一応、順調に繁殖期を迎えている魚たち。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.8℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:25-16:55
【潮まわり】 08:25 217cm 満潮 / 15:15 11cm 干潮 / 中潮(月齢:3.3)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:17

今日も午後から海へ。
このブログでも散々、繰り返してきた通り、今年は水温がなかなか上がってこない。

例えば、ここ8年間の今日(6/5)の水温を列記してみる。

【6月5日の屋久島の水温(過去8年間)】
2004年 25.0℃
2005年 23.0℃
2006年 24.5℃
2007年 25.4℃
2008年 24.1℃
2009年 24.5℃
2010年 23.9℃
2011年 21.8℃ (今日)

明らかに圧倒的に今年は水温が低い!
というか、水温の上がり方がものすごくゆっくりで、なかなか温かくならないのだ。。。(・_・;

その影響は魚にもあらわれていて、本来はもっと北の方で見られる魚が爆発的に増えていたり(キタマクラなど)、繁殖開始時期に遅れが出ている魚(ジョーフィッシュなど)もいたりする。
そうは言っても、ほとんどの魚は例年通りの時期に繁殖期に入っており、スズメダイやベラの仲間などはちゃんと繁殖が始まっているものも多い。

お腹が卵でパンパン!ニシキキュウセンのメス
腹が卵でパンパン!ニシキキュウセンのメス
マナベベラ、オスの婚姻色
マナベベラ、オスの婚姻色

ベラ類の産卵はもう一通り始まっていると言っても良いくらいだ。
でも「寒いなぁ。。。」とか言いながら産卵してそう。(笑)

今日の卵の色
今日の卵の色
今日もジョーフィッシュ定点観察エリアをチェック。
エリア内14匹中、オスは7匹いるのだが、そのうちいつ卵を咥えてもおかしくない成魚オスは4匹いるのだが、相変わらず、卵を咥えているオスは1匹だけ。。。
そろそろ咥えてもいい頃なんだけどなぁ。。。(・・;)
1匹なかなか出てこない若魚オス(?)がいて、一瞬オレンジ色の卵を咥えているように見えたのだが、多分勘違い。
またスグにチェックしてみます。。。

白化したイソギンチャク&クマノミの赤ちゃん
白化したイソギンチャク&クマノミの赤ちゃん
今日も昨日とほとんど変わらないコース取り。
潜水時間を1時間以上過ぎてから沖へ出て、特に発見や気づきのないまままた浅場へ。
そして、ここ数日、最後には必ず白化したイソギンチャクの前に陣取る毎日。(笑)
この白化したイソギンチャクがメチャクチャ綺麗なのだ。
最近はクマノミのチビが至る所で目につくようになってきたのだが、この白化イソギンチャクにも数匹。

シライトイソギンチャクは通常、それほど綺麗なイソギンチャクではないのだが、この時ばかりは違う。
白化したイソギンチャクは透明感のある白さでそこに着く魚が際立つのだ。。。

屋久島ではイソギンチャクは冬の低水温で白くなるものが多い。
しかし、そのうちに元に戻るのが常だ。
元に戻ってしまう前に、自分を満足させねば!(笑)

同じようなカットで何枚も何枚も撮ってみるんだけど、なかなか思い通りの絵にならない。。。
小さすぎてピントの山も見えねーし。。。(ーー;)
何か老眼になってきた臭い。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , , ,

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Comment *
Name *
Email
Website

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください