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GWも後半戦突入!

【ポイント】 一湊タンク下No.3 / 一湊タンク下No.2 / お宮前
【水温】 24.0℃ / 24.6℃ / 25.0℃
【透明度】 25m
【海況】 やや時化
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:06-9:51 / 11:03-12:01 / 13:57-14:45
【潮まわり】 05:32 199cm 満潮 / 11:55 50cm 干潮 / 17:53 192cm 満潮 / 中潮(月齢:26.8)
【日の出・日の入】 日出05:33 日没18:56

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令和になってGWも後半戦だ。
水温は相変わらず高く、天気もいいっ!
この時期としては最高のコンディションだ。

コブシメの大産卵は今日も繰り広げられていたが、この中にコウイカのペアも混じっていた。
でも、2匹はしっかりコブシメとは別に愛を育んでおり、交雑する様子は見られなかった。
でも、なぜわざわざ近似種のコブシメがたくさん集まる場所で同じような産卵行動をしようとするのだろう。。。謎。(笑)


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早くもホシカゲアゴアマダイが。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1 / 一湊タンク下No.3 /お宮前
【水温】 21℃ / 21℃ / 21℃
【透明度】 ~10m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:33-10:20 / 11:16-12:10 / 13:47-14:27
【潮まわり】 04:23 93cm 干潮 / 09:55 191cm 満潮 / 16:53 22cm 干潮 / 中潮(月齢:5.0)
【日の出・日の入】 日出05:44 日没18:49

連日、天気は快晴!海況もベタ凪ぎ!と素晴らしいコンディションなんだけど、黒潮は完全に外れていて、水中は一年のうちで最も酷い状態だと言っていいほど悪い。。。(ーー;)

水温は2-3月よりも低く、透明度は10m以下だ。
おまけに鼻水みたいな浮遊物が沢山浮いているし。(笑)

そんな状況でも、海の中は今の時期らしい光景で満ち溢れている。。。

水底は相変わらず、アミ類が爆発中で水底から1mくらいの間は雲のように真っ白。

また水底にはアオサ類が沢山繁茂していて、そこにはウミコチョウの仲間がいろいろ見られ始めてる。

そこら中で春の風物詩・アマミスズメダイの幼魚!

今日はコブシメの産卵は見られなかったけど、コウイカのペアが付かず離れず状態。。。

そして。。。早くもホシカゲアゴアマダイが目立ち始めている。
しかも、すでに雌雄が近くに巣穴を持ち、ペアになっている子もいた。

この時期のホシカゲアゴアマダイは巣穴を持ち始めたばかりの子が多く、そんな子はまだ不安定なのか、指や指示棒を近づけただけでピョーン!と巣穴から飛び出してくる個体をよく見かける。


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コブシメの産卵、パワーアップして復活!

【ポイント】 香附子/香附子
【水温】 22.9℃/23.4℃
【透明度】 15m/15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 11:23-12:45/14:37-16:23
【潮まわり】 08:43 211cm 満潮 / 15:38 10cm 干潮/ 中潮(月齢:17.9)
【日の出・日の入】 日出05:20 日没19:08

今日、来島の常連ゲストさんは前からコブシメの産卵をリクエストされていたので、もちろん香附子へ!と言いたいところなのだけど、昨日は一切産卵は行われておらず、すべてのコブシメが産卵場のサンゴから離れ水底でサバの子供たちを捕食していた。。。(昨日のログ参照⇒産卵期のアカウミガメ、日中の休憩場所は。。。? | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –
そろそろ繁殖期も終わりかな。。。と感じ、当然、今日もまったく期待せずエントリーした。
ところが何と今日は凄いことになっていた!
再び激しい繁殖行動(産卵、交接、喧嘩、略奪etc…)が始まったのだ。
しかも、前よりも数段パワーアップして。。。(・・;)

コブシメの熱~い交接。。。(^^;)
コブシメの熱~い交接。。。(^^;)
オス同士の激しい喧嘩!!
オス同士の激しい喧嘩!!


人妻を寝取ろうとするオス!
産卵中の人妻を寝取ろうとするオス!
四角関係。。。オスの三つ巴の喧嘩!
四角関係。。。オスの三つ巴の喧嘩!

これまでいろいろなポイントでコブシメの繁殖行動を見てきたけど、いや~今回は間違いなく最も激しい、見応えのある状況だった。(・・;)
頭数こそ最大で20匹程度(常時サンゴの上にいたのは15匹くらい)だったのだが、その興奮っぷりが凄かった!
産卵は3-4組やってるし、そこらじゅうでオス同士が喧嘩しているし、略奪&強姦は当たり前!の無法地帯。。。(・_・;
2匹どころか、3匹の喧嘩もしょっちゅう見られ、喧嘩の内容も静かな側面誇示的なものだけでなく、いわゆる取っ組み合い的なものも頻繁に見られた。
交接も数ペアで見られた。
昨日がとても静かな状況だった事を考えると、いったん休んでからの第1日目は激しいものになるのかもしれない。

と。。。ここまでだったら、ガイドとして「あ~リクエストに応えられて良かった♪(^^)」で終わるところなのだが、今日はさらに僕も見たことがないようなシーンが待っていた!
なんと、このコブシメの産卵場にコウイカのペアが産卵に訪れていて、しかもそれを複数匹のコブシメのオスが略奪しようとしているではないか!!!!w( ̄▽ ̄;)w!!
というか、まさかな。。。(・_・;と思っていたのだが、ついにコブシメのオスがコウイカのメスの略奪に成功し、強姦してしまった!!!(・_・;
つまり、とうとう異種間交接してしまったのだ。。。

コウイカの産卵
コウイカの産卵
コウイカはよく転石帯などで大き目の浮石の下(天井部)に卵を吊り下げて産みつける。
このミドリイシサンゴでもコブシメがサンゴ枝の隙間に上から産みつけるのに対し、こいつらはサンゴの下に吊り下げるように産みつけていた。
オスはコブシメのオスと同様に産卵中はずっと傍らにいて、見守る。
メスの卵を産むペースはコブシメよりも早く、1回産みつけるとスグにまたスグに次の卵を産みつけていく。。。

こんな状況。。。(・_・;
こんな状況。。。(・_・;
しかし、なぜにコウイカはこんなところ(コブシメが激しく争って繁殖行動をしているところ)で産卵をしているのだろうか。。。?(・・;)
ちょっと離れれば、もっと静かな転石帯があり、そこだったらコブシメたちに干渉される事もないのに。。。

今日のミドリイシサンゴ群落はこんな感じだった。(左写真参照)
真ん中の2匹がコウイカのオス・メス、あとはみ~んなコブシメなのだ。
しかも、コブシメのオスはみんないきり立ってる。(笑)
よくこんなところで産卵できるなぁ。。。(ーー;)

コウイカのメスを襲うコブシメのオス、守るコウイカのオス
コウイカのメスを襲うコブシメのオス、守るコウイカのオス
案の定、コブシメのオスは産卵中のコウイカのオスを襲っていた。
そのたびにコウイカのオスは必至でメスを守ろうとするのだが、どうしても体の大きさが違うコブシメのオスには勝てない。
しばらくするとコウイカのメスはコブシメのオスにされるがまま。。。

コウイカのメスを巡るコブシメの喧嘩
コウイカのメスを巡るコブシメの喧嘩
たまにコウイカのメスを巡って、なんと2匹のコブシメのオスが喧嘩を繰り広げたりしているのには驚いた。
同種のコブシメのメスを巡って、オス同士が争うシーンはたびたび見られるのだが、なんと異種のメスを取り合って喧嘩するとは。。。(・_・;
しかも、弱いコウイカのオスなんて「アウト・オブ・眼中」状態。。。(笑)

コウイカのメスに求愛するコブシメのオス
コウイカのメスに求愛するコブシメのオス

そして面白いのが、コブシメのオスがしっかりコウイカのメスに求愛している事!
コブシメのオスは敵対オス側の体色を黒く、白い筋をいっぱい出した体色にして威嚇する一方で、メス側の側面を柔らかく淡い体色にして求愛する。
つまり体の色が真ん中から真っ二つに分かれるのだが、コウイカのメスに求愛する時も同じだった。
つまり、異種であるコウイカのメスに求愛する時も強引な強姦ではなく、一応、愛をささやいているわけだ。(笑)

とうとうコブシメとコウイカが異種間交接!
とうとうコブシメとコウイカが異種間交接!

ずっと観察していたら、とうとうコブシメのオスはコウイカのメスとドッキング!
異種間交接を果たしてしまった。
メスは途中から諦め、完全に受け入れていた。
2-3分の交接は長く、確実に精子カプセルを受け渡しているようにも見える。
その間、コウイカのオスは為すすべもなく立ち尽くすだけ。。。哀れ。。。

産卵中のコブシメのメスが強姦されても、交接後白いものを吐き出し受精はしないのと同様に、このコウイカも産卵中だったので(つまり同種オスの受精卵を産んでいる途中なので)何か吐き出すか見ていたのだが、これといって何事もなかったかのようにまた産卵を始めた。。。
まぁ~異種だし、受精はしないと思うけど、まさか完全交接するとは。(・・;)

そんなわけであまりにも面白かったので2本目も香附子へ。(笑)
まさか、魚影の薄い香附子に2本連続で入る日が来るとは思わなかった。。。(^^;)

う~明後日は1人でまた行ってみよっと!(^_^)


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黒潮さん、こんにちは。

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 23.4℃/22.2℃
【透明度】 30m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもりのち晴れ
【潜水時間帯】 9:35-10:33/11:27-12:19
【潮まわり】 08:37 87cm 干潮 / 14:34 171cm 満潮 / 長潮(月齢:8.9)
【日の出・日の入】 日出05:25 日没19:02

今日はマンツーマン・ガイドでビーチ2本。
また黒潮が寄ってきた!!

1本目なんてヌクヌクの23-24℃!!
まったく寒くなかった。
しかも、水中はあらゆる魚が活発で、求愛や喧嘩もよく見られた。
-15m付近ではコブシメとコウイカが隣り合った産卵床を持っていて、よく似た2種を比較できて良かった。

いや~2-3℃水温が上がっただけで全然快適さが違う。
今日はまったく寒くなく快適な2本だった。

ツノダシがお宮前と一湊タンク下でそれぞれ群れる傾向あり。


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なんじゃ。。。この透明度は。。。(・_・;

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3
【水温】 18.7℃/18.7℃
【透明度】 10m/5m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 09:37-10:44/11:41-12:22
【潮まわり】 08:20 204cm 満潮 / 14:59 10cm 干潮 / 中潮(月齢:3.5)
【日の出・日の入】 日出06:00 日没18:40

今日ははっきりしない空模様。。。
風景も冬のように寒々しい感じがする。

今日は浮遊物が凄かった。。。(・_・;
何やら一気に白濁りしちゃって、2本とも透明度が10mを切っている感じ。

今日も「仏像ガール」さんとマンツーマン。
昨日、散々、一湊タンク下で潜ったので、今日はお宮前やゼロ戦へ。

エントリーして、ちょっとビックリ!
今日はいきなり浮遊物も増えて、透明度が凄いことになっていた。。。(・_・;
1本目も2本目も10m先が見えないくらい。

お宮前では相変わらず、コブシメはほとんど見られず(雌雄2個体だけ)、代わりに-15m付近でコウイカの雌雄と間男がいた。
メスは真っ白になってじっとしていて、傍らには僕らを威嚇するオスがいた。
メスは近づいてもまったく動かず、産卵待機中のコブシメのように丸まって動かない。。。
コウイカの産卵は過去に数回しか見たことがなかったので、そのまま観察を続けたかったけど、ガイド中なのでやめた。。。(笑)

-20m付近ではヒレナガカンパチの大群に遭遇!
今年は数年ぶりにヒレナガカンパチ祭りなGWになればいいなぁ。。。(^^)

ゼロ戦はあきらかに魚影が濃くなってきた。
クロホシイシモチの数も増え、スカシテンジクダイやキンメモドキも新加入。
季節的なものとして、メアジの大きな群れもゼロ戦に着いていた。
多分、こいつらは、最近よく見るヒレナガカンパチなんかに食べられて、スグにいなくなっちゃうんだろうなぁ。。。(笑)


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波酔い

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.1
【水温】 23.5℃
【透明度】 15m
今日は朝から雨でちょっと憂鬱だったが、時間と共にどんどん晴れ、夕方には快晴の日の夕方と同じような感じ。
風は西寄りが強く、矢筈岬の北西面はかなりの時化。。。

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