【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.3℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:21-16:01
【潮まわり】 06:41 183cm 満潮 / 12:20 95cm 干潮 / 17:42 189cm 満潮 / 大潮(月齢:12.7)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:38
午後から海へ。。。
今日は昨年度の水温データが詰まった水温ロガーを回収し、新しいロガーを再設置した。
本来なら年明けスグにでも回収するつもりだったのだが、このロガーをPCとつないでデータを回収したり、初期設定したりする際に使うシャトルが水没で壊れたので、新しいシャトルが届くまで待っていたのだ。
ホームグラウンドの一湊タンク下には-8mと-25mの2か所に水温ロガーが設置してある。
今年は古いロガーがそろそろ電池がなくなりそうだったので、新しいロガーを投入した。
今度はピンク色のウェイトにつけてます!
くれぐれも拾わないでね。。。(^^;;
このブログでも何度も話題にしたように、昨年は稀に見る高水温の年で、例年に比べて高い水温がかなり長く続いたため、イソギンチャク類やサンゴ類の白化が目立った。。。
なので、今年は水温の変化や前年度の水温データとの比較がすごく楽しみだった。
しかし、ふたを開けてみると。。。
高水温期の目安になる25℃以上に突入したのは6月の下旬くらいからで、それが11月の上旬くらいまで続いた。
しかし、それは例年とたいして変わらず、それどころか25℃を超えるのはやや遅いくらいだった。(例年25℃を超えるのは6月上旬)。
おかしいなぁ。。。そんなはずはないのに。。。と思い、よく見てみると、どうも超高水温だった期間が例年よりも長かったのだ。
試しに27℃以上を保っていた期間を調べてみると、明らかな違いが出た。
昨年の2013年は7月の上旬には27℃に達し、それが10月の中旬くらいまで続いていたのだ。
2012年のデータを見れば分かるように、例年なら27℃以上の水温期間は7月中旬から9月中旬までの2カ月間くらいなのだ。
それが昨年は3ヶ月以上続いたのだ。
同様に最高でも8月前後に30℃を超える水温になるのは変わらないのだが、29℃以上の高水温になるのは例年なら7月下旬から8月中旬までの1カ月弱くらいなのだが、昨年は7月上旬から9月上旬までの約2ヶ月間続いたのだ。
やっぱり、昨年は高水温の年だったのだ。
ただ下がるのも早かったみたいで、27℃以下になってからの水温低下はもの凄く早くて、あっという間に20℃前後まで下がってしまった。。。(・・;)
そして現在、水温は19℃台が長く続いており、例年よりもやや冷たい期間が長い感じ。。。(^^;;
こうしてデータに落としてみると、体感だけで感じていた水温を正確なデータと共に振り返る事ができるので面白い。(^^)
今日も水中はかなり暗かった。。。
スミレコボレバケボリは暗い夕方や夜間に産卵しているのでは?と思っていたので、もしかしたらやっているかも??と帰りに突然直感し、覗いてみたら、やってた!!!(*^▽^*)
ずっと産卵が見たいと思っていたのだが、ついに見れた~!!!
まだ産み始めて間もなかったようで、数個のカプセルを産みつけた状態だった。
どうやって巻きつけていくのか観察したかったけど、さすがにもうエアがなくて断念。
写真だけ数枚撮って、諦めた。。。