【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.2
【水温】 26.1℃/25.7℃
【透明度】 20m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:47-10:48/11:56-12:55
【潮まわり】 09:15 72cm 干潮 / 16:16 199cm 満潮 / 長潮(月齢:9.0)
【日の出・日の入】 日出06:08 日没18:11
今日も1本目のみゲストIさんとマンツーマンだったのでカメラを持ってエントリー。
本当は永田で潜る予定だったのだが、強く吹き始めた北東の風によりかなり時化ており、急遽一湊に移動。。。
永田のオツセでシシマイギンポの可愛い幼魚を撮るつもりだったのにぃ。。。クソ~
ならば一湊エリアで探してやろう!と1本目はお宮前の潮間帯壁面を舐めるようにゲストIさんと見ていった。
実は過去に一湊エリアでも一度だけ観察例があるのだが、これは奇跡みたいなものでそれ以外は一切目にすることはなかった。
シシマイギンポと言えば外海環境の潮通しの良い潮間帯、波打ち際が生息環境のようで、屋久島では永田エリアで多く見られるギンポで、湾内環境のポイントが多い一湊エリアではかなり難しいと考えていた。
今日もあまり期待はしていなかったのだが、時計やダイコンがほとんど作動しない平均水深1-2mを壁沿いに移動しながらシシマイギンポを探し続けた。
そしてついに見つけたーーー!!!ヽ(^。^)ノ
岩にベッタリついた被覆状のサンゴの穴から成魚が一匹元気に顔を出していた。
潜り始めてから40分以上が経ち、半分、もう諦めムードだっただけに嬉しさもひとしお!
思わずゲストIさんと顔を見合わせて、心の中でガッツポーズ!(笑)
そして、何とすぐ隣には一回り小さな幼~若魚ステージの子ももう1匹顔を出していた。w(゜o゜)w!!
そして最も感激したのが、ここのシシマイギンポは背景がいいっ!!!(^^)
通常、永田・オツセのシシマイギンポたちはどいつも茶色く短い海藻が覆う岩にいるので、明るく綺麗な背景はまず望めなかったりする。。。
ところ、ここの子は白いサンゴの上の穴にいるので、明るくかなりスッキリとした1枚が撮れそうだ。
そんな白い背景で撮れるシシマイギンポが何か新鮮に思えた。(笑)
ところが、永田エリアよりは凪ぎているとはいえ、一湊エリアも波打ち際はかなりウネっていて体が全然固定できなーい!!!(¨;)
もう作品作りなどという悠長なことは言っていられないような状況で、とにかくピントの合った写真を撮ることだけに一生懸命!
何回も波にさらわれながら(ぶっ飛ばされながら)、終いには足をバタバタさせながら自分の体を押さえつけ固定し、あとはひたすら連写し続けた。
ひとまず何枚かピントは奇跡的に合っていたけど、海の凪ぎている日にもう一度、撮りに行きたいよー(・・;)
ここだったらフォトジェニックなシシマイギンポが撮れそう!!!
途中でアカマツカサらしき子を見つけたので、一応何枚か撮っておいた。
これまでこの手の魚はすべてアカマツカサだと思って気にもしていなかったのだが(笑)、八丈島の師匠よりこれらのほとんどはナミマツカサであり、アカマツカサの写真がなかなか見つからないんだけど屋久島にはいない?と聞かれて以来、気にはしていたのだが、それらしい子はなかなか見つからなかった。
今日はシシマイギンポを探してずっと水深1-2mくらいのところをウロウロしていたのだが、ふと下(-5mくらい)を見ると普段よく見ているナミマツカサとはちょっと違いを感じる子がいたので近づいてみると、何か怪しい。。。
暗がり逃げ込んだのでよく観察できなかったけど、数枚撮ってあとで確認してみるとナミマツカサじゃないっ!
もしかして、これがアカマツカサ???