種類によって警戒心に差が、、、

【ポイント】　一湊タンク下No.2
【水温】　21.1℃
【透明度】　～20m
今日は暑い１日だった。
１日中、晴天でポカポカしてる。。。
初夏のような陽気だった。
水中も明るいっ！

白濁りは相変わらずだが、晴れていて、ベタ凪ぎなので、水中は明るいっ！(*^^*)
そんな日だからか、いつもはまったくダイバーに会わないのに、今日の一湊タンク下には結構ダイバーの車が停まっていた。（笑）
今日も一湊タンク下のブダイの整理。
比較的潮当たりの良い鼻先には様々なブダイが見られるのは前から感じていたが、イマイチ種類とその頻度（優先度）が掴めずにいた。
それもそのはず、どれも似ている上に、普通に近づいたら、スグに逃げてしまうのだから。。。
今日も相変わらず、後ろ向きの写真が増産されたのだが、種類によって警戒心にはかなり差がある。
この鼻先にいつも3匹ぐらいの成魚が見られるオウムブダイは、かなり警戒心が強い。
静かに近づいても大抵は画角いっぱいまで寄れず、その前にフラフラと逃げてしまう。。。(^^;;
そんなに行動範囲が広いわけではないので、追えるのだがなかなか正面にはまわれない。。。
しばらく繰り返しトライして、コツを掴むしかないようだ。
オウムブダイはブダイの中でも小型種に入るにで、相当寄っても画角からはみ出してしまうような事はないので、寄りさえすればいい写真になるのになぁ～

それに対して同じような環境でよく見られるスジブダイはかなり寄れる。
しかも真正面から！
ただし、このブダイは逆に大型のブダイなので、寄りすぎてもはみ出てしまうので、逆に離れなければならない。。。
そうすると、やっぱり60mmではちょっとキツク、色が出ない。。。(゜o゜;;
スジブダイは24mmでもいけるかも！
スジブダイは3-4匹でいつもかたまって海藻などをついばんでる。
屋久島では優占度はかなり高いブダイだ。
２枚目はスジブダイの興奮色。
特に求愛を含む繁殖行動は見られなかったが、突然このような体色になったのでシャッターを切ってみた。
求愛の時もこの体色になるのだろうか？
さてさて、ブダイ類を観察していて、一番面白いのは、多分カメレオンブダイだと思われる種類だ。
「思われる」というのは、状況に応じて体色がいろいろと変わるので、どうしても確信が持てないのだ。。。
通常時はオウムブダイのような何の変哲もない地味なブダイなのだが、よく見かけるがなかなか撮れないガンガンの婚姻色がスゴイ！
全然、通常時とは違う上に、明らかに興奮していることが分かる体色でぶっ飛ばして泳いでいるので、目立つ！目立つ！
さらにこの写真も興奮して他のオスを追い掛け回している時の体色なのだが、これはその婚姻色とも全然違うし、通常体色とも違う。。。
こんな感じでコロコロ色を変える上に、普段からなかなか正面から撮らせてくれないため、良い写真はなかなか撮れない。。。
明日もメインの目的はカメレオンブダイになりそうだ。。。

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