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変化がない卵の色

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.6℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:28-15:50
【潮まわり】 05:29 200cm 満潮 / 11:13 91cm 干潮 / 16:53 214cm 満潮 / 中潮(月齢:27.2)
【日の出・日の入】 日出07:04 日没17:17

3日間、屋久島の北部は大時化となり、今日はようやく凪ぎとはいえないけど、一湊湾内は潜れるくらいには回復した。
早速、午後から例のモンスズメダイが気になって志戸子に行くが、こちらはまだ凪ぎ切っておらず、仕方なくホームの一湊タンク下にエントリー。

時化後の海は白く濁っていたけど、沖に出ると20mくらいの透明度はあった。
かなり暗かったけど。。。(・・;)

マンジュウヒトデにつくヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデにつくヒトデヤドリエビ
何か面白い行動はないかと探していたけど何も見つからず、気がついたらマンジュウヒトデに張りついていた。。。(笑)
最初はそれほど真面目に撮る気はなく2-3枚シャッターを切って終わりにするつもりが、撮りながら面白い画を思いついてしまい、悪戦苦闘!
現場ではそれなりにイメージ通り撮れたかな?とか思ったけど、帰ってきてからPCで見てみると何か全然ダメだった。。。(・・;)
また撮ろっと!

抱卵中のキンチャクガニ
抱卵中のキンチャクガニ
帰りに先日から定点観察している抱卵中のキンチャクガニの元に寄ってみると、今日はいつもの石の下にはいなかった。
さんざん探したけど、見つかるのは他のキンチャクガニばかり。。。(-_-;)
どこ行っちゃんたんだろ??
まさか、もうハッチアウトは終わっちゃったん???(*_*;

代わりに別の抱卵中のキンチャクガニを見つけた。
前の子よりも何か若そうだ。。。仕方がない。。。今度はこいつを定点観察するか。。。

卵を抱えるモンハナシャコ
卵を抱えるモンハナシャコ
何か甲殻類ばかりだけど、もうひとつ定点観察している甲殻類が浅場で11/21(⇒ヤクシマキツネウオの群れ)から観察している抱卵中のモンハナシャコだ。

もうかれこれ最初に見つけた時から3週間が経過しているのだが、依然としてこいつの抱える卵にはあまり変化がない。。。
やや卵の色がくすんだ感じはしたけど、卵が成熟してくると見られる目玉のようなものが未だに見られず、孵化を感じさせるような卵ではなかった。

んっ???、まさか前の卵はすでに孵化してしまって、また新しい卵を抱え始めたのか???(・_・;)
それとも、水温が下がって卵の孵化までの日数は伸び気味なのだろうか。。。いずれにしても、依然として抱えていた。(・_・;)

これからの時期は時化の日が多くて、こういう定点観察対象を毎日チェックできなくなる可能性があるのが痛い。


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ホームグラウンドでのんびり。。。(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前
【水温】 23.8℃/23.6℃
【透明度】 20m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:35-10:43/12:08-13:13
【潮まわり】 05:03 200cm 満潮 / 11:46 34cm 干潮 / 18:09 194cm 満潮 / 中潮(月齢:26.8)
【日の出・日の入】 日出05:21 日没19:07

今日は10年以上のお付き合いとなるKさんとマンツーマンで2本。
昨日からちょっと風邪気味で寒気がしていたりしたけど、陸上が暖かいので助かった。(^^;)

先日見つけたハタタテサンカクハゼの産卵床が時化てもいないのに砂で思い切り埋まっていた。。。
それが孵化したあとだったのか、孵化する間もなく埋まってしまったのか分からないが、代わりにその隣りの窪みの天井に新たな産卵床を見つけた。
でも、ハタタテサンカクハゼは一生懸命卵を守ることをしないので、ちょっと写真にはなりにくい。。。(^^;)

ハナゴンベのチビはやっぱりよく目に付く。
でも、相変わらず、成魚の産卵行動らしきものはまだ今年は見ていない。。。

今日は午前中に2本潜って、午後はお店でウダウダしていた。(笑)
こんなのんびりペースもいいかもね。。。(^^)


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台風一過の海

【ポイント】 元浦
【水温】 26.9℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:18-17:25
【潮まわり】 09:37 208cm 満潮 / 15:57 65cm 干潮 / 中潮(月齢:18.8)
【日の出・日の入】 日出05:28 日没19:20

台風6号は結局、屋久島のかなり東側を抜け、暴風圏にも入らず、屋久島の北部は風がやや強く吹く程度で終わった。
(南部には大きな台風ウネリが打ち寄せたようだけど。。。)

それでも2日間は時化で海には入れず、ダイビングの予約もキャンセルが相次いだ。
2か月ぶりの海なしでちょうど良い窒素抜きになったかもしれない。。。(笑)

孵化間近のニジギンポの卵
孵化間近のニジギンポの卵
今日も北西の風は強くて一湊湾内はまだまだ時化ていたけど、風裏の元浦はなんとか凪ぎたのでより静かになった午後から1人で海へ。。。
元浦は台風通過までかなり長い期間時化ていたので、海の中には思い切りその影響が見て取れた。
砂はかなり深くえぐれ、白い岩盤がむき出しになっていて、ハマサンゴなどがひっくり返っていた。

時化前から観察していたニジギンポの卵は無事だったのだが、見るともう目玉が見えていて孵化も間近に迫っているようだった。
こちらが約10日前の卵だ。⇒ヘビギンポ歴12年!ついに分かったかも?ゴマフヘビギンポ! | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –.
この頃はまだまだオレンジ色の卵が目立っていたが、これらがここまで成熟したのだ。

サンゴカサゴ
サンゴカサゴ
屋久島ではタイドプールなどで良く見られるサンゴカサゴ。
元浦は全体的に浅いポイントでこのようなタイドプール環境で見られる魚がよく見られる。
サンゴカサゴは一応、Scorpaenodes scaberという学名を当てられているが、これはどうも誤同定のようで未記載種(新種)になるようだ。
また同じ環境で見られる似た種類にグアムカサゴという魚もいるのだが、この2種は最近DNAを調べたらまったく違いが見られなかったそうだ。。。
つまり、サンゴカサゴとグアムカサゴはシノニムの可能性があり、未記載種(新種)かもしれない。。。

マンジュウヒトデ裏+ヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデ裏+ヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデ表+ヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデ表+ヒトデヤドリエビ
左写真は同じマンジュウヒトデに着いていたヒトデヤドリエビ。
左側がヒトデの裏、右側がヒトデの表だ。
裏と表でまったく色や模様が違う。。。(当然だけど。。。(^^;))
裏側の方が派手だけど、僕は表側のシックな模様が好き。(笑)


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マンジュウヒトデの裏側

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.3℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潮まわり】 07:23 208cm 満潮 / 13:03 98cm 干潮 / 18:28 214cm 満潮 / 大潮(月齢:15.4)
【日の出・日の入】 日出07:10 日没17:21

今日は割と暖かくて、ポイントの前に車を止めて裸になって着替えていても全然寒くな~い!(^_^)
水温は変わらないけどね。。。(^^;)
今日は昨日のような白濁りもやや良くなって、沖に出るとまずまず抜けていた。

昨日のサンゴイソギンチャクに着くクマノミの写真を見て、ちょっとした構図上のアイディアが閃いたので、今日はエントリーするなり、一目散にサンゴイソギンチャクの元へ。。。
ずいぶん時間をかけていろいろ試行錯誤していたんだけど、イメージするような写真が撮れなくて撃沈!
結局、今日もロクな観察はできず帰路へ。。。

マンジュウヒトデに着くヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデに着くヒトデヤドリエビ その1
 帰りにマンジュウヒトデに着くヒトデヤドリエビを撮った。
マンジュウヒトデの裏側にあるボツボツは個体によってその色は様々で、写真のような綺麗な青いボツボツの子もいれば、蛍光イエローなボツボツや赤いボツボツの子もいてなかなか綺麗だ。
中には2-3色(例えば黄色と赤など)のグラデーションが綺麗に出ている個体もいたりして、マンジュウヒトデを見かけるとついつい裏側をチェックしてしまう。

マンジュウヒトデに着くヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデに着くヒトデヤドリエビ その2
でも最近はそんな綺麗なボツボツを持った子がなかなかいない。。。
でも実際に撮ってみたら、青いドットも結構綺麗だね。。。意外。。。
やっぱ、実際に撮ってみないと分からないと実感。


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