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早くもホシカゲアゴアマダイが。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1 / 一湊タンク下No.3 /お宮前
【水温】 21℃ / 21℃ / 21℃
【透明度】 ~10m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:33-10:20 / 11:16-12:10 / 13:47-14:27
【潮まわり】 04:23 93cm 干潮 / 09:55 191cm 満潮 / 16:53 22cm 干潮 / 中潮(月齢:5.0)
【日の出・日の入】 日出05:44 日没18:49

連日、天気は快晴!海況もベタ凪ぎ!と素晴らしいコンディションなんだけど、黒潮は完全に外れていて、水中は一年のうちで最も酷い状態だと言っていいほど悪い。。。(ーー;)

水温は2-3月よりも低く、透明度は10m以下だ。
おまけに鼻水みたいな浮遊物が沢山浮いているし。(笑)

そんな状況でも、海の中は今の時期らしい光景で満ち溢れている。。。

水底は相変わらず、アミ類が爆発中で水底から1mくらいの間は雲のように真っ白。

また水底にはアオサ類が沢山繁茂していて、そこにはウミコチョウの仲間がいろいろ見られ始めてる。

そこら中で春の風物詩・アマミスズメダイの幼魚!

今日はコブシメの産卵は見られなかったけど、コウイカのペアが付かず離れず状態。。。

そして。。。早くもホシカゲアゴアマダイが目立ち始めている。
しかも、すでに雌雄が近くに巣穴を持ち、ペアになっている子もいた。

この時期のホシカゲアゴアマダイは巣穴を持ち始めたばかりの子が多く、そんな子はまだ不安定なのか、指や指示棒を近づけただけでピョーン!と巣穴から飛び出してくる個体をよく見かける。


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水面を滑るように進むキイロウミコチョウ?

【ポイント】 元浦
【水温】 25.1℃
【透明度】 25m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:12-17:35
【潮まわり】 04:59 220cm 満潮 / 11:54 8cm 干潮 / 18:34 219cm 満潮 / 中潮(月齢:12.3)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:21

水温は高い状態(と言っても例年並みという事)が続いている。
今日も水温は25℃以上あり、温かい。
透明度もかなり良く、天気が悪いのに水中は明るい。。。

今日は午後から海へ。
当初の計画ではちょっとだけ元浦で潜って、あとは一湊タンク下へ。。。と考えていたのだが、何だか知らない間に時間が経ってしまい、結局3時間半、ずっと元浦の浅場でウダウダしていた。(笑)
しかもほとんど動いてねぇ~!(^^;)
特に面白い事があったわけでもないのに。。。(ーー;)

シライトイソギンチャク×クマノミ
シライトイソギンチャク×クマノミ
最近、クマノミのチビが増えてきてから、いろいろなイソギンチャクをバックにこのチビたちを撮るのがマイブームで(笑)、ガイド中に綺麗なイソギンチャクを見つけるとチェックしたりしている。
この元浦の浅場にあるシライトイソギンチャクは先端がピンク色でとても可愛かったので(通常は先端が青いものが多い)、前からこのイソギンチャクをバックに撮りたいなぁ。。。と考えていた。
ところが、実際に撮ってみると、それほど美しくなかった。。。(ーー;)

シマギンポ、オスの婚姻色
シマギンポ、オスの婚姻色
クマノミを撮っていたら、目の前の岩でシマギンポのオスがバリバリの婚姻色になって踊っていた。
見ると目の前にはお腹が卵でパンパンのメスがいた。
そう、オスはメスを産卵に誘っていたのだ。
しばらくオスの婚姻色を撮っていたのだが、ふと顔を上げるとメスがいないっ!!
メスを見失ってしまった。。。(・_・;
せっかく、産卵や1つの巣穴から雌雄が顔を出すところが見られるかと思ったのにぃ。。。

産卵中だったコンシボリのペア
産卵中だったコンシボリのペア
その近くの岩にコンシボリの卵が1巻。。。
なぜにこんなところに???(通常は砂地などでみられる)と思い、卵の下をさらってみると、黄色いコンシボリが2匹出てきた!
どうも産卵中だったみたい。。。
スグにそのまま潜ってしまったのだが(岩の上に積もった堅めの砂の中に)、そっか。。。こんなところに卵を産むんだ。

八丈島などでコンシボリというと砂地で見かけ、卵も砂地でよく見るイメージだったのだが、屋久島では岩場で見かけることが多い。
そうなると卵はどこに産むのかと思っていたけど、こんなところに。。。(・_・;

ようやくキイロウミコチョウの大量発生が始まった。
毎年、5月初旬によく見られる現象のような気がするのだが、今年は初見だ。
数匹のキイロウミコチョウが一カ所に固まって見られる光景は、GW頃の季節ならでは!だったのに。。。
これも、低水温だったせいかなぁ。。。

さて、このウミコチョウの仲間は今年はずっと発生するのを待ちわびていた。
というのも、僕の八丈島時代の兄弟子Kくんが撮ったトコブシの裏側にウミコチョウの仲間を這わせて撮った1枚(⇒ボケ | ガイド会・世界の海ブログ)がとても綺麗で、同じことをやってみようかと考えていたのだ。

滑るように進むキイロウミコチョウ
滑るように進むキイロウミコチョウ
常にBCのポケットにはトコブシの貝殻が入っていたのだが(笑)、こんな時に限って無~い!!!
入っていたのは取り合えず裏側が綺麗だからといって拾っておいた名称不明な貝殻のみ。。。
まぁ、この貝も一応、光の入り方で青っぽく輝く傾向はあったので、ここに乗せてみた。

確かに青くはなるのだが、Kくんが撮ったような柔らかく、優しい感じの背景にならない。。。
何か鋭い光沢感があって、金属感のような堅い雰囲気も強い。
Kくんの写真もある意味「不自然な生物写真」ではあるのだが、それ以上に不自然な感じがする写真に。。。(・・;)
「こんな環境にキイロウミコチョウはいねーぞぉー!!」と言われそうなくらいに。(笑)

結構、絞りを開けているのに、貝殻の裏側のスジがどうしてもハッキリ出てしまう。
そもそもKくんの写真の周りの「黄色」。。。ありゃ何だ??(・・;)
トコブシにあんな黄色い部分ってあったっけ?
あの黄色が写真に柔らか味を出している気もする。。。


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