【ポイント】一湊タンク下NO.3
【水温】 26.6℃
【透明度】 5m-25m
【海況】 時化
【天候】 曇り
【潜水時間帯】14:08-16:02
【潮まわり】11:43 64cm 干潮/17:37 233cm 満潮/大潮(月齢:27.7)
【日の出・日の入】日出06:26 日没17:37
今日は黒潮の接岸する青い海でワイド!!!
とか思っていたのだが、面倒くさくてマクロ仕様のまま午後から海へ。。。
しかしマクロで良かった。。。(ーー;)
蓋を開けてみると今日は風が北西に周り、一湊湾内はかなり時化てる~!!!
エントリーすると時化気味の海は砂などが舞い散り、透明度は一気に落ちて10m先も見えない状態。
でも沖に出てみると、海自体はまだ黒潮どっぷりの状態で、透明度はいい。
ウネウネではあるけど。(笑)
今日はゼロ戦に棲む通称「ヒノマルテッポウエビ」と通称「クレナイテッポウエビ」(共に仮称です)を撮りに行った。
昨日、Facebookで峯水さんがヒノマルテッポウエビを撮りたいなんて話をしていたのだが、そういえば僕もこのエビをまともに撮ったことがない事に気づいた。
ゼロ戦が見つかった頃に何回か撮ってはいるのだが、非常に撮りにくいエビだった事もあって、バッチリ!な写真には程遠い。。。(ーー;)
しかし、ゼロ戦に行ってみると、最近はあまり姿を見なくなったとばかり思っていたカイワリの仲間(ホシカイワリ?マルヒラアジ?)が1匹捕食していて、ゼロ戦のハナダイ類やテンジクダイ類がみんなフレームの中に入っていて、これらのテッポウエビ類はほぼ撮影不可能だった。。。
これらの小魚たちがフレームの中にギッシリ詰まっちゃうと、中にいるエビ類やイザヨイベンケイハゼなどは撮影し難くなるのだ。(-o-;
一応、シャッターは切ったけど、ちょっと見せられる写真ではない。。。(笑)
またもう少しテンジクダイ類が減って、カイワリの仲間もいない時にじっくり撮ることにしよう。。。
その後、砂地を徘徊していたらトゲダルマガレイのオス同士が大喧嘩していた。
普段はビッシリ水底に着いて這っているのだが、2匹が対面して目と目が合うと、共に飛び上がってぶつかり合う!
で、またスグに対峙し、また飛び上がってぶつかり合う!
そんなことをずっと繰り返していた。
最近、カメラの調子が悪くてファインダーを覗くとたまに黒っぽいフィルターがかかったような感じでくもり、ピントが全く見えなくなる。
水中で突然、直ったりするのだが、原因がよく分からない。。。
今日もゼロ戦に到着した直後からその状態で、このトゲダルマガレイの喧嘩中もそんな感じだった。
せっかくのシャッターチャンスが。。。
激しいぶつかり合いはすべてボケボケだった。(ーー;)
今日はそのカメラの不調と、底ウネリで写真はほとんど撮れずにあっという間にエアがなくなって浅場に帰らざるをえなくなってしまった。。。
浅場に帰ってくると、いつものニシキブダイのオスがいつもの場所で岩肌をガジガジしていた。
ニシキブダイは屋久島で見られるブダイ類の中でも最大級の大きさで、体の大きさに合わせて歯も大きい。
この歯で噛じられたら、それはそれは痛いだろうな。。。と思うのだけど、このブダイはメチャ臆病な魚だ。
岩をガジガジしていても、すぐに自分の体よりもずっと小さなヒレナガスズメダイのオスに追い立てられて退散していく。。。
こりずにまた戻ってくるのだが、またスグに追い立てられて退散。。。
その歯で噛み付いてやればいいのに!とか思うけど、どうもこの歯はそんな事のために使う歯ではないらしい。。。(笑)
ニシキブダイにかじられた石灰質の岩肌は遠くから見ても分かるくらい白いかじり痕がそこら中に残っている。