【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 19.2℃
【透明度】 20m~
【海況】 時化
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 15:23-17:04
【潮まわり】 08:46 204cm 満潮 / 15:07 27cm 干潮 / 中潮(月齢:3.2)
【日の出・日の入】 日出06:49 日没18:13
今日も海はよく時化ていた。(笑)
ある雑誌社からニシキブダイの写真を貸してくれというので、まったく整理されていないハードディスクから写真を探してみると、何やら青被りしたイマイチな写真しか見つからない。。。(・・;)
これは探すより、今スグ撮りに行ったほうが早いと判断。
この辺は昔からまったく変わっておらず、数TBの写真ストックの中から探すより、普通種は目の前の海に撮りに行ったほうが早いのだった。。。(笑)
しかし、エントリーしてみると、ニゴニゴ!!(・・;)
浮遊物(プランクトンではなく、砂やゴミ)は浮いているし、白濁りして視界も悪い。。。
一応、トライしてみたけど、そもそも全然寄らせてくれないので、この透明度の中ではワイドでは厳しい。。。
結局、スグに諦めて、先日、同業者から聞いたカスザメの死体を見に行った。
カスザメ自体、屋久島では珍しいのだが、しかも死体だなんて、何て魅力的!(^^)
さらに面白いのが、口には膨らんだハリセンボンが詰まっているというではないか!!
そう。。。ハリセンボンを捕食しようとして、銜えたのは良いが、驚いたハリセンボンはパンパンに膨らみ、カスザメはこれを銜えたまましんでしまったらしい。。。
しかもハリセンボンもろとも!(・・;)
もう分解されちゃっているかな。。。と思いつつ行ってみると、しっかり残っていて、口にはハリセンボン!(笑)
しかし、これはどういう状態なのだろうか。。。(・・;)
魚はエラ呼吸だから口にモノが詰まっても窒息死はありえないんじゃないか?と思って調べてみると、どうもサメは口から海水を飲んで呼吸するらしい。。。
だから、やっぱりこれは窒息死って事になるのかな。。。?(笑)
ただ水底を這っているようなサメは目の後ろにも水を入れる穴(噴水孔)が開いていて、ここからも海水を取り入れる事ができるらしいのだが、カスザメも底生のサメじゃないの??あれ?(ーΩー )
まぁ、いずれにしてもハリセンボンを食おうとして死んだことは確かだろう。。。
ハリセンボンを食おうとした代償は大きかったようだ。。。