【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.0℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:43-17:13
【潮まわり】 07:05 214cm 満潮 / 13:50 6cm 干潮 / 大潮(月齢:1.1)
【日の出・日の入】 日出05:26 日没19:02
今日は午後から1人で海へ。。。
海は凪ぎてるんだけど、天気がイマイチ。
今日はずっと浅場を散策していたので、久しぶりに2時間半以上エアーがもった。。。(^^;;
っていうか、今日は-10m以深には行っていないので、昔だったら3時間半はエアーがもったと思うのだけど。。。ホント最近は分かりやすいくらいエアーの持ちが悪くなってる。
まずはGW中にペアリングしそうなジョーのペアを見つけたので、それをチェックしに行った。
まだ卵は抱えていなかった。。。
-6mくらいのところに3年以上は生き続けているジョーの老成メスがいる。
僕の知る限りでは、彼女が産んだと思われる卵を抱えているオスはこれまで見たことがなかったので、「行き遅れた独身メス」と呼んでいた。(^^;;
過去に近くに若いツバメを飼っていた事もあるが、成婚には至らなかった。。。(笑)
ところが今年は近くに若い成魚オスが2匹も棲みつき、ようやく遅い春が彼女に訪れたと個人的に喜んでいたのだが、今日行ってみると、その若いオスのもっと近くに別の若いメスが棲み始めていた。。。(・・;)
残念。。。?(笑)
今日は多くの時間をタイワンカマスの繁殖行動(?)らしきものの観察に費やした。
一湊タンク下の-8m前後の辺りには、タイワンカマスが50匹くらいの群れをつくり、皆同じ方向を向いて群れている。
しかし毎年、今頃から夏にかけての季節は、夕方近くになると群れの中から突然2匹が隊列を乱して高速で追いかけっこを始め、ベラの抱卵放精のような感じで水面方向に急上昇する行動がよく見られるようになる。
過去にも「これは産卵か??」などと思い、よく観察したりもしたのだが、抱卵放精らしき行動はまだ確認していない。
今日もかなり激しくそんな行動があっちこっちで見られた。
今日はちょっと面白いものを何回か確認した。
急上昇するペアのうちの1匹が何やら白いものを出している。。。
「お~!!!放精??抱卵??」
そう思って他のペアもチェックしてみると、同じように白いものを出している個体がたまに見られたので、近づいてよ~く見てみると、精子や卵のようには見えず、それは細かい気泡のようなものだった。
(というか、多分、気泡だと思う。。。)
これを確認&撮影するために-9mから-4mまで自分が急上昇(=急浮上)してしまったため(・・;)、その後はちょっと怖くて観察を中断したのだが、これメチャ気になる。。。
もう一度、明日確認してみようかと思うのだけど、自分自身が急上昇(=急浮上)になっちゃうのはちょっとなぁ。。。(・。・;
今度は最初から上の方に浮いて待ってようかな。
このタイワンカマスの出す気泡観察で急浮上した時に結構、体内にプクプク感(泡立ち)を感じたため、今日のダイビングの後半はちょっとドキドキしながら過ごした。(-_-;)
貝殻の裏側に産みつけられた卵を守る(実質、守ってはいないけど。。。(笑))セホシサンカクハゼを見つけた。
まだ産みつけられたばかりのような卵だったけど、かなり広範囲に産みつけられていた。
また目玉が出てくるころになったら撮りにいこっと!(^^)
屋久島のルリホシスズメダイはそろそろ繁殖期に入る頃なのだが、まだ僕自身は産卵や卵守りは観察していない。
でも屋久島よりももっと南から流れてきているのだと思われる極小チビはチラホラ見られるようになってきた。
ルリホシのチビは警戒心が強いのでとっても撮りにくいのだけど、この子は割と撮りやすかった。