【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.8℃
【透明度】 ~10m
北西の風が強く吹いていたので、今日はあまり海況がよくないかな。。。
そう思って海へ行ったが、それほど時化てはいなかった。
まぶしいくらいの晴天だったのだが、何か薄っすらと霞がかかったような海の光景はやや不気味だった。
春になってから増え続けたアオサ類(海藻)が終焉を迎えたようで、水中は現在、この茶色く変色して、グチャグチャに溶けたようになったアオサ類が水底一面に広がっている。
これがまた水中景観をメチャクチャ汚くしてる。。。
昨日、狙っていたピンクフラッシャーの産卵が到着した時にはすでに終わっている状況だったので、今日は試しに1時間早くエントリーしてみた。
そしたら、これが大的中~!
今日も水温は低めだったが、この水温に左右される事なく、激しく求愛を行っていた。
メス群れのかたまりを次から次へと渡り歩き、各所でヒレを全開にしてメスたちにまとわりつく。
しばらく見てたけど、撮影中の僕が邪魔しちゃっているのか、産卵自体は見られなかった。
しかし、同じように求愛の激しかったツキノワイトヒキベラはしばらくすると産卵を確認できた。
周囲よりもやや高台となっている場所で放卵放精。
はっきり言って、イトヒキベラ類の産卵はいまひとつ迫力はない。
求愛時は華があるのになぁ。。。
ここには3匹のオスがいるようなのだが、3匹は割と仲良くやっているようで、喧嘩らしい喧嘩は一切見なかった。
一番大きなオスを中心に秩序がしっかりしているような感じがした。
ヒレを全開にしてメスたちにまとわりつく求愛の作法はピンクフラッシャーと変わらないのだが、こちらはなかなか写真が撮れなかった。
頻繁にヒレを広げるが、動きが速過ぎてついていけない。。。(汗)
何回かヒレ全開時にシャッターを切ったが、すべてピンボケ。。。
明日も行こっと♪(笑)
そういえば、最近浅場でキビナゴを見なくなったなぁ。。。と思っていたが、なんとこの-30m付近にぎっしりと固まっていた。
こんな深いところにも溜まるのか。。。(焦)
ちょっとビックリしたが、こキビナゴたちを狙ってイソマグロの若魚やヒレナガカンパチたちが頻繁に集まってきた。
その都度、「イトヒキの里奥の院」上方ではキビナゴ狩りが一斉に始まるわけだが、ピンクフラッシャーやツキノワイトヒキベラたちが驚いて求愛を止めちゃわないか、ちょっとドキドキ。。。(笑)
最近はコブシメの産卵も低調となってきたが、卵自体は毎日、サンゴの中で見られる。
浅場に帰ってきて、汚いアオサの残骸をかき分けながら小物を探していたら、コブシメのチビを見つけた。
体長は1cmくらい。
まだ色は真っ白なので、孵化したばかりかな。。。?
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