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ワモンダコの交接

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 19.7℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり時々晴れ
【潜水時間帯】 10:01-11:31
【潮まわり】 05:25 184cm 満潮 / 11:04 98cm 干潮 / 16:41 197cm 満潮 / 中潮(月齢:11.1)
【日の出・日の入】 日出07:06 日没17:18

今日は午前中に海へ。
とうとう水温が20℃を切ったー!!!(◎_◎;)
また上がるとは思うけど、いや~ショック。。。
今のところは、今のロクハンでいけそうだけど、怖いからそろそろ新しいロクハンを注文しておこうかな。。。(・・;)

まったく絵にならないバイオレットボクサーシュリンプのペア
まったく絵にならないバイオレットボクサーシュリンプのペア
今日も目的も特になかったので漁礁に先日見つけたバオレットボクサーシュリンプのペアを撮りに行った。
しかし、漁礁についてワイドで来ればよかったとちょっと後悔。。。
いい感じでムレハタタテダイがまとまっていた。

バイオレットボクサーシュリンプは今日も定位置で仲良く顔を出していた。
しかし、こいつらってどう撮っても絵にならない。。。(・・;)
どう撮れば絵になるんだろう。。。いろいろ試行錯誤してみたけど、なんかピーンとこない。。。(笑)

行きにイチモンジブダイの産卵を見かけた。
メスはどの子も産卵口の辺りがボコッと出ていて、産卵前のメスはスグに分る。。。(笑)

久々のテングチョウチョウウオ
久々のテングチョウチョウウオ
帰りは久々にテングチョウチョウウオを見かけた。
昔のログを見ると2005年以来だから8年ぶりだ。。。
っていうか、気づいていないだけかもしれないけど。。。(笑)
いずれにしても、屋久島では数は少ない事は確かだ。

最後にエア切れ直前にワモンダコの交接を見かけた。
その場所は昨年、卵を守っているのをずっと観察していた穴。
またここに卵を産むかなぁ。。。

しかし、やっぱりワイドで来れば良かった。。。
この交接はワイドで撮れば、いい写真になったのにぃ~!!!

ということで、105mmマクロでは無理なので、2枚に分けます。。。(笑)

オスは長く交接腕を伸ばしメスに挿入中。。。
オスは長く交接腕を伸ばしメスに挿入中。。。

オスの交接腕が挿入されているワモンダコのメス
オスの交接腕が挿入されているワモンダコのメス


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一度、常識を捨てて観察してみる。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.5℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:57-13:17
【潮まわり】 04:28 51cm 干潮 / 11:12 188cm 満潮 / 17:13 112cm 干潮 / 小潮(月齢:20.6)
【日の出・日の入】 日出06:51 日没17:17

ホンソメワケベラというと一般的にはだいたい次のようなイメージを持たれている。

決まった場所に長期に渡ってクリーニングステーションを常設し、そこに訪れる魚の体に着いた寄生虫などを食べて掃除してくれる掃除屋さん

行動範囲の狭い一般的な雌雄のペア
行動範囲の狭い一般的な雌雄のペア
大筋で間違ってはいないのだが、こうした「決まった場所」にクリーニングステーションを持ち営業しているのは基本的には既婚の(配偶者であるメスを抱える)大きな成魚オスがいる場合だけのような気がする。

例えば幼~若魚も一定の期間は単独でクリーニングステーションを決まった場所に開設はするけど、長続きしない。。。
食べられてしまうのか、それとも移動してしまうのか、はたまた大きなステーションに吸収されてしまうのかよく分からないけど、半年もすればその場からはいなくなってしまう事が多い。

また一湊タンク下で最も魚が集まるウスサザナミサンゴの大群集で見られるホンソメワケベラは3匹いて(成魚2匹(メス?)、若魚1匹)、こいつらの行動範囲はメチャクチャ広い。
そのサンゴ群集は水深-9mから-12mにかけての斜面にだいたい8m四方の大きさで広がっている。
ここでクリーニング活動をするこのホンソメワケベラ3匹は、この8m四方の範囲を縦横無尽に動き回っているのだ。

つまり、普通のベラたちとあまり変わらない行動範囲で(小型のベラたちのテリトリーは割りと小さい)、客が来るのを待つのではなく、ホンソメの方から魚に寄っていきクリーニングを始めるのだ。。。(^^;;

行動範囲の広いペア。(雌雄かどうかは不明)
行動範囲の広いペア。(雌雄かどうかは不明)
こうなってくると、上に挙げたホンソメワケベラのイメージとは全然違っていて、むしろ他の種類のベラたちと何ら変わらない日常生活になる。
ホンソメほどではないにしろ、もともとベラ類の多くは他の魚に着いた寄生虫等を食べるのはよくあることで、そういう意味ではここのホンソメワケベラたちは他のベラ類と比べて特に変わった生態を持っているようには思えないのだ。。。(^^;;
きっと、初めて見たホンソメワケベラがこのサンゴ群集の子たちだったら、クリーニングステーションを構えて掃除魚として生きているという感じがしないかもしれない。(笑)

ここの成魚2匹はメスだと思うのだが、ホンソメは外見からは雌雄の区別が難しいため、確信はない。
今日も産卵が行われないか、かなりの時間ここで粘ったけど(産卵が見られたら雌雄のペアという事になる)、結局、産卵は見ていない。
他所から産卵の時だけオスがやってくるのかも?という可能性もあるので、それもチェックしたけど、特にそんな様子はなかった。

もうしばらく、このサンゴ群体のホンソメは注意して見ていかねば。。。

_DSC1462クリーニングをしているホンソメワケベラを見ていると、よく魚の頭の上に乗っかってじっとしているシーンを見かける。
何かチョンマゲみたいで面白いのだが(笑)、その時ばかりは吻部で突くクリーニング行動は見せずに、じっとしている。
たいていは腹鰭を広げている事が多いのだけど、これはいったい何をやっているんだろう?(^^;;

大きめの魚の場合はクリーニングの合間にこうした感じになるので、取り立てて不思議な行動には見えないのだが、客が小型のスズメダイ類だったりすると、クリーニング行動は一切せずに、ずっと体の真上に乗っかったままになったりする。。。(・・;)

_DSC0966

_DSC0586

客はどう考えてもクリーニングをして欲しそうなのだが、まったくやらない。。。
ただ無視するわけでもなく、じっと乗っかったまま。。。(笑)

お~い!何やってんねん!!

接近して何をやっているのかマクロレンズを通して調べてみたけど、よく分からなかった。。。(・。・;


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ホンソメワケベラの産卵

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.2℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:54-12:57
【潮まわり】 09:50 200cm 満潮 / 15:37 108cm 干潮 / 中潮(月齢:18.6)
【日の出・日の入】 日出06:49 日没17:18

今日はホンソメワケベラの繁殖期がまだ続いているのか調べるために午前中にエントリー。
ホンソメの繁殖時間帯はだいたい正午前後で、屋久島では正午の前後1-2時間の間に産卵をよく見かける。
産卵はシーズン中、毎日のようにやっていて、だいたい午前中の2本目(11:00くらいにエントリー)で見ることが多い。

結論からいうと、産卵はまだしていた。
水深-6mと-10m、2か所のステーションで産卵が見られ、それぞれ産卵時間は11:16と12:24だった。

産卵上昇するホンソメワケベラのペア
産卵上昇するホンソメワケベラのペア
繁殖期は基本的に4-11月くらいのそれほど水温の低くない時期で、ピークは夏場だと考えていたのだけど、よく考えたら、冬季はゲストがいなくて午後から1人で潜ることが多いため、単にホンソメワケベラの産卵時間帯に潜っていないだけなのでは?疑惑が。。。(^^;;
いずれにしてもピークの時期というものはあると思うのだけど、もしかしたら冬季でもボチボチ(たまに)産卵していたりするのかもしれない。。。
この冬はできるだけ午前中に潜るようにしてみようかな。。。(笑)

ホンソメワケベラの産卵は非常に淡白だ。
産卵の時間が近づくと一応、クリーニングの合間にオスはメスにくっついて体をブルブル震わせたりして求愛したりするのだが、これは見逃してしまうほどメチャ地味。。。(・・;)
産卵自体もまったく駆け引きもなく申し合わせたかのようにゆっくり2匹で上昇し放精放卵を行う。
本格的な求愛から産卵まではものの2-3分だ。
あっという間に終わってしまう。

通常はペアで形成されるクリーニングステーション
通常はペアで形成されるクリーニングステーション
これは多分、ホンソメワケベラは他の魚と比べて、きっちりテリトリーが決まっていて、雌雄ともに競争者がいないので、激しく求愛する必要もなく、他のオスとメスを取り合いになったり、メス同士で争ったりという事もないからなのだと思う。
さらに屋久島の場合は、オスとメスのペアでクリーニングステーションを構えている例が多いので(それにプラスして幼魚&若魚が混じる事もあるけど。。。)、なおさらなのかもしれない。

ペアを観察していると、クリーニングの合間にしきりにオスがメスにチュっとキスをする様子が見られる。
オス同士やメス同士での喧嘩の際も2匹は向き合ってにらみ合うのだが、それとは違って優しくソフトな感じだ。
何だろ?これ。。。
産卵前の求愛とも違うし。。。
他の魚ではハレムのオスは定期的にテリトリー内のメスを巡回し、あいさつして回る行動がよく見られるのだが、これもそんな挨拶行動の1つかな。。。なんて考えている。

ホンソメワケベラのキス
ホンソメワケベラのキス

ホンソメワケベラのキス
ホンソメワケベラのキス

クリーニング中の恍惚の表情
クリーニング中の恍惚の表情

カールおじさん?(笑)
カールおじさん?(笑)
今回のホンソメワケベラの話とはあまり関係ないけど、クリーニングされている途中の魚の顔は面白いの何枚か撮ったのだけど、口を開けた恍惚の表情が面白い。。。(^^;;

モンガラカワハギの写真は「恍惚の表情」ではないけど、口元ってこんな毛みたいなやつが生えていたんだ。。。(^^;;
まるでカールおじさんみたい。。。(笑)
面白いから載せてみた。


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子供を喰らうオオガラスハゼ!!

【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.2
【水温】 25.1℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潮まわり】 06:10 231cm 満潮 / 12:10 75cm 干潮 / 17:52 231cm 満潮 / 大潮(月齢:28.3)
【日の出・日の入】 日出06:35 日没17:27

今日も午前中に体験ダイビングをやって、午後から調査という名の「お遊びタイム」♪(^_^)

ヤシャハゼとコトブキテッポウエビ
ヤシャハゼとコトブキテッポウエビ
エントリーするなり、昨日見つけたヤシャハゼの元へ一目散で飛んでった。(笑)
でも、見つけるまでかなりの時間がかかってしまった~!!(ーー;)
縦位置でいろいろ撮ってみたんだけど、何か普通過ぎる。。。
今度はテッポウエビ絡みで狙ってみようかな。
いや~綺麗なハゼだなぁ。。。

クリーニングされるイチモンジブダイ
クリーニングされるイチモンジブダイ
一気に浅場に帰ってきたんだけど、浅場は結構ワサワサとざわついていた。
16:30も過ぎているというのに、通常、午前中に見る事が多いクギベラが産卵していたり、ナメラヤッコやルリヤッコ、アカハラヤッコなんかはもう求愛が始まりそうな勢い。
興奮気味の魚も多い。
流れてくるプランクトンを捕食する魚も沢山中層に舞っていた。

アザミカワハギのオス
アザミカワハギのオス
アザミカワハギのメス
アザミカワハギのメス


そんな中にアザミカワハギのペアがいた。
アザミカワハギはもともとこの一湊タンク下では見られない魚だったのだが、今年に入って浅場に数匹見られるようになった。
いつもは無視してしまう地味な体色も、今日はペアで真っ白くなっていて目を引いた。
追いかけるとペアは散り散りになり、体色もいつもの地味な茶色に戻ってしまった。。。(-o-;

子供を食べるオオガラスハゼ
子供を食べるオオガラスハゼ
一湊タンク下にはブイが2つあって、両方のブイのロープにはもう1種、これまで沖の方で見てきたガラスハゼとは別の種類だと思われる連中が沢山着いている。
他のガラスハゼは見分けがなかなか難しいが、ここに着く種類は図鑑の記述そのままに見るとオオガラスハゼだとおもっているのだが、他のガラスハゼに比べて圧倒的に体が大きく、一湊タンク下ではこの人工物のロープにしか着かないのが特徴だ。

きっと卵は大きいのだろうのだろうなぁ。。。と思ってしばらく探してみたけど、エア切れで時間切れ。。。
1匹、何かをくわえている子がいたので、見てみるとガラスハゼの幼魚を喰っていた!!
同じ種類の幼魚だろうか。。。?
うわぁ。。。無残。。。


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-25mにも水温ロガー設置

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.4℃
【透明度】 ~15m
昨日まで凄かった浮遊物は一晩で一気になくなり、今日は水自体は綺麗だったんだけど、白濁りがもの凄かった。
沖の方までずっとそうで、透明度の悪さは昨日以上かも。。。(-_-;)

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何とかタンク下へ。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 19.7℃
【透明度】 ~20m
昨日のうちから今日の北部は凪ぎ切らないだろうと考え、南部へ!と決めていたのだが、一湊タンク下が入れそうだったので、南部行きは急遽取り止め!
一湊湾内はまだまだ矢筈岬の西面に白波が激しく当たり、一見凪ぎのタンク下にもセットでかなり大きなウネリが入り込んでいた。
時間と共にウネリも治まってきたが、水中はナゼか時間と共に白く濁ってきた。。。(-_-;)

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“呼吸”と”心”の関係

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 20.2℃
【透明度】 25m~
今日は天候が次第に崩れ、波の高さも1mのち6mなどという訳の分らない予報。(笑)
午前中のうちに早めに潜っておくことにした。
エントリー時は確かに凪ぎていた。
ちょっと早まり過ぎたかな?と思うぐらいのベタ凪ぎ。
この海からはまったく時化を予想できない。
ところが90分のダイビングを経て、海況は一気に変わった!
それが水中にいても揺れと共によく分る状態で、ちょっと久々にビビった!

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種子島にて。。。

【ポイント】 種子島・住吉
【水温】 22.0℃
【透明度】 15m~
凪ぎているのに屋久島の海に潜らなかったのは、台風直後の大時化以外では開店以来初めて。
今日は屋久島ダイビング事業者組合のサンゴ調査に初めて参加した。
(今年最後の調査でようやく。。。(汗))
場所はお隣・種子島の住吉というポイントで、数年前まではサンゴがよく発達していたという。
今は広い範囲で壊滅して、真っ白い枝サンゴのガレが広範囲に堆積しているポイント。
今はここに入るダイバーはいないそうな。。。

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