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「被写体」を生きた【シーン】として探す

【ポイント(Dive Point)】 一湊タンク下No.3 / お宮前
【水温(Water Temperature)】 23.6℃ / 23.6℃
【透明度(Underwater Visibility)】 25m / 25m
【海況(Oceanic Condition)】 凪ぎ
【天候(Weather)】 晴れ
【潜水時間帯(Dive Time)】 08:34-09:22 / 10:18-11:21
【平均水深(Avg Depth)】 16.8m / 12.8m
【最大水深(Max Depth)】 21.2m / 25.8m

【潮まわり(Sea Tide)】 08:40 79cm 干潮 / 15:30 188cm 満潮 / 小潮(月齢:8.9)
【日の出・日の入(Sunrise・Sunset)】 日出06:51 日没17:17

通称「ゼロ戦」と呼んでいるポイントは、多くのマクロ・フォト派ゲストさんたちから「被写体が少ない」とか「撮るものがいつも一緒でツマラナイ」とか言われるけど、僕的にはメチャクチャ多いと思っていて、季節に応じて撮りたい「被写体」が目白押しで困っちゃうほど。(笑)

でも、確かにゼロ戦は限定された環境(パッチリーフ)だから生物の種類自体は限られていて少ないのかもなぁ。。。
でも、なぜか「被写体」は多い不思議。。。(^_^;)
写真の「被写体」を【物体(単体)】として探すと少ないけど、生きた【シーン】として探すと、ゼロ戦は「被写体」の宝庫だと思う。



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人の良いモノを見ると欲しがってしまうヤドカリ。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.7℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 15:48-17:38
【潮まわり】 09:31 107cm 干潮 / 14:54 158cm 満潮 / 長潮(月齢:24.2)
【日の出・日の入】 日出06:25 日没18:27

アザミサンゴの仲間
アザミサンゴの仲間
もうここ数日、陸上は春らしい暖かさで、ダイビングの前後はかなり楽だ。
しかし、今日はとうとう天気が崩れ、午後からは雨もぱらつき始めた。

昨日はずっと上層をプカプカ浮いていたので、今日はガーっと沖まで泳いだ。
透明度は相変わらず、かなり悪いけど、浮遊生物はすっかり少なくなって、また鼻水みたいな浮遊物が沢山浮いている感じ。

アカホシカクレエビのチビたち
アカホシカクレエビのチビたち
アカホシカクレエビのチビ
アカホシカクレエビのチビ
相変わらず魚で面白い動きをしているやつがなかなか見つからない。
気がつくとアカホシカクレエビのチビを撮ってた。
甲殻類は全般的にチビが多い時期で、アカホシカクレエビも例外なくイソギンチャクにチビ率は高い。

浅場に帰ってくると、また星砂を観察。。。
食事の様子や排泄なんかが見れないかな。。。と思って、明らかな仮足がある子を何匹もファインダーを覗きながらずっと観察していたんだけど、全然動かない砂粒状態。。。(^_^;)

前回からたった3日しか経っていないのに、もう数が減りつつある気がする。
しかも、多くの個体は白っぽくなっちゃってるんだけど、これって死亡フラグ??? (・ω・ ;)(; ・ω・)
だとしたら、こいつらの寿命ってほんと短い数週間~1ヶ月くらいじゃないだろうか?
例の通称「くまさん」のまま白っぽくなっているやつばかりだったので、やっぱり、こいつは「タイヨウノスナ」ではない気がするな。。。

よく見ると、いろいろな有孔虫らしき生き物がいる事に気づいた。
有孔虫ではない何か別の原生生物かもしれないけど、こういう連中も有孔虫同様に死んだあとは殻が堆積して石灰岩の形成に役だっているのかな?

ちなみに下写真の青い矢印は屋久島で最も目立つ有孔虫の仲間ゼニイシだ。
これは通年、よく見られる生き物だ。

これも有孔虫だよね?
これも有孔虫だよね?
これも有孔虫???
これも有孔虫???

エクジット直前に美しく大きな貝殻を背負った仲間を見つけるたびに喧嘩を売って、貝殻を奪おうとしているヤドカリがいた。
下の左写真を見ると左側のヤドカリの方が大きいからこいつが略奪者だと思ってしまうかもしれないけど、実はその略奪者は右側の子。(笑)
右写真を見れば分かるけど、貝殻に隠れてしまっているヤドカリをハサミを差し入れて引き出そうとしてる!!
なんて悪いやつなんだー!!! (;゚∀゚)

結局、エアがなくて最後まで見れなかったけど、必ずしも大が小を支配するわけではなさそうだ。。。

貝殻を奪おうと相手を引きずり出す。。。
貝殻を奪おうと相手を引きずり出す。。。
より良い殻を見つけては喧嘩売ってた。。。(笑)
より良い殻を見つけては喧嘩売ってた。。。(笑)


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もっと近場でワレカラ探し

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 18.7℃
【透明度】 25m
【海況】 やや時化
【天候】 くもり
【潮まわり】 04:08 43cm 干潮 / 10:30 191cm 満潮 / 16:51 71cm 干潮 / 小潮(月齢:5.7)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:34

いやいやいや。。。ちょっと待て!寒過ぎだろ、これ。。。
足先も寒いを通り越して痛いぞ。。。
まぁ、原因は薄着で未だに漁サンだからなのかもしれないけど。(笑)

それにしたって寒い。。。海の中も最低水温を更新中でボトムで17℃台が普通に出てるし。
ロクハンはまだ新しいのに、気絶しそうなくらいに寒い。。。
年々、確実に寒がりになってる。

ボロボロなバンダイシモチ
ボロボロなバンダイシモチ
この冷たさで何か魚でも死んでないかな。。。と悪趣味な探索をするも、17℃じゃさすがに死なないか。(^^;;
でもエントリーするなり、通常は警戒心が強く日中は暗い穴の中に棲んでいて、夜になると外に出てくるバンダイシモチがなぜか中層に浮いていた。
近づくと普通は暗がりに入ってしまうのだが、全然逃げない。
よく見るとヒレや体はボロボロで、傷つき、今にも死にそうな感じ。。。

どうしたんだろ?
こんなところに逃げずに浮いていれば、エソ類などに捕食されちゃうに違いない。
ここで待ってれば捕食シーンが見られる!とも思ったけど止めた。

そう、今日はやる事があったのだ。
昨日、一昨日とワレカラモドキの卵や子育てを観察したわけだが、あとはぜひともハッチアウトを見たい!
しかし、観察していた場所が長時間観察には向かない場所(-20m以深の砂地)なので、もっと浅くて近い場所にいるワレカラ類を探さねばならない。

アカホシカクレエビ
アカホシカクレエビ
岩礁域を中心に見て周ったのだが、ワレカラ類が着きそうな海藻もガヤ類も当てがない。。。
ある程度、深場に降りればシロガヤなどは見られるけど、昨日、一昨日と観察していた場所よりも遠く、深くては意味がない。(笑)
-20m以浅をいろいろ見て周ったけど、やっぱり屋久島ではワレカラ類は稀種だった。
僕には比較対象が昔住んでいた八丈島しかないのだが、八丈島はワレカラ類は冷水塊期を中心にそこら中で見られていた記憶があるので、やっぱり屋久島は少ないのだと思う。
まぁ、まだちょっと環境がよく分からないのと、目が慣れていないせいもあるのかもしれないけど。。。(ーー;)

これはもう、-20m以深の水深は仕方がないとして、夜のハッチアウトに備えて(笑)せめて岩礁域内&エントリー口から近いとこでワレカラ類を見つけたいところ。。。
明日はもう少し手前の方で探してみよう。。。寒いけど。(笑)

Flickrで”Skeleton Shrimp”を検索すると、もの凄い数の写真が出てくる。(”ワレカラ”で検索しても僕の写真しか出てこないけど。。。(笑))
これを見ていると、様々なものに着く事が分かる。
カイメンとかも探してみるか。。。ツツボヤに着けば面白いのになぁ。。。
それとピンクや赤いワレカラもいるんだ。。。驚いた。。。(・_・;


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