【ポイント】 お宮前
【水温】 27.3℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 暴風雨
【潜水時間帯】 8:34-10:14
【潮まわり】 08:16 246cm 満潮 / 14:18 74cm 干潮 / 中潮(月齢:2.1)
【日の出・日の入】 日出06:15 日没17:56
台風24号の接近で今日は朝から雨風がすごく、たまに暴風雨になったりしていた。
しかし、風は南東に変わり、一湊湾内はベタ凪ぎに。。。
陸上の状況(暴風雨)から体験ダイビングは中止にして、1人で海に行ってきた。
目的は今日もセダカギンポの産卵だ。
昨日はエントリーが遅かったからか、すでに黄色い卵が産みつけられていて、産卵床にメスの姿はなかった。
今日は昨日、銀色だった卵が孵化してしまい、その場所に新たな卵をメスが産みに来るに違いないっ!と期待していたのだが、今日も産卵床は卵を守るオスが1匹で佇んでいるだけだった。。。(・・;)
なんと孵化して無くなっているだろうと予想していた昨日銀色だった卵のパッチは、まったく孵化しておらず、そのまま残っていた。。。
一方、昨日は真っ黄色だった卵のパッチはやや黄色い色がくすみ、良く見ると卵の中には稚魚の体のようなものが発生していた。
まぁ、よく考えれば、この2つのパッチがある限り、新たに卵を産みにくるメスもいないわな。。。(^^;
う~ん。。。当初は1-2日で孵化すると考えていたけど、連日観察した感じではこのセダカギンポの卵は最低でも孵化まで4日以上はかかるようだ。(現在の27℃の水温の場合)
というのも、今回、卵の発生段階は少なくとも4段階以上はあると分かったからだ。
しかも、10/4にゲストさんたちと確認した際、この3番と4番の銀色の卵は2番のような発生過程だった事を考えると、右写真の2番と3番の間にはもう1段階、発生過程がありそうだ。
1番は多分、産みたてだと思うのだが、これも確信はない。。。
4番は最終段階だと思うのだけど、これも明日には孵化している事を確認してみないと何とも言えない。。。
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しかし、オスの方は産卵床の卵が無い部分の掃除に余念がないようだった。
口で突いたりしながら掃除をしていたのだが、しばらく観察していると何と昨日話題にした、生殖器付近から出ている青い塊を産卵床に押し付けているではないか!!
こいつの役割がよく分からなかったのだが、1つは産卵床の掃除(?)に使っているようだ。
もしかしたらこの部分にはメスを惹きつける(産卵床に呼び込む)フェロモンのようなものも含まれているのかもしれない。。。などと想像していたら楽しくなってきた!(^^)
僕が近くにいるせいでメスが寄ってこないという可能性もあるので、たまにここを離れたりしながら、ちょくちょく覗いていたけど、結局、最後までメスがやってくることはなかった。
今日、明日にでも銀色の卵が孵化すれば、明日にでもそこに産卵するメスがやってくるかな。。。
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セダカギンポの「メス待ち」をしている間、やや白化から立ち直りつつあるサンゴイソギンチャクをバックにクマノミのチビを撮影していた。
サンゴイソギンチャクを上からボカして撮ると、まるで白い輪っかというか、シャボン玉のようにも見えて、メチャ綺麗だったのですっかりハマってしまった。。。(^^;;
こんな感じの丸ボケも泡みたいで面白いでしょ?(^^)
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