【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前/春田浜タイドプール
【水温】 25.8℃/25.1℃/-℃
【透明度】 20m~
【海況】 時化気味
【天候】 雨ときどきくもり
【潜水時間帯】 4:29-6:06/11:24-12:23/14:00-17:00
【潮まわり】 07:38 244cm 満潮 / 14:24 -7cm 干潮 / 20:54 240cm 満潮 / 大潮(月齢:16.5)
【日の出・日の入】 日出05:17 日没19:24
今日は早朝からリクエストに応えるべく、いろいろ頑張ったよ。(笑)
元々、今回のゲストさんたちはジョーフィッシュのハッチアウトの時期に合わせて来島された方たちなので、ぜひそれは見せたい!と思っていたのだが、現在滞在中にハッチしそうな子は2個体いて、1個体は6/13にハッチアウトさせ、次の日には新たな卵を咥えていた子、もう1個体は6/16にハッチアウトさせ、やはり次の日には新たな卵を咥えていた子だ。
前者は産卵した日以来、まったく卵を咥えて見せてはくれないため、卵の状態が分からないどころか、すでにハッチアウトしてしまった可能性もある不安要素がいっぱいの子であり、後者はまだ微妙な卵の成熟状態で、かつ前回は巣穴から顔を出さないまま孵化させてしまった子。。。
しかし、もともとリクエストを頂いていたので、少しでも可能性があるのなら行くしかないっ!(笑)
という事で今日は4:30エントリーの超早朝へ。。。
結果は何と前者はすでに産んで間もない黄色い卵を咥えていた!!!(◎_◎;)
つまり、昨日か一昨日か分からないけど、ハッチアウトを終えてしまったのだった。。。
ジョーは水温にもよるのだが、だいたい産卵から10-14日で孵化させる。
今の水温はまずまず高めなので、6/23前後でハッチしたのだろう。
そして後者もハッチアウトせず。。。
完全にハズして終わった。。。ガッカリ。。。
明日も後者のジョーにトライの予定。(^^;;
3本目はもう1つのリクエストであったタイドプールへ。。。
こちらは雨水が入り込み、ロウソクギンポなどがバリバリの婚姻色で求愛しているのが見られる最も重要な水面直下にサーモクラインがかかり、撮影はほぼ不可能な状態だった。
それでも結構ゲストさんたちは楽しんでいたけど、僕は超ガッカリ。。。
何かハズしまくりの1日だったけど、2本目のお宮前でまたまたメギスの卵が見つかって、すべてのガッカリはこれで帳消しに!(笑)
ゲストHさんが手招きするので行ってみると、何とまたまたメギスの卵!!!(◎_◎;)
今度は昨日の一湊タンク下の卵とは違って、稚魚の目玉がクッキリでている孵化間近のギンギラ銀の卵!!!
昨日と同じように岩盤にできたアーチ状の巣穴の天井にモッサリと垂れ下がっていて、そこに警戒心の強いメギスが盛んに出入りしていた。
昨日の時点ではこれがメギスの卵だとは思いながらも100%の確信は持てないと考えていたのだが(実は他の生物の卵でたまたまメギスが出入りしていただけだという可能性も捨ててはいなかった)、今日もお宮前で同様の状況を見てほぼ確信した。
これがメギスの卵だったのだ。
しかし、沢山いる魚なのにも関わらず、これまでの10年間でまったく見れなかったもの(メギスの卵)が2日連続で見つかるなんて!!いったいどういう事???(・・;)
前日は通常は見えない穴の奥の方に産むのに、たまたまイレギュラーな場所に産んでくれたから見れたのだと考えていたのだが、今日のお宮前の産卵床も同じような環境と状況だった。
ラッキーな事が2回続けてあったのだとはとても思えないのだけど。。。
う~ん。。。
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