台風ウネリ

【ポイント】 お宮前
【水温】 27.6℃
【透明度】 20m
【海況】 ウネリあり
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 8:58-10:26
【潮まわり】 09:45 227cm 満潮 / 15:35 100cm 干潮 / 中潮(月齢:4.1)
【日の出・日の入】 日出06:16 日没17:54

昨日は屋久島の西側を台風24号が通過するということで、僕のプライベートダイブを含め、海はすべて中止にした。
しかし、暴風雨だったのは午前中だけで、午後からはかなり静かになってしまい、中止にした体験ダイビングは実はできたのではないか?とちょっと後悔。。。(^^;;

今日はまた朝から、セダカギンポの産卵を狙って、お宮前通い。
台風が通り過ぎたあとも風は依然として南寄りで、一湊湾内は一見ベタ凪ぎなのだが、たまに静かな海から大きく厚いウネリが盛り上がり割れる、いわゆる「台風ウネリ」が入り込んでいた。

僕が「発生段階1日目」だと考えている状態の卵
僕が「発生段階1日目」だと考えている状態の卵
産卵床に行ってみると、一昨日は銀色だったパッチがすべてまた黄色くなっていた!!
そう、、、一昨日か昨日に卵は一斉に孵化し、また新たな卵が産みつけられたのだった。。。(・・;)
う~ん。。。よりによって僕が入らなかった日に産卵するとは!!!うきー!!!

僕が「発生段階4日目」だと考えている状態の卵
僕が「発生段階4日目」だと考えている状態の卵
今度は逆に一昨日に卵が黄色かった方のパッチが銀色になっていた。。。
見るとそれは僕が4日目の卵だと理解している「透明で稚魚の目玉も見えているのだが、まだちょっと黄色味が残る銀色の卵」だった。
卵の発生過程は1日目、2日目、4日目、5日目の状態は把握していたのだが、3日目の状態がよく分からなかったわけだが、またまた3日目の状態を把握するチャンスを見逃してしまった。
う~ん。。。よりによって僕が入らなかった日が「3日目の状態」だったとは!!!うきー!!!

セダカギンポの吻部の先端はギザギザ
セダカギンポの吻部の先端はギザギザ
産卵床に口をつけて掃除するオス
産卵床に口をつけて掃除するオス
オスは相変わらず卵が産みつけられていない部分の掃除に余念がなく、例の生殖器近くの青い部分をこすりつけたり、口で突いたりしながら産卵床を綺麗にしていた。
しかし、このセダカギンポの口がちょっと面白い。
吻部の先はギザギザになっていて、この部分が上に開くのだ。
その開いた状態で産卵床に口をつける姿はまるでブルドーザー!(笑)
このギザギザも産卵床を均す上で何か役に立っているのだろうか。。。?

多分1番は産みたて1日目、2番は4日目の卵
多分1番は産みたて1日目、2番は4日目の卵
結局、今日も産卵に訪れるメスはおらず、オスも求愛さえ見られなかった。
どうも産卵床には常に2パッチ設けて、どちらかが空かない限り、産卵はしないようだ。。。

ホシゾラワラエビの玉ボケ
ホシゾラワラエビの玉ボケ
今日の産卵待ちの間はホシゾラワラエビを被写体にして「玉ボケ」作品をずっと撮っていた。
もう少し大きな個体だったら、もっと大きな玉になるのだが、今日の子はかなり若く小さな子だった。

さて、今日で3連敗。。。くそ~台風がなければ昨日には産卵は観察できていたのにぃ~!!!
明日も行かないとか。。。はぁ。。。


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