タグ: ヒメホンヤドカリの仲間

人の良いモノを見ると欲しがってしまうヤドカリ。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.7℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 15:48-17:38
【潮まわり】 09:31 107cm 干潮 / 14:54 158cm 満潮 / 長潮(月齢:24.2)
【日の出・日の入】 日出06:25 日没18:27

アザミサンゴの仲間
アザミサンゴの仲間
もうここ数日、陸上は春らしい暖かさで、ダイビングの前後はかなり楽だ。
しかし、今日はとうとう天気が崩れ、午後からは雨もぱらつき始めた。

昨日はずっと上層をプカプカ浮いていたので、今日はガーっと沖まで泳いだ。
透明度は相変わらず、かなり悪いけど、浮遊生物はすっかり少なくなって、また鼻水みたいな浮遊物が沢山浮いている感じ。

アカホシカクレエビのチビたち
アカホシカクレエビのチビたち
アカホシカクレエビのチビ
アカホシカクレエビのチビ
相変わらず魚で面白い動きをしているやつがなかなか見つからない。
気がつくとアカホシカクレエビのチビを撮ってた。
甲殻類は全般的にチビが多い時期で、アカホシカクレエビも例外なくイソギンチャクにチビ率は高い。

浅場に帰ってくると、また星砂を観察。。。
食事の様子や排泄なんかが見れないかな。。。と思って、明らかな仮足がある子を何匹もファインダーを覗きながらずっと観察していたんだけど、全然動かない砂粒状態。。。(^_^;)

前回からたった3日しか経っていないのに、もう数が減りつつある気がする。
しかも、多くの個体は白っぽくなっちゃってるんだけど、これって死亡フラグ??? (・ω・ ;)(; ・ω・)
だとしたら、こいつらの寿命ってほんと短い数週間~1ヶ月くらいじゃないだろうか?
例の通称「くまさん」のまま白っぽくなっているやつばかりだったので、やっぱり、こいつは「タイヨウノスナ」ではない気がするな。。。

よく見ると、いろいろな有孔虫らしき生き物がいる事に気づいた。
有孔虫ではない何か別の原生生物かもしれないけど、こういう連中も有孔虫同様に死んだあとは殻が堆積して石灰岩の形成に役だっているのかな?

ちなみに下写真の青い矢印は屋久島で最も目立つ有孔虫の仲間ゼニイシだ。
これは通年、よく見られる生き物だ。

これも有孔虫だよね?
これも有孔虫だよね?
これも有孔虫???
これも有孔虫???

エクジット直前に美しく大きな貝殻を背負った仲間を見つけるたびに喧嘩を売って、貝殻を奪おうとしているヤドカリがいた。
下の左写真を見ると左側のヤドカリの方が大きいからこいつが略奪者だと思ってしまうかもしれないけど、実はその略奪者は右側の子。(笑)
右写真を見れば分かるけど、貝殻に隠れてしまっているヤドカリをハサミを差し入れて引き出そうとしてる!!
なんて悪いやつなんだー!!! (;゚∀゚)

結局、エアがなくて最後まで見れなかったけど、必ずしも大が小を支配するわけではなさそうだ。。。

貝殻を奪おうと相手を引きずり出す。。。
貝殻を奪おうと相手を引きずり出す。。。
より良い殻を見つけては喧嘩売ってた。。。(笑)
より良い殻を見つけては喧嘩売ってた。。。(笑)


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