
浮遊物は相変わらずだけど、ちょっと凪ぎたかな。。。

同業者から借りたイチデジはCANONの40D。
CANONのカメラで真面目に撮るのは初めてかも。。。

ニコンの作る絵に慣れているからか、撮った後、モニターで確認する色合いが何となく違和感。
ちょっとでもニコンの絵に近づけようと、いろいろやっているうちに時間ばかりが過ぎる。(笑)

色合いはともかくニコンのカメラで撮っているときとまったく同じ露出で撮っているのに、どの写真もアンダー気味なのがよく分からない。。。(ーー;)
結局、相当開けないとアンダーになってしまうので、ストロボはいつもフル発光!
それでも暗いから、最後にはディフューザーを取っちゃった。
なんだ、こりゃ。。。(・_・;

エスカを伸ばすオオモンカエルアンコウ
エスカを伸ばすオオモンカエルアンコウ
そんな感じで最初はカメラ操作にあーでもない、こーでもないとやっているレベルだったので、エントリー直後に出会った同業者が教えてくれたまったく動かない被写体は露出傾向を掴むのに超助かった!(笑)
同業者が指し示してくれた被写体はビック・オオモンカエルアンコウ!
最初は何を指しているのかさっぱり分からないくらい岩と同化してた。。。\(;゜∇゜)/
露出を調整しながらしばらく撮っているとエスカを伸ばして何かを捕食しようとしているようにも見えたけど、何を狙っているのかさっぱり分からなかった。。。(笑)

ヘリゴイシウツボ
ヘリゴイシウツボ
キャノンのカメラは赤味が強い事は前から知っていたけど、何か彩度も強い気がするのは気のせいだろうか。。。
いずれにしても普段ニコンのカメラで青味が強い写真を見慣れているからか、妙に真っ赤に見えて違和感を感じる。。。
(ちなみに左の写真はいつも以上にPhotoShopで青味を上げています。。。)

ワレカラたちは一気に増えていた!
ワレカラたちは一気に増えていた!
卵はないけど膨らんでいる育房
卵はないけど膨らんでいる育房
半月ぶりに例のワレカラのいるガヤのところに行ってみた。
何とビックリ!!一気に成体の数が増えていた!!
1つの小さなガヤの上に40-50匹はいそう。。。(・・;)
前は1つのガヤに1-2匹しかいなかった卵持ちのメスも複数匹見られた。

いや~もう個体識別は不可能だわ。。。こりゃ。。。
ワレカラの仲間は成長が早いと聞く。
極小のチビたちがウジャウジャ着いていた時からすでに3週間ぐらいが経つ。。。
こいつらはあの時のチビたちなのかもしれない。

見てて思ったのだが、ワレカラってもしかして近親相姦が普通だったりするのかな?
他の甲殻類と違って浮遊する幼生期はないワケで、生まれたらそのまま母親の元で過ごし、そのままその同じガヤの上で大きくなるとしたら、当然ここにいる連中はみんな兄弟。。。なのか???(・・;)
もう卵を持っているメスもいるという事は、やっぱり近親相姦??
いずれにしても、他の甲殻類に比べて血はもの凄く濃そうだ。

突如、死んでしまったシライトイソギンチャク
突如、死んでしまったシライトイソギンチャク
先日、僕が留守をしている間にあった変化(サンゴの白化など)を紹介したが、また凄い変化を見つけた。

毎回、一湊タンク下のガイドの最後にゲストをフリータイムにする浅場(-6m)があるのだが、ここには1つシライトイソギンチャクが僕が島に来るずっと前からあって、クマノミが何匹も着いていた。
ところが今日見ると、な~い!!!!!シライトイソギンチャクが完全に無くなってるっ!!!
当然、クマノミたちもいなくなって、若い子が1匹だけチョロチョロしていた。。。(・・;)

最初は「おいおい。。。イソギンチャクが引っ込んじゃってるぞ。。。。誰だよ。。。」とか思ったのだが、覗いてみると何やら溶けてしまったような、根こそぎ切られたような、そんな感じになっていた。
う~ん。。。一昨日、この辺に来たときはまだこのイソギンチャクはあったような気がするんだけど。。。
僕の記憶が正しければ1日で無くなってしまった事になるのだが、記憶は曖昧。。。
シライトイソギンチャク+クマノミはポイント内に何ヶ所もあるので、完全にあって当たり前のものだと思って見ているようで見ていなかったかも。

う~それよりも前から無くなっていたとしたら、僕が留守にしている間の2週間にあった時化や低水温が原因という事になるのだろうか。。。
ナゼにこうも留守中に(定期チェックできない間に)いろいろ死んじゃうかな。。。これでは原因がまったく分からない。
何のために毎日潜っているのか分からなくなってくる。。。(×_×)

よく痛んできたポイント(オーバーユースのポイント)を守るために、しばらく潜水禁止にしたり、しばらくポイントを寝かせたりする例が多いけど、僕はこれには疑問を感じる。
定期的なモニタリングは絶対に必要だと思う。(しかも頻繁に)
ポイントが痛んできた原因がダイバーのオーバーユースじゃない可能性ももちろんあるわけだが、もしそうである場合、定期的なモニタリングを行っていなかったら、慶良間のどこかのポイントみたいに今度こそ本当にアウトだ。

なにはともあれ、ここにいたクマノミたちは一体どこに行っちゃったんだろうか。。。(他のイソギンチャクに移る可能性も考えて)個体識別しておけば良かったな。。。


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