ヤクシマカワゴロモ

【ポイント】　川(No.3)
【水温】 -℃（淡水域は15-16℃）
【透明度】 -m
今日の一湊タンク湾内は昨日の時化気味だった海が嘘のように静まり、まずまずの凪ぎ。
最初は晴れていた空も午後になって暑い雲に覆われた。。。

今日は久しぶりのゲスト来島。
常連ゲストのGさんだ。
一湊タンク下のヤツシハゼの仲間が集う砂地に貼り付きたいとのリクエストだったので、勝手に潜ってもらうことにした。。。（笑）
僕は川でちょっと気になる魚をチェックしに行った。
一昨年からアユの産卵を狙っていろいろ調べていたのだが、昨年は10月下旬から11月上旬にかけて産卵している事を掴み、産卵場所も特定できたのだが、結局撮影はできなかった。。。(-。～;)
来年こそは！！と燃えていたのだが、今年も忙しさからすっかり忘れていた。。。！！と思っていたのだが。。。
ここ数日、伊豆の川で連日アユの産卵が観察されているといろいろなブログで報告され、さらに南の屋久島ならもしかしてまだやってるかも！！と思い直し、ちょっと調べてみる事にした。
産卵場の転石周りに2-3週間で孵化するとされる卵があれば、まだ産卵している可能性は大だと考えていたのだが、さすがに数mmの卵はなかなか見つからない。
そのうちに飽きてきて、別のものに気が行ってしまった。。。
それはヤクシマカワゴロモだ。
こんな下流にあることにビックリしたのだが、むしろ上流よりも多いくらいに思えた。
ヤクシマカワゴロモはカワゴケソウ科カワゴロモ属の種子植物で屋久島の一湊川だけに生息する。
急流域にある岩や石に貼り付いて生育し、水中で花を咲かせ、種子を結実させる珍しい植物だ。
この植物の花季は11-12月とされているので、まさに今が見頃なのだが、僕が見た限りではまだ花を咲かせている子はまったくなかった。
花季には脱落する針状葉（左写真）はまだ多数見られ、もう蕾（右写真）になっているものも、かなりあったが、まだどの株も花は開いていないようだった。
ヤクシマカワゴロモの花も、アユの産卵と合わせて、この時期に見ておきたい水中イベントだ。
もう少し経ったら再度見に来よう。。。
結局、アユは卵らしきものがポロポロと着いた石をいくつか確認したのだが、小さ過ぎて卵なのか透明な砂粒なのか良く分からない。。。(-。～;)
しかし、どうもアユは産卵している臭い。。。！！！
なぜかって？
だって、産卵期特有のサビアユ（産卵期の黒ずんだ体色のオス）がウロウロしてるんだもん♪(^▽^)/
終わったとばかり思ってたのでちょっとビックリ！
明日の夕方は狙うしかないっ！！
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でゲストのGさんはというと。。。(^^;;
目的のヤツシハゼ属の一種は無事に撮れたようで満足している様子。。。って本当にこれで良かったのだろうか。。。（笑）
帰ってからGさんの写真を見せてもらったのだが、お腹の大きなヤツシハゼ属の一種６のメスが写っていた。
まだ産卵しているみたいだ。。。

さらに画像を見ていくと。。。
んっ？？？
やる気なさそうに１枚だけ撮った的な写真（笑）、よ～く見てみると。。。
お～！！！スジモヨウフグ！！！！
一応、初記録なんですけど。。。(-_-;)

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