【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.1
【水温】 23.2℃/23.0℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり時々雨
【潜水時間帯】 10:04-10:28/14:17-16:28
【潮まわり】 04:40 109cm 干潮 / 10:09 168cm 満潮 / 17:16 53cm 干潮 / 小潮(月齢:6.7)
【日の出・日の入】 日出05:48 日没18:46
今日も午前中、体験ダイビングを終えたあと、午後から海へ。。。
今日の目的は昨日、同業者のNくんに教えてもらったシモフリタナバタウオの極小幼魚だ。
一昨日の夜にNくんからFacebookのメッセージで「魚の名前を教えてくださ~い!」と写真を見せられて、ぶっ飛んだ!!!(・・;
1か月くらい前に座間味の小野さんのブログで見たシモフリタナバタウオの極小幼魚だったのだ。
シモフリタナバタウオ自体は屋久島でもごくごく普通に見られるのだが、その幼魚は見たこともなかったし、どんな姿形をしているのかさえ知らなかったのだが、小野さんのブログで見たその子は成魚とは似ても似つかない色と形をしていて、メチャクチャ可愛いのだ。
それがホームグラウンドの一湊タンク下にいると知って、昨日はガイド中にも関わらず、彼に場所を聞いて、今日はそれを撮りに行ったのだが。。。
いな~い!!!!!
昨日までいた場所には探しても探しても見当たらない。。。
1時間くらい同所で探しまくったけど、まったく見つけることはできなかった。
その場所(狭い亀裂のような暗がりの中)に行く前に、狭い暗がりでの撮影を想定して石の下の目玉にメダマイカリムシが着いたオグロトラギスで露出などをチェックして万全を期して臨んだのに。。。(笑)
仕方ないので諦めて、ワレカラの着くガヤに移動し、エアーギリギリまでいろいろと観察&撮影したあと、一気に帰ろうとしたけど、あまり期待せず、一応、またシモフリタナバタウオの幼魚がいた亀裂を覗いてみたところ。。。
いた~!!!!
さっきまでメチャクチャ丁寧に見ていたはずの場所でじっと佇んでいた。。。マジ???
エアーもほとんどなかったので、連射で何枚か撮ってすぐに帰路へ。。。
当然、ロクな写真も撮れず、今日は見せれる写真がないので、明日、また撮ってくるよ。。。(^^;;
写真は露出チェックで撮ったオグロトラギスの目玉に着くメダマイカリムシ。
寄生性のカイアシ類だ。
頭部はその魚の目玉の奥深くに侵入し、突起を広げて体液を吸うそうな。
怖っ!
2匹着いていた。
それぞれの後ろから出ているコイルのようなものは卵嚢で、この2匹はメス。
オスは繁殖行動のあと、すぐに死んじゃうらしい。
毎年、水底にアミ類が増えるような今の時期にこのメダマイカリムシを着けた魚をよく見かける。
特にトラギスの仲間によく着いているのを見かけるのだが、なぜだろう。。。