タグ: カギケノリ

この時期の風物詩、いろいろ。。。

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.2/オツセ
【水温】 24.7℃/25.0℃/25.6℃
【透明度】 25m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:11-10:11/11:21-12:24/14:53-15:56
【潮まわり】 04:28 199cm 満潮 / 11:12 52cm 干潮 / 17:27 187cm 満潮 / 中潮(月齢:12.0)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:14

今週末のゲストさんたちはお隣・口永良部島の新岳の噴火で、永田エリアは潜れないかも。。。と思っていたけど、今日の3本目で何とか永田・オツセで潜ることができた。(^^)
海の中は特に変わった様子はなく、一湊エリア同様に海の中は静かな時間が流れていた。。。

P5300117今年もオキザヨリが繁殖期に入った。
数日前から各ポイントのウスサザナミサンゴの一部に壊されたような跡が見られたのでもしや??と思っていたのだが、今日は卵を確認。(ウスサザナミサンゴはオキザヨリの主な産卵床でこの卵を食べるためにゴマモンガラがサンゴを壊す)
産卵後、それほど時間が経っていなかったからか、他のいろいろな魚が卵を貪り食っていた。

P5302341GWの少し前くらいから極小チビが目立っていたタテジマヘビギンポたちはかなり大きくなってきていて、今はこれくらいのサイズの子たちが目立つ。

サンゴの上に無数のタテジマヘビギンポが群がるのはこの時期の風物詩だ。

P5300124コブシメが産卵していた。。超久々。。。^^;

P5301059モンハナシャコも繁殖期に入ってる。
巣穴の中から2匹のモンハナシャコが顔を出した!
産卵中だったのかな?

P53002004月から目立っていたカギケノリは数は少なくなり、その代わりにどの株にも胞子がビッシリ着いてる。。。


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香附子もダメか。。。(・・;)

【ポイント】 香附子
【水温】 23.0℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:27-12:05
【潮まわり】 08:44 213cm 満潮 / 15:25 1cm 干潮 / 中潮(月齢:3.3)
【日の出・日の入】 日出05:43 日没18:49

香附子の美しいミドリイシサンゴ類の群体
香附子の美しいミドリイシサンゴ類の群体
GWに来島するお客様にコブシメの産卵をリクエストされているのだが、今年も昨年に続き、今ひとつ低調な感じ。
卵は見られ、産卵はしているようなのだけど、近づくとみんな逃げてしまうほど警戒心が強く、なかなか産卵が見られないのだ。
いつも入っているようなポイントでは満足にリクエストに応えられないような気がしてきたので、数年前に大規模な産卵が観察されたビーチポイント・香附子の様子を見てみることにした。

行ってみるとコブシメどころか卵さえも見当たらない。。。(・・;)
ようやく産卵場所であるミドリイシサンゴの一角にいくつか卵が産み付けられているのを見つけたけど、コブシメは待てども待てどもやってこなかった。

コブシメはまったくいなかった。。。(・・;)
コブシメはまったくいなかった。。。(・・;)

かろうじて見つけたコブシメの卵
かろうじて見つけたコブシメの卵

こうなると香附子というポイントは他に特別見所がないため、今日はほとんど写真を撮らずにエクジット。。。

う~ん。。。ヤバイなぁ。。。今年もコブシメの大産卵どころかただの産卵さえも危ないかな。。。^^;
あとはよく大産卵が見られていたボートポイント・お宮前の状況を見たいのだけど、ゲストがいないので全然チェックできない。。。(笑)

カギケノリ
カギケノリ – TG-3で撮影

エントリーしてスグにベニシボリの卵と本体が。。。
エントリーしてスグにベニシボリの卵と本体が。。。


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アオスジテンジクダイ、産卵タイミング

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.8℃
【透明度】 20m
【海況】 やや時化気味
【天候】 雨
【潜水時間帯】 10:10-12:08
【潮まわり】 09:39 87cm 干潮 / 15:24 172cm 満潮 / 若潮(月齢:24.7)
【日の出・日の入】 日出05:52 日没18:44

海はやや時化気味。。。
水中はややウネリがあって、今日一番の目的だったカギケノリという海藻の撮影は困難を極めた。。。(笑)

この海藻はさすがに揺れていると思うように撮れない。
この海藻でメルヘンの世界を作ろうと、いろいろ構想はあったんだけど、この揺れだとさすがに厳しい。。。^^;

結局、今日も1時間以上、今にも産卵をしそうなアオスジテンジクダイのペアにずっと張り付いた。
寒がるスタッフのロクハンも届いたので、もう気を遣うことなく粘れるのだが、今日も産卵は見れずにタイムアウト。

未だにアオスジテンジクダイの産卵直前の動きが掴めない。。。
やりそうでやらない。。。

動画は食事中のアオウミガメ。
冬季と違って餌となる海藻が沢山あるので、やつらも嬉しそう。。。(^^)


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アカウミガメが恐怖の産卵期に。。。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.0℃/23.1℃/23.4℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:09-10:20/10:46-11:44/13:14-14:22
【潮まわり】 06:26 108cm 干潮 / 11:59 163cm 満潮 / 小潮(月齢:22.7)
【日の出・日の入】 日出05:54 日没18:43

今日は朝から雨の降る肌寒い1日。。。
日中は16℃まで気温が下がり、24℃はある水中の方が暖かく、水面休息中が一番つらい感じ。。。^^;

いよいよ水中でアカウミガメに出会うようになってきた。
大きなアカウミガメのオスとの遭遇は今季初だ。
アカウミガメは産卵期(3-6月)になると屋久島近海にやってくるため(屋久島は北半球一のアカウミガメの産卵地)、この時期のみ水中でよく出会うようになる。

しかし、繁殖期のオスは気が立っているため、ダイバーをメスだと思ってよく襲う。
今日もリピーターN氏が後ろから襲われ、犯されそうになっていた。。。(笑)

昨年のGW過ぎに一時的にハマったカギケノリという海藻がある。
これが現在、屋久島の水底を広く覆い始めた。

まさに今がピークの時期で、フサフサ&モコモコが海の揺れに合わせて左右に揺れている。

そして蛍光パープルが美しい若い株がとても綺麗だ。(^^)

このカギケノリはGWちょっと前くらいには胞子をつけた株がたくさん目につき始め、6月の水温上昇とともに見られなくなってしまう。

しかし、このカギケノリ、メチャクチャ創作意欲をかきたてる海藻だ。
このモコモコ感といい、蛍光パープルの色合い、そして繊維が絡まったような造り、、、いろいろな撮り方を試してみたくなる。(^^)

撮るなら蛍光パープルが美しい今が旬!

胞子をつけ始める前に撮りに行かねば!!(・・;)


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やっぱり今年も山桜とリンクするアマミスズメダイ(yg)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前
【水温】 22.2℃/22.3℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:04-10:10/11:29-12:37
【潮まわり】 09:22 107cm 干潮 / 14:41 148cm 満潮 / 長潮(月齢:8.7)
【日の出・日の入】 日出06:11 日没18:34

現在、僕が使っている水中撮影用のハウジング「Nexus」を作っている古澤さんが来店していて、今日は2日目。。。
今日は一湊で2本潜った。
昨日はよく晴れ、海もベタ凪だったのだが、今日は天気も悪く、海もややシケ気味。
しかし、それも僕らが潜っている午前中だけで、午後からはまた青空が戻ってきた。
春の風物詩・アマミスズメダイの幼魚を今季初確認。
毎年、山桜が屋久島の里の山々を彩る頃とリンクするのだが、今年もまさにそんな感じ。(^^)
水中はやはり透明度がイマイチで、水底付近にはアミ類が多い時期になった。
ヒメオウミアミもそこらじゅうで見られる季節だ。
先日、口内保育を今季初確認したアオスジテンジクダイはよく見るとすでに卵は発眼しているものもあるようで、1回目の孵化が近い。
ここ数日で急にカギケノリ(海藻)が増え始めた。
まだ若い株は蛍光ブルーがとても綺麗だ。


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相変わらず海で雪山登山してます!(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.1℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:29-17:37
【潮まわり】 06:40 222cm 満潮 / 13:27 3cm 干潮 / 19:56 218cm 満潮 / 大潮(月齢:0.3)
【日の出・日の入】 日出05:17 日没19:13

今日もまずはメギスの卵をチェック。
天気も良く海がいいので、本当はワイドで行きたいんだけど、この卵がある限りはずっとマクロでいくしかない。。。(・・;)
きっとこの卵が孵化した頃には梅雨入りして、天気も悪く暗い海に戻ってしまうんだろうなぁ。。。(^^;;

卵を守るメギスのオス
卵を守るメギスのオス
5月26日に今季初観察した卵と昨日産んだ卵とをそれぞれ可能な限り接写して記録しておきたいんだけど、穴の入り口が狭いため最短までは寄れず、ストロボ光を当てるのも一苦労だ。
今日もオスが1匹で卵を守っていて、巣穴から出たり入ったりしていた。

3日前に見つけた卵はすでに稚魚の形がハッキリしてきていて、透明感も日に日に増してきている。
昨日、産卵を観察した卵はそれほど昨日とは色が変わらない。。。

3日前に見つけたメギスの卵
3日前に見つけたメギスの卵

昨日産卵を観察したメギスの卵
昨日産卵を観察したメギスの卵

ここ数日、ダイビングのパターンはいつも一緒。
まずはメギスの産卵床を1時間近く観察したあと、浅場でカギケノリという海藻を撮る毎日。。。(笑)

胞子は可愛いけど枯れたような株が目立つ
胞子は可愛いけど枯れたような株が目立つ
カギケノリは水温が低かった3-4月くらいまでは元気な株が多かったのだが、水温が上がってからのこの1週間で枯れて茎だけになってしまった株が一気に増えた。
これまでまったく意識していなかった地味な海藻なので、その生活史など興味もなかったのだが、これが撮ってみると意外に絵になることが分かり、よく観察するようになった。(^^;;

枯れた枝に着くコロコロしたカギケノリの胞子
枯れた枝に着くコロコロしたカギケノリの胞子
元気なころの株は葉(葉に見えないけど)はグレーで綿のようにモコモコしているのだが、これが下部から徐々に濃い茶色になってくる。
1か月くらい前くらいから胞子をつけた株が目立つようになったのだが、この胞子はグレーのモコモコ部分にもあるけどこの時はまだ小さな粒で、これがどんどん大きくなっていくのだが、写真に撮ってコロコロと可愛い感じがする大きさになる頃には葉の部分が落ち、枯れたような状態になっているので、イマイチ絵にならない。。。(笑)

仕方なく胞子をクリスマス飾りに見立てて撮るのは諦め(笑)、葉のモコモコを雪を被った針葉樹に見立てて撮ってみる。。。
普通に撮っても地味なので、いつもは絶対にしない開放気味の絞り値で、ストロボを弱めたり、消したりしながら、いろいろと試行錯誤してみた。
どう???いい感じでしょ?(^^)

カギケノリ(雪山バージョンその2)
カギケノリ(雪山バージョンその2)

カギケノリ(雪山バージョンその3)
カギケノリ(雪山バージョンその3)


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初夏のクリスマスツリー(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.1℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:20-18:02
【潮まわり】 05:30 216cm 満潮 / 12:13 13cm 干潮 / 18:39 215cm 満潮 / 大潮(月齢:27.9)
【日の出・日の入】 日出05:17 日没19:12

今日は午後の遅い時間からカメラを持ってエントリー。
目的はもちろん、昨日ガイド中にゲストが見つけたメギスの卵守りだ。
今日も卵の色は昨日とあまり変わらないピンク色。
それを1匹のオスが守っていた。

卵を守るメギスのオス
卵を守るメギスのオス
入り口の狭い奥まった穴の奥に卵を産みつけているので、ストロボをポートにギッシリくっつけて、穴をほとんど塞いだような状態で撮影していると。。。
頻繁にオスはポートのガラス面に近づいてきて威嚇する。
どうもガラス面に映った自分の姿に威嚇しているみたい。。。(笑)
そして、支持棒を卵に近づけると、思い切り支持棒に噛みついてくる。

メギスの卵(多分2-3日目)
メギスの卵(多分2-3日目)
卵のそばにいる時はかなり威嚇してくるのだが、穴を塞ぐような感じで撮影していても、たまに穴の隙間から出ていってしまう事もあるのがよく分からない。。。(^^;;
そして、知らないうちに僕の腕の脇をスルスルと通り抜け、また穴に戻ってくる。。。(笑)

気づくと1時間半が経過していた。
ここはエントリーしてスグの-4mくらいの場所なので、エアがまったく減らない。。。
1時間半潜っていても、残圧は100以上残っていた。(^^;;

そこからやや沖に出て、エアがなくなるまで遊んでいたので、エアが無くなってエクジットした頃には3時間近くが経過していた。(・・;)

カギケノリ(雪山バージョン)
カギケノリ(雪山バージョン)
後半はカギケノリという初春から春にかけて多く見られ、水温が上がった今は卵のような胞子をいっぱいつけた株が多く、また完全に葉が落ちて茎だけとなり枯れ果てた株も多く、そろそろシーズンが終わりそうな海藻を撮りまくった。
見た目は灰色でとっても地味なので、これまでノーマークだった海藻なのだが、先週のゲストさんがこの海藻を胞子と共に撮った写真がすごくメルヘンで良かったので、後半はこればかり撮っていた。(つまりパクリ!(笑))

ゲストさんの写真を見たとき、スグにピーンときて昨晩もいろいろと構想を練って、実際に撮るのを楽しみにしていたのだ。
時期外れだけど、何か雪を被ったクリスマスツリーみたいで、綺麗でしょ???

本当は丸くコロコロした大きめの胞子を入れて撮りたいんだけど、胞子を着けた株は基本的にボロボロで茶色く、地味なんだよね。。。(^^;;
今日もまだまだ綺麗で、それでいて胞子をいっぱいつけた株を探しまくったけど、綺麗な株は胞子をつけていても、その胞子は粒状で小さくイマイチだ。

カギケノリ 作例1
カギケノリ 作例1
カギケノリ 作例2
カギケノリ 作例2
カギケノリ 作例3
カギケノリ 作例3

カギケノリ 作例4
カギケノリ 作例4


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