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まだ生きていた!!

【ポイント】 一湊タンク下No.1/オツセ/ヨスジ漁礁
【水温】 29.0℃/29.1℃/29.8℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:21-12:26/14:21-15:15/16:27-17:18
【潮まわり】 11:46 49cm 干潮 / 18:20 217cm 満潮 / 中潮(月齢:27.0)
【日の出・日の入】 日出05:44 日没19:00

まだエラ呼吸して生きていた!
まだエラ呼吸して生きていた!
昨日のハリセンボンのペア(→魚には感情や心はあるか?)が気になって、エントリーするなり行ってみると、何とまだ同じ場所でやつは生きていた!!!
昨日同様に逆さになって、水底で口をパクパクさせていた。

これに付き添っていた子はスグ近くにはいなかったので、もう見捨てたのかな。。。と思っていたところ、ゲストさんが見つけてくれた!
この瀕死のハリセンボンから5mくらい離れた場所で佇んでいたのだが、もうピッタリ寄り添うことはなく、遠巻きに見ているという感じ。
すでに死期を悟ったのか、それでも気になって仕方がないのか、見えなくなるくらい遠くまで移動してしまうことはなかったが、確実に瀕死の子とは距離を置いていた。
うーん。。。これの意味するところは???(¨;)

別の場所では大きなヘリシロウツボが完全に死んでいた。
死んでからまだそれほど時間は経っていないようだったけど、この死体はどうも人為的に捨てられたものっぽい。。。
というのもこのウツボの腹部にはウェイトのようなものが入れられていたのだ。
うーん。。。これはどういう状態で、ここに捨てられる事になったのだろうか。。。(¨;)

すぐ近くではこれとは色も大きさも対照的な真っ黒いハナヒゲウツボの幼魚が元気に顔を出していた。


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魚には感情や心はあるか?

【ポイント】 横瀬/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 29.3℃/29.3℃/29.4℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:07-10:07/11:15-12:11/13:54-15:08
【潮まわり】 11:05 63cm 干潮 / 17:52 204cm 満潮 / 中潮(月齢:26.0)
【日の出・日の入】 日出05:44 日没19:01

今日のゼロ戦はかなりツバメウオが中層にたまっていて当たりだった!

それはそうと魚に”悲しみ”の感情や”思いやり”の心はあると思いますか?
不思議とフグ目の魚に多いのだけど、瀕死の状態にある個体に仲間が心配そうにピッタリ寄り添うシーンをたまに見かける。

今日もそんな2匹を見つけた。。。

過去にハナキンチャクフグやイシガキフグなどで同様の行動を見たことがあるのだが、イシガキフグの時は今にも死にそうな個体が水底に落下しそうになる度に、もう1匹が必死に下から押し戻そうとする行動まで観察している。

今にも死にそうなハリセンボンと片時もそこから離れることなく、ずっと寄り添い続ける仲間をゲストとずっと見守っていたのだけど、この仲間特有のウルウルした目がさらに僕らの悲しみを誘った。。。

フグ類には人間同様に”悲しみ”の感情や”思いやり”の心があるのではないか?とさえ思ってしまう。(^_^;)



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死体観察。。。(^^;

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 19.2℃
【透明度】 20m~
【海況】 時化
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 15:23-17:04
【潮まわり】 08:46 204cm 満潮 / 15:07 27cm 干潮 / 中潮(月齢:3.2)
【日の出・日の入】 日出06:49 日没18:13

今日も海はよく時化ていた。(笑)

ある雑誌社からニシキブダイの写真を貸してくれというので、まったく整理されていないハードディスクから写真を探してみると、何やら青被りしたイマイチな写真しか見つからない。。。(・・;)
これは探すより、今スグ撮りに行ったほうが早いと判断。
この辺は昔からまったく変わっておらず、数TBの写真ストックの中から探すより、普通種は目の前の海に撮りに行ったほうが早いのだった。。。(笑)

しかし、エントリーしてみると、ニゴニゴ!!(・・;)
浮遊物(プランクトンではなく、砂やゴミ)は浮いているし、白濁りして視界も悪い。。。
一応、トライしてみたけど、そもそも全然寄らせてくれないので、この透明度の中ではワイドでは厳しい。。。

ハリセンボンをくわえたまま昇天
ハリセンボンをくわえたまま昇天
結局、スグに諦めて、先日、同業者から聞いたカスザメの死体を見に行った。
カスザメ自体、屋久島では珍しいのだが、しかも死体だなんて、何て魅力的!(^^)
さらに面白いのが、口には膨らんだハリセンボンが詰まっているというではないか!!

そう。。。ハリセンボンを捕食しようとして、銜えたのは良いが、驚いたハリセンボンはパンパンに膨らみ、カスザメはこれを銜えたまましんでしまったらしい。。。
しかもハリセンボンもろとも!(・・;)

もう分解されちゃっているかな。。。と思いつつ行ってみると、しっかり残っていて、口にはハリセンボン!(笑)

カスザメの口の中にハリセンボン!(・・;
カスザメの口の中にハリセンボン!(・・;
しかし、これはどういう状態なのだろうか。。。(・・;)
魚はエラ呼吸だから口にモノが詰まっても窒息死はありえないんじゃないか?と思って調べてみると、どうもサメは口から海水を飲んで呼吸するらしい。。。
だから、やっぱりこれは窒息死って事になるのかな。。。?(笑)

ただ水底を這っているようなサメは目の後ろにも水を入れる穴(噴水孔)が開いていて、ここからも海水を取り入れる事ができるらしいのだが、カスザメも底生のサメじゃないの??あれ?(ーΩー )
まぁ、いずれにしてもハリセンボンを食おうとして死んだことは確かだろう。。。

ハリセンボンを食おうとした代償は大きかったようだ。。。

Rest in peace やすらかに眠れ
Rest in peace やすらかに眠れ

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