タグ: ニューギニアベラ

やっぱり今年も山桜とリンクするアマミスズメダイ(yg)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前
【水温】 22.2℃/22.3℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:04-10:10/11:29-12:37
【潮まわり】 09:22 107cm 干潮 / 14:41 148cm 満潮 / 長潮(月齢:8.7)
【日の出・日の入】 日出06:11 日没18:34

現在、僕が使っている水中撮影用のハウジング「Nexus」を作っている古澤さんが来店していて、今日は2日目。。。
今日は一湊で2本潜った。
昨日はよく晴れ、海もベタ凪だったのだが、今日は天気も悪く、海もややシケ気味。
しかし、それも僕らが潜っている午前中だけで、午後からはまた青空が戻ってきた。
春の風物詩・アマミスズメダイの幼魚を今季初確認。
毎年、山桜が屋久島の里の山々を彩る頃とリンクするのだが、今年もまさにそんな感じ。(^^)
水中はやはり透明度がイマイチで、水底付近にはアミ類が多い時期になった。
ヒメオウミアミもそこらじゅうで見られる季節だ。
先日、口内保育を今季初確認したアオスジテンジクダイはよく見るとすでに卵は発眼しているものもあるようで、1回目の孵化が近い。
ここ数日で急にカギケノリ(海藻)が増え始めた。
まだ若い株は蛍光ブルーがとても綺麗だ。


Filed under: 一湊タンク下No.1, お宮前Tagged with: , , , ,

ウスバノドグロベラが消えた。。。?!

【ポイント】 オツセ/オツセ/吉田
【水温】 25.5℃/26.0℃/27.4℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:33-10:38/11:45-12:52/14:29-15:49
【潮まわり】 06:18 222cm 満潮 / 12:38 62cm 干潮 / 18:41 229cm 満潮 / 大潮(月齢:28.5)
【日の出・日の入】 日出06:06 日没18:14

今日も雨。。。(・・;)
秋雨前線がバッチリ決まって、屋久島は連日の大雨。
今朝の屋久島北部は1時間に147ミリの猛烈な局地的な大雨となり、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表。

長期滞在中のTさんご夫婦は未だに青い空を見ていない。。。(^^;;
そんなTさんご夫婦のリクエストはあと1/3が未消化。。。(笑)

今日から潜り始める同じく長期滞在のKさんも普通種が好きな方で、趣向もTさんと近いので、今日もリクエストには応えやすい!!。。。と思ったけど、最初の永田での2本はほとんどリクエストには応えられず。。。

追加リクエストのスミツキオグロベラを探しまくってオツセの斜面を行ったり来たり。。。
この斜面では定番中の定番であるはずのスミツキオグロベラはまったく見つからなかった。。。

オツセでは今が旬のモンガラカワハギのチビがよく目につく。

最後の1本は屋久島ならではのウスバノドグロベラを狙って、超久々の吉田にビーチエントリー。
調べてみるとほぼ3年ぶりくらいだった。(・・;)

こうなるとさすがに吉田も変わっていて、どこにもウスバノドグロベラの姿は見られなかった。。。
唯一と言っていいほどの屋久島でしか見られない希少種中の希少種だったのに。。。このシーズンオフはまたちょっと徹底的に探してみようかな。。。

代わりにリクエスト種の1つだったニューギニアベラのオスをゲット!(^^)
メスへの求愛も見られた。
もう1つのリクエスト種・トモシビイトヒキベラのハレムは今もなお健在だった。


Filed under: オツセ, 吉田Tagged with: , , , , ,

ロクハンに衣替え

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 26.7℃/26.8℃/27.3℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:19-10:25/11:50-12:44/14:25-15:33
【潮まわり】 04:19 188cm 満潮 / 10:56 76cm 干潮 / 17:29 204cm 満潮 / 中潮(月齢:25.5)
【日の出・日の入】 日出06:04 日没18:18

9月後半の連休は毎年、ほとんど混む事もなく、通常の週末と変わらない。。。(^^;;
ずっと長く張り出している秋雨前線の影響で今日も朝から雨。
時折、豪雨になるほどの雨でなんか憂鬱。。。

水温はまだ27℃以上はあるんだけど、この雨で陸上が寒く、5mm(実質3mm)からロクハンに切り替えた。
いやいや、スキンは陸上でも快適だわ。。。(^^;;

来島中のゲストTさんは明確なリクエスト(主に普通種)を数十種しっかりリストアップしてくれており、ガイドはしやすいのだが、このリクエストが「数年前なら沢山いたのにぃ~!!!」というものが多く、ちょっと苦労している。。。(^^;;

例えば、ニューギニアベラの立派なオスがリクエストに入っているのだが、数年前まではいくつかハレムがあったのだが、ここ最近は立派なオスを見なくなった。。。

「そういえば海が少しづつ変わってきているなぁ~」と強く感じさせるリクエストの数々だった。


Filed under: 一湊タンク下No.1, 一湊タンク下No.3(ゼロ戦), お宮前Tagged with: , ,

まだまだ繁殖期のベラ多し。。。

【ポイント】 吉田/一湊タンク下No.1
【水温】 21.8℃/21.8℃
【透明度】 30m
【海況】 やや時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:05-10:21/11:27-13:09
【潮まわり】 08:20 209cm 満潮 / 14:02 98cm 干潮 / 中潮(月齢:16.9)
【日の出・日の入】 日出07:04 日没17:17

ベラKさんの最終日。
ようやく北西の風がおさまり、今日はそれなりに海は凪ぎた。
一番ベラKさんをお連れしたかった吉田も今日は何とか入ることができた。(そうはいっても、ここはまだやや時化気味)
透明度もグーンと上がって30m近い視界だ。

吉田は何の変哲もない広い台地で、時期になると海藻が覆い茂り、徐々に勾配が下がる緩い傾斜地だ。
いろいろなベラがここにはいるのだが、「屋久島ならでは」とも言えるようなベラ類も多い。

ニューギニアベラは屋久島だとたいていどこのポイントでも見られ、そのほとんどはしっかりとしたハレムを形成しているため、産卵も見られる。
すでに繁殖期ではないので、興奮色などはなかなか見られないが、ヒレをバシッと開いたオスが撮れてKさんも満足したようだった。

このポイント一番の「屋久島ならでは」ベラはウスバノドグロベラだ。
今現在、国内では確実に見られる場所は皆無と聞いている。
屋久島でも見られるのは今現在はこの吉田だけで、大きなオスを中心とする十数匹のハレムがあって、やはりここで産卵も見られる。

ここには前もKさんを連れてきたことがあったので、ウスバノドグロベラにカメラを向ける事ないのだが、割と小さな若魚がいたので一応数枚シャッターを切ってくれた。(笑)
不思議なことに、これよりも小さな幼魚が全然見つからない!
何か他の魚と勘違いしているのかな。。。(・_・;

ニューギニアベラのオス
ニューギニアベラのオス
ウスバノドグロベラの若魚
ウスバノドグロベラの若魚

最後の1本はKさんと相談して一湊タンク下に戻り、砕波帯でのキヌベラ狙い。
それとトモシビイトヒキベラのヒレ全開だ。

トモシビイトヒキベラも屋久島には多いベラで、ハレムも各ポイントにあって、繁殖期(初夏)だったらヒレ全開は結構、普通に撮れる。
しかし、なぜかKさんのベラ・ファイルのトモシビイトヒキベラのオス写真は元気のない子。。。
多分、たまたま時期が悪かったのだろうが、もうすぐ出版だったら、もう間に合わないだろうと僕もKさんも思っていたのだが、運良く求愛(威嚇??(^_^;))してた!

水深1-2mの砕波帯を縦横無尽に動き回るキヌベラは、その生息環境と動きの速さ、大きさ(1m近い)で撮影難易度は超上級。
しかし産卵間近なのか、同じような場所をずっとウロウロしていた上に、僕とスタッフが両端をブロックしていたので、何とか近くで撮影することができた。

この2種に関してはKさんもかなり満足していたので、僕もちょっと嬉しかった。(^^)

トモシビイトヒキベラのオス
トモシビイトヒキベラのオス
キヌベラのオス
キヌベラのオス

帰りに様々なベラの求愛や産卵を見かけた。
ムシベラ、ホンソメワケベラ、セジロノドグロベラ、コガシラベラ(ペア産卵)、まだまだ様々なベラ類が繁殖しているようだ。

Kさんのリクエストの中にはホホスジモチノウオの老成魚も入っていたのだが、このベラっていったいどれくらいの大きさまで成長するのか知らないため、どれが老成なのかよく分からない。。。(^_^;)
このベラ自体は屋久島でも沢山見られ繁殖もしているのだが、下記写真の子くらいが最大サイズ(30-40cm)だ。
最大どれくらいのサイズになるのだろうか。。。教えて!南の島のエライ人!(笑)

下右は和名のないモチノウオ属のベラ。
英名では「スレンダーマオリーラス」と呼ばれているのだが、この子も屋久島ではよく見かけるベラだ。
そうは言っても、サイズはせいぜい10cmくらいまで。
多分、若魚のステージで、流れモノなのだと思う。
有効分布ではないのだと思う。
これも最大どれくらいのサイズになるのだろうか。。。教えて!南の島のエライ人!(笑)

ホホスジモチノウオの成魚
ホホスジモチノウオの成魚
スレンダーマオリーラス
スレンダーマオリーラス

ミツバモチノウオの若魚
ミツバモチノウオの若魚
さて、リクエスト・リストに載っている屋久島での撮影が可能な普通種の中で、最後まで残っってしまったのがミツバモチノウオの老成魚だ。(笑)
結局、今日は会えず、仕方なく若魚やメスのステージなどを何枚か撮ってもらいお茶を濁す。。。(^_^;)

さてKさんのベラ図鑑がメチャクチャ楽しみだ!(^^)


Filed under: 一湊タンク下No.1, 吉田Tagged with: , , , , , , , , , ,

ベラ天国・吉田

【ポイント】 吉田
【水温】 24.5℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:08-11:40
【潮まわり】 05:35 56cm 干潮 / 12:27 189cm 満潮 / 18:33 110cm 干潮 / 小潮(月齢:22.3)
【日の出・日の入】 日出06:45 日没17:20

何やらまた黒潮が近づいているのか、昨日までは濁り気味だった海がまたクリアーさを取り戻していた。
モンスズメダイ近似種を探して、今日は吉田に行ってきた。

吉田というポイントは年間数回入る程度のポイント。
というのも一般受けはまずしないであろうポイントなのだ。(笑)

通常、ダイバーに限らず人間はな~んも変わらない日常に飽き、より大きな刺激を求めるのが普通。
今まで見たこともないような生物を見たいというのも、魚ではない変な生き物や肉眼ではなかなか見れないような小さな生物をつい探してしまうのも、潜り込むうちに魚ではなくてウミウシや甲殻類、はたまたイカ・タコや海藻、プランクトンなどよりマニアな生き物に興味が移っていくのもきっと刺激を求めているからだと思う。
また、いつものダイビング・エリアでは見られないような魚がいる深場やタイドプール、そして淡水域などに興味を持つのも、まさにそういう理由からだろう。

そういう意味で吉田というポイントは、こうしたごくごく普通のダイバーにとっては刺激の少ないポイントなのだ。(笑)
決して魚影は薄くはないのだけど、変化のない平坦な地形に一般的なベラ類やブダイ類、ニザダイ類の幼~若魚がウジャウジャいるという印象。
しかし、どれも日本のダイバーからしたら、国内ではごく普通に見られるような種類ばかりで、珍種やレアモノの類はほとんど見られない。(^^;)
しかも、どれも地味。
実際、このポイントにゲストを連れて行って、「いや~面白かった!!」という感想はあまり聞かない。。。(笑)
しかし、ビキナーダイバーやそれとは逆に数千本レベルで半端なく潜り込んでいる超ベテランダイバーのウケはそれほど悪くはないのが面白い。(^^;)

今日のこの時間の吉田はあらゆるベラたちが産卵間近の浮ついた感じがあって、オスはどのベラもバリバリの婚姻色になっているものが多かった。
もう1-2時間エントリー時間を遅らせば、様々なベラの産卵が見れたかも知れない。

求愛中のウスバノドグロベラのオス
求愛中のウスバノドグロベラのオス
求愛中のニューギニアベラのオス
求愛中のニューギニアベラのオス

ツユベラのオス(婚姻色)
ツユベラのオス(婚姻色)
シロタスキベラのオス(婚姻色)
シロタスキベラのオス(婚姻色)

もともと、今日このポイントに来たのは、例のモンスズメダイの「黒タイプ」(モンスズメダイ近似種)と呼ばれる子を探すためだ。
このポイントにもモンスズメダイが結構、群れているのだが、今日はアマミスズメダイばかりがウジャウジャいて、モンスズメダイは数十匹程度が群れていたに過ぎなかった。
こちらのモンスズメダイは先日の志戸子の連中とは違って、中層で採餌中なのは一緖なのに、み~んな尾ビレは真っ白!!
典型的なモンスズメダイの色彩だった。

こうなるとますますどんな時に尾ビレが黒くなって、どんな時に白くなるのか全然分からなくなってきた。。。(^^;)
実は「尾ビレが白い」状態の方が特殊で、「尾ビレが黒い」がスタンダードだったりして。(笑)

ちなみに目的のモンスズメダイ近似種(黒タイプ)はまったく見つからなかった。
屋久島にはいないのかなぁ。。。

典型的なモンスズメダイ(白タイプ)
典型的なモンスズメダイ(白タイプ)
やや尾ビレが黒ずんでいる。。。
やや尾ビレが黒ずんでいる。。。


Filed under: 吉田Tagged with: , , , ,

今日はドンピシャ!

【ポイント】 一湊タンク下No.2/お宮前/一湊タンク下No.2
【水温】 29.0℃
【透明度】 30m
やや時化気味の一湊湾内。
天気はいいのだけど、風が強い日々が続く。。。

Continue reading


Filed under: 一湊タンク下No.1, お宮前Tagged with: , , , , ,