クマノミの卵を今季初確認。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.7℃
【透明度】 5m
【海況】 時化
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:25-12:25
【潮まわり】 04:10 178cm 満潮 / 10:34 76cm 干潮 / 16:28 164cm 満潮 / 若潮(月齢:24.5)
【日の出・日の入】 日出05:37 日没18:53

今日は午後の高速船でGW最初のゲストが来島するので、午前中に潜りに行った。
風邪をひいてしまって2日間ほど寝込んでいたのだが、明日からガイドなので、さすがにちょっとは潜っておかないと心配で仕方がない。。。
まだちょっと咳が止まらず、怠くはあったが、ちょっとだけ潜っておくことにした。

休んでいる間、スタッフから聞く話や他店のブログから水温がグーンと上がって、様々な魚の行動が活発になってきた事を伺わせる記述がチラホラ。。。
海に行ってみると海なしにしてもおかしくないくらいの時化海だったが、いてもたってもいられずエントリー。(笑)

いくつか同業者から聞いていたここ数日の海の動きの中で最も気になっていたのがクマノミの産卵開始だ。
毎年、クマノミの卵は4月の中旬くらいに初確認するのが通例なのだが(2008年が4/15、2009年が4/20、2010年が4/21)、今年はまだ見ていなかった。
それがようやく見れた!
今季初確認だ。

しきりに卵に水流を送る親クマノミ
しきりに卵に水流を送る親クマノミ
プルンプルン、新鮮なクマノミの卵
プルンプルン、新鮮なクマノミの卵

あとで聞いてみると、昨日、新スタッフが産卵を観察した場所らしいので、この卵は昨日の午後に産んだばかりの卵という事になる。

どうせなら、産卵を見たいな。。。と思って、毎年4月の中旬には必ずクマノミの産卵が見られるハタゴイソギンチャクに寄ったが、産卵どころかまだ、産卵前の掃除さえ始まっていなかった。
う~ん。。。今年はかなり遅れている。
これは確実に、今年なかなか水温が上がらない事が原因だ。

まだ真っ赤で綺麗な卵は活き活きとして瑞々しい感じ。
プルンプルンしてる。。。(笑)

白化気味イソギンチャクをバックに。。。
白化気味イソギンチャクをバックに。。。
今年の低水温期は白化したサンゴが多く見られた。
特にハナヤサイサンゴ類の白化が目立ち、それは夏の高水温期に見る白化よりも圧倒的に多い感じがする。
イソギンチャクの白化もたまに見かける。
写真のシライトイソギンチャクは元々が白いので白化がとても解りにくいのだが(^^;)、白化しているともの凄く綺麗なので(笑)実はよく目立つ。。。

しかし、イソギンチャクの白化は割とスグに復活するのだが、ハナヤサイサンゴ類の白化はちょっと心配だ。
スグに藻が生えてきそうな感じ。

それにしても、白化したイソギンチャクをバックに撮るクマノミはやっぱり映えるなぁ。。。(^^;;


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3 Comments

  1. いくつか同業者から聞いていたここ数日の海の動きの中で最も気になっていたのがクマノミの産卵開始だ。毎年、クマノミの卵は4月の中旬くらいに初確認するのが通例なのだが、今年はまだ見ていなかった。それがようやく見れた!今季初確認だ。 http://bit.ly/ligsfK


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